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無自覚の料理音痴で、[[ロシウ・アダイ|ロシウ]]を病室送りにするほど致命的に不味いが、味音痴のシモンとブータが「'''美味い'''」と言って食べ続けたため、料理が下手という自覚もないまま料理番になってしまう。特殊な色合いの髪は最初ロングヘアだったが、敵に捕獲された際に[[ヨーコ・リットナー|ヨーコ]]の狙撃が掠めて散切り頭になったため、戦闘後にヨーコが整えてショートカットになった(7年後にはロングヘアへと戻っている)。瞳孔には赤いクローバーのマークが浮かび上がっているなど特殊な部分は多いが、ほぼ普通の人間と変わらない容姿をしている。体つきは華奢だが、淑女のたしなみとして一通りスポーツ教育を受けているため、ヨーコよりも身体能力が高い。
 
無自覚の料理音痴で、[[ロシウ・アダイ|ロシウ]]を病室送りにするほど致命的に不味いが、味音痴のシモンとブータが「'''美味い'''」と言って食べ続けたため、料理が下手という自覚もないまま料理番になってしまう。特殊な色合いの髪は最初ロングヘアだったが、敵に捕獲された際に[[ヨーコ・リットナー|ヨーコ]]の狙撃が掠めて散切り頭になったため、戦闘後にヨーコが整えてショートカットになった(7年後にはロングヘアへと戻っている)。瞳孔には赤いクローバーのマークが浮かび上がっているなど特殊な部分は多いが、ほぼ普通の人間と変わらない容姿をしている。体つきは華奢だが、淑女のたしなみとして一通りスポーツ教育を受けているため、ヨーコよりも身体能力が高い。
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なおロージェノムは人間であるため、実の娘である彼女も[[獣人]]ではなく人間である。しかし、その正体は、[[アンチスパイラル]]が作り出した仮想生命体(人獣問わずあらゆる生命体のDNAに潜伏し、アンチスパイラルの呼び声によって覚醒するまでは、通常の生命体として存在する。通常の生命体と違い、DNAの末端に至るまで支配されている)。ムガンの襲来時にメッセンジャーとして覚醒、シモンの前から姿を消す。以降は敵対者として何度となくムガンと共に現れたが、その時の語り口は天真爛漫な元のニアとはまるで異なる冷たく無機質なものだった。カテドラル・テラ([[カテドラル・ラゼンガン]])の制御を取り戻したタイミングに前後し、シモンの叫びを聞いて己を取り戻すも、螺旋力の解析のためアンチスパイラルの本星へ召還される。その後『螺厳篇』(TV版「回天編」)最終局面で救出され、大グレン団と共にアンチスパイラルとの決戦に臨み、見事に勝利を収めた。
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なおロージェノムは人間であるため、実の娘である彼女も獣人ではなく人間である。しかし、その正体は、[[アンチスパイラル]]が作り出した仮想生命体(人獣問わずあらゆる生命体のDNAに潜伏し、アンチスパイラルの呼び声によって覚醒するまでは、通常の生命体として存在する。通常の生命体と違い、DNAの末端に至るまで支配されている)。ムガンの襲来時にメッセンジャーとして覚醒、シモンの前から姿を消す。以降は敵対者として何度となくムガンと共に現れたが、その時の語り口は天真爛漫な元のニアとはまるで異なる冷たく無機質なものだった。カテドラル・テラ([[カテドラル・ラゼンガン]])の制御を取り戻したタイミングに前後し、シモンの叫びを聞いて己を取り戻すも、螺旋力の解析のためアンチスパイラルの本星へ召還される。その後『螺厳篇』(TV版「回天編」)最終局面で救出され、大グレン団と共にアンチスパイラルとの決戦に臨み、見事に勝利を収めた。
    
仮想生命体は生体エネルギーをアンチスパイラルに依存しているため、彼らが滅びると消えてしまう。それはニアも例外ではなく、シモンとの結婚式の直後にタイムリミットを迎え、消滅してしまった。遺された指輪はヨーコから(TV版では足元に転がってきた指輪を拾い上げ、劇場版では式の直前にニアから直接託されている)シモンに渡され、花に満たされた墓標に手向けられた(劇場版では旅に出たシモンが、ギミー・ダリーに託したコアドリルの代わりに首から下げている)。  
 
仮想生命体は生体エネルギーをアンチスパイラルに依存しているため、彼らが滅びると消えてしまう。それはニアも例外ではなく、シモンとの結婚式の直後にタイムリミットを迎え、消滅してしまった。遺された指輪はヨーコから(TV版では足元に転がってきた指輪を拾い上げ、劇場版では式の直前にニアから直接託されている)シモンに渡され、花に満たされた墓標に手向けられた(劇場版では旅に出たシモンが、ギミー・ダリーに託したコアドリルの代わりに首から下げている)。  
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