19行目: |
19行目: |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[アルゼナル]][[パラメイル]]第一中隊の突撃兵。隊内でも一、二の強さを誇る腕前だが、皮肉屋で野心家と難のある[[性格]]をしている。そのため、トラブルメーカーとなる事も多く、特に物語序盤では[[アンジュ]]や[[サリア]]との対立が目立っていたが、根っからの悪い人物という訳でもなく、[[ロザリー]]や[[クリス]]との付き合いも、「面倒」と評しながら大切にしていた。一方、隊長であった[[ゾーラ]]の事は、敬愛しながらもその関係には内心嫌気を感じており、自分の境遇を「ゾーラの玩具」と評していた。 | + | [[アルゼナル]][[パラメイル]]第一中隊の突撃兵。隊内でも一、二の強さを誇る腕前だが、皮肉屋で野心家と難のある[[性格]]をしている。そのため、トラブルメーカーとなる事も多く、特に物語序盤では[[アンジュ]]や[[サリア]]との対立が目立っていたが、根っからの悪い人物という訳でもなく、[[ロザリー]]や[[クリス]]との付き合いも、「面倒」と評しながら大切にしていた。一方、隊長であった[[ゾーラ]]の事は、敬愛しながらもその関係には内心嫌気を感じており、自分の境遇を「ゾーラの玩具」と評していた。アルゼナル内では数少ない肉親の記憶を持つノーマ(作中で他にはっきりしているのはアンジュとジルだけ)であり、そのために悲惨な体験をすることになる。 |
| | | |
− | アルゼナル内では数少ない肉親の記憶を持つノーマ(作中では他にはアンジュとジルだけであり、そのために悲惨な体験をした)。かつてはエンデラント連合で、ノーマでありながらも母親のインゲと共に幸せな日々を送っていたが、ノーマ管理法によってアルゼナルへと強制的に連行されてしまっている。しかし、母の事を諦めきれなかったヒルダは、必死に[[メイルライダー]]としての腕を磨いて生き延び、いずれアルゼナルを脱走して故郷に帰る機会を虎視眈々と狙っていた。
| + | かつてはエンデラント連合で、ノーマでありながらも母親のインゲと共に幸せな日々を送っていたが、ノーマ管理法によってアルゼナルへと強制的に連行されてしまっている。しかし、母の事を諦めきれなかったヒルダは、必死に[[メイルライダー]]としての腕を磨いて生き延び、いずれアルゼナルを脱走して故郷に帰る機会を虎視眈々と狙っていた。 |
| | | |
| 中盤のマーメイドフェスタの際、マナの能力が使える[[モモカ・荻野目]]を強引に協力させて、自身と同じく事情を抱えていたアンジュと共にアルゼナルからの脱走を画策。一度は、自身の目論見で命を落としかけた仕返しに見捨てられそうになるも、母親に会いたいという必死の願いを聞き届けたアンジュに助けられ、これを機に彼女と和解する。しかし、その先に待っていたのは残酷すぎる現実で、インゲは生まれてきた妹に自分と同じ名前を付けた上に、自分の存在自体を無かった事にしようとしており、挙句の果てには「あんたなんて生まれて来なければよかった」と拒絶までされ、絶望のどん底に陥りながら、ヒルダは検疫官達にリンチされた上で拘束され、アルゼナルに戻される。その時には完全に自暴自棄となり、ロザリーやクリスとの関係も破綻しかけていたが、それでも運命に屈しようとしなかったアンジュの姿に救われ、『世界をぶっ壊す』大業に最初に賛同する人物となった。 | | 中盤のマーメイドフェスタの際、マナの能力が使える[[モモカ・荻野目]]を強引に協力させて、自身と同じく事情を抱えていたアンジュと共にアルゼナルからの脱走を画策。一度は、自身の目論見で命を落としかけた仕返しに見捨てられそうになるも、母親に会いたいという必死の願いを聞き届けたアンジュに助けられ、これを機に彼女と和解する。しかし、その先に待っていたのは残酷すぎる現実で、インゲは生まれてきた妹に自分と同じ名前を付けた上に、自分の存在自体を無かった事にしようとしており、挙句の果てには「あんたなんて生まれて来なければよかった」と拒絶までされ、絶望のどん底に陥りながら、ヒルダは検疫官達にリンチされた上で拘束され、アルゼナルに戻される。その時には完全に自暴自棄となり、ロザリーやクリスとの関係も破綻しかけていたが、それでも運命に屈しようとしなかったアンジュの姿に救われ、『世界をぶっ壊す』大業に最初に賛同する人物となった。 |
