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小説版によるとマリアンヌの手によって兄同様遺伝子操作を行われており、[[C.C.]]の遺伝子にも含まれている「C感応因子」と呼ばれる因子を埋め込まれている事で、触れた人間の心が読める「精神感応」の力を備える事になり、また[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]の策略で[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の[[ギアス]]をかけられ、両目が見えなくなってしまった事で、精神感応の力が急激に発達していく事になった。ちなみにマリアンヌは、ナナリーが赤ん坊の頃、五感をわざと潰す事によって精神感応の力を上昇させようと画策していたが、研究員に止められ、シャルルもナナリーを気に入っていた事から、「この時」は諦めている。
 
小説版によるとマリアンヌの手によって兄同様遺伝子操作を行われており、[[C.C.]]の遺伝子にも含まれている「C感応因子」と呼ばれる因子を埋め込まれている事で、触れた人間の心が読める「精神感応」の力を備える事になり、また[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]の策略で[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の[[ギアス]]をかけられ、両目が見えなくなってしまった事で、精神感応の力が急激に発達していく事になった。ちなみにマリアンヌは、ナナリーが赤ん坊の頃、五感をわざと潰す事によって精神感応の力を上昇させようと画策していたが、研究員に止められ、シャルルもナナリーを気に入っていた事から、「この時」は諦めている。
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また、小説版ではナナリーの大人しい性格は幼少期に母を失い、彼女を護るために苦労していたルルーシュに配慮して我侭を自制した結果、形成されたものだが、本質は一切変わっていない。結果、ナナリーの本性は苛烈な人活の持ち主が多いとされる他のブリタニア皇族に劣るものではなく、彼女自身も非常に芯の強い部分を覗かせる。ある意味で彼女はルルーシュに負担を掛けまいと兄や周囲の人々に「'''大人しい少女という仮面を掛けて生きてきた'''」ともいえ、そうした本質に気付いた者は殆どいなかった。ただし、シュナイゼルの副官である[[カノン・マルディーニ]]のみはナナリーの事を「'''怖い'''」と称しており、マリアンヌに通じる苛烈さに感づいていた節がある。
    
ちなみに[[ドラマCD]]のいわゆるギャグ回では結構黒い。こんなところでも母親の血を色濃く受け継いでいるのだろうか……。
 
ちなみに[[ドラマCD]]のいわゆるギャグ回では結構黒い。こんなところでも母親の血を色濃く受け継いでいるのだろうか……。
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ダモクレス攻防戦後、シュナイゼルや黒の騎士団のメンバーと共に処刑のパレードに出される事になり、特に自身は真っ赤な奴隷装束を着せられ、歩けないのを知られていながら足枷をはめられる等、完全にさらし者の状態にされていた。しかし、ゼロ(スザク)がルルーシュを打倒すべく現れ、ゼロによって致命傷を負わされたルルーシュが自らの元に転げ落ちてきた際、精神感応によってルルーシュが自らの全てを犠牲にして憎しみに包まれた世界を変えようとしていた真意を知る。兄の本心に気付けなかった事を後悔したナナリーは、ルルーシュの前で力の限り彼への愛を叫んだが、ルルーシュはその直後に静かに息を引き取る事になり、何も知らない周囲の民衆がゼロを賛美する中、ナナリーはただ一人、死んで逝ったルルーシュにすがって泣き叫ぶのだった。
 
