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402 バイト追加 、 2019年6月17日 (月) 01:28
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彼の行動原理は『DESTINY』作中において特に触れられておらず、『SEED』時代に友人アスランとそれぞれの友人を殺し合ってしまった事や、[[民間人]]の少女であったエルに続いてフレイを守れなかった事などの痛い過去があった故に、戦争による人の死が極度なトラウマとなってしまい、血みどろの戦争を否定して自らの力で止めようとした背景があると思われるが、あまりにも理想を追いすぎてしまったという意見もある。これは彼の心理描写があまりにも少なかったことが原因と言える。「小説版」ではその辺りがある程度補完され、度々「自分たちは間違った行動をとっているのではないか」と苦悩していた。
 
彼の行動原理は『DESTINY』作中において特に触れられておらず、『SEED』時代に友人アスランとそれぞれの友人を殺し合ってしまった事や、[[民間人]]の少女であったエルに続いてフレイを守れなかった事などの痛い過去があった故に、戦争による人の死が極度なトラウマとなってしまい、血みどろの戦争を否定して自らの力で止めようとした背景があると思われるが、あまりにも理想を追いすぎてしまったという意見もある。これは彼の心理描写があまりにも少なかったことが原因と言える。「小説版」ではその辺りがある程度補完され、度々「自分たちは間違った行動をとっているのではないか」と苦悩していた。
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この矛盾に迷いがありながらも最終的には戦争を終結させたが、デュランダルから示唆された通り、平穏な世界情勢になったという訳ではなく、再び戦いの道を進む事が示唆されている。「覚悟はある」と言いつつも劇中で具体的な方針が示されなかったこともあり、『DESTINY』における彼の思想をより分かりにくくさせているため、「具体的な方向性はわからないがとりあえず今の戦争は終わらせるべき」というますます中途半端な見方しか出来なくなってしまった面も強い。
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この矛盾に迷いがありながらも最終的には戦争を終結させたが、デュランダルから示唆された通り、平穏な世界情勢になったという訳ではなく、再び戦いの道を進む事が示唆されている。「覚悟はある」と言いつつも劇中で具体的な方針が示されなかったこともあり、『DESTINY』における彼の思想をより分かりにくくさせているため、「具体的な方向性はわからないがとりあえず今の戦争は終わらせるべき」というますます中途半端な見方しか出来なくなってしまった面も強い。福田監督はキラのことを「戦いすべてを否定する袋小路に入った状態」と評し、同時に生物は戦争のない生活であっても戦いと変化を続けるものであり、最終的にキラは安定のために変化を捨てようとしたデュランダルに対して、自身は変化に適応していくという意思表示をしたのだと語っている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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