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| :ちなみに、[[機動戦士ガンダム00|後年の作品]]における[[グラハム・エーカー|敵エース]]がこれと同様の趣旨の台詞を吐いているのだが、彼の場合は見事に[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム|有言実行してみせた]]。 | | :ちなみに、[[機動戦士ガンダム00|後年の作品]]における[[グラハム・エーカー|敵エース]]がこれと同様の趣旨の台詞を吐いているのだが、彼の場合は見事に[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタム|有言実行してみせた]]。 |
| ;「ええぃ! 連邦のモビルスーツは化け物か!!」 | | ;「ええぃ! 連邦のモビルスーツは化け物か!!」 |
− | :起動したばかりのガンダムに集中攻撃を仕掛けるが、ほぼ無傷であったことから出た台詞。シャアならずとも、ガンダムを「化け物」だと言いたくなるだろう。 | + | :起動したばかりのガンダムに集中攻撃を仕掛けるが、ほぼ無傷であった事から出た台詞。シャアならずとも、ガンダムを「化け物」だと言いたくなるだろう。 |
| ;「MS同士の格闘戦を初めてやったんだぞ!」 | | ;「MS同士の格闘戦を初めてやったんだぞ!」 |
− | :劇場版にて、補給部隊のガデム大尉から「赤い彗星が補給を欲しがるとはな、ドジを踏んだのか?」とからかわれて、かなり不満げに返している。自信満々という態度を維持するシャアも、初めてのMS戦はやはり相当な緊張を伴っていたようだ。 | + | :劇場版にて、補給部隊の[[ガデム]]から「[[赤い彗星]]が[[補給]]を欲しがるとはな、ドジを踏んだのか?」とからかわれて、かなり不満げに返している。 |
| + | :自信満々という態度を維持するシャアも、初めてのMS戦はやはり相当な緊張を伴っていたようだ。 |
| ; 「ク、クラウン、ザクには大気圏を突破する性能はない。気の毒だが、しかしクラウン、無駄死にではないぞ。お前が連邦軍のモビルスーツを引き付けてくれたおかげで、撃破することができるのだ」 | | ; 「ク、クラウン、ザクには大気圏を突破する性能はない。気の毒だが、しかしクラウン、無駄死にではないぞ。お前が連邦軍のモビルスーツを引き付けてくれたおかげで、撃破することができるのだ」 |
− | :第5話より。部下のクラウンが大気圏に落ちて死んでいくのを見ていることしか出来ないシャア。池田氏の演技も合わせて、シャアにしてはかなり感情的で人間味のあるシーンとなっている。 | + | :第5話より。部下のクラウンが大気圏に落ちて死んでいくのを見ている事しか出来ないシャア。[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏の演技も合わせて、シャアにしてはかなり感情的で人間味のあるシーンとなっている。 |
− | :ただし、コムサイがモビルスーツを2機しか搭載できないにも関わらず、シャアは自機を含む4機のザクで応戦させたため、元々未帰還に陥る可能性が高かったと言わざるを得ない。シャア自身は部下にそこまで深追いさせるつもりはなかったのかもしれないが、クラウンの犠牲は不備のある作戦ゆえの結果だったとも言えなくない。 | + | :ただし、「コムサイがモビルスーツを2機しか搭載できないにも関わらず、シャアは自機を含む4機のザクで応戦させたため、元々未帰還に陥る可能性が高かった」と言わざるを得ない。シャア自身は部下にそこまで深追いさせるつもりはなかったのかもしれないが、「クラウンの犠牲は不備のある作戦故の結果(つまり、無駄死に)だった」とも言えなくない。 |
| ;「これで勝てねば貴様は無能だ」 | | ;「これで勝てねば貴様は無能だ」 |
| :第8話より。ホワイトベースから避難民を降ろすための休戦の申し入れを利用し、陸戦兵器が集結させる。「これで確実に勝てる」と意気込む[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]に対する内心。 | | :第8話より。ホワイトベースから避難民を降ろすための休戦の申し入れを利用し、陸戦兵器が集結させる。「これで確実に勝てる」と意気込む[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]に対する内心。 |
