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| === [[機動武闘伝Gガンダム]] === | | === [[機動武闘伝Gガンダム]] === |
− | 国家は地上を離れ全て独自のコロニーを持つに至っている(そして[[地球]]の管理権を争い[[ガンダムファイト]]が行われる)。'''他のガンダムシリーズと逆に、「環境が整備されたコロニーが国家の本拠地となって支配層・富裕層が住み、荒廃した地球に貧困層が住んでいる」状態'''となっているのが特徴。そのため、コロニーへの密航者が多発したり、チケットを巡って暴動が起こるなどの社会問題も起きている。 | + | 国家は地上を離れ全て独自のコロニーを持つに至っている(そして[[地球]]の管理権を争い[[ガンダムファイト]]が行われる)。'''他のガンダムシリーズと逆に、「環境が整備されたコロニーが国家の本拠地となって支配層・富裕層が住み、荒廃した地球に貧困層が住んでいる」状態となっている'''。そのため、コロニーへの密航者が多発したりチケットを巡って暴動が起こるなどの問題も起きている。 |
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− | 終盤になってやっと各国のコロニーの全容が明らかになるが、例えばネオジャパンコロニーならば「日本列島の形をした大地」、ネオアメリカならば「マンハッタンの街並」といった、その国のステレオタイプなイメージを模したモノが宇宙に浮かび、しかも自由自在に動き回る事が可能と、重力発生のメカニズムやラグランジュポイントといった科学考証を完全に無視した、ある意味『Gガンダム』らしい代物になっている。その一方、科学技術の塊といえるスペースコロニーに住むにはテクノクラート(高水準の機械的知識を持った人間)でなければならない点や、食料や水だけでなく、電力や空気にも莫大な費用が掛かる(富裕層で無ければ住めない)点等を考えると、ある意味本作でのスペースノイドとアースノイドの力関係は、宇宙世紀シリーズよりも現実的ではないかと取れなくもない<ref>宇宙世紀シリーズでも、[[機動戦士ガンダムUC]]の時期には、地球に頼らなくてもスペースノイドの間だけで経済が成り立つとされており、[[フル・フロンタル]](正確には、ジオン共和国首相であるモナハン・バハロ)が「サイド共栄圏」の構想に至っている。</ref>。
| + | 終盤になってやっと各国のコロニーの全容が明らかになるが、例えばネオジャパンコロニーならば「日本列島の形をした大地」、ネオアメリカならば「マンハッタンの街並」といった、その国のステレオタイプなイメージを模したモノが宇宙に浮かび、しかも自由自在に動き回る事が可能と、重力発生のメカニズムやラグランジュポイントといった科学考証を完全に無視した、ある意味『Gガンダム』らしい代物になっている。 |
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| === [[新機動戦記ガンダムW]] === | | === [[新機動戦記ガンダムW]] === |