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世界征服を目的としており、部下の[[エグゼブ]]や[[パープル]]を介して物語の裏で暗躍。凶悪犯罪を隠れ蓑に活動を続けていたが、[[マイトガイン]]をはじめとする勇者特急隊を邪魔な存在であると判断し、「洗礼」を施されたロボットを差し向ける等して、彼等の抹殺を企む。
 
世界征服を目的としており、部下の[[エグゼブ]]や[[パープル]]を介して物語の裏で暗躍。凶悪犯罪を隠れ蓑に活動を続けていたが、[[マイトガイン]]をはじめとする勇者特急隊を邪魔な存在であると判断し、「洗礼」を施されたロボットを差し向ける等して、彼等の抹殺を企む。
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物語終盤で、かねてより計画していた全世界侵略作戦「'''クリスマスオペレーション'''」を12月25日午前0時を迎えた時点で実行。[[日本]]以外の国を僅か14時間で制圧し、勇者特急隊もパープルを使って一度は返り討ちにした。更に[[雷張ジョー|ジョー]]を洗脳して仲間に引き入れようとしたが、「魔のオーラ」を解析して弱点を見つけた[[ウォルフガング]]に阻害されてしまう。
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物語終盤で、かねてより計画していた全世界侵略作戦「'''クリスマスオペレーション'''」を12月25日午前0時を迎えた時点で実行。[[日本]]以外の国を僅か14時間で制圧し、勇者特急隊もパープルを使って一度は返り討ちにした。更に[[雷張ジョー|ジョー]]を洗脳して仲間に引き入れようとしたが、「魔のオーラ」を解析して弱点を見つけた[[ウォルフガング]]に妨害されてしまう。
    
最後の戦いでは、ヌーベルトキオにあるTR社一帯を浮上させ、それを[[空中要塞]]にする。エグゼブと共に[[グレートマイトガイン]]と[[轟龍]]を迎え撃つが、エグゼブは轟龍の[[特攻]]で撃破され、遂にブラックノワールは基地に突入してきた舞人と直接対峙する。
 
最後の戦いでは、ヌーベルトキオにあるTR社一帯を浮上させ、それを[[空中要塞]]にする。エグゼブと共に[[グレートマイトガイン]]と[[轟龍]]を迎え撃つが、エグゼブは轟龍の[[特攻]]で撃破され、遂にブラックノワールは基地に突入してきた舞人と直接対峙する。
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;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 
:'''[[2回行動]]、[[再攻撃]]、[[ガード]]L3、[[気力+ボーナス]]、[[プレッシャー]]L4'''
 
:'''[[2回行動]]、[[再攻撃]]、[[ガード]]L3、[[気力+ボーナス]]、[[プレッシャー]]L4'''
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:流石に強力な技能が揃っており、高レベルの[[プレッシャー]]と高い技量から繰り出される[[再攻撃]]が厄介。特に後者は[[2回行動]]と合わせて最悪4回も殴られる羽目になるので非常に危険。
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:反面[[底力]]や[[精神耐性]]を持たない為、[[ガード]]や後述のエースボーナスを封じる意味でも[[脱力]]で対処したい所。
    
=== 固有[[エースボーナス]] ===
 
=== 固有[[エースボーナス]] ===
 
;気力140以上で、ターン開始時に自機の周囲10マスにいる敵対軍勢の気力を-5する。
 
;気力140以上で、ターン開始時に自機の周囲10マスにいる敵対軍勢の気力を-5する。
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。
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:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。ハードモードで実装される為、より厄介な相手となる。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:忠実な部下。15年前にケン・エノモトだった彼を捕らえて洗脳した。
 
:忠実な部下。15年前にケン・エノモトだった彼を捕らえて洗脳した。
 
;[[パープル]]
 
;[[パープル]]
:忠実な部下。
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:忠実な部下。エグゼブと同じく洗脳を施し手駒とした。
 
;[[旋風寺舞人]]
 
;[[旋風寺舞人]]
 
:宿敵。彼に自分の正体をはじめとする衝撃の事実を突きつける。
 
:宿敵。彼に自分の正体をはじめとする衝撃の事実を突きつける。
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:洗脳して部下にしようとするが、ウォルフガングに妨害される。
 
:洗脳して部下にしようとするが、ウォルフガングに妨害される。
 
;[[ウォルフガング]]
 
;[[ウォルフガング]]
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:エグゼブを介して強制的に配下とするが、ジョーを洗脳しようとした際に一矢報いられてしまう。
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:それでも「たかが人間」と見下していたが、最終的に彼の開発したイノセントウェーブ増幅装置が敗因となった。
 
;[[吉永サリー]]
 
;[[吉永サリー]]
 
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三次元人を自称しているだけあって、彼(彼女)の台詞はメタ発言が多い。
 