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| ;「ジオンなき後は、ニュータイプの時代だ。アムロ君がこの私の言うことがわかるのなら、私の同志になれ。ララァも喜ぶ」 | | ;「ジオンなき後は、ニュータイプの時代だ。アムロ君がこの私の言うことがわかるのなら、私の同志になれ。ララァも喜ぶ」 |
| :最終話より。アムロとの死闘の末、シャアは彼を自らの同志に誘う。しかし、両者が互いに歩み寄ることは無かった。 | | :最終話より。アムロとの死闘の末、シャアは彼を自らの同志に誘う。しかし、両者が互いに歩み寄ることは無かった。 |
− | :『[[スーパーロボット大戦|第1次]]』では'''「私の言うことがわかるのなら同志になれ!」'''とアレンジされた上で、[[百式]]が敵を[[説得]]する際のセリフとして採用されている。 | + | :『[[スーパーロボット大戦|第1次]]』では'''「私の言うことがわかるのなら同志になれ!」'''とアレンジされた上で、[[百式]]が敵を[[説得]]する際の台詞として採用されている。 |
| ;「ヘルメットがなければ即死だった」 | | ;「ヘルメットがなければ即死だった」 |
| :[[セイラ・マス|セイラ]]がアムロと[[武術・格闘技|決闘]]したシャアの額に傷が付いているのに気付いた際の返答。何かとネタにされやすい台詞でもある。 | | :[[セイラ・マス|セイラ]]がアムロと[[武術・格闘技|決闘]]したシャアの額に傷が付いているのに気付いた際の返答。何かとネタにされやすい台詞でもある。 |
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| ;「ガルマ、私からの手向けだ。姉上と仲良く暮らすがいい…」 | | ;「ガルマ、私からの手向けだ。姉上と仲良く暮らすがいい…」 |
| :この台詞と共に手持ちのバズーカで[[キシリア・ザビ|キシリア]]を謀殺。[[ザビ家]]への復讐を完遂したシャアもまた、炎上する[[ア・バオア・クー]]に消えたはずであったが……。 | | :この台詞と共に手持ちのバズーカで[[キシリア・ザビ|キシリア]]を謀殺。[[ザビ家]]への復讐を完遂したシャアもまた、炎上する[[ア・バオア・クー]]に消えたはずであったが……。 |
− | :ついでに、この時キシリアを射殺するシーン(TV版)では、演出を担当した板野一郎氏によって、首を吹き飛ばされたキシリアの内臓も飛び散るという[[トラウマイベント|スプラッタなもの]]であったが、富野監督が「やり過ぎだ!」と激怒し、点滅画面に差し替えられている(もっとも、劇場版ではグロテスクなバージョンになっているのだが…)。 | + | :ついでに、この時キシリアを射殺するシーン(TV版)では、演出を担当した板野一郎氏によって、「首を吹き飛ばされたキシリアの内臓も飛び散る」という[[トラウマイベント|スプラッタなもの]]であったが、富野監督が「やり過ぎだ!」と激怒し、点滅画面に差し替えられている(もっとも、'''劇場版ではグロテスクなバージョンになっている'''のだが…)。 |
| :なお、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではクワトロがこの台詞を言う。『α』のクワトロはガルマを謀殺した事を深く後悔している発言もあるので、微妙に台無しのような気がしないでもない。 | | :なお、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』ではクワトロがこの台詞を言う。『α』のクワトロはガルマを謀殺した事を深く後悔している発言もあるので、微妙に台無しのような気がしないでもない。 |
| ;「ルロイ!!」<br />「ガンダムは気付いてくれたのだぞ!!」 | | ;「ルロイ!!」<br />「ガンダムは気付いてくれたのだぞ!!」 |
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| :第1話における最初の台詞。[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]強奪作戦の最中、[[アポリー・ベイ|アポリー]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]との回線を通じてのやり取り。3人ともリラックスした様子で、互いの腹の中まで読めているようである。 | | :第1話における最初の台詞。[[ガンダムMk-II (黒)|ガンダムMk-II]]強奪作戦の最中、[[アポリー・ベイ|アポリー]]、[[ロベルト (ガンダム)|ロベルト]]との回線を通じてのやり取り。3人ともリラックスした様子で、互いの腹の中まで読めているようである。 |
