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− | == ダイモン(DYMN) ==
| + | *外国語表記:[[外国語表記::DYMN]] |
− | *[[登場作品]]:[[電脳戦機バーチャロン マーズ]] | + | *[[登場作品]]:{{登場作品 (人物)|電脳戦機バーチャロン マーズ}} |
− | *[[声優]]:若本規夫 | + | *[[声優]]:{{声優|若本規夫}} |
| *種族:残留思念(先住知性体) | | *種族:残留思念(先住知性体) |
− | *所属:[[ダイモン]] | + | *所属:ダイモン |
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| + | == 概要 == |
| 『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』において、特捜機動部隊[[MARZ]]が真のターゲットとする謎の組織。 | | 『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』において、特捜機動部隊[[MARZ]]が真のターゲットとする謎の組織。 |
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| ;[[スーパーロボット大戦K]] | | ;[[スーパーロボット大戦K]] |
| :「ダイモン・T」名義で登場。[[タングラム]]を介して[[イディクス]]を裏から操り、更に彼らを介して間接的に多くの勢力の行動を操り、'''本作の戦乱の真の黒幕として暗躍'''。 | | :「ダイモン・T」名義で登場。[[タングラム]]を介して[[イディクス]]を裏から操り、更に彼らを介して間接的に多くの勢力の行動を操り、'''本作の戦乱の真の黒幕として暗躍'''。 |
− | :版権スパロボでは[[α]]の[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]をはじめ、[[バンプレストオリジナル]]キャラのラスボスが戦乱の黒幕役を担う事が多いのだが、本作では一版権作品のラスボスであるダイモンが事実上の戦乱の黒幕となっているため、出番こそ少ないものの、ある意味では破格の扱いとも言える(似た例として、後発の作品である[[UX]]では、同じく版権作品の黒幕キャラである[[ナイア]]が[[K]]のダイモンと同ポジションを担っている)。 | + | :版権スパロボでは『[[α]]』の[[ユーゼス・ゴッツォ|ユーゼス]]をはじめ、[[バンプレストオリジナル]]キャラのラスボスが戦乱の黒幕役を担う事が多いのだが、本作では一版権作品のラスボスであるダイモンが事実上の戦乱の黒幕となっているため、出番こそ少ないものの、ある意味では破格の扱いとも言える(似た例として、後発の作品である『[[UX]]』では、同じく版権作品の黒幕キャラである[[ナイア]]が『K』のダイモンと同ポジションを担っている)。 |
| :序盤に一瞬姿を見せた後、終盤についにその姿を現し、版権作品のラスボスの大トリとして、セミファイナルステージとなる第35話にて戦う事になる。電脳虚数空間での決戦においては各作品の主人公達に対して『[[Z]]』の[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]の言動にも匹敵する程の悪意と毒と屁理屈に満ちた強烈な皮肉と嘲笑を次々と浴びせ、彼らを「ネズミ」と見下す。 | | :序盤に一瞬姿を見せた後、終盤についにその姿を現し、版権作品のラスボスの大トリとして、セミファイナルステージとなる第35話にて戦う事になる。電脳虚数空間での決戦においては各作品の主人公達に対して『[[Z]]』の[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]の言動にも匹敵する程の悪意と毒と屁理屈に満ちた強烈な皮肉と嘲笑を次々と浴びせ、彼らを「ネズミ」と見下す。 |
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| :本来はダイモンに対する人類側の切り札。だが、未熟なまま電脳虚数空間に放逐されて対抗する術を失っている。 | | :本来はダイモンに対する人類側の切り札。だが、未熟なまま電脳虚数空間に放逐されて対抗する術を失っている。 |
