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407 バイト追加 、 2017年3月7日 (火) 01:41
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=== 特徴 ===
 
=== 特徴 ===
精神コマンドには、'''どれだけ使用しても行動終了にならない'''という大きな利点がある([[自爆]]など、ごく一部例外あり)。これにより、1ターンで一気に展開を有利にすることが可能となっている。
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精神コマンドには、'''どれだけ使用しても行動終了にならない'''という大きな利点がある([[自爆]]など、ごく一部例外あり)。これにより、1ターンで一気に展開を有利にすることが可能となっている。その反面、一旦行動終了させてしまうと基本的には再び行動可能になるまで一切使用できなくなる。
    
殆どの精神コマンドは効果が1ターン持続するというものが多いのだが、厳密には1ターンではなく、'''「次の自軍(所属する勢力)フェイズの開始時」で解除される'''ように設定されている。その為、イベント等で敵フェイズ中に自軍ユニットに集中や鉄壁が掛かっても、1ターンではなく、その発動したターンの終了時に強制解除されてしまう。これは敵に対しても例外ではなく、敵がHPの減少等で味方フェイズ中に精神コマンドを使用しても、そのターンを終了して敵にフェイズを渡してしまえば、敵が行動する前に効果は消滅する。
 
殆どの精神コマンドは効果が1ターン持続するというものが多いのだが、厳密には1ターンではなく、'''「次の自軍(所属する勢力)フェイズの開始時」で解除される'''ように設定されている。その為、イベント等で敵フェイズ中に自軍ユニットに集中や鉄壁が掛かっても、1ターンではなく、その発動したターンの終了時に強制解除されてしまう。これは敵に対しても例外ではなく、敵がHPの減少等で味方フェイズ中に精神コマンドを使用しても、そのターンを終了して敵にフェイズを渡してしまえば、敵が行動する前に効果は消滅する。
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上手く利用すれば、敵フェイズ中に魂+必中の掛かった凶悪な一撃を回避可能となるので、敵が精神コマンドを使用する場合は可能な限り、味方フェイズで発動させたい。
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上手く利用すれば、敵フェイズ中に「魂」+「必中」の掛かった凶悪な一撃を回避可能となるので、敵が精神コマンドを使用する場合は可能な限り、味方フェイズで発動させたい。
    
=== SP ===
 
=== SP ===
通常、SPはマップ開始時に最大値になっている。マップ内でのSP回復手段は[[強化パーツ]]を始め、特殊スキルの[[SP回復]]と[[念動力]]、特定の[[特殊能力]]、精神コマンドの[[期待]][[献身]]による分与、一部のイベントなどに限定されており、無闇なコマンドの多用はできない。最大SPはパイロットのレベルアップや、特定の[[特殊技能]]の取得等で増加する。
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通常、SPはマップ開始時に最大値になっている。マップ内でのSP回復手段は[[強化パーツ]]を始め、特殊スキルの[[SP回復]]と[[念動力]]、特定の[[特殊能力]]、精神コマンドの「[[期待]]」「[[献身]]」等による分与、一部のイベントなどに限定されており、無闇なコマンドの多用はできない。最大SPはパイロットのレベルアップや、特定の[[特殊技能]]の取得等で増加する。
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精神コマンドの消費SPはシリーズによって全員共通の場合と、パイロット個別に設定される場合がある。現在の作品では後者が多くなり、よりキャラクターの個性やユニットの性能が強調されるようになっている。『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』は全員共通だが、Lv1~3のレベル制になっており、レベルの上昇によって消費SPの量が変化する。
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『NEO』など開始時のSPが最大値とイコールではないシリーズもあり、その場合はターン経過によるSP回復(蓄積)もされるようになっている。
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精神コマンドの消費SPはシリーズによって全員共通の場合と、パイロット個別に設定される場合がある。現在の作品では後者が多くなり、よりキャラクターの個性やユニットの性能が強調されるようになっている。『[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』『OE』では全員共通だが、Lv1~3のレベル制になっており、レベルの上昇によって消費SPの量が変化する。
    
=== 習得数 ===
 
=== 習得数 ===
殆どの作品では一人'''6個'''まで。[[ゲッターロボ]]など複数パイロットが搭乗する機体はそのままパイロット数×6個になるので、コマンドの種類や分担で有利。しかし、近年の作品では習得コマンド数に変化がみられる。第2次(G)[[ミネルバX]]、第2次Gの[[オリファー・イノエ|オリファー]]、[[ララァ・スン|ララァ]]、[[ボス]]、第4次(S)の[[トーレス]]のようなキャラ限定例外もある。
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殆どの作品では一人'''6個'''まで。[[ゲッターロボ]]など複数パイロットが搭乗する機体はそのままパイロット数×6個になるので、コマンドの種類や分担で有利。しかし、近年の作品では習得コマンド数に変化がみられる。『第2次(G)』の[[ミネルバX]]、『第2次G』の[[オリファー・イノエ|オリファー]]、[[ララァ・スン|ララァ]]、[[ボス]]、『第4次(S)』の[[トーレス]]のようなキャラ限定例外もある。
 
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS|OGs]] / [[スーパーロボット大戦 OG外伝|OG外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS|OGs]] / [[スーパーロボット大戦 OG外伝|OG外伝]]
 
