30行目: |
30行目: |
| 世界中に戦争を仕掛けたのも、散らばったラグナレクの接続に関係する「遺跡」を制圧下に治めるのが本当の目的で、弱肉強食の持論すらも、はっきり言ってしまえば、兵士達に世界各地に戦争を仕掛ける意欲を高揚させる為の「お題目」程度の物でしかなかった。戦争の中で息子の[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]や娘の[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が死んだ事にも、その死を利用する事はあっても実際は無関心であるが、唯一心を許した皇妃であるマリアンヌとの間の子である[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]に対しては、彼なりに愛情を持ってはいる(少なくともマリアンヌよりは)。 | | 世界中に戦争を仕掛けたのも、散らばったラグナレクの接続に関係する「遺跡」を制圧下に治めるのが本当の目的で、弱肉強食の持論すらも、はっきり言ってしまえば、兵士達に世界各地に戦争を仕掛ける意欲を高揚させる為の「お題目」程度の物でしかなかった。戦争の中で息子の[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]や娘の[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が死んだ事にも、その死を利用する事はあっても実際は無関心であるが、唯一心を許した皇妃であるマリアンヌとの間の子である[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]と[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]に対しては、彼なりに愛情を持ってはいる(少なくともマリアンヌよりは)。 |
| | | |
− | 普段は「黄昏の間」という空間におり、そこに存在する思考エレベーター「[[アーカーシャの剣]]」に身を置いている。その計画を進める中でギアスに関わり、「ラグナレクの接続」を最終目標とするようになる。息子のルルーシュ同様の「優しさを持つが故の偽悪者」だったとも言えるが、人類への絶望か、人類へ希望を託すかが彼らを大きく分けることとなった。 | + | 普段は「黄昏の間」という空間におり、そこに存在する思考エレベーター「[[アーカーシャの剣]]」に身を置いている。その計画を進める中でギアスに関わり、「ラグナレクの接続」を最終目標とするようになる。'''シャルルは息子のルルーシュ同様の「優しさを持つが故の偽悪者」だったとも言える'''が、人類への絶望か、人類へ希望を託すかが彼等を大きく分けることとなった。 |
| | | |
| [[ドラマCD]]のギャグ回ではかなりふざけていて、大抵ルルーシュをいじる。皇帝という身分にあるので、大声を発するだけでは発散しきれないストレスがいろいろあったのだろう。 | | [[ドラマCD]]のギャグ回ではかなりふざけていて、大抵ルルーシュをいじる。皇帝という身分にあるので、大声を発するだけでは発散しきれないストレスがいろいろあったのだろう。 |
60行目: |
60行目: |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
| :声が収録され、どちらのルートでもルルーシュと決着する前に敵として登場、乗艦は専用の[[ログレス級]]、彼と護衛の[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン|ビスマルク]]も高い命中と[[極]]のスキルを持つ強敵。[[黒の騎士団]]ルートでのシャルルは前編ステージの大ボスだが、ゼロ残留ルートではシャルルを撃退後にまた増援が残っている(しかも[[枢木スザク|スザク]]と[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]])。 | | :声が収録され、どちらのルートでもルルーシュと決着する前に敵として登場、乗艦は専用の[[ログレス級]]、彼と護衛の[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン|ビスマルク]]も高い命中と[[極]]のスキルを持つ強敵。[[黒の騎士団]]ルートでのシャルルは前編ステージの大ボスだが、ゼロ残留ルートではシャルルを撃退後にまた増援が残っている(しかも[[枢木スザク|スザク]]と[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]])。 |
