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| :これらは以降のシリーズでも標準仕様となっている。 | | :これらは以降のシリーズでも標準仕様となっている。 |
| ;前後編マップにおける変更点 | | ;前後編マップにおける変更点 |
− | :同一マップに前編・後編が存在するシナリオが初登場。<br />前編で出撃させたユニットを後編でも出撃させた場合、初期[[気力]]が前編終了時に上がった分だけ低下した状態(前編終了時に気力150だった場合後編では50でスタート)になる。ただし、[[精神コマンド]]や戦艦による補給などで気力100以下にすれば、後編も気力低下なしで出撃できる。 | + | :同一マップに前編・後編が存在するシナリオが初登場。 |
| + | :前編で出撃させたユニットを後編でも出撃させた場合、初期[[気力]]が前編終了時に上がった分だけ低下した状態(前編終了時に気力150だった場合後編では50でスタート)になる。ただし、[[精神コマンド]]や戦艦による補給などで気力100以下にすれば、後編も気力低下なしで出撃できる。 |
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| == 難易度 == | | == 難易度 == |
| *最初に[[主人公]]のタイプで序盤などルートが変わる。仲間の揃いはスーパー系のほうが良く、特に[[ゲシュペンストMk-II]]はスーパー系では中盤に入手できるが、リアル系では最終話後、つまり『F完結編』まで持ち越される。 | | *最初に[[主人公]]のタイプで序盤などルートが変わる。仲間の揃いはスーパー系のほうが良く、特に[[ゲシュペンストMk-II]]はスーパー系では中盤に入手できるが、リアル系では最終話後、つまり『F完結編』まで持ち越される。 |
− | *難易度はこれまでの作品をプレイしてきた人向けに制作されたこともあり、前後作の『第4次/S』『新』『α』と比較するとかなり高い。それでも『F完結編』ほどではない。 | + | *難易度はこれまでの作品をプレイしてきた人向けに制作されたこともあり、前後作の『第4次(S)』『[[新スーパーロボット大戦|新]]』『[[スーパーロボット大戦α|α]]』と比較するとかなり高い。それでも『F完結編』ほどではない。 |
| *本作は前編という扱いのため、登場しない主役機が多く戦力が不足気味。特にMSは主力として使える機体が[[Ζガンダム]]と[[リ・ガズィ]]2機の計3機しか登場せず、本作からビームコートの仕様が「無効化」から「軽減」に変更され、またそれを持つポセイダル軍が大半のマップで出現するため、MSメインのプレイはかなり難しい。スーパー系ユニットや[[ビルバイン]]、[[シャイニングガンダム]]、[[エヴァンゲリオン]]各機を上手く活用せねばならない。 | | *本作は前編という扱いのため、登場しない主役機が多く戦力が不足気味。特にMSは主力として使える機体が[[Ζガンダム]]と[[リ・ガズィ]]2機の計3機しか登場せず、本作からビームコートの仕様が「無効化」から「軽減」に変更され、またそれを持つポセイダル軍が大半のマップで出現するため、MSメインのプレイはかなり難しい。スーパー系ユニットや[[ビルバイン]]、[[シャイニングガンダム]]、[[エヴァンゲリオン]]各機を上手く活用せねばならない。 |
| *後編の『F完結編』ではゲーム開始早々に難易度が跳ね上がる。そのため、攻撃を当てられないどころか大半が宇宙Bのスーパー系や、主力MSとして使ってきたZガンダムすら2軍落ちしてしまい、『F完結編』にて登場する機体を改めて運用する必要がある。 | | *後編の『F完結編』ではゲーム開始早々に難易度が跳ね上がる。そのため、攻撃を当てられないどころか大半が宇宙Bのスーパー系や、主力MSとして使ってきたZガンダムすら2軍落ちしてしまい、『F完結編』にて登場する機体を改めて運用する必要がある。 |
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| == 演出面 == | | == 演出面 == |
− | *ロボットのグラフィックはリアル頭身であった『新』『魔装LOE』とは異なりSDサイズを再び採用。 | + | *ロボットのグラフィックはリアル頭身であった『新』『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|魔装LOE]]』とは異なりSDサイズを再び採用。 |
| *一部のデモムービーは参戦作品の実際の映像が使われている。ただし、音声はオリジナルのものとは異なる。一部には点滅(いわゆるポケモンショック)になりうる物があるので注意が必要。 | | *一部のデモムービーは参戦作品の実際の映像が使われている。ただし、音声はオリジナルのものとは異なる。一部には点滅(いわゆるポケモンショック)になりうる物があるので注意が必要。 |
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| *セガサターン版には[[バグ (ゲーム)|バグ]]が多く、特にフリーズバグはデータセーブ中に発生すると他データを破壊してしまうという悪質なものであった。『F完結編』発売前には一部バグや敵ターンの思考を修正したディスクが出回った。 | | *セガサターン版には[[バグ (ゲーム)|バグ]]が多く、特にフリーズバグはデータセーブ中に発生すると他データを破壊してしまうという悪質なものであった。『F完結編』発売前には一部バグや敵ターンの思考を修正したディスクが出回った。 |
