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== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
 
口を開けば兄に負けず劣らずのロクでもない台詞ばかりが目立つ。彼女が本当の意味で目が覚めるのは物語の最後の最後となる。
 
口を開けば兄に負けず劣らずのロクでもない台詞ばかりが目立つ。彼女が本当の意味で目が覚めるのは物語の最後の最後となる。
;「馴れ馴れしく呼ばないで…貴女なんて姉でも何でもありません! この化け物!」<br />「どうして…どうして生まれてきたんですかァ? 貴女さえ生まれてこなければ…お父様も、お母様も、お兄様も、私も、みんなみんな幸せだった! 貴女がいなければ私が歩けなくなることは無かった…お母様が死ぬ事は無かった!」<br />「貴女が…全部奪ったんです、全部壊したんです! お母様を返して!この化け物…この化け物!! 大ッ嫌い!!」
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;「馴れ馴れしく呼ばないで…貴女なんて姉でも何でもありません! この化け物!」<br />「どうして…どうして生まれてきたんですかァ? 貴女さえ生まれてこなければ…お父様も、お母様も、お兄様も、私も、みんなみんな幸せだった! 貴女がいなければ私が歩けなくなることは無かった…お母様が死ぬ事は無かった!」<br />「貴女が…全部奪ったんです、全部壊したんです! お母様を返して! この化け物…この化け物!! 大っ嫌い!!」
 
:第9話ラスト。駆けつけた姉アンジュリーゼ([[アンジュ]])達に助かったとばかりに近づくも、隠し持っていたナイフでアンジュの上腕を切りつけ、本性を露にし、呆然とする姉に恨み言を叩きつけた。
 
:第9話ラスト。駆けつけた姉アンジュリーゼ([[アンジュ]])達に助かったとばかりに近づくも、隠し持っていたナイフでアンジュの上腕を切りつけ、本性を露にし、呆然とする姉に恨み言を叩きつけた。
 
:露わになったシルヴィアの本性にはアンジュと[[モモカ・荻野目|モモカ]]だけでなく、視聴者もまた衝撃を受けた。
 
:露わになったシルヴィアの本性にはアンジュと[[モモカ・荻野目|モモカ]]だけでなく、視聴者もまた衝撃を受けた。
 
;「今日、お姉さまを捕まえました。とても凶暴で怖かったです。か弱い妹だった私もナイフをぶんぶん振り回していました。酷い扱いでした、まる」
 
;「今日、お姉さまを捕まえました。とても凶暴で怖かったです。か弱い妹だった私もナイフをぶんぶん振り回していました。酷い扱いでした、まる」
:第9話の[[次回予告]]より。9話自体がかなり[[トラウマイベント|暗い話]]な分、非常にブッ飛んだ次回予告。'''お前のようなか弱い妹がいるか'''と突っ込みたくなる事請け合いである。
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:第10話[[次回予告]]より。第9話がかなり[[トラウマイベント|暗い話]]な分、非常にブッ飛んでおり'''「お前のようなか弱い妹がいるか」'''と突っ込みたくなる事請け合いである。
 
;「これは私を馬から落とした罪! これは私を歩けなくした罪! そして、これは生まれてきた罪です!」
 
;「これは私を馬から落とした罪! これは私を歩けなくした罪! そして、これは生まれてきた罪です!」
 
:第10話。処刑台に吊るされたアンジュを容赦無く鞭打つシルヴィア。彼女の姉に対する(筋違いな)恨みの根深さが垣間見える。
 
:第10話。処刑台に吊るされたアンジュを容赦無く鞭打つシルヴィア。彼女の姉に対する(筋違いな)恨みの根深さが垣間見える。
 
:ちなみにこの時、車椅子に乗ったままかなり大振りで腰が入ったフォームで鞭を振るっているが、下半身が動かせない身体状況の筈なのに、苦も無くそれをやってのけている、[[伏線|という事は…?]]
 