119行目: |
119行目: |
| :同上話より。反省房内でうなされて目を覚ました際に、アンジュに「落ち込んでるか?」と聞かれた際の返答。この世界の住民にとってノーマが如何なる存在として扱われてるのか改めて実感させられる台詞と言える。 | | :同上話より。反省房内でうなされて目を覚ました際に、アンジュに「落ち込んでるか?」と聞かれた際の返答。この世界の住民にとってノーマが如何なる存在として扱われてるのか改めて実感させられる台詞と言える。 |
| ;「へっ…気付くの遅っ! 思ってねえよ、最初から友達だなんて。うまくやっていくためにあんた達に合わせてやってただけだっての!」 | | ;「へっ…気付くの遅っ! 思ってねえよ、最初から友達だなんて。うまくやっていくためにあんた達に合わせてやってただけだっての!」 |
− | :同上話回想。アルゼナルへと帰され反省房へ面会に来たロザリーとクリスに対して強がりを言う。母に自身を否定されてヤケッパチになっていたことと母親を知らない2人には理解されないと感じて言ったのかもしれないが、この言葉が結果的にクリスとの溝を深めてしまう事となる。 | + | :同上話回想。アルゼナルへと帰され反省房へ面会に来たロザリーとクリスに対して強がりを言う。母に自身を否定されて自暴自棄になっていたことと母親を知らない2人には脱走に至った動機は説明しても理解できないと感じて言ったのかもしれないが、この言葉が結果的にクリスとの溝を深めてしまう事となる。 |
| ;「アンジュ…あんたはね、あたしの王子様なんだ」<br />「でも、あんたにはお姫様のダチがいて…男もいて…わかってる。変だよな、女同士なんて」<br />「へへ…世界が終わろうって時に何言って…」 | | ;「アンジュ…あんたはね、あたしの王子様なんだ」<br />「でも、あんたにはお姫様のダチがいて…男もいて…わかってる。変だよな、女同士なんて」<br />「へへ…世界が終わろうって時に何言って…」 |
| :第23話。アンジュと合流した後、アウローラの廊下で内に秘めていた思いを口にする。ヒルダは一歩引いた姿勢を見せるが直後にアンジュが[[キスシーン|口を重ねる]]。想いに応えてくれた事にヒルダは嬉し涙を流した。 | | :第23話。アンジュと合流した後、アウローラの廊下で内に秘めていた思いを口にする。ヒルダは一歩引いた姿勢を見せるが直後にアンジュが[[キスシーン|口を重ねる]]。想いに応えてくれた事にヒルダは嬉し涙を流した。 |
131行目: |
131行目: |
| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
| ;「…やっぱり、男…」 | | ;「…やっぱり、男…」 |
− | :第17話ラスト、タスクに[[ヤザン・ゲーブル|ある事]]をして。アルゼナルという特異な環境で育ったためか、男は見慣れていない様子。 | + | :第17話ラスト、タスクに[[ヤザン・ゲーブル|ある事]]をして彼を睨みつけながら。アルゼナルという特異な環境で育ったためか、男は見慣れていない様子。 |
| ;「あんた…ちょっと太った?」 | | ;「あんた…ちょっと太った?」 |
| :第18話より。台詞だけならいつもの嫌みだが、この時のヒルダは[[シャワーシーン|シャワー]]を浴びながら'''アンジュの胸を揉んだり、尻をつねったり、更には肩口に[[キスシーン|キス]]をする'''など単なる親愛以上の行為に及んでいる。 | | :第18話より。台詞だけならいつもの嫌みだが、この時のヒルダは[[シャワーシーン|シャワー]]を浴びながら'''アンジュの胸を揉んだり、尻をつねったり、更には肩口に[[キスシーン|キス]]をする'''など単なる親愛以上の行為に及んでいる。 |