| *本作発売前の1997年1月には、バンプレストの親会社であるバンダイとセガサターンの発売元であったセガとの合併が発表された。そのため、本作の発売もその合併計画の一貫であるとの説が上がったが、発売前の5月時点で合併は断念されている。 | | *本作発売前の1997年1月には、バンプレストの親会社であるバンダイとセガサターンの発売元であったセガとの合併が発表された。そのため、本作の発売もその合併計画の一貫であるとの説が上がったが、発売前の5月時点で合併は断念されている。 |
− | *合併解消の影響か、約1年後には[[プレイステーション]]への移植版も発売された。サターン版で見かけられた[[バグ (ゲーム)|バグ]]が修正され、『完結編』で変更された仕様が統一されている。[[オープニング戦闘デモ]]も完結編限定キャラの一部を省いて採用された。<br />ただしハードが変更されたことで[[BGM]]が大きく異なっており、セーブのスピード差のようにサターン版のほうが優れている要素も存在する。 | + | *合併解消の影響か、約1年後には[[プレイステーション]]への移植版も発売された。サターン版で見かけられた[[バグ (ゲーム)|バグ]]が修正され、『完結編』で変更された仕様が統一されている。[[オープニング戦闘デモ]]も完結編限定キャラの一部を省いて採用された。 |
− | *『新スーパーロボット大戦(新)』に引き続き戦闘画面でのフルボイスを採用。[[代役]][[声優]]を多数起用していた『新』とは異なり、本作では原則としてオリジナルキャストを採用。そのため、『第4次』に登場したメイン級のキャラクターであってもオリジナルキャストを起用できなかった場合は、そのキャラクターを登場させなかったり、戦闘に参加させなかったりしている。なおこの方針が行われたのは『F』と『F完結編』のみであり、その後の作品では『新』と同じく代役の採用も行う形となった。 | + | :ただしハードが変更されたことで[[BGM]]が大きく異なっており、セーブのスピード差のようにサターン版のほうが優れている要素も存在する。 |
| + | *『新』に引き続き戦闘画面でのフルボイスを採用。[[代役]][[声優]]を多数起用していた『新』とは異なり、本作では原則としてオリジナルキャストを採用。そのため、『第4次』に登場したメイン級のキャラクターであってもオリジナルキャストを起用できなかった場合は、そのキャラクターを登場させなかったり、戦闘に参加させなかったりしている。なおこの方針が行われたのは『F』と『F完結編』のみであり、その後の作品では『新』と同じく代役の採用も行う形となった。 |
| *後に『F』のシステムを流用した、『[[第2次スーパーロボット大戦]]』『[[第3次スーパーロボット大戦]]』『[[スーパーロボット大戦EX]]』のリメイク作品『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』がリリースされた為、「旧シリーズの完結作として扱われるべきなのは、『第4次』よりも『F』『F完結編』の方である」と見なされる風潮が一部メディアやユーザーからあったが、公式における旧シリーズのシナリオの正統完結作はあくまでも『第4次』となっている。 | | *後に『F』のシステムを流用した、『[[第2次スーパーロボット大戦]]』『[[第3次スーパーロボット大戦]]』『[[スーパーロボット大戦EX]]』のリメイク作品『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』がリリースされた為、「旧シリーズの完結作として扱われるべきなのは、『第4次』よりも『F』『F完結編』の方である」と見なされる風潮が一部メディアやユーザーからあったが、公式における旧シリーズのシナリオの正統完結作はあくまでも『第4次』となっている。 |
| *本作が『完結編』との分割リリースとなった影響で本作以前に企画されていた『[[新スーパーロボット大戦]]』および『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』の続編の制作も打ち切られる事となった。なお『新』続編は設定の再構築を経て『αシリーズ』のベースとなり、『魔装機神』の続編は本作発売の約15年後に[[プレイステーション・ポータブル]]で『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]』としてようやく日の目を見る形となった。 | | *本作が『完結編』との分割リリースとなった影響で本作以前に企画されていた『[[新スーパーロボット大戦]]』および『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』の続編の制作も打ち切られる事となった。なお『新』続編は設定の再構築を経て『αシリーズ』のベースとなり、『魔装機神』の続編は本作発売の約15年後に[[プレイステーション・ポータブル]]で『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]』としてようやく日の目を見る形となった。 |
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| 他、『[[劇場版マジンガーシリーズ]]』の機体が登場する。 | | 他、『[[劇場版マジンガーシリーズ]]』の機体が登場する。 |
