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ジオンという仮想敵が消失してしまった結果、連邦軍は次に反連邦政府組織の弾圧を始めた。反抗勢力の急先鋒だったマフティーの首領を逮捕、処刑するとそれを堺に反連邦運動も減少していった。そして連邦軍の組織形態は縮小、変質していき、[[クロスボーン・バンガード]]が台頭したコスモ・バビロニア建国戦争における政府の対応はコロニー民に不安を増大させた。0140年ごろには[[スペースコロニー|コロニー]]の自衛権を認めた結果、コロニー同士が争う「宇宙戦国時代」が到来する結果となっている。
 
ジオンという仮想敵が消失してしまった結果、連邦軍は次に反連邦政府組織の弾圧を始めた。反抗勢力の急先鋒だったマフティーの首領を逮捕、処刑するとそれを堺に反連邦運動も減少していった。そして連邦軍の組織形態は縮小、変質していき、[[クロスボーン・バンガード]]が台頭したコスモ・バビロニア建国戦争における政府の対応はコロニー民に不安を増大させた。0140年ごろには[[スペースコロニー|コロニー]]の自衛権を認めた結果、コロニー同士が争う「宇宙戦国時代」が到来する結果となっている。
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その後の時代においては地球連邦政府は宇宙戦国時代を収束する事は出来なかったらしく、U.C.153年頃に急速に勢力を拡大・台頭したザンスカール帝国の侵攻に対しては、圧倒的な物量を有しながら組織だった反撃をほとんど行えないままレジスタンスに対処を頼り切る形になるという醜態を晒してしまう。更には、U.C.0169年頃にはコロニー間の闘争が拡大していった結果、ビーム兵器が希少品となった上、モビルスーツを新造するよりも過去の機体をレストアする方が安上がりになるなど、物資不足による著しい技術衰退を起こしてしまう事となった。
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その後の時代においては地球連邦政府は宇宙戦国時代を収束する事は出来なかったらしく、U.C.153年頃に急速に勢力を拡大・台頭したザンスカール帝国の侵攻に対しては、圧倒的な物量を有しながら、組織だった反撃をほとんど行えないままレジスタンスに対処を頼り切る形になるという醜態を晒してしまう。更には、U.C.0169年頃にはコロニー間の闘争が拡大していった結果、ビーム兵器が希少品となった上、モビルスーツを新造するよりも過去の機体をレストアする方が安上がりになるなど、物資不足による著しい技術衰退を起こしてしまう事となった。
    
U.C.0217年には戦乱に終止符を打つべく各コロニーへの武力制圧を行った結果、各コロニー自治政府の大反発を招き高烈度紛争へと発展。翌年に地球連邦は崩壊した。しかし、連邦政府と軍が完全消滅していた訳ではなく仔細こそ不明だが、地球連邦よりのコロニーの丁重もあり旧地球連邦政府はU.C.0222年に各コロニー自治政府との全面的な和解に成功し、各コロニーに地球と同等の政治的権力を持つ権利を認め、終戦と同時に地球連邦政府による法的な統一権力体制は瓦解した。しかし、宇宙コロニーが独立しても地球上では旧連邦政府が地球における統一国家としての地位を維持したため、地球政府は地球寄りのサイド2、サイド3、サイド5、サイド7を迎合し、セツルメント国家議会へと再編されたことが『G-SAVIOUR』の小説(SRW未参戦)で語られている。
 
U.C.0217年には戦乱に終止符を打つべく各コロニーへの武力制圧を行った結果、各コロニー自治政府の大反発を招き高烈度紛争へと発展。翌年に地球連邦は崩壊した。しかし、連邦政府と軍が完全消滅していた訳ではなく仔細こそ不明だが、地球連邦よりのコロニーの丁重もあり旧地球連邦政府はU.C.0222年に各コロニー自治政府との全面的な和解に成功し、各コロニーに地球と同等の政治的権力を持つ権利を認め、終戦と同時に地球連邦政府による法的な統一権力体制は瓦解した。しかし、宇宙コロニーが独立しても地球上では旧連邦政府が地球における統一国家としての地位を維持したため、地球政府は地球寄りのサイド2、サイド3、サイド5、サイド7を迎合し、セツルメント国家議会へと再編されたことが『G-SAVIOUR』の小説(SRW未参戦)で語られている。