36行目: |
36行目: |
| :初参戦、'''独立した作品として扱い機体のみの参戦'''は史上初。ただし、単にファンサービスだけの[[いるだけ参戦|機体のみ参戦]]ではなく、前述の通りバーチャロンシリーズのスタッフから'''シナリオの監修'''(=物語があること)も行われることが予めアナウンスされていた(『[[K]]』の『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』と同様だが、今回は予めアナウンスである)。 | | :初参戦、'''独立した作品として扱い機体のみの参戦'''は史上初。ただし、単にファンサービスだけの[[いるだけ参戦|機体のみ参戦]]ではなく、前述の通りバーチャロンシリーズのスタッフから'''シナリオの監修'''(=物語があること)も行われることが予めアナウンスされていた(『[[K]]』の『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』と同様だが、今回は予めアナウンスである)。 |
| :当初は「[[マジンカイザーSKL]]」の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい性格だが、ハザードやキバなど、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「フェイ」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみにバーチャロイド特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。 | | :当初は「[[マジンカイザーSKL]]」の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい性格だが、ハザードやキバなど、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「フェイ」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみにバーチャロイド特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。 |
| + | :いわゆるゲスト参戦的な役回りではあるが、「SKL」や本作オリジナルの展開に絡んでくる。 本作におけるフェイの正体は、 [[奇械島]]で開発された[[粒子加速炉]]の試作型が、[[オデュサイト]]によって増幅された「意志」もろとも時空の彼方へ消えた際、入れ替わりに現れた「異世界の『意志』」。また、単なるコラボネタかと思いきや、劇中の描写を見る限り、本作においては'''「彼女」が実際にフェイの中にいる'''らしい。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージに立った際は「わたしたち」と彼女の存在を示している。 |
| + | :キャラクターとしては歌つながりで「[[マクロスF]]」とよく絡む。宇宙ルートでは「歌」で[[バジュラ]]を撤退させる見せ場も。その他、[[ELS]]などの敵に対して「音」や「声」を聴きとるなどそちらの方面への感性が高い模様。終盤ではシェリルから、マオが探していた風や海、空にさえ心を通わせる歌姫「ハート・オブ・ディーヴァ」であることが示唆されている。 |
| :SDガンダム達とは違いサイズはMだが、かなり運動性が高く、「集中」を使うだけで大抵の攻撃はかわしてしまう。ついでに本人はカウンター持ちなので、連続ターゲット補正がかかる前に撃ち落としてしまうこともある。見た目や戦闘演出はともかく、ユニット性能を見ると典型的な回避型のオトリ役である。 | | :SDガンダム達とは違いサイズはMだが、かなり運動性が高く、「集中」を使うだけで大抵の攻撃はかわしてしまう。ついでに本人はカウンター持ちなので、連続ターゲット補正がかかる前に撃ち落としてしまうこともある。見た目や戦闘演出はともかく、ユニット性能を見ると典型的な回避型のオトリ役である。 |
