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都市を襲う魔に対抗する為に、[[帝国華撃団]]に代表される各国の華撃団で運用されている決戦兵器。
 
都市を襲う魔に対抗する為に、[[帝国華撃団]]に代表される各国の華撃団で運用されている決戦兵器。
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蒸気と霊力を要する蒸気併用霊子機関を[[動力]]としている<ref>コックピットのディスプレイなどには電気制御を用いている。</ref>。霊力を霊子水晶<ref>霊力を媒介、増幅させるクリスタル状の物質。人工的に製造可能だが、天然のものの方が効果が高い。この物質にはそれぞれ固有の波長があり、その波長に霊能力者が霊力を同調させなければ真の力を発揮する事は出来ない。</ref>で物理エネルギーへ変換する霊子機関が主であり、蒸気機関は副次的役割を果たす。起動には極めて高い霊力が求められ、それだけの霊力を有する者は殆どが若い女性の為、基本的に搭乗者には高い霊力を持つ若い女性・少女が選ばれる。装甲には「シルスウス鋼」と呼ばれる、外部からの霊力を遮断し、搭乗者の霊力の媒介となる特性を持つ金属が使用されている。但しこの装甲は霊的攻撃に対しては高い防御力を持つ反面通常兵器や物理的な攻撃に対する防御力はゼロに近く、このため霊子甲冑の使用は対霊的戦闘に限定されている。
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蒸気と霊力を要する蒸気併用霊子機関を[[動力]]としている<ref>コックピットのディスプレイなどには電気制御を用いている。</ref>。霊力を霊子水晶<ref>霊力を媒介、増幅させるクリスタル状の物質。人工的に製造可能だが、天然のものの方が効果が高い。この物質にはそれぞれ固有の波長があり、その波長に霊能力者が霊力を同調させなければ真の力を発揮する事は出来ない。</ref>で物理エネルギーへ変換する霊子機関が主であり、蒸気機関は副次的役割を果たす。起動には極めて高い霊力が求められ、それだけの霊力を有する者は殆どが若い女性の為、基本的に搭乗者には高い霊力を持つ若い女性・少女が選ばれる。装甲には一部を除いて「シルスウス鋼」と呼ばれる、外部からの霊力を遮断し、搭乗者の霊力の媒介となる特性を持つ金属が使用されている。但しこの装甲は霊的攻撃に対しては高い防御力を持つ反面通常兵器や物理的な攻撃に対する防御力はゼロに近く、このため霊子甲冑の使用は対霊的戦闘に限定されている。
    
操作系統は機体の腕部に搭乗者の腕を通し、中にあるグリップで機体の腕や武器を操作する接触型と呼ばれるものを採用している。これにより搭乗者の戦闘技能を機体に反映させる事が可能であり、搭乗者の実力が上がるに比例して機体の戦闘力も向上する。ただし、一見すると接触型と同じだが仕組みが異なる「非接触型」と呼ばれる別の操作系統が存在し、[[アイリス]]や[[コクリコ]]のような小柄な隊員の機体にはこれを採用している。また、搭乗者が専用の[[パイロットスーツ|戦闘服]]を着用し、両肩部に備え付けられたコネクタ<ref>帝撃の戦闘服のみ、両上腕部にもコネクタがある。</ref>をコックピットのチューブと接続する事で、霊力をより効率的に機体に伝達する事が出来る<ref>戦闘服を着用しなければ操縦が出来ないという訳ではない。</ref>。
 
操作系統は機体の腕部に搭乗者の腕を通し、中にあるグリップで機体の腕や武器を操作する接触型と呼ばれるものを採用している。これにより搭乗者の戦闘技能を機体に反映させる事が可能であり、搭乗者の実力が上がるに比例して機体の戦闘力も向上する。ただし、一見すると接触型と同じだが仕組みが異なる「非接触型」と呼ばれる別の操作系統が存在し、[[アイリス]]や[[コクリコ]]のような小柄な隊員の機体にはこれを採用している。また、搭乗者が専用の[[パイロットスーツ|戦闘服]]を着用し、両肩部に備え付けられたコネクタ<ref>帝撃の戦闘服のみ、両上腕部にもコネクタがある。</ref>をコックピットのチューブと接続する事で、霊力をより効率的に機体に伝達する事が出来る<ref>戦闘服を着用しなければ操縦が出来ないという訳ではない。</ref>。
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、レール上を移動するモノアイカメラ、3本爪のマニピュレーターといった特徴がある。各機種各隊員機毎に様々な特色があるが、霊子甲冑と名の付く兵器はこれらの特徴を兼ね備えているものが殆どである。
 