:ちなみにこの時、車椅子に乗ったままかなり大振りで腰が入ったフォームで鞭を振るっているが、下半身が動かせない身体状況の筈なのに、苦も無くそれをやってのけている、[[伏線|という事は…?]]
;「…酷い?このノーマが、汚らわしく暴力的で反社会的な化け物が、私のお姉様だったのですよ!それ以上に酷いことが、この世にあって!?謝りなさい!私がノーマだから悪いんです、ごめんなさいって!」
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;「…酷い? このノーマが、汚らわしく暴力的で反社会的な化け物が、私のお姉様だったのですよ! それ以上に酷いことが、この世にあって!? 謝りなさい! 私がノーマだから悪いんです、ごめんなさいって!」
:同話。モモカに鞭打ちを止めるよう懇願されるも、恨み言でさらに追い打ちをかける。直後民衆の中からそれに同意する声が次々と上がる。その中にはアンジュの友であったアキホの姿もあった…。
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:同上。モモカに鞭打ちを止めるよう懇願されるも、恨み言でさらに追い打ちをかける。直後民衆の中からそれに同意する声が次々と上がる。その中にはアンジュの友であったアキホの姿もあった…。
;(あの人、もう来ませんよね…?これで良かったんですよね、お兄様…!?)
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;(あの人、もう来ませんよね…? これで良かったんですよね、お兄様…!?)
 
:第11話冒頭、処刑場での騒ぎを思い出し悲鳴と共に跳ね起きるシルヴィア。兄と共謀してまでおびき寄せておいてこの言い草である。
 
:第11話冒頭、処刑場での騒ぎを思い出し悲鳴と共に跳ね起きるシルヴィア。兄と共謀してまでおびき寄せておいてこの言い草である。
;「近衛長官…あなた、一体…!?」<br />「ッ…助けて! アンジュリーゼお姉様ーッ!!」
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;「近衛長官…あなた、一体…!?」<br />「っ…助けて! アンジュリーゼお姉様ーっ!!」
:第11話冒頭、リィザの秘密を見てしまった事で思わず発した言葉。アンジュを自分自身で追い出しておきながら、助けを懇願するシルヴィアの図々しさがよくわかる。
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:同上、リィザの[[アウラの民|秘密]]を見てしまった事で思わず発した言葉。アンジュを自分自身で追い出しておきながら、助けを懇願するシルヴィアの図々しさがよくわかる。
;「この役立たず!これは四巻ではありませんか!私が持って来いと言ったのは三巻です!」<br />「この私に毒を盛るなんて…おじ様が助けてくれなければ一生目が覚めない所だったのですよ!」<br />「おじ様のお情けで生かして貰っている事を忘れたのですか!?このトカゲ女!!」
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;「この役立たず! これは四巻ではありませんか! 私が持って来いと言ったのは三巻です!」<br />「この私に毒を盛るなんて…おじ様が助けてくれなければ一生目が覚めない所だったのですよ!」<br />「おじ様のお情けで生かして貰っている事を忘れたのですか!? このトカゲ女!!」
:第19話より。クリスに案内された書斎でアンジュ達が目にした光景は、枷を嵌められた全裸のリィザを鞭打つシルヴィアの姿だった。11話冒頭でリィザに捕まった後はどうやら毒を盛られ昏睡状態に陥っていたようだが、エンブリヲに助けられたことで完全に依存してしまったようだ。鞭打たれたリィザから呻きと共に反抗の視線を向けられるも、「口答えをしない!」とさらに鞭打つのだった。
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:第19話より。クリスに案内された書斎でアンジュ達が目にした光景は、枷を嵌められた全裸のリィザを鞭打つシルヴィアの姿だった。第11話冒頭でリィザに捕まった後はどうやら毒を盛られ昏睡状態に陥っていたようだが、エンブリヲに助けられたことで完全に依存してしまったようだ。鞭打たれたリィザから呻きと共に反抗の視線を向けられるも、「口答えをしない!」とさらに鞭打つのだった。
;「殺しに来たのですね、私を!? お父様を、お母様を、お兄様を殺め、最後に私を殺しに来た…そうなのでしょう!? 来ないで!この殺人鬼!」<br />アンジュ「ちょっと、話を…!」<br />「助けてください…おじ様、 おじ様ァ!!」
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;シルヴィア「殺しに来たのですね、私を!? お父様を、お母様を、お兄様を殺め、最後に私を殺しに来た…そうなのでしょう!? 来ないで! この殺人鬼!」<br />アンジュ「ちょっと、話を…!」<br />シルヴィア「助けてください…おじ様、 おじ様ァ!!」
 