ダモクレス攻防戦後、シュナイゼルや黒の騎士団のメンバーと共に処刑のパレードに出される事になり、特に自身は真っ赤な奴隷装束を着せられ、歩けないのを知られていながら足枷をはめられる等、完全にさらし者の状態にされていた。しかし、ゼロ(スザク)がルルーシュを打倒すべく現れ、ゼロによって致命傷を負わされたルルーシュが自らの元に転げ落ちてきた際、精神感応によってルルーシュが自らの全てを犠牲にして憎しみに包まれた世界を変えようとしていた真意を知る。兄の本心に気付けなかった事を後悔したナナリーは、ルルーシュの前で力の限り彼への愛を叫んだが、ルルーシュはその直後に静かに息を引き取る事になり、何も知らない周囲の民衆がゼロを賛美する中、ナナリーはただ一人、死んで逝ったルルーシュにすがって泣き叫ぶのだった。
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エピローグでは、ブリタニア第100代皇帝に即位すると同時に帝制廃止と全植民地解放を宣言、名目上最後のブリタニア皇帝となった。その後はブリタニア側の代表となり、世界を救ったゼロ(スザク)と、シュナイゼルの二人を引き連れて来日。日本の首相になった[[扇要|扇]]と握手を交わしている。また、後にアッシュフォードをゼロ(スザク)と共に来訪した際は、記憶改竄のギアスは[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]によって解除されている模様。
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エピローグでは、ブリタニア第100代皇帝に即位すると同時に帝政廃止と全植民地解放を宣言、名目上最後のブリタニア皇帝となった。その後はブリタニア側の代表となり、世界を救ったゼロ(スザク)と、シュナイゼルの二人を引き連れて来日。日本の首相になった[[扇要|扇]]と握手を交わしている。また、後にアッシュフォードをゼロ(スザク)と共に来訪した際は、記憶改竄のギアスは[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]によって解除されている模様。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;カリーヌ・ネ・ブリタニア
 
;カリーヌ・ネ・ブリタニア
 
:第5皇女。異母姉であるが彼女はナナリーが自分と同じ血を分けていることを疎ましく思っており、皇族に復帰してからはいびられた。SRW未登場。
 
:第5皇女。異母姉であるが彼女はナナリーが自分と同じ血を分けていることを疎ましく思っており、皇族に復帰してからはいびられた。SRW未登場。
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;[[カノン・マルディーニ]]
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:シュナイゼルの部下。本編では会話等は無かったが、小説版では彼は「'''ナナリーを怖い'''」と称している。また、ダモクレスを自爆させようとする際のナナリーを見捨てようとするシュナイゼルに驚愕しており、皇族である彼女には敬意を持っていたと思われる。
 
;[[シャルル・ジ・ブリタニア]]
 
;[[シャルル・ジ・ブリタニア]]
 
:父親。兄とは違い、ナナリーは父を憎むことはせず、何か理由があって自分たちを[[日本]]に送り込んだのではないかと思っている。『R2』では彼によってエリア11の総督に任じられた。
 
:父親。兄とは違い、ナナリーは父を憎むことはせず、何か理由があって自分たちを[[日本]]に送り込んだのではないかと思っている。『R2』では彼によってエリア11の総督に任じられた。
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;「お兄様は悪魔です! 卑劣で…卑怯で! なんて…なんてひどい!」
 
;「お兄様は悪魔です! 卑劣で…卑怯で! なんて…なんてひどい!」
 
:ルルーシュにギアスをかけられダモクレスの鍵を渡してしまった直後に発した罵倒。この時の無言で立ち去るルルーシュの顔は苦渋に満ちていた。
 
:ルルーシュにギアスをかけられダモクレスの鍵を渡してしまった直後に発した罵倒。この時の無言で立ち去るルルーシュの顔は苦渋に満ちていた。
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:小説版ではモノローグで続きがあり、「'''なぜ、分かってくれない。私はただ貴方のそんな姿を見たくないだけなのに。お兄さまにこれ以上の罪を犯してほしくないだけなのに――'''」と嗚咽する。
 
;「そんな…お兄様は、今まで……お兄様、愛しています!」<br />「お兄様! いや! 目を開けてください! お兄様! お兄様―――!!」
 
;「そんな…お兄様は、今まで……お兄様、愛しています!」<br />「お兄様! いや! 目を開けてください! お兄様! お兄様―――!!」
 
:ゼロ・レクイエムにて。全てを悟ったナナリーはゼロに討たれたルルーシュの手を取り、涙を流すが…
 
:ゼロ・レクイエムにて。全てを悟ったナナリーはゼロに討たれたルルーシュの手を取り、涙を流すが…
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