、レール上を移動するモノアイカメラ、3本爪のマニピュレーターといった特徴がある。各機種各隊員機毎に様々な特色があるが、霊子甲冑と名の付く兵器はこれらの特徴を兼ね備えているものが殆どである。
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「人型蒸気」と呼ばれる蒸気を要する機動兵器がまず存在し、霊子甲冑はその発展形にあたる。この項目では、人型蒸気についても併せて記載する。
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「人型蒸気」と呼ばれる蒸気を要する機動兵器がまず存在し、霊子甲冑はその発展形にあたる。逆に、霊子甲冑をさらに発展させたものが、『新サクラ大戦』に登場する霊子戦闘機(りょうしせんとうき)である。この項目では、人型蒸気・霊子戦闘機についても併せて記載する。
    
== 歴史 ==
 
== 歴史 ==
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;双武(そうぶ)
 
;双武(そうぶ)
 
:紅蘭が天武の反省を元に設計、最終決戦兵器として開発された機体。巳型霊子甲冑。『4』に登場。天武で採用された蒸気併用霊子機関「三型」を三基搭載、「都市エネルギー」を動力に変換する他、両肩部と脚部のブースターで[[大神一郎]]の光武F2と同じく単独飛行を可能としている。「三型」は三基搭載する代わりに一基あたりの出力を下げた。更に複座型を採用し操縦士と副操縦士の霊力を同調させる事で、天武が抱えていた問題点を解決した。ただし、操縦士と副操縦士の霊力の波長が合わないと、性能を発揮できないどころか双方とも死に至る危険性がある諸刃の剣でもある。それ故、帝撃で実戦投入された他の霊子甲冑と違い1機しか製造されていない。なお、モノアイカメラは従来のものに加え、副操縦士が搭乗するハッチにも1つ備え付けられている。
 
:紅蘭が天武の反省を元に設計、最終決戦兵器として開発された機体。巳型霊子甲冑。『4』に登場。天武で採用された蒸気併用霊子機関「三型」を三基搭載、「都市エネルギー」を動力に変換する他、両肩部と脚部のブースターで[[大神一郎]]の光武F2と同じく単独飛行を可能としている。「三型」は三基搭載する代わりに一基あたりの出力を下げた。更に複座型を採用し操縦士と副操縦士の霊力を同調させる事で、天武が抱えていた問題点を解決した。ただし、操縦士と副操縦士の霊力の波長が合わないと、性能を発揮できないどころか双方とも死に至る危険性がある諸刃の剣でもある。それ故、帝撃で実戦投入された他の霊子甲冑と違い1機しか製造されていない。なお、モノアイカメラは従来のものに加え、副操縦士が搭乗するハッチにも1つ備え付けられている。
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;三式光武
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:『新サクラ大戦』にて、神崎重工が光武二式を基に、霊子甲冑から霊子戦闘機へのフレームワーク移行を視野に入れて開発を行い、後の霊子戦闘機「無限」の基礎となった機体。フレームの基礎構造は光武二式と大差なく、装甲にはアンシャール鋼を採用し軽量化が図られているが、霊子過給機が搭載されていない為、霊子戦闘機に比べ総出力や霊力変換効率、総合的戦闘力は劣る。
    
=== [[巴里華撃団]] ===
 
=== [[巴里華撃団]] ===
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;[[光武X]]、[[光武Ω]]
 
;[[光武X]]、[[光武Ω]]
 
:帝撃が建造した試作[[量産型]]光武。[[オリジナル設定|スパロボオリジナル]]の機体。『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』に登場。 光武二式の予備パーツから作られておりデザイン上は殆ど同じだが、兵器としての実態は従来の霊子甲冑とかなり異なる。
 
:帝撃が建造した試作[[量産型]]光武。[[オリジナル設定|スパロボオリジナル]]の機体。『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』に登場。 光武二式の予備パーツから作られておりデザイン上は殆ど同じだが、兵器としての実態は従来の霊子甲冑とかなり異なる。
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== 霊子戦闘機==
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;無限
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:『新サクラ大戦』にて、神崎重工が初めて開発した量産型霊子戦闘機で、新生帝国華撃団・花組の主力霊的戦闘兵器。霊子甲冑「三式光武」の開発データを踏まえ、正式な霊子戦闘機として設計開発された。霊力を供給する霊子過給機も搭載され、癖が少なく扱いやすい性能を有する。
    
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
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