:同話、リィザが視線を向けた事でアンジュに気付き、悲鳴を上げる。自分への報復に来たと思い込んだシルヴィアは一方的にアンジュを罵倒し、[[エンブリヲ]]に助けを懇願した。
 
:同話、リィザが視線を向けた事でアンジュに気付き、悲鳴を上げる。自分への報復に来たと思い込んだシルヴィアは一方的にアンジュを罵倒し、[[エンブリヲ]]に助けを懇願した。
 
;「大人しく牢屋に戻りなさい! さもなくば、エンブリヲおじ様に折檻してもらいますわよ!?」
 
;「大人しく牢屋に戻りなさい! さもなくば、エンブリヲおじ様に折檻してもらいますわよ!?」
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:第22話より。エンブリヲの世界融合の影響で世界中でマナが使えなくなったため、シルヴィアも車椅子が使用できずに誰もいない廊下で転倒。その時に周囲に向けてこう叫んだのだが、'''視聴者からはほぼ間違いなく失笑を買ったであろう内容となっている'''。
 
:第22話より。エンブリヲの世界融合の影響で世界中でマナが使えなくなったため、シルヴィアも車椅子が使用できずに誰もいない廊下で転倒。その時に周囲に向けてこう叫んだのだが、'''視聴者からはほぼ間違いなく失笑を買ったであろう内容となっている'''。
 
:兄ジュリオ死後、生き残っているミスルギの皇族はシルヴィアしかいないため、必然的にそうなるのは分かるが、彼女の国内処遇が明確ではなく不意打ち的に発言が飛び出したため、ネタ台詞としか思えない状態に。どこまでも他力本願なシルヴィアの[[性格]]を表しているともとれるが。
 
:兄ジュリオ死後、生き残っているミスルギの皇族はシルヴィアしかいないため、必然的にそうなるのは分かるが、彼女の国内処遇が明確ではなく不意打ち的に発言が飛び出したため、ネタ台詞としか思えない状態に。どこまでも他力本願なシルヴィアの[[性格]]を表しているともとれるが。
;「知りません! そんな事…」<br />「私は何も悪くありません! こっちへ来ないで…」
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;「知りません! そんな事…」<br />「私は何も悪くありません! こっちへ来ないで…」
:第23話。混乱の中、皇宮の中にまで押し入ってきた市民たちに助けを懇願された挙句、何故こんな大事になるまで放置していたのかと責任まで追及される。実際、シルヴィアは本当に何も知らないのだが、傍から見れば同じレベルの醜い争いである。
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:第23話。混乱の中、皇宮の中にまで押し入ってきた市民達に助けを懇願された挙句、何故こんな大事になるまで放置していたのかと責任まで追及される。実際、シルヴィアは本当に何も知らないのだが、傍から見れば同じレベルの醜い争いである。
;「私が歩けないのはご存知でしょう!?歩けなくしたのはあなたなのですから!」<br />「助けて…助けてください…!私はあなたの妹なのですよ!?」
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;「私が歩けないのはご存知でしょう!? 歩けなくしたのはあなたなのですから!」<br />「助けて…助けてください…! 私はあなたの妹なのですよ!?」
 
:同話。アンジュから自身の怪我が完治している事を告げられるが、それでも尚も助けを懇願するシルヴィア。業を煮やしたアンジュは妹の為に引き金を引く…。
 
:同話。アンジュから自身の怪我が完治している事を告げられるが、それでも尚も助けを懇願するシルヴィア。業を煮やしたアンジュは妹の為に引き金を引く…。
 
;「お姉様…」
 
;「お姉様…」
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:最後の最後でようやく自分の力で歩いて生きることを決意したシルヴィア。この言葉を放った時、もうかつてのように甘ったれの他力本願だった頃の姿はどこにもなかった。
 