:一般パイロットのみ、ツイン精神コマンドの追加で'''7個'''。
 
:一般パイロットのみ、ツイン精神コマンドの追加で'''7個'''。
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旧シリーズでは[[集中]]、[[必中]]を持たないリアル系パイロット(『F・F完結編』[[ダバ・マイロード|ダバ]]、『64』[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]等)や[[必中]]を持たないスーパー系パイロット(『F完結編』[[ユング・フロイト|ユング]]等)が存在し、「使える」「使えない」に二分されたが、『α』以降では命中系精神コマンドを持たないパイロットはいない(メインパイロットが習得しなくてもサブパイロットが習得する場合もある)程均一化されたが、『第3次Z』で久しぶりに[[ファ・ユイリィ|ファ]]が持たないパイロットとして登場した(『天獄篇』では[[エースボーナス]]で補填された)。
 
旧シリーズでは[[集中]]、[[必中]]を持たないリアル系パイロット(『F・F完結編』[[ダバ・マイロード|ダバ]]、『64』[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]等)や[[必中]]を持たないスーパー系パイロット(『F完結編』[[ユング・フロイト|ユング]]等)が存在し、「使える」「使えない」に二分されたが、『α』以降では命中系精神コマンドを持たないパイロットはいない(メインパイロットが習得しなくてもサブパイロットが習得する場合もある)程均一化されたが、『第3次Z』で久しぶりに[[ファ・ユイリィ|ファ]]が持たないパイロットとして登場した(『天獄篇』では[[エースボーナス]]で補填された)。
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攻撃的な精神コマンドでは、[[魂]]の習得に大きな変化が見られ、主役格とその他のパイロットとの差別化が図られ、リアル系に属するとされる主人公格のキャラクターとそのライバル的キャラクターのみが習得するようになっていった。分かりやすい例として、『ガンダムW』系のパイロットではPS版『α』まではデュオ、トロワ、カトル、五飛も[[魂]]を習得していたが、『α外伝』以降からはヒイロ、ゼクスは習得するがデュオ等は習得しなくなった。
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攻撃的な精神コマンドでは、「[[魂]]」の習得に大きな変化が見られ、主役格とその他のパイロットとの差別化が図られ、リアル系に属するとされる主人公格のキャラクターとそのライバル的キャラクターのみが習得するようになっていった。分かりやすい例として、『ガンダムW』系のパイロットではPS版『α』まではデュオ、トロワ、カトル、五飛も「[[魂]]」を習得していたが、『α外伝』以降からはヒイロ、ゼクスは習得するがデュオ等は習得しなくなった。
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サポート的な精神コマンドでは旧シリーズにはなかった[[祝福]][[応援]][[感応]][[期待]][[献身]][[希望]]といったものが登場した。これらの登場により、戦闘を行うには[[能力]]が振るわないパイロットでもサポート要員として活躍の場を得た。特に[[ヒロイン]]的なパイロットは非常に多数のサポート用精神コマンドを習得するようになってきている。直接的な戦闘能力は低くても、サポート要員として活路を見出すことがゲームの難易度を左右する場合もあるので、研究は怠らぬようにしたい。
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サポート的な精神コマンドでは旧シリーズにはなかった「[[祝福]]」「[[応援]]」「[[感応]]」「[[期待]]」「[[献身]]」「[[希望]]」といったものが登場した。これらの登場により、戦闘を行うには[[能力]]が振るわないパイロットでもサポート要員として活躍の場を得た。特に[[ヒロイン]]的なパイロットは非常に多数のサポート用精神コマンドを習得するようになってきている。直接的な戦闘能力は低くても、サポート要員として活路を見出すことがゲームの難易度を左右する場合もあるので、研究は怠らぬようにしたい。
    
『第2次Z再世篇』以降ダメージ増強が、『第3次Z』以降獲得要素倍化のコマンドは習得が遅れる傾向にある。
 
『第2次Z再世篇』以降ダメージ増強が、『第3次Z』以降獲得要素倍化のコマンドは習得が遅れる傾向にある。
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:特定の精神コマンドの持ち主を絞り込み、捜し出すことができる。
 
:特定の精神コマンドの持ち主を絞り込み、捜し出すことができる。
 
;一括指定(『第3次α』以後。『J』にはない)
 
;一括指定(『第3次α』以後。『J』にはない)
:複数の精神コマンドを指定し、まとめて使用できる。指定時に使用後の残りSPも分かる。指定はON・OFFのみの判定なので「一体のユニットに一括で[[激励]]を集中使用」といったことはできない。『Z』では「[[応援]]」「[[祝福]]」、「[[偵察]]」「[[脱力]]」「[[分析]]」など対象指定タイプのコマンドも一括指定可能。
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:複数の精神コマンドを指定し、まとめて使用できる。指定時に使用後の残りSPも分かる。指定はON・OFFのみの判定なので「一体のユニットに一括で[[激励]]を集中使用」といったことはできない。『Z』では「[[応援]]」「[[祝福]]」「[[偵察]]」「[[脱力]]」「[[分析]]」などの対象指定タイプのコマンドも一括指定可能。
 
;支援精神リスト(『第3次α』以後。『J』にはない)
 
;支援精神リスト(『第3次α』以後。『J』にはない)
 
:対象指定タイプの精神コマンドの使い手がいる場合、どのキャラでも選択時に別個リストアップされる。ただし、対応コマンドの登場作でも必ずリストアップされるとは限らない。
 
:対象指定タイプの精神コマンドの使い手がいる場合、どのキャラでも選択時に別個リストアップされる。ただし、対応コマンドの登場作でも必ずリストアップされるとは限らない。
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