| ;[[クリアリア・バイアステン]] | | ;[[クリアリア・バイアステン]] |
− | :Kでは余りにも屁理屈を極めたダイモンの言動から、その姿勢が常軌を逸した虚勢に過ぎないと気付いて「無様」と一蹴。更にダイモンに直接的な力が無いため、タングラム無しでは目的を達成できないことまで見抜いて容赦なく論破した。すぐに開き直って屁理屈で返したとはいえ、流石のダイモンも彼の痛烈な指摘には黙らざるを得なかった。 | + | :『K』では余りにも屁理屈を極めたダイモンの言動から、その姿勢が常軌を逸した虚勢に過ぎないと気付いて「無様」と一蹴。更にダイモンに直接的な力が無いため、タングラム無しでは目的を達成できないことまで見抜いて容赦なく論破する。すぐに開き直って屁理屈で返したとはいえ、流石のダイモンも彼の痛烈な指摘には黙らざるを得なかった。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
| ;[[ル=コボル]] | | ;[[ル=コボル]] |
| :[[イディクス]]の統率者。[[タングラム]]を介してゲートを都合よく制御する事により、彼ら[[イディクス]]の活動を支援し(というより操り)、彼らに戦乱を拡大させてそれを眺めて大いに愉しんでいた。全平行宇宙滅亡を目的とするダイモンには、イディクスは興味深い研究対象であったらしい。ダイモンはル=コボルをも'''「嘲笑に値する」'''とし、嘲笑う。 | | :[[イディクス]]の統率者。[[タングラム]]を介してゲートを都合よく制御する事により、彼ら[[イディクス]]の活動を支援し(というより操り)、彼らに戦乱を拡大させてそれを眺めて大いに愉しんでいた。全平行宇宙滅亡を目的とするダイモンには、イディクスは興味深い研究対象であったらしい。ダイモンはル=コボルをも'''「嘲笑に値する」'''とし、嘲笑う。 |
− | :[[バンプレストオリジナル]][[ラストボス|ラスボス]]すらも、裏から利用している版権キャラというのは非常に珍しい。このような扱いに至った理由は、ダイモンが原作で未だ倒されていないというのも大きいと考えられる(同様に原作で決着が着いていない為、SRWで打倒に至らなかった敵としては、[[64]]や[[α]]における[[諸葛亮孔明|孔明]]達[[BF団]]や、[[J]]や[[W]]における[[レナード・テスタロッサ|レナード]]達[[アマルガム]]等が挙げられる)。 | + | :[[バンプレストオリジナル]][[ラストボス|ラスボス]]すらも、裏から利用している版権キャラというのは非常に珍しい。このような扱いに至った理由は、ダイモンが原作で未だ倒されていないというのも大きいと考えられる(同様に原作で決着が着いていない為、SRWで打倒に至らなかった敵としては、『[[64]]』や『[[α]]』における[[諸葛亮孔明|孔明]]達[[BF団]]や、『[[J]]』や『[[W]]』における[[レナード・テスタロッサ|レナード]]達[[アマルガム]]等が挙げられる)。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| ;「あれはなかなか楽しかった!イディクスとの抗争は我がダイモンの現界制御に際して極めて有効な機能たり得たぞ!フハハハハハハ…」 | | ;「あれはなかなか楽しかった!イディクスとの抗争は我がダイモンの現界制御に際して極めて有効な機能たり得たぞ!フハハハハハハ…」 |
− | :[[K]]の35話より。ついにその姿を現し、ゲートを裏から制御していた事を明かした際に[[シェルディア・ルージュ|シェルディア]]から「何故[[イディクス]]にゲートを使わせた」と問い質された際に返した返答。戦乱の黒幕とされていた[[イディクス]]すらも、自らの掌で転がし、弄んでいた事を得意げに明かす。 | + | :『[[K]]』第35話より。ついにその姿を現し、ゲートを裏から制御していた事を明かした際に[[シェルディア・ルージュ|シェルディア]]から「何故[[イディクス]]にゲートを使わせた」と問い質された際に返した返答。戦乱の黒幕とされていた[[イディクス]]すらも、自らの掌で転がし、弄んでいた事を得意げに明かす。 |