:最後の最後でようやく自分の力で歩いて生きることを決意したシルヴィア。この言葉を放った時、もうかつてのように甘ったれの他力本願だった頃の姿はどこにもなかった。
 
:それどころか、「マナ」と「アウラ」の消失により、現代地球に例えると電気と発電所がすべて消失した文明崩壊レベルの惨状の中、銃器を確保しレジスタンスを統率する女傑ぶりを見せる。
 
:それどころか、「マナ」と「アウラ」の消失により、現代地球に例えると電気と発電所がすべて消失した文明崩壊レベルの惨状の中、銃器を確保しレジスタンスを統率する女傑ぶりを見せる。
:…ちなみに、姉に負けず劣らずの成長ぶりと、この時の姿が9話のアンジュ同様のアーミールックスタイルであったために、'''ミスルギ皇族は女傑ばかり'''と視聴者から若干ネタにされてもいる。
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:…ちなみに、姉に負けず劣らずの成長ぶりと、この時の姿が第9話のアンジュ同様のアーミールックスタイルであったために、'''ミスルギ皇族は女傑ばかり'''と視聴者から若干ネタにされている。
 
:加えて、この時に出てくるレジスタンスのメンバー達の中に一人だけ[[モモカ・荻野目|モモカ]]のようなメイド服姿の女性が混じっており(ちなみに他のメンバーは軍服姿や私服の上に防弾チョッキ姿など「らしい」格好の面子ばかりである)、シルヴィアの成長ぶりの脇で一抹のシュールさを放っている(服装がモモカのものに酷似しているため、おそらくは以前からミスルギ皇族に仕えていた者であろうと推測される)。
 
:加えて、この時に出てくるレジスタンスのメンバー達の中に一人だけ[[モモカ・荻野目|モモカ]]のようなメイド服姿の女性が混じっており(ちなみに他のメンバーは軍服姿や私服の上に防弾チョッキ姿など「らしい」格好の面子ばかりである)、シルヴィアの成長ぶりの脇で一抹のシュールさを放っている(服装がモモカのものに酷似しているため、おそらくは以前からミスルギ皇族に仕えていた者であろうと推測される)。
 
:ツッコミどころも無くはないが、頼れる仲間と、何より本人にこれだけのバイタリティがあれば、いずれは前述の「女帝」発言が世迷いごとでなく正しい意味で実現する日が来る…かもしれない。
 
:ツッコミどころも無くはないが、頼れる仲間と、何より本人にこれだけのバイタリティがあれば、いずれは前述の「女帝」発言が世迷いごとでなく正しい意味で実現する日が来る…かもしれない。
114行目: 114行目:  
:事実、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]はこのメッセージを'''「悲しみを装う裏にドス黒い怒りと憎しみが渦を巻いていた」'''と評している。
 
:事実、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]はこのメッセージを'''「悲しみを装う裏にドス黒い怒りと憎しみが渦を巻いていた」'''と評している。
 
:もっとも、サブタイトルが上記のように「決別」であるため、原作などを知らずとも、何となく展開を予想出来たプレイヤーもいたと思われる。
 
:もっとも、サブタイトルが上記のように「決別」であるため、原作などを知らずとも、何となく展開を予想出来たプレイヤーもいたと思われる。
; 「全員、諦めるな!私たちの戦う意思は、必ず[[エクスクロス]]に届く! 戦って、未来をつかみとる!…私に続けーっ!! (お姉様…。あなたの強さ…信じています…)」
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; 「全員、諦めるな! 私たちの戦う意思は、必ず[[エクスクロス]]に届く! 戦って、未来をつかみとる!…私に続けーっ!! (お姉様…。あなたの強さ…信じています…)」
 
: 『[[スーパーロボット大戦X|X]]』最終話、[[魔獣エンデ]]と対峙の際に、召喚された[[聖龍妃]]を通してからのエール。
 
: 『[[スーパーロボット大戦X|X]]』最終話、[[魔獣エンデ]]と対峙の際に、召喚された[[聖龍妃]]を通してからのエール。
 
: この時、[[タスク]]と[[モモカ・荻野目|モモカ]]は驚嘆している。
 
: この時、[[タスク]]と[[モモカ・荻野目|モモカ]]は驚嘆している。
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