− | :原作同様に「嘘のない世界」を目指すと同時に[[黒の英知]]にある絶望の未来を回避しようと動いている。若本節が前作のムーンWILL以上で、[[全話一覧/第2次Z再世篇|中断メッセージ]]でも心強いアドバイス(?)をしてくれる。 | + | :原作同様に「嘘のない世界」を目指すと同時に[[黒の英知]]にある絶望の未来を回避しようと動いている。[[俗語・俗称 #わ行|若本節]]が前作の[[ムーンWILL]]以上で、[[全話一覧/第2次Z再世篇|中断メッセージ]]でも心強いアドバイス(?)をしてくれる。 |
| :実は'''原作中で前線に出て戦ったことはないので、戦場に出るのは事実上初めて'''である。最期はほぼ原作同様の末路を迎える(原作と違い「消滅」ではなく「封印」という違いはあるが)。 | | :実は'''原作中で前線に出て戦ったことはないので、戦場に出るのは事実上初めて'''である。最期はほぼ原作同様の末路を迎える(原作と違い「消滅」ではなく「封印」という違いはあるが)。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
66行目: |
66行目: |
| :提示された情報からすると、1万2000年の輪の終焉を乗り切るため、その打開策の一つである「人類の意思統一によるシンカ」を目論んでいたらしい。また、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』予告ではルルーシュがこれを引き継いだと思われる場面が……。 | | :提示された情報からすると、1万2000年の輪の終焉を乗り切るため、その打開策の一つである「人類の意思統一によるシンカ」を目論んでいたらしい。また、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』予告ではルルーシュがこれを引き継いだと思われる場面が……。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
− | :後半戦のアマルガム追跡ルート37話「神への誘い」で再登場。[[神根島]]で集合無意識に触れたルルーシュの前にマリアンヌとともに現れ、改めて絶望の未来が迫っていることを告げる。 | + | :後半戦の第37話アマルガム追跡ルート「神への誘い」で再登場。[[神根島]]で集合無意識に触れたルルーシュの前にマリアンヌとともに現れ、改めて絶望の未来が迫っていることを告げる。 |
| | | |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
129行目: |
129行目: |
| ;[[アムロ・レイ]]、[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])、[[カミーユ・ビダン]] | | ;[[アムロ・レイ]]、[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])、[[カミーユ・ビダン]] |
| :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて対峙。 | | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』にて対峙。 |
− | :彼らの中にある[[ニュータイプ]]の力の発芽を[[ギアス]]で感じ取っており、「'''全ての人間がお前達のようになれば、ワシも計画を考え直したかも知れなかったぞ'''」とまで評している。 | + | :彼らの中にある[[ニュータイプ]]の力の発芽を[[ギアス]]で感じ取っており、'''「全ての人間がお前達のようになれば、ワシも計画を考え直したかも知れなかったぞ」'''とまで評している。 |
| ;[[リボンズ・アルマーク]]、[[グレイス・オコナー]] | | ;[[リボンズ・アルマーク]]、[[グレイス・オコナー]] |
| :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で共演。「人類の意思統合」という目的で手を結ぶ。リボンズは人類を[[イノベイター]]化、グレイスは[[バジュラ]]を用いた方法。しかし、シャルルを含むこの三者は自己のエゴの押し付けでしかなく、最終的に[[ZEXIS]]に否定された。 | | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で共演。「人類の意思統合」という目的で手を結ぶ。リボンズは人類を[[イノベイター]]化、グレイスは[[バジュラ]]を用いた方法。しかし、シャルルを含むこの三者は自己のエゴの押し付けでしかなく、最終的に[[ZEXIS]]に否定された。 |