三次元人を自称しているだけあって、彼(彼女)の台詞はメタ発言が多い。
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;「そんなに知りたくば教えてやろう。私は次元を超えてやって来た三次元人だ」<br />舞人「三次元人…!?」<br />「そう……この二次元世界の支配者、神と言ってもいい」<br />舞人「なぜだ…?何のためにこの世界を支配しようとしている!?」<br />「『しようとしている』のではない。既に支配している。『何のため』だと? もちろん楽しむためさ。我々はお前達二次元人を使ってゲームをしていたのさ!」<br />舞人「そんな……この戦いはゲームだというのか!?」<br />「そう……お前達はただのゲームの駒だ。そして旋風寺舞人、お前は『ヒーロー』という駒として作られた」<br />舞人「違う!! 俺は父さんの遺志を継いで…!」<br />「お前の両親とて、お前をヒーローとして育てるための要員でしかない。全てはゲームのためのシチュエーションだ」<br />舞人「嘘だ…!俺は正義のため…この世の悪と戦ってきたんだ!」<br />「そう。お前は次々と敵を倒し、アイテムを手に入れ、レベルを上げていった。だがもう終わりだ! お前の倒すべき相手はいない……ゲームオーバーだ!!」
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:第47話 「嵐を呼ぶ最終回」より。対面した舞人に自身の正体とあまりにも衝撃的な真実を突きつける。視聴者にとっても衝撃的な、メタフィクション極まる台詞である。
 
;「ゲームの駒にプレイヤーは倒せはしない。だが、プレイヤーがゲームの駒を殺すのは簡単だ」<br />「ちょうどハッピーエンドにも飽きてきたところだ。ヒーローが死ぬ、悲劇のエンディングはどうだ!」
 
;「ゲームの駒にプレイヤーは倒せはしない。だが、プレイヤーがゲームの駒を殺すのは簡単だ」<br />「ちょうどハッピーエンドにも飽きてきたところだ。ヒーローが死ぬ、悲劇のエンディングはどうだ!」
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:同じく第47話より。真実を知ってなお、戦意を失わない舞人達に強烈な衝撃波を叩き付ける。既に満身創痍のマイトガインに成す術は無いかに思われたが…。
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;「イノセントウェーブ!? 馬鹿な……イノセントウェーブなど、ゲームを面白くするための、ただのアイテムにしか過ぎぬ!! それが……何故……!?」
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:[[吉永サリー|サリー]]のイノセントウェーブによって魔のオーラが打ち消された事に狼狽して。よもや自分で設定したアイテムに足元を掬われる事になるとは思ってもいなかったのだろう。
 
;「そうか……この私も、ただのゲームの駒だったか……『巨大な悪』という名前の……」
 
;「そうか……この私も、ただのゲームの駒だったか……『巨大な悪』という名前の……」
 
:最終決戦における最期の台詞。
 
:最終決戦における最期の台詞。
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;「その機体は、お前の心の闇が形となったもの…!さあ、憎しみに身を焦がし…」<br />[[テンカワ・アキト|アキト]]「ただの宇宙空間用の迷彩だ」<br />「しかし…!」
 
;「その機体は、お前の心の闇が形となったもの…!さあ、憎しみに身を焦がし…」<br />[[テンカワ・アキト|アキト]]「ただの宇宙空間用の迷彩だ」<br />「しかし…!」
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第51話におけるアキトとの[[戦闘前会話]]より。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第51話におけるアキトとの[[戦闘前会話]]より。
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:彼の憎悪を煽ろうとするもバッサリ切り捨てられてしまう。尚も食い下がるが'''「陳腐な発想だ」'''と跳ね除けられた。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[空中要塞]]
 
;[[空中要塞]]
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:『V』での搭乗機。ブラックノワールの力により、TR社一帯が浮上・変貌した巨大要塞。
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:内部に舞人が突入し直接対決となった原作と違い、本作ではこの要塞で襲い掛かって来る。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*名前の元ネタは[[英語]]の「ブラック」と[[フランス語]]の「ノワール」から。どちらも「黒」を意味する単語で、更に「黒の悪(ブラックのワル)」のダブルネーミングとなっている。
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*名前の元ネタは[[英語]]の「ブラック」と[[フランス語]]の「ノワール」から。どちらも「黒」を意味する単語で、更に「黒の悪(ブラックのワル)」のダブルミーニングとなっている。
 
*メタフィクションを題材とした最終ボスは放送当時から賛否両論が巻き起こり、現在でもマイトガインという作品が勇者シリーズの中の異端児に分類される要因の一つである。
 
*メタフィクションを題材とした最終ボスは放送当時から賛否両論が巻き起こり、現在でもマイトガインという作品が勇者シリーズの中の異端児に分類される要因の一つである。
 
**第一話から絵コンテ・演出に「握乃手紗貴」(あくのてさき=悪の手先)というスタッフがいるなど、こうした路線は当初からの想定通りであった。なおこれは高松信司監督の別名義である。
 
**第一話から絵コンテ・演出に「握乃手紗貴」(あくのてさき=悪の手先)というスタッフがいるなど、こうした路線は当初からの想定通りであった。なおこれは高松信司監督の別名義である。
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