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27 バイト追加 、 2017年4月23日 (日) 14:52
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扇が最終的にゼロを裏切るよう黒の騎士団を扇動したのも、ゼロへの怒りというよりも、'''ディートハルトに拘束され危険な立場に置かれていたヴィレッタを守る為には、ディートハルトの後ろ盾であったゼロ(ルルーシュ)が邪魔な存在だった'''という、きわめて個人的な私情を挟んだ理由であった可能性が高い。事実、ゼロの追放後、後ろ盾を失いヴィレッタを解放されたディートハルトの顔には、扇から暴行を受けたかの様な痕があり、扇自身もゼロを信じないと言い出したのにゼロの独白を鵜呑みにしているなど、上記のとおりゼロを放逐したいだけという可能性がより高くなっている(シンジュク事変の際に通信機で会話をしているが、後に「声だけじゃ誰だかわからない」と自分で言っている事からも扇はルルーシュの声はよく知らないはずである。KMFに搭乗しているときはルルーシュは仮面を付けていない事が多いが、カレンが声に気付いていないのでおそらく通信システムにも変声機能は付いていると推測できる。)。
 
扇が最終的にゼロを裏切るよう黒の騎士団を扇動したのも、ゼロへの怒りというよりも、'''ディートハルトに拘束され危険な立場に置かれていたヴィレッタを守る為には、ディートハルトの後ろ盾であったゼロ(ルルーシュ)が邪魔な存在だった'''という、きわめて個人的な私情を挟んだ理由であった可能性が高い。事実、ゼロの追放後、後ろ盾を失いヴィレッタを解放されたディートハルトの顔には、扇から暴行を受けたかの様な痕があり、扇自身もゼロを信じないと言い出したのにゼロの独白を鵜呑みにしているなど、上記のとおりゼロを放逐したいだけという可能性がより高くなっている(シンジュク事変の際に通信機で会話をしているが、後に「声だけじゃ誰だかわからない」と自分で言っている事からも扇はルルーシュの声はよく知らないはずである。KMFに搭乗しているときはルルーシュは仮面を付けていない事が多いが、カレンが声に気付いていないのでおそらく通信システムにも変声機能は付いていると推測できる。)。
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そもそも、会談でシュナイゼルを中心としたブリタニア側の主張は、事実とはいえオカルトじみたあまりにも荒唐無稽に等しい内容である。資料は勿論、音声記録の会話でさえも一国家の力なら、十分捏造が可能な「状況証拠」ばかりで、証拠映像といった決定的な「物的証拠」は全く無かった。[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]や高亥の唐突的過ぎる心変わりにゼロの持つギアスが関係しているという話でさえ、「こじつけ」と言ってしまえばそれまでで、会談直前の第二次トウキョウ決戦に起きたブリタニア側によるトウキョウ租界の壊滅の事も含めれば、少なくとも半信半疑で終わるはずであった。
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そもそも、会談でシュナイゼルを中心としたブリタニア側の主張は、(視聴者目線では事実とはいえ)オカルトじみたあまりにも荒唐無稽に等しい内容である。資料は勿論、音声記録の会話でさえも一国家の力なら、十分捏造が可能な「状況証拠」ばかりで、証拠映像といった決定的な「物的証拠」は全く無かった。[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]や高亥の唐突的過ぎる心変わりにゼロの持つギアスが関係しているという話でさえ、「こじつけ」と言ってしまえばそれまでで、会談直前の第二次トウキョウ決戦に起きたブリタニア側によるトウキョウ租界の壊滅の事も含めれば、少なくとも半信半疑で終わるはずであった。
    
にも関わらず、それがまかり通ってしまったのは古参の扇がブリタニア側に付いた事と、(元々、黒の騎士団幹部のゼロに対する信頼性が希薄だった事情もあるが)ゼロの数々の失態と不審な言動によって黒の騎士団幹部の彼に対する信頼が失墜していた事が最大の原因と思われる。「ゼロが黒の騎士団との信頼を回復させていればこうならなかった」と考えれば納得できなくなもないが…やはり、あまりにも強引な展開になっているので批判されることが多い。
 
にも関わらず、それがまかり通ってしまったのは古参の扇がブリタニア側に付いた事と、(元々、黒の騎士団幹部のゼロに対する信頼性が希薄だった事情もあるが)ゼロの数々の失態と不審な言動によって黒の騎士団幹部の彼に対する信頼が失墜していた事が最大の原因と思われる。「ゼロが黒の騎士団との信頼を回復させていればこうならなかった」と考えれば納得できなくなもないが…やはり、あまりにも強引な展開になっているので批判されることが多い。
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