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| :『第3次Z天獄篇』と同様にパック購入が可能になり、パック購入時に特典パーツを得られるようになった。 | | :『第3次Z天獄篇』と同様にパック購入が可能になり、パック購入時に特典パーツを得られるようになった。 |
| ;その他 | | ;その他 |
− | *New 3DSに対応しており、同ハードではフレームレートが向上(秒間60フレームに)され戦闘アニメーションがより滑らかとなる。 | + | : |
− | **また、New3DSのCスティック及び拡張スライドパッドにも対応しており、クイックコマンドを設定することが出来る。 | + | :*New 3DSに対応しており、同ハードではフレームレートが向上(秒間60フレームに)され戦闘アニメーションがより滑らかとなる。 |
− | *マップ画面でのカーソルの移動がスライドパッドと十字ボタンとをオプションにて選択可能になった。 | + | :**また、New3DSのCスティック及び拡張スライドパッドにも対応しており、クイックコマンドを設定することが出来る。 |
− | *[[グリッターファルセイバー]]や[[バンシィ・ノルン]]以外の変形や合体するユニットは、BGMが共通になっており、個別に設定することができなくなった。バグの可能性もある。 | + | :*マップ画面でのカーソルの移動がスライドパッドと十字ボタンとをオプションにて選択可能になった。 |
| + | :*[[グリッターファルセイバー]]や[[バンシィ・ノルン]]以外の変形や合体するユニットは、BGMが共通になっており、個別に設定することができなくなった。バグの可能性もある。 |
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| == 演出面 == | | == 演出面 == |
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| == 評価 == | | == 評価 == |
− | クロスオーバーシナリオが好評であった前作『UX』の流れを汲み、本作でも設定レベルに及んだ作品間の濃密なクロスオーバーが多く行われておりシナリオ面は概ね高評価となっている。
| + | クロスオーバーシナリオが好評であった前作『UX』の流れを汲み、本作でも設定レベルに及んだ作品間の濃密なクロスオーバーが多く行われておりシナリオ面は概ね高評価となっている。ただし、前作のような予想もつかないサプライズ要素は薄く、あくまで原作アニメの展開を大きく歪めない形でのクロスオーバーがなされている。本作の「設定レベルに踏み込んだクロスオーバー」は雑多な作品を素材の味を生かしたまま世界観を一つに綺麗にまとめるために機能しており、原作シナリオをそのまま再現はしないのに原作の展開を追体験できるような工夫がある。『UX』ほどの派手さはない代わりに、原作未見者でもクロスオーバーならではの物語が楽しめるようにわかりやすく王道なシナリオとして作られている点は、クロスオーバー重視のユーザーからも一定の理解が得られている。 |
− | ただし、前作のような予想もつかないサプライズ要素は薄く、あくまで原作アニメの展開を大きく歪めない形でのクロスオーバーがなされている。本作の「設定レベルに踏み込んだクロスオーバー」は雑多な作品を素材の味を生かしたまま世界観を一つに綺麗にまとめるために機能しており、原作シナリオをそのまま再現はしないのに原作の展開を追体験できるような工夫がある。
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− | 『UX』ほどの派手さはない代わりに、原作未見者でもクロスオーバーならではの物語が楽しめるようにわかりやすく王道なシナリオとして作られている点は、クロスオーバー重視のユーザーからも一定の理解が得られている。
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− | また、先述したように解像度が引き上げられたことで戦闘シーンのアニメーションクオリティは『UX』から格段に向上しており、特に『騎士ガンダム』勢・『ガリアン』勢の戦闘アニメは王道シリーズ作品のそれと比較しても引けを取らないレベルと評されている。操作面・ダウンロードマップの仕様改善や隠しユニットの撃墜数フラグが表示撃墜数へ戻されるなど『UX』で挙げられていた不満点も大方解消されている。
