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:TVアニメ版第40話「エルメスのララア」より。独裁政治を行うギレンに向かって発言。この後のデギンの発言が、[[ザビ家]]の未来を案じているとは思わなかったであろう。
 
:TVアニメ版第40話「エルメスのララア」より。独裁政治を行うギレンに向かって発言。この後のデギンの発言が、[[ザビ家]]の未来を案じているとは思わなかったであろう。
 
:なお、ヒトラーが存在した[[リーンの翼 (OVA)|第二次世界大戦]](1939~1945)の頃が、『[[機動戦士ガンダム]]』の舞台となる宇宙世紀0079年の時点から見ると「中世期」に相当する事実を鑑みるに、どうやら[[西暦]]と[[宇宙世紀]]との間には何百年もの間隔が存在している模様。
 
:なお、ヒトラーが存在した[[リーンの翼 (OVA)|第二次世界大戦]](1939~1945)の頃が、『[[機動戦士ガンダム]]』の舞台となる宇宙世紀0079年の時点から見ると「中世期」に相当する事実を鑑みるに、どうやら[[西暦]]と[[宇宙世紀]]との間には何百年もの間隔が存在している模様。
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:本編及び劇場版ではギレンは超然と聞き流したが、反対に漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は顔が強張り、書類を持つ手が震えるなど激しい怒りに襲われており、敗北した独裁者と重ねられた事は相当な屈辱だったと思われる。
 
:ちなみに「ヒトラーの尻尾」というキーワードは、後に[[漫画]]『ガンダムEXA VS』でイクス・トリムの「自分の理想に合致した人間だけを荒廃した[[地球]]を再生させるため誕生させる」という考えを「ギレンのやろうとしたことと同じである」と非難する為に用いられ、その発言のあった回のサブタイトルともなった。
 
:ちなみに「ヒトラーの尻尾」というキーワードは、後に[[漫画]]『ガンダムEXA VS』でイクス・トリムの「自分の理想に合致した人間だけを荒廃した[[地球]]を再生させるため誕生させる」という考えを「ギレンのやろうとしたことと同じである」と非難する為に用いられ、その発言のあった回のサブタイトルともなった。
 
;「ヒトラーは身内に殺されたのだぞ…」 / 「ヒトラーは敗れたのだぞ」
 
;「ヒトラーは身内に殺されたのだぞ…」 / 「ヒトラーは敗れたのだぞ」
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:デギンが武力による独立を望んでいない事が分かる台詞だが、ギレンは[[スペースノイド]]による新たな支配体制を望み、その野望を果たすために戦争が起こる事を望んでいるため、父の言葉は息子に届く事はなかった。
 
:デギンが武力による独立を望んでいない事が分かる台詞だが、ギレンは[[スペースノイド]]による新たな支配体制を望み、その野望を果たすために戦争が起こる事を望んでいるため、父の言葉は息子に届く事はなかった。
 
;「そういう事を言って誤ったのだ。ナポレオンも、ヒトラーも、トージョーも」
 
;「そういう事を言って誤ったのだ。ナポレオンも、ヒトラーも、トージョーも」
:同じく漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。遂に開戦に至り、ルウム戦役で勝利した後も停戦するつもりがなく、「更に勝ち続ける」と発言したギレンに対しての台詞。
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:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。遂に開戦に至り、ルウム戦役で勝利した後も停戦するつもりがなく、「更に勝ち続ける」と発言したギレンに対しての台詞。
 
:ギレンは「旧世代の愚行は参考にならない」と相手にもしなかったが、皮肉にもデギンの懸念は一年も経たず現実のものとなる。そう、'''歴史は繰り返す'''のだ…。
 
:ギレンは「旧世代の愚行は参考にならない」と相手にもしなかったが、皮肉にもデギンの懸念は一年も経たず現実のものとなる。そう、'''歴史は繰り返す'''のだ…。
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;「判る。判っている。よく判っているとも将軍」
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;――虜囚の身ではなにもできない……
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:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。ルウム戦役で捕虜となったレビルと収容所で面会し、自らの胸の内を明かして凄惨な状態となった戦争を収める事をレビルに依頼。
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:レビルは「虜囚の自分に何を出来るというのか?」と問うが、それに対するデキンの返答。
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:直後にレビルは地球連邦軍中将エルランの手引きで奇跡の帰還を果たしており、この件を手引きしたのはデキンであることは後述の反応からもほぼ確定的である。
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;――レビルめぇ……
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:漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より。脱出したレビルの「ジオンに兵無し演説」を聞きながらの独白。
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:デギンが望んだ終戦が絶望的になってしまい、杖でリモコンを叩き壊す程の怒りに襲われており、直後の地球侵攻軍の第四次派遣軍司令官としてデキンに謁見したガルマに対して、「アースノイドが二度と戦争をしたいと思わない程までに叩き潰せ」とまで発言している。
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:しかし、自らの考えをレビルに明かして終戦協力を申し出ていたが、レビルはデキンの考えに「'''理解''''」こそ示していたが、「'''協力'''」するとは一言も明言しておらず、どちらかと言えばデキンが勝手に独走してしまった感が強い。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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