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しかし、結局はシルヴィアもまた[[世界観|世界]]の歪んだ常識を盲信しきっており、兄ジュリオに唆された事も相まって姉アンジュに憎しみを抱くようになっていた。その上、シルヴィアには我が身の可愛さに主義主張を変える節が見受けられ、虎の威を借りる狐のような素振りも多い等「自己」というものが欠落しているようにも描かれている。身も蓋も無い事を言ってしまえば、'''作中の主な人物とは別の方向で下衆い性格をしており、力ある人間からのお零れを授かろうとする厭な人となりをしている'''。そういう人間は得てして全てを失ってしまうのだが、シルヴィアは皇室であるということからか自覚など全くしていない。
 
しかし、結局はシルヴィアもまた[[世界観|世界]]の歪んだ常識を盲信しきっており、兄ジュリオに唆された事も相まって姉アンジュに憎しみを抱くようになっていた。その上、シルヴィアには我が身の可愛さに主義主張を変える節が見受けられ、虎の威を借りる狐のような素振りも多い等「自己」というものが欠落しているようにも描かれている。身も蓋も無い事を言ってしまえば、'''作中の主な人物とは別の方向で下衆い性格をしており、力ある人間からのお零れを授かろうとする厭な人となりをしている'''。そういう人間は得てして全てを失ってしまうのだが、シルヴィアは皇室であるということからか自覚など全くしていない。
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実は両足の怪我はとっくに完治しており車椅子無しでも歩けたのだが、周囲の人々に甘えて車椅子から降りようとせず、自身でも半身不随だと思い込んでいた。終盤、ミスルギ皇国崩壊の混乱の最中に再会したアンジュからその点を指摘され、彼女から突き付けられた銃口から逃れる為に自らの足で立ち上がる。同時に本当の意味で自分を案じていたのがアンジュだと悟り、涙を流した。
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最終話では、自ら銃を取って仲間達と共に崩壊したマナ世界で逞しく生きる姿が描写されている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
:初登場作品。[[NPC]]
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:初登場作品。[[NPC]]。概ね原作通りの扱いだが、アンジュの説教がミスルギ皇宮内ではなく時空の狭間となった影響で最終盤でのみ自軍部隊と同行する。
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:通常ルートでは一人だけ今後どうすればいいかわからずアンジュに相談するも睨まれるという締まらない結末となるが、困難ルートでは混乱が続く[[神聖ミスルギ皇国]]にて、旧体制を打倒するための革命団のリーダーとなるなど、原作最終話を踏襲したものとなっている。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:エンブリヲに救われた後は、逆に鎖で拘束し鞭で叩くなど奴隷扱いしている。
 
:エンブリヲに救われた後は、逆に鎖で拘束し鞭で叩くなど奴隷扱いしている。
 
;[[エンブリヲ]]
 
;[[エンブリヲ]]
:リィザに監禁されているところを救われ、「おじさま」と呼んで慕うようになる。
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:リィザに監禁されているところを救われ、「おじさま」と呼んで慕うようになる。『V』では人質にされてしまうが、当のアンジュは意にも介さなかった。
 
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
 
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
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:第22話より。エンブリヲの世界融合の影響で世界中でマナが使えなくなったため、シルヴィアも車椅子が使用できずに誰もいない廊下で転倒。その時に周囲に向けてこう叫んだのだが、'''視聴者からはほぼ間違いなく失笑を買ったであろう内容となっている'''。
 
:第22話より。エンブリヲの世界融合の影響で世界中でマナが使えなくなったため、シルヴィアも車椅子が使用できずに誰もいない廊下で転倒。その時に周囲に向けてこう叫んだのだが、'''視聴者からはほぼ間違いなく失笑を買ったであろう内容となっている'''。
 
:兄ジュリオ死後、生き残っているミスルギの皇族はシルヴィアしかいないため、必然的にそうなるのは分かるが、彼女の国内処遇が明確ではなく不意打ち的に発言が飛び出したため、ネタ台詞としか思えない状態に。どこまでも他力本願なシルヴィアの[[性格]]を表しているともとれるが。
 
:兄ジュリオ死後、生き残っているミスルギの皇族はシルヴィアしかいないため、必然的にそうなるのは分かるが、彼女の国内処遇が明確ではなく不意打ち的に発言が飛び出したため、ネタ台詞としか思えない状態に。どこまでも他力本願なシルヴィアの[[性格]]を表しているともとれるが。
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;「お姉様…」
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:第23話。アンジュから自身の怪我が完治している事を告げられるが、尚も助けを懇願するシルヴィアに対して威嚇射撃をされ続ける。荒療治ではあったが、自分の足で立つことが出来た姿を見届け去っていったアンジュを想い涙を流した。
 
;「死にたくなければ、戦いなさい」
 
;「死にたくなければ、戦いなさい」
 
:最終話ラストより。レジスタンスと思わしき仲間たちと共に武器を取り、大人に虐げられる子供を助けた際に放った一言。
 
:最終話ラストより。レジスタンスと思わしき仲間たちと共に武器を取り、大人に虐げられる子供を助けた際に放った一言。
 
:最後の最後でようやく自分の力で歩いて生きることを決意したシルヴィア。この言葉を放った時、もうかつてのように甘ったれの他力本願だった頃の姿はどこにもなかった。
 
:最後の最後でようやく自分の力で歩いて生きることを決意したシルヴィア。この言葉を放った時、もうかつてのように甘ったれの他力本願だった頃の姿はどこにもなかった。
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:…ちなみに、姉に負けず劣らずの成長ぶりとこの時の姿が9話のアンジュ同様のアーミールックスタイルであったために'''ミスルギ皇族は女傑ばかり'''と視聴者から若干ネタにされてもいる。
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<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == --><!-- == 余談 == -->
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
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;(素敵です、お姉様…!)
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:最終話、[[ネバンリンナ]]へ啖呵を決めたアンジュに対して。
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;「あ、あのお姉様…私は…」
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:通常ルート最終話エピローグより。自軍部隊の他の面々が今後どうするかで具体的な道を挙げていく中、一人だけ姉に相談する。こういうヘタレな所は[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|兄]]によく似ている。
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<!-- == 余談 == -->
 
<!-- == 脚注 == -->
 
<!-- == 脚注 == -->
 
<!-- <references /> -->
 
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