| + | また、先述したように解像度が引き上げられたことで戦闘シーンのアニメーションクオリティは『UX』から格段に向上しており、特に『SDガンダム』勢・『ガリアン』勢の戦闘アニメは王道シリーズ作品のそれと比較しても引けを取らないレベルと評されている。操作面・ダウンロードマップの仕様改善や隠しユニットの撃墜数フラグが表示撃墜数へ戻されるなど『UX』で挙げられていた不満点も大方解消されている。 |
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| 問題点としてはフリーズ・[[バグ (ゲーム)|バグ]]の多さが指摘されている。ゲームバランス取りも全体的に大味で[[合体攻撃]]が強力になった分、それを持たないユニット陣との格差がより顕著となった点がしばしば不満点として取り沙汰されている。また条件が非常にシビアな一部隠しフラグや、それに伴う最終話分岐の仕様なども賛否が大きく分かれる点となっている。 | | 問題点としてはフリーズ・[[バグ (ゲーム)|バグ]]の多さが指摘されている。ゲームバランス取りも全体的に大味で[[合体攻撃]]が強力になった分、それを持たないユニット陣との格差がより顕著となった点がしばしば不満点として取り沙汰されている。また条件が非常にシビアな一部隠しフラグや、それに伴う最終話分岐の仕様なども賛否が大きく分かれる点となっている。 |
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| [[宇宙世紀]]作品が『[[GC]]』以来となる任天堂ハード製スパロボへの復帰(携帯機では『[[D]]』以来)を果たしている一方、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』を含まない初のケースとなっている。また、『ガンダムUC』と入れ替わる形で『[[J]]』以降の任天堂携帯機シリーズにおいて連続登板となっていた[[コズミック・イラ]]作品が久しぶりに不在となっている(版権スパロボ全体では『NEO』以来)。初参戦の『ガンダムAGE』は第3部のキオ編から展開される。『劇場版マクロスF』は非シリーズモノとしては初の原作終了後での参戦となり、『マクロス30』『マジンカイザーSKL』も原作終了後となっている。 | | [[宇宙世紀]]作品が『[[GC]]』以来となる任天堂ハード製スパロボへの復帰(携帯機では『[[D]]』以来)を果たしている一方、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』を含まない初のケースとなっている。また、『ガンダムUC』と入れ替わる形で『[[J]]』以降の任天堂携帯機シリーズにおいて連続登板となっていた[[コズミック・イラ]]作品が久しぶりに不在となっている(版権スパロボ全体では『NEO』以来)。初参戦の『ガンダムAGE』は第3部のキオ編から展開される。『劇場版マクロスF』は非シリーズモノとしては初の原作終了後での参戦となり、『マクロス30』『マジンカイザーSKL』も原作終了後となっている。 |
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− | 参戦作品は前作である『UX』とは対照的に80年代から90年代にかけての作品が中心となっている。
| + | 参戦作品は前作である『UX』とは対照的に1980年代から1990年代にかけての作品が中心となっている。 |
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| == 世界観 == | | == 世界観 == |
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| オリジナルキャラクターデザインは『L』・『UX』に引き続きChiyoko氏が担当。 | | オリジナルキャラクターデザインは『L』・『UX』に引き続きChiyoko氏が担当。 |
| ;[[ヨウタ・ヒイラギ]] | | ;[[ヨウタ・ヒイラギ]] |
− | :本作の[[主人公]]。正義感の強い17歳の少年。デストルークの襲撃を受け、ファルセイバーの融合者となる。CVは松岡禎丞氏。 | + | :本作の[[主人公]]。正義感の強い17歳の少年。デストルークの襲撃を受け、ファルセイバーの融合者となる。担当声優は松岡禎丞氏。 |
| ;[[ユキ・ヒイラギ]] | | ;[[ユキ・ヒイラギ]] |