138行目: |
138行目: |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === 第一期 === | | === 第一期 === |
− | ;「人は……平等ではない。生まれつき足の速い者、美しい者、親が貧しい者、病弱な体を持つ者、生まれも育ちも才能も、人間は皆、違っておるのだ」<br />「そう、人は差別されるためにある。だからこそ人は争い、競い合い、そこに進化が生まれる。不平等は悪ではない。平等こそが悪なのだ!」<br />「権利を平等にしたE.U.はどうだ。人気取りの衆愚政治と坐しておる。富を平等にした中華連邦は、怠け者ばかり。だが、我がブリタニアはそうではない。争い競い、常に進化を続けておる。ブリタニアだけが前へ、未来へと進んでおるのだ」<br />「我が息子クロヴィスの死も、ブリタニアが進化を、続けているという証。闘うのだ!! 競い、奪い、獲得し、支配しろ。その果てに、未来がある!!」 | + | ;「人は……平等ではない。生まれつき足の速い者、美しい者、親が貧しい者、病弱な体を持つ者、生まれも育ちも才能も、人間は皆、違っておるのだ」<br />「そう、人は差別されるためにある。だからこそ人は争い、競い合い、そこに進化が生まれる。不平等は悪ではない。平等こそが悪なのだ!」<br />「権利を平等にしたE.U.はどうだ。人気取りの衆愚政治と坐しておる。富を平等にした中華連邦は、怠け者ばかり。だが、我が[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]はそうではない。争い競い、常に進化を続けておる。ブリタニアだけが前へ、未来へと進んでおるのだ」<br />「我が息子クロヴィスの死も、ブリタニアが進化を、続けているという証。闘うのだ!! 競い、奪い、獲得し、支配しろ。その果てに、未来がある!!」 |
− | :第6話での[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]の葬儀の際の演説の台詞。演説の内容と形式から『[[機動戦士ガンダム]]』における[[ギレン・ザビ]]による[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]追悼演説のオマージュにも見える。『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では世界観に合わせて一部が改変されている。 | + | :第6話での[[クロヴィス・ラ・ブリタニア|クロヴィス]]の葬儀の際の演説の台詞。演説の内容と形式から『[[機動戦士ガンダム]]』における[[ギレン・ザビ]]による[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]追悼演説のオマージュにも見える。 |
− | ;「世界は嘘をついておる。人を殺してはならない、盗むな、欺くな、姦淫するな……全ては嘘、まやかしに過ぎぬ。殺されたくない、盗まれたくない、だから正義や倫理という嘘で、弱いその身を護っておるのだ」<br />「原初の真理とは弱肉強食なり! 喰らうのだ、人の富も権力も、世界そのものをッ! 我らブリタニアこそが、世界の嘘を壊し、真実を齎すのだッ!」 | + | :余談だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では世界観に合わせて一部が改変されている。 |
− | :その続きで語ったシャルルの持論。 | + | ;「世界は嘘をついておる。人を殺してはならない、盗むな、欺くな、姦淫するな……全ては嘘、まやかしに過ぎぬ。殺されたくない、盗まれたくない、だから[[正義]]や倫理という嘘で、弱いその身を護っておるのだ」<br />「原初の真理とは弱肉強食なり! 喰らうのだ、人の富も権力も、世界そのものをッ! 我らブリタニアこそが、世界の嘘を壊し、真実を齎すのだッ!」 |
| + | :その続きで語ったシャルルの持論。彼が嘘(あるいは建前)を嫌っている事がよくわかる台詞である。 |
| ;「オォル・ハイル・ブリタァニアァァッ!!」 | | ;「オォル・ハイル・ブリタァニアァァッ!!」 |
− | :上記の演説での締めの一言。若本氏の演技とも相まって非常に印象的。<br />ちなみに『コードギアス』で「オール・ハイル・ブリタニア」をこの様に発音していいのは皇帝だけらしく(「ブリタニア」の「タ」にアクセントが来る)、他の声優が同様の発音で喋ったところ、やり直しになったらしい。 | + | :上記の演説での締めの一言。若本規夫氏の演技([[俗語・俗称 #わ行|若本節]])とも相まって非常に印象的。 |