| :また、場所がサイド7であること、3機のMSで敵の拠点のコロニーを奇襲するなど、奇しくも話のシチュエーションは前作の第1話「ガンダム、大地に立つ」に酷似したものとなっている。 | | :また、場所がサイド7であること、3機のMSで敵の拠点のコロニーを奇襲するなど、奇しくも話のシチュエーションは前作の第1話「ガンダム、大地に立つ」に酷似したものとなっている。 |
− | ;「この感触…アムロ・レイ…?ララァ・スンか?」 | + | ;「この感触…アムロ・レイ… ?ララァ・スンか?」 |
| :同じく第1話、グリプスの偵察中、[[ニュータイプ]]としての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を察知した時の台詞。 | | :同じく第1話、グリプスの偵察中、[[ニュータイプ]]としての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]を察知した時の台詞。 |
− | ;「ジオンの寄せ集めで作ったコロニーとは言うが、ティターンズの秘密基地という話だ…」<br />「全く応答なし? まぁ、平和なときはこんなものか」 | + | ;「ジオンの寄せ集めで作ったコロニーとは言うが、ティターンズの秘密基地という話だ…」<br />「全く応答無し? まぁ、平和な時はこんなものか」 |
| :同じく第1話、カミーユが宇宙港で[[ジェリド・メサ|ジェリド]]達といざこざを起こしていた頃、グリプスへと接近している最中に呟いた独白。 | | :同じく第1話、カミーユが宇宙港で[[ジェリド・メサ|ジェリド]]達といざこざを起こしていた頃、グリプスへと接近している最中に呟いた独白。 |
| :[[一年戦争]]が終結して7年も経過しているためか、[[地球連邦軍]]もすっかり平和ボケしてしまっているようで、こんなに近づいても迎撃の[[モビルスーツ|MS]]が出てこない様子に少々拍子抜けしている様子である。 | | :[[一年戦争]]が終結して7年も経過しているためか、[[地球連邦軍]]もすっかり平和ボケしてしまっているようで、こんなに近づいても迎撃の[[モビルスーツ|MS]]が出てこない様子に少々拍子抜けしている様子である。 |
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| :嫁さんも貰えない根本的な理由は、死んだ昔の彼女が忘れられないからである。 | | :嫁さんも貰えない根本的な理由は、死んだ昔の彼女が忘れられないからである。 |
| ;「直接、刃物を持って殺さないからさ。手に血が付かない人殺しでは、痛みは分からんのだ」 | | ;「直接、刃物を持って殺さないからさ。手に血が付かない人殺しでは、痛みは分からんのだ」 |
− | :第7話にて、30バンチの惨状を見たカミーユに何故こんな非道な事ができるのかと尋ねられた際の回答。 | + | :第7話にて、30バンチの惨状を見たカミーユに「何故こんな非道な事ができるのか?」と尋ねられた際の回答。現実世界にも当てはまる、名言の一つであろう。 |
| ;「出資者は無理難題を仰る」 | | ;「出資者は無理難題を仰る」 |
− | :[[ウォン・リー]]らエゥーゴの出資者たちが連邦軍の本拠地・ジャブローの攻撃を命令。(ジャブロー攻撃の経験がある)クワトロはこれに反対し、宇宙にあるグリプスの攻撃を主張するが、退けられてしまう。その会話の最後のセリフ。 | + | :[[ウォン・リー]]らエゥーゴの出資者達が連邦軍の本拠地・ジャブローの攻撃を命令。(ジャブロー攻撃の経験がある)クワトロはこれに反対し、宇宙にあるグリプスの攻撃を主張するが、退けられてしまう。その会話の最後の台詞。 |
| :穿った見方をすれば番組スポンサーの注文に対する富野監督の代弁なのかも知れない。 | | :穿った見方をすれば番組スポンサーの注文に対する富野監督の代弁なのかも知れない。 |
| ;「軍隊っていうのは、ああいったものだ。アーガマでは君に甘すぎた。反省をしている」 | | ;「軍隊っていうのは、ああいったものだ。アーガマでは君に甘すぎた。反省をしている」 |
| :第9話で、カミーユをウォンが[[修正]]し、ロッカールームで意識を取り戻したカミーユに答えた台詞。 | | :第9話で、カミーユをウォンが[[修正]]し、ロッカールームで意識を取り戻したカミーユに答えた台詞。 |