| ;「ネズミはネズミにふさわしい生き様というものがある」<br />「貴様らも、ル=コボルも…朽ち果てるまで抗い、戦い…せいぜい矮小な命を燃やすがよい」<br />「そのために用意された宴…戦争とは悲しくも美しい物だ。楽しんでいただきたい!」<br />「さあ、宴の始まりだ!汚物でも砕け散る様は美しい。楽しめ、そして命を散らせ!ネズミども!」 | | ;「ネズミはネズミにふさわしい生き様というものがある」<br />「貴様らも、ル=コボルも…朽ち果てるまで抗い、戦い…せいぜい矮小な命を燃やすがよい」<br />「そのために用意された宴…戦争とは悲しくも美しい物だ。楽しんでいただきたい!」<br />「さあ、宴の始まりだ!汚物でも砕け散る様は美しい。楽しめ、そして命を散らせ!ネズミども!」 |
− | :[[クリアリア・バイアステン|クリアリア]]に虚勢を暴かれても、尚も傲慢極まりない態度を崩さないダイモン。どこまでも傲慢に、憎々しげに、黒幕然として振舞い続ける。 | + | :『K』にて。[[クリアリア・バイアステン|クリアリア]]に虚勢を暴かれても、尚も傲慢極まりない態度を崩さないダイモン。どこまでも傲慢に、憎々しげに、黒幕然として振舞い続ける。 |
| ;「混沌は単一の因子で生起するものではない。スケープゴートを一つに定める事で敵とする…弱者の発想だよ、笑わせる…!」 | | ;「混沌は単一の因子で生起するものではない。スケープゴートを一つに定める事で敵とする…弱者の発想だよ、笑わせる…!」 |
− | :[[K]]にて「全ての黒幕はお前だったのか!」と怒る[[猿渡ゴオ|ゴオ]]に浴びせた皮肉。こうは言ってはいるが、ダイモンが黒幕であるという事実には何一つ変わりは無い。例の如く、屁理屈全開な台詞。 | + | :『K』にて「全ての黒幕はお前だったのか!」と怒る[[猿渡ゴオ|ゴオ]]に浴びせた皮肉。こうは言ってはいるが、ダイモンが黒幕であるという事実には何一つ変わりは無い。例の如く、屁理屈全開な台詞。 |
| ;「ハッハッハッ…!許すか否かの決定権は我がダイモンの側にある!教えてやろう。ダイモンはダイモンを常に許すのだ!」 | | ;「ハッハッハッ…!許すか否かの決定権は我がダイモンの側にある!教えてやろう。ダイモンはダイモンを常に許すのだ!」 |
− | :Kにて「お前だけは絶対許せねえ!」と激怒する[[ツワブキ・ダイヤ|ダイヤ]]に浴びせた嘲笑。どこまでも自己中心的なダイモンを象徴している。 | + | :『K』にて「お前だけは絶対許せねえ!」と激怒する[[ツワブキ・ダイヤ|ダイヤ]]に浴びせた嘲笑。どこまでも自己中心的なダイモンを象徴している。 |
| ;「慰めを求める者よ、貴様らから苦悶を除けば、後はただの抜け殻だ!」 | | ;「慰めを求める者よ、貴様らから苦悶を除けば、後はただの抜け殻だ!」 |
− | :Kにて[[真壁一騎|一騎]]に浴びせた嘲笑。戦いの悲しみと虚しさがいやと言うほど身に染みている一騎の心情など、自分「達」以外の全ての存在を虫ケラの如く見下し嘲笑するダイモンが意に介すはずがなかった。 | + | :『K』にて[[真壁一騎|一騎]]に浴びせた嘲笑。戦いの悲しみと虚しさがいやと言うほど身に染みている一騎の心情など、自分「達」以外の全ての存在を虫ケラの如く見下し嘲笑するダイモンが意に介すはずがなかった。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *その外見や[[声優]]の影響から、ファンからは「'''スイカ若本'''」の[[異名|渾名]]で呼ばれる。 | | *その外見や[[声優]]の影響から、ファンからは「'''スイカ若本'''」の[[異名|渾名]]で呼ばれる。 |
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− | {{DEFAULTSORT:たいもんはあちやろん}} | + | {{DEFAULTSORT:たいもん はあちやろん}} |
| [[Category:組織]] | | [[Category:組織]] |
| [[Category:登場人物た行]] | | [[Category:登場人物た行]] |
| [[Category:バーチャロンシリーズ]] | | [[Category:バーチャロンシリーズ]] |