− | ;「死んでおる。お前は、生まれた時から死んでおるのだ。身に纏ったその服は誰が与えた? 家も食事も、命すらも! 全てワシが与えたものだ! つまり、お前は生きたことなど一度もないのだ! 然るにッ! 何たる愚かしさかッ!」<br />「ルルーシュ、死んでおるお前に権利などない。ナナリーと共に日本に渡れ。皇子と皇女ならば、よい取引材料となる……」 | + | :ちなみに'''『コードギアス』で「オール・ハイル・ブリタニア」をこの様(「ブリタニア」の「タ」にアクセントが来る)に発音して良いのは、皇帝シャルルを演じる若本氏だけの特権(?)であるらしく、他の[[声優]]が同様の発音で喋ったところ、やり直しになったらしい'''。 |
| + | ;「死んでおる。お前は、生まれた時から死んでおるのだ。身に纏ったその服は誰が与えた? 家も食事も、命すらも! 全てワシが与えたものだ! つまり、お前は生きたことなど一度もないのだ! 然るにッ! 何たる愚かしさかッ!」<br />「ルルーシュ、死んでおるお前に権利などない。ナナリーと共に日本に渡れ。皇子と皇女ならば、良い取引材料となる……」 |
| :第7話の回想シーンにて「継承権などいらない!」と吐き捨てた[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に対する返し。後述の演説に現れているように「力で奪い取り、勝ち取ってこそ」という持論をそのまま叩きつける。 | | :第7話の回想シーンにて「継承権などいらない!」と吐き捨てた[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に対する返し。後述の演説に現れているように「力で奪い取り、勝ち取ってこそ」という持論をそのまま叩きつける。 |
| :しかし、シャルルのこの発言は親に養われる子供の立場であるルルーシュを失望させるものでしかなく、後に彼を反逆に駆り立てる大きな原因となってしまった。 | | :しかし、シャルルのこの発言は親に養われる子供の立場であるルルーシュを失望させるものでしかなく、後に彼を反逆に駆り立てる大きな原因となってしまった。 |
| ;「ふははははは! あやつめ、やりおったか!」 | | ;「ふははははは! あやつめ、やりおったか!」 |
| :[[行政特区日本]]式典会場で虐殺が行なわれている際の言葉。ルルーシュの[[ギアス]]について、既にアーカーシャーの剣を通じて知っていたようである。しかし、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|実の娘]]が虐殺を行なっているというのに高らかに笑っているのは異常である。 | | :[[行政特区日本]]式典会場で虐殺が行なわれている際の言葉。ルルーシュの[[ギアス]]について、既にアーカーシャーの剣を通じて知っていたようである。しかし、[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|実の娘]]が虐殺を行なっているというのに高らかに笑っているのは異常である。 |
− | :なお、[[ドラマCD]]「CタケられたC.C.」では、ルルーシュに「C.C.の記憶を取り戻すにはC茸を食わせろ」とうそをついた挙句、それで大量のキノコを食べさせられ大変なことになった[[C.C.]]についての報告を聞いてのセリフがこれである。 | + | :なお、[[ドラマCD]]「CタケられたC.C.」では、ルルーシュに「C.C.の記憶を取り戻すにはC茸を食わせろ」と嘘をついた挙句、それで大量のキノコを食べさせられ大変なことになった[[C.C.]]についての報告を聞いての台詞がこれである。 |
| | | |
| === R2 === | | === R2 === |
157行目: |
159行目: |
| :[[超合集国]]決議の際に割り込み、演説で返す。突如現れたシャルルの姿にルルーシュも動揺を隠せなかった。 | | :[[超合集国]]決議の際に割り込み、演説で返す。突如現れたシャルルの姿にルルーシュも動揺を隠せなかった。 |
| ;「我が息子、ルルーシュよ……時は来た……あがないの時が!」 | | ;「我が息子、ルルーシュよ……時は来た……あがないの時が!」 |
− | :[[アーカーシャの剣]]でルルーシュと対峙して。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では原作どおりのタイミングでこの台詞が出るほか、ルルーシュで撃墜してもこの台詞が出る。 | + | :[[アーカーシャの剣]]でルルーシュと対峙して。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では原作どおりのタイミングでこの台詞が出る他、ルルーシュで撃墜してもこの台詞が出る。 |