− | :ララァの時のようにニュータイプの素養があるという事で特別扱いをしていたが、カミーユの場合は逆効果だったらしく増長を招いてしまい自分の指導の至らなさをクワトロも反省していた。 | + | :ララァの時のように「ニュータイプの素養がある」という事で特別扱いをしていたが、カミーユの場合は逆効果だったらしく増長を招いてしまい自分の指導の至らなさをクワトロも反省していた。 |
| ;「妙だなジャブローの抵抗はこんなものではない。……何があるのだ?」 | | ;「妙だなジャブローの抵抗はこんなものではない。……何があるのだ?」 |
| :第12話ジャブローの風にて、ジャブロー制圧作戦が開始されたが、多くのモビルスーツが揚陸に成功し、予想よりも容易にジャブローのメイン滑走路とメインゲートを制圧できたことに関して。 | | :第12話ジャブローの風にて、ジャブロー制圧作戦が開始されたが、多くのモビルスーツが揚陸に成功し、予想よりも容易にジャブローのメイン滑走路とメインゲートを制圧できたことに関して。 |
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| ;「私は…世直しなど考えていない!!」 | | ;「私は…世直しなど考えていない!!」 |
| :アクシズ坑道内でのアムロの「世直しの事、知らないんだな…!」から始まる批判に関して、かなり感情的になりながらの反論。 | | :アクシズ坑道内でのアムロの「世直しの事、知らないんだな…!」から始まる批判に関して、かなり感情的になりながらの反論。 |
− | :アクシズ落としの真の目的からして、シャアの真意はスペースノイドに地球が大切な存在だと思い出させることにあった。しかしこの言葉は、ネオ・ジオンの将兵たちやスウィート・ウォーターの難民などシャアを支持している層からしてみれば寝耳に水といった所だろう。 | + | :'''アクシズ落としの真の目的からして、シャアの真意は「スペースノイドに地球が大切な存在だと思い出させる事」にあった'''。 |
| + | :しかし、この言葉はネオ・ジオンの将兵達やスウィート・ウォーターの難民等、'''シャアを支持している層からしてみれば「寝耳に水」'''といった所だろう。 |
| ;「情けないモビルスーツと戦って、勝つ意味があるのか!?」 | | ;「情けないモビルスーツと戦って、勝つ意味があるのか!?」 |
− | :アムロに対してサイコフレームを流出させた理由。「情けないモビルスーツ」とは、「サイコフレームを搭載していない状態のνガンダム」の事を指しており、劇中で既にサイコフレームはνガンダムに搭載されており劇場版では存在してないが、ベルトーチカ・チルレドンではサイコフレームを搭載していないνガンダムが登場する。 | + | :アムロに対してサイコフレームを流出させた理由。'''「情けないモビルスーツ」とは、「サイコフレームを搭載していない状態のνガンダム」の事'''<ref>非常に誤解されがちだが、'''「情けないモビルスーツ」とは[[リ・ガズィ]]の事を指した言葉ではない'''(もっとも、[[ギュネイ・ガス|ギュネイ]]から「ガンダムモドキ」呼ばわりされているが)。</ref>を指しており、劇中で既にサイコフレームはνガンダムに搭載されており劇場版では存在してないが、ベルトーチカ・チルレドンではサイコフレームを搭載していないνガンダムが登場する。 |
| :アムロと決着を付けるというのが作戦の裏に隠されたシャアの目的の一つでもあったが、小説版『ハイ・ストリーマー』ではこの理由の他に地球潰しを行う自分に怖れを抱き、自分を止めてもらうためにアムロに[[サイコフレーム]]を託した事が判明する。 | | :アムロと決着を付けるというのが作戦の裏に隠されたシャアの目的の一つでもあったが、小説版『ハイ・ストリーマー』ではこの理由の他に地球潰しを行う自分に怖れを抱き、自分を止めてもらうためにアムロに[[サイコフレーム]]を託した事が判明する。 |
| ;「結局、遅かれ早かれこんな悲しみだけが広がって、地球を押しつぶすのだ。ならば人類は、自分の手で自分を裁いて、自然に対し、地球に対して、贖罪しなければならん…。アムロ、なんでこれがわからん…!」 | | ;「結局、遅かれ早かれこんな悲しみだけが広がって、地球を押しつぶすのだ。ならば人類は、自分の手で自分を裁いて、自然に対し、地球に対して、贖罪しなければならん…。アムロ、なんでこれがわからん…!」 |
