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2,166 バイト除去 、 2016年12月15日 (木) 08:38
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::主砲及び副砲に装填可能な実体弾。射程距離、威力は陽電子砲より低いものの、エンジン出力に関係無く使用でき、また直撃させればデストリア級航宙重巡洋艦も十分撃破可能。
 
::主砲及び副砲に装填可能な実体弾。射程距離、威力は陽電子砲より低いものの、エンジン出力に関係無く使用でき、また直撃させればデストリア級航宙重巡洋艦も十分撃破可能。
 
::ガミラスではミサイルのように実体弾自体は存在しているものの、燃焼薬莢によって無誘導の「砲弾」を利用する兵器はすでに廃れている模様で、ヤマトにこれで砲撃されたガミラス艦のオペレーターが驚愕するシーンもある。しかしヤマトは山越えの曲射や遅延信管を用いた重構造物の破壊、エンジン出力低下時といった陽電子砲に比べ優位性に優れる状況下等において実体弾ならではの利点を最大限に活用し、これが決定打となった戦闘も多い。
 
::ガミラスではミサイルのように実体弾自体は存在しているものの、燃焼薬莢によって無誘導の「砲弾」を利用する兵器はすでに廃れている模様で、ヤマトにこれで砲撃されたガミラス艦のオペレーターが驚愕するシーンもある。しかしヤマトは山越えの曲射や遅延信管を用いた重構造物の破壊、エンジン出力低下時といった陽電子砲に比べ優位性に優れる状況下等において実体弾ならではの利点を最大限に活用し、これが決定打となった戦闘も多い。
::元ネタは「三式焼散弾」と呼ばれる対空砲弾であり、発射してから一定時間後に爆裂し、火が付いた破片で敵の航空機を撃ち落とす「クラスター弾」のような物であった。しかし、破片がまるでパーティーのクラッカーのように扇形に開き、さらに近接信管もないので事前に手動で起爆時間を調整しなければいけないため、命中率は極めて低かった。さらにこの特性上、上から降らせるものであったために対空面では大した戦果を挙げられなかった。<ref>基本的な対空砲弾は花火のように全円状に爆裂するため、わざわざ上から降らせなくともよい。</ref>また、対艦戦闘でも貫通力は皆無のため、艦橋や主砲を破壊できても撃沈させることはできていない。その一方で陸地への打撃力は非常に大きく、飛行場などを使用不能にしている。また現代の艦船はレーダーなどがむき出しになっているため、特にイージス艦に対しては非常に有効となっている。
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::元ネタは「三式焼散弾」と呼ばれる対空砲弾であり、発射してから一定時間後に爆裂し、火が付いた破片で敵の航空機を撃ち落とす「クラスター弾」のような物であった。:
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;20サンチ三連装副砲塔 副砲
 
;20サンチ三連装副砲塔 副砲
 
:こちらも実体弾を搭載可能。
 
:こちらも実体弾を搭載可能。
 
:主砲のうち第二砲塔と第三砲塔の艦橋側にあり、前後2基6門装備されている
 
:主砲のうち第二砲塔と第三砲塔の艦橋側にあり、前後2基6門装備されている
 
:元は15.5㎝だったがこちらでは5㎝ほど大きくなっており、軽巡並みの主砲から重巡並みの主砲になっている。
 
:元は15.5㎝だったがこちらでは5㎝ほど大きくなっており、軽巡並みの主砲から重巡並みの主砲になっている。
:最上型巡洋艦が軽巡から重巡に改装されるにあたり、外された主砲を転用したもの。元が巡洋艦のため装甲が薄く下の弾薬庫まで貫通される恐れがあったため大和型の弱点とされた。しかし、外すのを惜しまれる程信頼性は高かったと言われている。
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:建造時はさらに両舷に1基ずつ計4基12門(片舷3基9門)あったのだが対空用の機銃と高角砲を装備するにあたり外された。その後、最後の連合艦隊旗艦となる「大淀」に2基6門装備された。
   
;波動砲
 
;波動砲
 
:正式名称は「次元波動爆縮放射機」。直径は200サンチ。波動エンジン内で生成された余剰次元を艦首から軸線上に展開、その際に生まれては消滅を繰り返すマイクロブラックホールの熱量が射線上のあらゆる物質を破壊する。三式弾とは逆の意味でガミラスを驚愕させた兵器である。
 
:正式名称は「次元波動爆縮放射機」。直径は200サンチ。波動エンジン内で生成された余剰次元を艦首から軸線上に展開、その際に生まれては消滅を繰り返すマイクロブラックホールの熱量が射線上のあらゆる物質を破壊する。三式弾とは逆の意味でガミラスを驚愕させた兵器である。
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;ロケットアンカー
 
;ロケットアンカー
 
:船首両舷に設けられたロケットエンジン付アンカー。ヤマトを係留する以外に急速転進の際に使用することもある。劇場版ではこれを利用した奇襲戦法も見せている。
 
:船首両舷に設けられたロケットエンジン付アンカー。ヤマトを係留する以外に急速転進の際に使用することもある。劇場版ではこれを利用した奇襲戦法も見せている。
:第二次世界大戦では実際にこの戦法が執られ、「秋津洲流戦闘航海術」という名前で使われた。攻撃目標の急速な転舵は、今正に急降下爆撃を行おうとする爆撃機にとっては最悪といってよく、急降下中のため速度が出すぎて曲がるに曲がれない、曲がっても機体が持たないか今度は上がれない、爆弾は投下後は自由落下のため誘導できず、直撃させられないという状態に陥るからである。余談ではあるが、レイテ沖海戦では伊勢と日向がそれぞれ面舵(右転舵)と取舵(左転舵)のみで爆撃を見事に躱し切っており、「爆撃を避けるには転舵のタイミングが一番重要」としている。
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:第二次世界大戦では実際にこの戦法が執られ、「秋津洲流戦闘航海術」という名前で使われた。
 
:;重力アンカー
 
:;重力アンカー
 
::[[宇宙|宇宙空間]]でヤマトを場に固定するためのシステム。波動砲使用時に使用され、これを使わないと波動砲の圧力に圧されて後退していってしまう。
 
::[[宇宙|宇宙空間]]でヤマトを場に固定するためのシステム。波動砲使用時に使用され、これを使わないと波動砲の圧力に圧されて後退していってしまう。