| ;「そうだ……ユフィもナナリーも望んでいた優しい世界だ……」 | | ;「そうだ……ユフィもナナリーも望んでいた優しい世界だ……」 |
| :アーカーシャの剣に現れた[[枢木スザク|スザク]]に目的を問われて。ルルーシュはこの後のやり取りでこれが「自分に」優しい世界だと看破することになる。 | | :アーカーシャの剣に現れた[[枢木スザク|スザク]]に目的を問われて。ルルーシュはこの後のやり取りでこれが「自分に」優しい世界だと看破することになる。 |
− | :『第2次Z再世篇』の同シーンでは、'''「[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]」の部分が「[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]」と[[誤字|誤記]]される'''という致命的なミスがある。名前の文字が全く同じためにライターが混同したと思われる。 | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』の同シーンでは、'''「[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]」の部分が「[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]」と[[誤字|誤記]]される'''という致命的なミスがある。名前の文字が全く同じためにライターが混同したと思われる。 |
| ;「この賢しき愚か者がああぁぁぁぁーーーーーーッッ!!」 | | ;「この賢しき愚か者がああぁぁぁぁーーーーーーッッ!!」 |
| :ルルーシュのギアスの力で思考エレベータが崩壊し、更に密かに最も愛情を捧げていたルルーシュに「お前たち親は、俺とナナリーを捨てたんだよッ!」と言われ、激昂してルルーシュに掴みかかった際の台詞。 | | :ルルーシュのギアスの力で思考エレベータが崩壊し、更に密かに最も愛情を捧げていたルルーシュに「お前たち親は、俺とナナリーを捨てたんだよッ!」と言われ、激昂してルルーシュに掴みかかった際の台詞。 |
| :この時のシャルルとマリアンヌがCの世界に吸収される直前であり、既に下半身の膝より下が光に包まれて消滅してしまっているのだが、皇帝は何と足にロケット推進力でも付いているかの如く、'''体を垂直にし高速飛行して'''ルルーシュに掴みかかるのである。 | | :この時のシャルルとマリアンヌがCの世界に吸収される直前であり、既に下半身の膝より下が光に包まれて消滅してしまっているのだが、皇帝は何と足にロケット推進力でも付いているかの如く、'''体を垂直にし高速飛行して'''ルルーシュに掴みかかるのである。 |
− | :この演出は某格闘ゲームのある技にそっくりであり、中の人繋がりもあって「'''サイコパワー'''」だの、「'''皇帝クラッシャー'''」など散々ネタにされる事に。 | + | :この演出は[[コンピュータゲーム|某格闘ゲーム]]のある技にそっくりであり、中の人繋がりもあって「'''サイコパワー'''」だの、「'''皇帝クラッシャー'''」等と散々ネタにされた。 |
| ;「わしを拒めば、その先にあるのはあやつの、シュナイゼルの世界だぞっ!! 善意と悪意は所詮一枚のカードの裏表、それでも貴様は!!」 | | ;「わしを拒めば、その先にあるのはあやつの、シュナイゼルの世界だぞっ!! 善意と悪意は所詮一枚のカードの裏表、それでも貴様は!!」 |
| :最後にルルーシュに向けて言った言葉。集合意識にギアスを掛けて時の歩みを止めようとするシャルルと[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]が消え去ろうとしている際、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]を危険視していることが覗える。 | | :最後にルルーシュに向けて言った言葉。集合意識にギアスを掛けて時の歩みを止めようとするシャルルと[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]が消え去ろうとしている際、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]を危険視していることが覗える。 |
174行目: |
176行目: |
| === その他の媒体 === | | === その他の媒体 === |