− | : 地球環境を破壊しながらも地球を独占し宇宙を支配している連邦政府(アースノイド)の傲慢さ、シャアは耐えられなかったことがこの台詞からも読み取れる。 | + | : 地球環境を破壊しながらも地球を独占し宇宙を支配している連邦政府(アースノイド)の傲慢さ、シャアは耐えられなかった事がこの台詞からも読み取れる。 |
| ; 「[[ララァ・スン]]は私の母になってくれるかもしれなかった女性だ! そのララァを殺したお前に言えた事か!」 | | ; 「[[ララァ・スン]]は私の母になってくれるかもしれなかった女性だ! そのララァを殺したお前に言えた事か!」 |
| :劇場版『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』のラストシーンでアムロに対して言った台詞。アムロと並んで稀代のニュータイプとして数えられるシャアだが、今際の際もアムロがララァを殺害した恨みは深かった(確かに、ララァの件はアムロの指摘通り、戦場に連れ出したシャアにも責任は有る)のである。 | | :劇場版『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』のラストシーンでアムロに対して言った台詞。アムロと並んで稀代のニュータイプとして数えられるシャアだが、今際の際もアムロがララァを殺害した恨みは深かった(確かに、ララァの件はアムロの指摘通り、戦場に連れ出したシャアにも責任は有る)のである。 |
− | :'''「お互いをよりよく解りあえるはずのニュータイプである[[主人公]]二人の末路が相互否定であり、これまで数々の名台詞を発したシャアの最後の言葉が甘ったれた恨み言であった」'''という事実が妙に考えさせられる<ref>余談だが、シャアを演じた[[声優]]である池田秀一氏は当初、上記のシャアの甘ったれた台詞に対しては複雑な心境であったという。しかし、後年には'''「情けない部分もまた、シャアという人物の一面なのだ」'''と受け入れている。</ref>。 | + | :'''「お互いをよりよく解りあえるはずのニュータイプである[[主人公]]二人の末路が相互否定であり、これまで数々の名台詞を発したシャアの最後の言葉が甘ったれた恨み言であった」'''という事実が妙に考えさせられる<ref>余談だが、シャアを演じた[[声優]]である[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏は当初、上記のシャアの甘ったれた台詞に対しては複雑な心境であったという。しかし、後年には'''「情けない部分もまた、シャアという人物の一面なのだ」'''と受け入れている。</ref>。 |
− | :『第3次Z時獄篇』では[[フル・フロンタル|フロンタル]]がシャアの負の部分を担った関係でこのやり取りはないが、'''最終話の多元宇宙迷宮でこの顛末がまるごと再現されている。'''迷いを越えた後にこんなものを見ることになったシャアの心境やいかに。 | + | :『第3次Z時獄篇』では[[フル・フロンタル|フロンタル]]がシャアの負の部分を担った関係でこのやり取りはないが、'''最終話の多元宇宙迷宮でこの顛末がまるごと再現されている。'''迷いを越えた後にこんなものを見る事になったシャアの心境やいかに。 |
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| === [[機動戦士ガンダムUC]] === | | === [[機動戦士ガンダムUC]] === |
| ;「潮時……か……」<br />「君に……託す……成すべきと、思ったことを……」 | | ;「潮時……か……」<br />「君に……託す……成すべきと、思ったことを……」 |
− | :OVAおよびテレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』にて最期にシャアがバナージに向けて言った言葉。絶望を払われた男は、次代を担う者に可能性を託して宇宙の闇に去って行った。ほんの一時だけ地球に現れては消える、彗星のように。 | + | :OVAおよびテレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』より。最期にシャアが[[バナージ・リンクス|バナージ]]に向けて言った言葉。 |
| + | :絶望を払われた男は、次代を担う者に可能性を託して宇宙の闇へ去って行った。ほんの一時だけ地球に現れては消える、彗星のように。 |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
