6行目: |
6行目: |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | バンプレストが発売した、スーパーロボット大戦シリーズの流れを組むシミュレーションRPG。キャラクターデザインは河野さち子氏、開発はウインキーソフト。
| + | バンプレストが発売した、『スーパーロボット大戦』シリーズの流れを組むシミュレーションRPG。キャラクターデザインは河野さち子氏、開発はウインキーソフト。 |
| | | |
| スーパーファミコンで発売された『[[バトルロボット烈伝]]』からストーリーや世界観を引き継いでいる部分があるが、両者は一種のパラレルワールドとして扱われており、前編続編の関係ではない。 | | スーパーファミコンで発売された『[[バトルロボット烈伝]]』からストーリーや世界観を引き継いでいる部分があるが、両者は一種のパラレルワールドとして扱われており、前編続編の関係ではない。 |
12行目: |
12行目: |
| ストーリーも主人公の行動一つで、様々に模様替えするのでその点における評価はスパロボ以上との声もある。 | | ストーリーも主人公の行動一つで、様々に模様替えするのでその点における評価はスパロボ以上との声もある。 |
| | | |
− | 問題はゲームとしての完成度で、読み込み速度が極端に遅い。よく遅いと言われる『[[新スーパーロボット大戦]]』よりも戦闘画面へ切り替わる速度が遅く、アニメーションも乏しい面が挙げられる。当然ながら売り上げは伸びずに空振りに終わった作品である。 | + | 問題はゲームとしての完成度で、読み込み速度が極端に遅い。よく遅いと言われる『[[新スーパーロボット大戦]]』よりも戦闘画面へ切り替わる速度が遅く、アニメーションも乏しい面が挙げられる。またこの時点では『[[スーパーロボット大戦64|64]]』を除いて据え置き機でのスパロボでは声付きが当たり前となっていた頃である中ボイスも不使用であり、当然ながら売り上げは伸びずに空振りに終わった作品である。 |
| | | |
| == 参戦作品 == | | == 参戦作品 == |
32行目: |
32行目: |
| 『バトルロボット烈伝』はスパロボとは異なるシステムが模索されていたが、本作はロボットが全てリアルサイズで描かれている以外はほぼスパロボのゲームシステムと同じ。マスの形状もヘクスでなくスクエアに戻された。マップ画面はクォータビューである。 | | 『バトルロボット烈伝』はスパロボとは異なるシステムが模索されていたが、本作はロボットが全てリアルサイズで描かれている以外はほぼスパロボのゲームシステムと同じ。マスの形状もヘクスでなくスクエアに戻された。マップ画面はクォータビューである。 |
| | | |
− | 通常のスパロボにはない独自の点としては向きの概念があり、側面や背面を取ることで攻撃の[[命中]]率を高めることができる(ロボットがリアルサイズでマップ画面がクォータビューとなっている事も併せて、[[LOE]]の系譜と言える)。また、盾の種類が細分化されており、その種類と向きによって[[シールド防御]]できる確率が変わる(成功時は1/10と大幅にダメージを抑えられる)。なお、特殊技能の概念は存在しない。 | + | 通常のスパロボにはない独自の点としては向きの概念があり、側面や背面を取ることで攻撃の[[命中]]率を高めることができる(ロボットがリアルサイズでマップ画面がクォータビューとなっている点や、[[戦艦]]がユニットとして登場しない事も併せて、[[LOE]]の系譜と言える)。また、盾の種類が細分化されており、その種類と向きによって[[シールド防御]]できる確率が変わる(成功時は1/10と大幅にダメージを抑えられる)。なお、特殊技能の概念は存在しない。 |
| | | |
| [[改造]]は同型機体にも連動して適用される(例えばムジカの機体を改造すれば、色が違う同型の味方機も強化される)。[[強化パーツ]]は「アイテム」という名で登場しており、各機体カテゴリごとに専用のアイテムも存在する(オリジナルには存在しないのでこの一点で劣る)。 | | [[改造]]は同型機体にも連動して適用される(例えばムジカの機体を改造すれば、色が違う同型の味方機も強化される)。[[強化パーツ]]は「アイテム」という名で登場しており、各機体カテゴリごとに専用のアイテムも存在する(オリジナルには存在しないのでこの一点で劣る)。 |
68行目: |
68行目: |
| === ノーザンブライト共和国 === | | === ノーザンブライト共和国 === |
| ;[[ムジカ・ファーエデン]] | | ;[[ムジカ・ファーエデン]] |
− | :[[主人公]]。性別は女。シミュレーションの実技訓練で失敗を繰り返し、実戦経験にも乏しい新兵であったが、経験を積むことでリアルロボット軍団の指揮官としての才覚を見せる。 | + | :[[主人公]]。性別は女だが一人称は「ボク」。シミュレーションの実技訓練で失敗を繰り返し、実戦経験にも乏しい新兵であったが、経験を積むことでリアルロボット軍団の指揮官としての才覚を見せる。 |
| ;[[グレン・ドーキンス]] | | ;[[グレン・ドーキンス]] |
| :性別は男。ムジカとは同期生。幼き頃にブランチによるテロで両親を失い、ブランチを憎んでいるが、ムジカにそれを諌められている。 | | :性別は男。ムジカとは同期生。幼き頃にブランチによるテロで両親を失い、ブランチを憎んでいるが、ムジカにそれを諌められている。 |
| ;エリヤ・バリアード | | ;エリヤ・バリアード |
− | :性別は男、年齢19歳、身長176cm、体重65kg。リアルロボット軍団の旗艦「シルバラード」の艦長を務める。ムジカとは気軽に話せる人物。性格は気弱で、本当に艦長かと誤解される。趣味はプラモデル、ガレージキット、美少女フィギュアの製作で、自室に飾っている。同じ趣味のリュウセイとは意気投合できそうだが、残念ながらそういう描写はない。その製作技術で、メカニックは得意。 | + | :性別は男、年齢19歳、身長176cm、体重65kg。リアルロボット軍団の旗艦「シルバラード」の艦長を務める。ムジカとは気軽に話せる人物。性格は気弱で、本当に艦長かと誤解される。趣味はプラモデル、ガレージキット、美少女フィギュアの製作で、自室に飾っている。同じ趣味のリュウセイとは意気投合できそうだが、残念ながらそういう描写はない。その製作技術で、メカニックは得意。しばしば間違ったことわざを使う。 |
| + | ;ドク・ディンティス |
| + | :シルバラードのメカニック。奇矯な容姿であるが腕は確かで、ハマーン・ロシュルートでは発掘したMSのパーツを利用してムジカ達の機体を強化改修する。 |
| ;[[ラズロ・ファーエデン]] | | ;[[ラズロ・ファーエデン]] |
| :ムジカの父親。ラズロの父親はシャアであり、ブランチとウルス人のハーフ。参謀長。 | | :ムジカの父親。ラズロの父親はシャアであり、ブランチとウルス人のハーフ。参謀長。 |
87行目: |
89行目: |
| ;マロウ・デクリード | | ;マロウ・デクリード |
| :司令。 | | :司令。 |
− | ;ドク・ディンティス
| |
− | :メカニック。
| |
| ;シャクシャ・コッシャー | | ;シャクシャ・コッシャー |
| :三佐。 | | :三佐。 |
152行目: |
152行目: |
| | | |
| === 艦船 === | | === 艦船 === |
| + | マップ中での演出として登場するのみで、ユニットにはならない。 |
| ;シルバラード | | ;シルバラード |
| : | | : |