| ;「そうか……そうなのか、マリアンヌ……」 | | ;「そうか……そうなのか、マリアンヌ……」 |
− | :[[漫画]]『ナイトメア・オブ・ナナリー』にて。原作と同じく人類の集合無意識をひとつにする計画を発動させるが、親友のアリスの説得で翻意した[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]はその計画を否定し、計画の要となるヘブンズ・ドアーを破壊する。 | + | :[[漫画]]『ナイトメア・オブ・ナナリー』より。原作と同じく人類の集合無意識を一つにする計画を発動させるが、親友のアリスの[[説得]]で翻意した[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]はその計画を否定し、計画の要となるヘブンズ・ドアーを破壊する。 |
− | :それでも計画の遂行に執着するシャルルだが、マリアンヌに「私たちがナナリーに選択をゆだねた以上、(こうなることも)覚悟していたはず」と諭され、潔くあきらめ、ともに消えていくのだった。原作での未練たらたらだったシャルルに比べて、その最期はとても潔かった。 | + | :それでも計画の遂行に執着するシャルルだが、マリアンヌに「私たちがナナリーに選択を委ねた以上、(こうなることも)覚悟していたはず」と諭され、潔く諦め、共に消えていくのだった。原作での未練たらたらだったシャルルに比べて、その最期はとても潔かった。 |
| | | |
| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
− | ;「わしのイビキはすごいぞ? アリエス宮の建物中に響いて、敵襲と間違えてビスマルクがナイトメアで飛んできたこともあった」 | + | ;「わしのイビキはすごいぞ? アリエス宮の建物中に響いて、敵襲と間違えて[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン|ビスマルク]]がナイトメアで飛んできた事もあった」 |
− | :[[ドラマCD]]より、夫のイビキがうるさいという視聴者の悩みにこたえている最中の台詞。どんだけすごいんですか皇帝…。 | + | :[[ドラマCD]]より。「夫のイビキがうるさい」という視聴者の悩みにこたえている最中の台詞。どんだけすごいんですか皇帝…。 |
| ;「まだあるのか? え? 150個ぉ? はい全員、注目! そこ、こっち見る!」<br />「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む偽りの記憶…貴様らの人生に悩みなどない!!」 | | ;「まだあるのか? え? 150個ぉ? はい全員、注目! そこ、こっち見る!」<br />「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む偽りの記憶…貴様らの人生に悩みなどない!!」 |
| :同じく上記のドラマCDより「残りの質問の数が150個ある」と聞いて'''視聴者に[[ギアス]]を掛ける'''という衝撃の展開である。こんなことでギアスを使わんでください、皇帝…。 | | :同じく上記のドラマCDより「残りの質問の数が150個ある」と聞いて'''視聴者に[[ギアス]]を掛ける'''という衝撃の展開である。こんなことでギアスを使わんでください、皇帝…。 |
213行目: |
215行目: |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *現在の公式設定では「シャルル・ジ・ブリタニア」がフルネームとされているが、放送当時に刊行された一部の書籍や資料では「ルイツ・ラ・ブリタニア」という表記も散見されていた。[[小説|小説版]]の雑誌掲載時にはルイツ表記だったが、単行本収録時にはシャルル表記に改められている。 | + | *現在の公式設定では「シャルル・ジ・ブリタニア」がフルネームとされているが、放送当時に刊行された一部の書籍や[[資料]]では「'''ルイツ・ラ・ブリタニア'''」という表記も散見されていた。 |
| + | **[[小説|小説版]]の雑誌掲載時には「ルイツ」表記だったが、単行本収録時には現行の「シャルル」表記に改められている。 |
| | | |
| {{DEFAULTSORT:しやるる し ふりたにあ}} | | {{DEFAULTSORT:しやるる し ふりたにあ}} |
| [[Category:登場人物さ行]] | | [[Category:登場人物さ行]] |
| [[Category:コードギアスシリーズ]] | | [[Category:コードギアスシリーズ]] |