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− | (※)『[[伝説巨神イデオン]]』、『[[トップをねらえ!]]』の登場は予告編及び[[カラオケモード]]のみ。『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』も含めた4作品について、正式参戦は完結編から。<br> | + | (※)『[[伝説巨神イデオン]]』、『[[トップをねらえ!]]』の登場は予告編及び[[カラオケモード]]のみ。『[[真ゲッターロボ (原作漫画版)]]』『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』も含めた4作品について、正式参戦は完結編から。 |
− | 『[[機動戦士ガンダムF91]]』と『[[無敵鋼人ダイターン3]]』についてもサブキャラクターが登場するのみで、主人公の参戦は完結編から。 | + | 『[[機動戦士ガンダムF91]]』と『[[無敵鋼人ダイターン3]]』についてもサブキャラクターが登場するのみで、主人公の参戦は『完結編』から。 |
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| [[新世紀エヴァンゲリオン|エヴァンゲリオン]]の参戦は「純粋に(機械部品のみで構成された)ロボットとは言い切れない」作品の最初の参戦例であると言え、当時は「エヴァはロボットなのか」という議論がファンの間で巻き起こったが、結果として現在のSRWへの幅広い参戦に繋がるきっかけとなったとも言える。 | | [[新世紀エヴァンゲリオン|エヴァンゲリオン]]の参戦は「純粋に(機械部品のみで構成された)ロボットとは言い切れない」作品の最初の参戦例であると言え、当時は「エヴァはロボットなのか」という議論がファンの間で巻き起こったが、結果として現在のSRWへの幅広い参戦に繋がるきっかけとなったとも言える。 |
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| ;'''主人公機''' | | ;'''主人公機''' |
| : | | : |
− | 基本的に第4次スーパーロボット大戦と同様。
| + | 基本的に『[[第4次スーパーロボット大戦]]』と同様。 |
| <br /> | | <br /> |
− | ただし、本作では[[ゲシュペンストMk-II]]が後期主人公機となっており、リアルとスーパーで性能が異なる。スーパー仕様は本作が初登場になる(第4次ではリアル仕様のみ)。 | + | ただし、本作では[[ゲシュペンストMk-II]]が後期主人公機となっており、リアルとスーパーで性能が異なる。スーパー仕様は本作が初登場になる(『第4次』ではリアル仕様のみ)。 |
| また、[[ヒュッケバイン]]及び[[グルンガスト]]は完結編からの登場となる。 | | また、[[ヒュッケバイン]]及び[[グルンガスト]]は完結編からの登場となる。 |
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| ;'''[[主人公]]''' | | ;'''[[主人公]]''' |
| : | | : |
− | 主人公機と同じく、基本的に第4次スーパーロボット大戦と同様。
| + | 主人公機と同じく、基本的に『第4次スーパーロボット大戦』と同様。 |
− | ただし本作では顔グラフィックが一新されており(旧グラフィックを選択することも可能)、スーパーロボット大戦αで再登場するイルムとリンはこちらのグラフィックがベース。SPが多く[[精神コマンド]]が使いやすい。さらにリアル系主人公と恋人は[[ニュータイプ]]技能を持ち、宇宙世紀MSに[[乗り換え]]できる。ゲーム開始時に名前や愛称などプロフィールを任意に設定できるが、今回は[[誕生日]]や血液型の組み合わせで[[特殊技能]]や[[精神コマンド]]が変わったりしない。また、声と性格はセット。本作では全員に中の人が同じ版権キャラがいる。スーパー系のみ、声にエコーがかかる。
| + | ただし本作では顔グラフィックが一新されており(旧グラフィックを選択することも可能)、『スーパーロボット大戦α』で再登場するイルムとリンはこちらのグラフィックがベース。SPが多く[[精神コマンド]]が使いやすい。さらにリアル系主人公と恋人は[[ニュータイプ]]技能を持ち、宇宙世紀MSに[[乗り換え]]できる。ゲーム開始時に名前や愛称などプロフィールを任意に設定できるが、今回は[[誕生日]]や血液型の組み合わせで[[特殊技能]]や[[精神コマンド]]が変わったりしない。また、声と性格はセット。本作では全員に中の人が同じ版権キャラがいる。スーパー系のみ、声にエコーがかかる。 |
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| ;'''敵勢力([[ゲスト]])''' | | ;'''敵勢力([[ゲスト]])''' |
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− | 基本的に[[第4次スーパーロボット大戦]]と同様。
| + | 基本的に『第4次スーパーロボット大戦』と同様。 |
| オリジナルキャラクターではないが、[[シャピロ・キーツ]]がゲスト側に寝返る点が多少異なる。 | | オリジナルキャラクターではないが、[[シャピロ・キーツ]]がゲスト側に寝返る点が多少異なる。 |
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