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| ;「なんだ!? この今まで出会ったことのない奇妙なプレッシャーは!?」 | | ;「なんだ!? この今まで出会ったことのない奇妙なプレッシャーは!?」 |
| :第3話-1「ガンダム軍事介入」対[[ケロロ軍曹]]の[[戦闘前会話]]。 | | :第3話-1「ガンダム軍事介入」対[[ケロロ軍曹]]の[[戦闘前会話]]。 |
− | :ちなみに、シャア役の池田氏は[[ケロロ軍曹 (TV)|『ケロロ軍曹』]]にて西澤梅雄を演じている。 | + | :ちなみに、シャア役の[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏は[[ケロロ軍曹 (TV)|『ケロロ軍曹』]]にて西澤梅雄を演じている。 |
| ;「フッ…一発殴っておいてよく言う」 | | ;「フッ…一発殴っておいてよく言う」 |
| :第3章「Zの鼓動」にて。[[コネクト・フォース]]への合流後、例によってアムロに素性を問い詰められ、それを制止したカミーユに対しての台詞。どうやら合流前の時点で既に[[修正|やらかした]]らしいが、それにしてもどこか爽やかな反応なのが妙な可笑しさを感じさせる。 | | :第3章「Zの鼓動」にて。[[コネクト・フォース]]への合流後、例によってアムロに素性を問い詰められ、それを制止したカミーユに対しての台詞。どうやら合流前の時点で既に[[修正|やらかした]]らしいが、それにしてもどこか爽やかな反応なのが妙な可笑しさを感じさせる。 |
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| === 劇中での搭乗機体 === | | === 劇中での搭乗機体 === |
| ;[[シャア専用ザク]] | | ;[[シャア専用ザク]] |
− | :赤く塗装した[[ザク (指揮官機)|指揮官用ザクII]]。 | + | :赤く塗装した[[ザク (指揮官機)|指揮官用ザクII]]。シャアの卓越した[[技量]]で'''「通常の3倍の速度」'''を実現させた名機。 |
| ;[[シャア専用ズゴック]] | | ;[[シャア専用ズゴック]] |
| :赤く塗装した後期生産型[[ズゴック]]。 | | :赤く塗装した後期生産型[[ズゴック]]。 |
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| === 他作品での搭乗機体 === | | === 他作品での搭乗機体 === |
| ;[[旧ザク|ザクI]] | | ;[[旧ザク|ザクI]] |
− | :『THE ORIGIN』で赤く塗装された機体に搭乗。<br/>ジオン独立戦争が始まった頃には、ザクIIの一部装備が施された機体に搭乗した。 | + | :『THE ORIGIN』で赤く塗装された機体に搭乗。ジオン独立戦争が始まった頃には、ザクIIの一部装備が施された機体に搭乗した。 |
| ;[[グフ]] | | ;[[グフ]] |
| :当時の絵本で赤い塗装の機体が登場している。 | | :当時の絵本で赤い塗装の機体が登場している。 |
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| **『[[機動戦士ガンダムF90]]』では、2機の疑似人格AIの一つに「C.A」の名前が与えられている。 | | **『[[機動戦士ガンダムF90]]』では、2機の疑似人格AIの一つに「C.A」の名前が与えられている。 |
| **その他『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』等に出演している。 | | **その他『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』等に出演している。 |
− | **『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』(SRW未参戦)でもAI人格として登場、同作のみ声優が『THE ORIGIN』で「本物のシャア・アズナブル」を演じた関俊彦氏になっている。 | + | **『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』(SRW未参戦)でもAI人格として登場、同作のみ声優が『THE ORIGIN』で「本物のシャア・アズナブル」を演じた[[声優:関俊彦|関俊彦]]氏になっている。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |