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;(これが終わったら、俺は足を洗う。そしたら、俺と一緒に…)<br />(この左の眼は『過去』を見てるんだ)
 
;(これが終わったら、俺は足を洗う。そしたら、俺と一緒に…)<br />(この左の眼は『過去』を見てるんだ)
 
:Session#13でコラージュ的に散りばめられた過去の記憶と共に、スパイクの脳内へと響くモノローグ。映像はもとより、同時に響いてくるジュリアやビシャスのモノローグも、スパイクの過去や本質を窺わせるもので統一されている。
 
:Session#13でコラージュ的に散りばめられた過去の記憶と共に、スパイクの脳内へと響くモノローグ。映像はもとより、同時に響いてくるジュリアやビシャスのモノローグも、スパイクの過去や本質を窺わせるもので統一されている。
;「ビシャス! お前みたいな奴を護って命を落としたんじゃ、リンも救われねえッ!!」
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;「ビシャス! お前みたいな奴を護って命を落としたんじゃ、リンも救われねえ!!」
 
:同・Session#13より。自身を庇って落命した部下・リンの死にすら何の感情も見せぬビシャスへ激昂し、猛然とドッグファイトを挑むが機体性能や攻撃力はビシャス機の方が上回っていた。
 
:同・Session#13より。自身を庇って落命した部下・リンの死にすら何の感情も見せぬビシャスへ激昂し、猛然とドッグファイトを挑むが機体性能や攻撃力はビシャス機の方が上回っていた。
 
;「過去はどうあれ、未来は有るだろ?」
 
;「過去はどうあれ、未来は有るだろ?」
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;「俺はこの話が嫌いだ」
 
;「俺はこの話が嫌いだ」
 
;「……俺は、猫が嫌いだ」
 
;「……俺は、猫が嫌いだ」
:Session#26。ジェットとの最後の語り。危地に飛び込むのは自分が生きていると実感するためではなく、「本当は夢を視ているだけなのかもしれない。だから死んだら、また違う夢を見始める」――そう思っていた。けれどジュリアと出会って、スパイクは初めて生きていることを実感できたがそのジュリアはもう、いない。なら自分はどうなるのだろう。だからこそ彼は征く。宿敵と決着をつけ、誰のものでもない現実の時間を進めるために。
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:Session#26(最終話)。ジェットとの最後の語り。危地に飛び込むのは自分が生きていると実感するためではなく、「本当は夢を視ているだけなのかもしれない。だから死んだら、また違う夢を見始める」――そう思っていた。けれどジュリアと出会って、スパイクは初めて生きていることを実感できたがそのジュリアはもう、いない。なら自分はどうなるのだろう。だからこそ彼は征く。宿敵と決着をつけ、誰のものでもない現実の時間を進めるために。
 
:ちなみにこの語りは『100万回生きたねこ』という絵本が元ネタであり、あるいはこの『カウボーイビバップ』の世界でもこの絵本は存在しており、それを引き合いにして彼は語ったのかもしれない。
 
:ちなみにこの語りは『100万回生きたねこ』という絵本が元ネタであり、あるいはこの『カウボーイビバップ』の世界でもこの絵本は存在しており、それを引き合いにして彼は語ったのかもしれない。
 
;「バァーン!」
 
;「バァーン!」
:最終話。ビシャスとの決着をつけ、致命傷としか思えないほどの傷を負ったスパイクが階段を下りていく。光が差し、一段一段ゆっくりとした様はまるで聖者のようで神々しさを覚えた面々は誰にも命じられるでもなく武器を下ろして見上げていた。いつものおどけた調子で撃つ仕草をすると、スパイクは倒れ込んだ。満足したような、笑みを浮かべて――。
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:Session#26ラストより。ビシャスとの決着をつけ、致命傷としか思えないほどの傷を負ったスパイクが階段を下りていく。光が差し、一段一段ゆっくりとした様はまるで聖者のようで神々しさを覚えた面々は誰にも命じられるでもなく武器を下ろして見上げていた。いつものおどけた調子で撃つ仕草をすると、スパイクは倒れ込んだ。満足したような、笑みを浮かべて――。
    
== 迷台詞 ==   
 
== 迷台詞 ==   
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