− | :本作の[[ヒロイン]]。ヨウタと同姓だが血は繋がっていない。[[記憶喪失]]のところを保護され、ヒイラギ家に居候している。ヨウタには遠い親戚と説明されている。CVは中原麻衣氏。 | + | :本作の[[ヒロイン]]。ヨウタと同姓だが血は繋がっていない。[[記憶喪失]]のところを保護され、ヒイラギ家に居候している。ヨウタには遠い親戚と説明されている。担当声優は中原麻衣氏。 |
| ;[[マリ・ヒイラギ]] | | ;[[マリ・ヒイラギ]] |
| :女手一人で骨董店を切り盛りするヨウタの母。ファルセイバーのことを以前から知っている様子も見せる。ユキを連れてきたのも彼女。 | | :女手一人で骨董店を切り盛りするヨウタの母。ファルセイバーのことを以前から知っている様子も見せる。ユキを連れてきたのも彼女。 |
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| ==== [[デストルーク]] ==== | | ==== [[デストルーク]] ==== |
| ;[[バルギアス]] | | ;[[バルギアス]] |
− | :デストルークの王とされる謎の機械生命体。CVは中田譲治氏。 | + | :デストルークの王とされる謎の機械生命体。担当声優は中田譲治氏。 |
| :;[[バルギアス・ドラグーン]] | | :;[[バルギアス・ドラグーン]] |
| ::境界の力によって、バルギアスが変貌した姿。 | | ::境界の力によって、バルギアスが変貌した姿。 |
| : | | : |
| ;[[ディボーティー]] | | ;[[ディボーティー]] |
− | :デストルークの事実上のトップ。CVは伊藤美紀氏。 | + | :デストルークの事実上のトップ。担当声優は伊藤美紀氏。 |
| ;[[デストルーク兵士]] | | ;[[デストルーク兵士]] |
| :デストルークの一般兵。 | | :デストルークの一般兵。 |
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| ==== その他 ==== | | ==== その他 ==== |
| ;[[ジスペル]] | | ;[[ジスペル]] |
− | :[[神]]を自称する謎の男で、バルギアス曰く「無界の存在」。CVは草尾毅氏。 | + | :[[神]]を自称する謎の男で、バルギアス曰く「無界の存在」。担当声優は草尾毅氏。 |
| | | |
| === オリジナルメカ === | | === オリジナルメカ === |
| ;[[ファルセイバー]] | | ;[[ファルセイバー]] |
− | :異世界より現れた意思を持つロボット。自身のみでは十全な戦いが出来ず、共に戦う「融合者」を必要とする。メカニックデザインはMがんぢー氏、CVはてらそままさき氏。 | + | :異世界より現れた意思を持つロボット。自身のみでは十全な戦いが出来ず、共に戦う「融合者」を必要とする。メカニックデザインはMがんぢー氏、担当声優はてらそままさき氏。 |
| :;[[グリッターファルセイバー]] | | :;[[グリッターファルセイバー]] |
| ::ファルセイバーの真の姿。 | | ::ファルセイバーの真の姿。 |
| : | | : |
| ;[[ブルーヴィクター]] | | ;[[ブルーヴィクター]] |
− | :ファルセイバーを狙う謎のロボット。その実態には本人も気づいていなかった、ファルセイバーとは切っても切り離せない繋がりがある。メカニックデザインはMがんぢー氏、CVは置鮎龍太郎氏。 | + | :ファルセイバーを狙う謎のロボット。その実態には本人も気づいていなかった、ファルセイバーとは切っても切り離せない繋がりがある。メカニックデザインはMがんぢー氏、担当声優は置鮎龍太郎氏。 |
| ;[[ブルーディスター]] | | ;[[ブルーディスター]] |
| :ディボーティーがブルーヴィクターのデータを元に製作した量産型。 | | :ディボーティーがブルーヴィクターのデータを元に製作した量産型。 |
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| :以上のようにサイトでの表示は「特別なダウンロードコンテンツ」となっているが、いずれも内容は追加のツメスパである。 | | :以上のようにサイトでの表示は「特別なダウンロードコンテンツ」となっているが、いずれも内容は追加のツメスパである。 |
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