| :ハンドショット以外はすべて特殊効果つきのため、固有技能「歌姫」によって効果がどんどん上がっていく。オールキャンセラー持ちの大ボスにはパワー不足が否めないが、雑魚相手の対多数戦闘では射程の短い[[ディスィーブ]]や弾数の不安な[[プリテンダー]]以上の活躍が見込める。「集中」「直感」をかけたフェイを敵陣に放り込み、特殊効果で弱った敵を後続で撃ち落として気力を上げていく、という運用がベター。大ボス戦では「脱力」で防御能力を封じつつ、「エモーショナル・ウェーブ」で味方の強化に回ると無駄がない。 | | :ハンドショット以外はすべて特殊効果つきのため、固有技能「歌姫」によって効果がどんどん上がっていく。オールキャンセラー持ちの大ボスにはパワー不足が否めないが、雑魚相手の対多数戦闘では射程の短い[[ディスィーブ]]や弾数の不安な[[プリテンダー]]以上の活躍が見込める。「集中」「直感」をかけたフェイを敵陣に放り込み、特殊効果で弱った敵を後続で撃ち落として気力を上げていく、という運用がベター。大ボス戦では「脱力」で防御能力を封じつつ、「エモーショナル・ウェーブ」で味方の強化に回ると無駄がない。 |
112行目: |
114行目: |
| :エモーショナル・ウェーブ使用時の戦闘曲で、初音ミクのボーカルつき。元楽曲は初代バーチャロンの第1ステージにかかるBGMで、バーチャロンがシリーズ化されてからはテムジン系列VRのテーマ曲となった。今までのスパロボシリーズでも[[チーフ]]のデフォルト戦闘BGMとして必ず収録されていた(シリーズの初出は第3次α)が、フェイのみしか参戦していないUXでさえその伝統は受け継がれたこととなった。ボーカル曲としてアレンジされるのはUXが初。こちらの編曲者はsamfree氏。 | | :エモーショナル・ウェーブ使用時の戦闘曲で、初音ミクのボーカルつき。元楽曲は初代バーチャロンの第1ステージにかかるBGMで、バーチャロンがシリーズ化されてからはテムジン系列VRのテーマ曲となった。今までのスパロボシリーズでも[[チーフ]]のデフォルト戦闘BGMとして必ず収録されていた(シリーズの初出は第3次α)が、フェイのみしか参戦していないUXでさえその伝統は受け継がれたこととなった。ボーカル曲としてアレンジされるのはUXが初。こちらの編曲者はsamfree氏。 |
| :余談だが、解禁されるのが'''蒼穹作戦の最中'''でステージ名が「'''蒼穹~そら~'''」と完璧なコラボレーションである。 | | :余談だが、解禁されるのが'''蒼穹作戦の最中'''でステージ名が「'''蒼穹~そら~'''」と完璧なコラボレーションである。 |
− | <!-- == 対決・名場面など ==
| + | == 対決・名場面など == |
| ;舞い上がれ、空の『蒼穹』へ | | ;舞い上がれ、空の『蒼穹』へ |
| :自軍の猛攻撃によって[[イドゥン]]は「戦いの痛み」と「存在することへの苦しみ」、「いなくなることへの恐怖」を理解し、苦しみだした。その事を知った[[フェイ・イェンHD|フェイ]]は[[マークニヒト]]率いる[[フェストゥム]]のところに向かい、己の中へ向かい合おうと彼に語りかけた。イドゥンはそんな彼女を否定するべく排除せんとするが、それでもフェイは屈することなくその場で歌い上げた。 | | :自軍の猛攻撃によって[[イドゥン]]は「戦いの痛み」と「存在することへの苦しみ」、「いなくなることへの恐怖」を理解し、苦しみだした。その事を知った[[フェイ・イェンHD|フェイ]]は[[マークニヒト]]率いる[[フェストゥム]]のところに向かい、己の中へ向かい合おうと彼に語りかけた。イドゥンはそんな彼女を否定するべく排除せんとするが、それでもフェイは屈することなくその場で歌い上げた。 |
| :全てを包み込む母の如き歌声はイドゥンやフェストゥムが忘れられていた感情を思い出し、[[シェリル・ノーム|シェリル]]はその姿に、かつて[[マオ・ノーム|祖母]]が探し求めた風の探し手を想起する。 | | :全てを包み込む母の如き歌声はイドゥンやフェストゥムが忘れられていた感情を思い出し、[[シェリル・ノーム|シェリル]]はその姿に、かつて[[マオ・ノーム|祖母]]が探し求めた風の探し手を想起する。 |
− | :そしてその歌は風や海、蒼穹を超え、竜宮島にいる子供たちにも届き、存在することができなくなる恐怖で震えだした乙姫も島に生ける者たちの母となるように、島のミールと一体化することを決心した。--> | + | :そしてその歌は風や海、蒼穹を超え、竜宮島にいる子供たちにも届き、存在することができなくなる恐怖で震えだした乙姫も島に生ける者たちの母となるように、島のミールと一体化することを決心した。 |
| | | |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |