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6 バイト追加 、 2017年3月3日 (金) 08:05
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他国のKMFには見られない本機独自の特徴として、「インセクトモード」と呼ばれる多脚機動形態への変形機構が挙げられる。その名の通り昆虫に似たフォルムを有し、4本の脚で這い回ることでランドスピナーでは進みにくい森林地帯などでも劣らない高速移動が可能な他、直角の壁面に苦も無く張り付いたまま移動するなど、変則的な機動を実現している。見た目を違って変形の仕組みも比較的単純で、複雑なギミックは腕や脚の部分的な変形のみに留まっており、変形速度も非常に速い。一方で、その複雑な運用メカニズムから通常の操縦システムだけでは制御しきれないため、操縦者の脳内にニューロデバイスのチップを埋め込むことで機体の制御を補助させるシステムを採用している。
 
他国のKMFには見られない本機独自の特徴として、「インセクトモード」と呼ばれる多脚機動形態への変形機構が挙げられる。その名の通り昆虫に似たフォルムを有し、4本の脚で這い回ることでランドスピナーでは進みにくい森林地帯などでも劣らない高速移動が可能な他、直角の壁面に苦も無く張り付いたまま移動するなど、変則的な機動を実現している。見た目を違って変形の仕組みも比較的単純で、複雑なギミックは腕や脚の部分的な変形のみに留まっており、変形速度も非常に速い。一方で、その複雑な運用メカニズムから通常の操縦システムだけでは制御しきれないため、操縦者の脳内にニューロデバイスのチップを埋め込むことで機体の制御を補助させるシステムを採用している。
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更に、上記のニューロデバイスによる操縦支援システムを応用し、操縦者の精神を拡張させることが可能な「ブレインレイドシステム」が搭載されている。これによってニューロデバイスが数値化した操縦者の脳波を機体にダイレクトに反映させ、文字通り「意思」のみで機体の制御を行い、驚異的な反応速度・運動性を発揮できる。また、アレクサンダ間で操縦者同士の脳をリンクさせることにより、通常の通信のように傍受される恐れが一切ないテレパシーのような意思の疎通も可能となる。この場合、指揮官機たる親機がシステム制御の中枢を担い、子機がその支配下に入る形で効率的な運用を図る。反面、これによって本機は実質定められた者にしか操縦出来ず、脳をリンクさせる弊害で親機が子機のパイロットの精神を浸食して操ってしまうことが出来る。
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更に、上記のニューロデバイスによる操縦支援システムを応用し、操縦者の精神を拡張させることが可能な「ブレインレイドシステム」が搭載されている。これによってニューロデバイスが数値化した操縦者の脳波を機体にダイレクトに反映させ、文字通り「意思」のみで機体の制御を行い、驚異的な反応速度・運動性を発揮できる。また、アレクサンダ間で操縦者同士の脳をリンクさせることにより、通常の通信のように傍受される恐れが一切ないテレパシーのような意思の疎通も可能となる。この場合、指揮官機たる親機がシステム制御の中枢を担い、子機がその支配下に入る形で効率的な運用を図る。反面、これによって本機は実質定められた者にしか操縦出来ず、脳をリンクさせる弊害で、親機が子機のパイロットの精神を浸食して意のままに操ることができる。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==