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言わずと知れた大怪獣。黒い皮膚に覆われ突き出た背びれと二足歩行の恐竜のような外観が特徴。必殺技は放射能を多量に含んだ青い火炎を口から噴き出す「放射熱線」<ref>作品制作時期によって変化しており、「放射能火炎」「放射火炎」などの呼称だった時期もある。VSシリーズ以降はほぼ放射熱線とされており、スパクロでもこの表記で採用。</ref>。
 
言わずと知れた大怪獣。黒い皮膚に覆われ突き出た背びれと二足歩行の恐竜のような外観が特徴。必殺技は放射能を多量に含んだ青い火炎を口から噴き出す「放射熱線」<ref>作品制作時期によって変化しており、「放射能火炎」「放射火炎」などの呼称だった時期もある。VSシリーズ以降はほぼ放射熱線とされており、スパクロでもこの表記で採用。</ref>。
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シリーズにおいて多くの個体が登場し、大きく分けて1954年公開の初代、翌55年公開の『ゴジラの逆襲』から『メカゴジラの逆襲』まで登場した二代目、84年版及び『VSビオランテ』の三代目、『VSキングギドラ』から『VSデストロイア』の四代目、『ミレニアム』『メガギラス』のゴジラ(通称ミレゴジ)、『大怪獣総攻撃』(通称GMK)、『Xメカゴジラ』『東京SOS』のゴジラ、『ファイナルウォーズ』(通称GFW)となる。各設定や外観にもかなりの相違点があるが、ほとんどの作品において基本は「[[西暦]]1954年にゴジラが目覚め日本が襲撃された」という設定が根幹に置かれている。
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シリーズにおいて多くの個体が登場し、大きく分けて1954年公開の初代、翌55年公開の『ゴジラの逆襲』から『メカゴジラの逆襲』まで登場した二代目、84年版及び『VSビオランテ』の三代目、『VSキングギドラ』から『VSデストロイア』の四代目、『ミレニアム』『メガギラス』のゴジラ(通称ミレゴジ)、『大怪獣総攻撃』(通称GMK)、『×メカゴジラ』『東京SOS』のゴジラ、『ファイナルウォーズ』(通称GFW)、『シン・ゴジラ』となる。各設定や外観にもかなりの相違点があるが、ほとんどの作品において基本は「[[西暦]]1954年にゴジラが目覚め日本が襲撃された」という設定が根幹に置かれている。
    
=== ゴジラ2000 ミレニアム ===
 
=== ゴジラ2000 ミレニアム ===
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体細胞に強力な[[再生]]能力を持つ物質「オルガナイザーG1」を含んでおり、[[宇宙人]]ミレニアンはこれを体内に取り込むものの制御できず怪獣オルガへと変貌してしまう結果となった。
 
体細胞に強力な[[再生]]能力を持つ物質「オルガナイザーG1」を含んでおり、[[宇宙人]]ミレニアンはこれを体内に取り込むものの制御できず怪獣オルガへと変貌してしまう結果となった。
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なお、当作品及び『メガギラス』におけるゴジラは身長が55mと初代及び二代目に近くなっているが、これはゴジラの愛称で知られる野球選手・松井秀喜氏の読売巨人軍所属時代の背番号から取られたものである<ref>後に氏は『ゴジラXメカゴジラ』にてカメオ出演している。</ref>。
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なお、当作品及び『メガギラス』におけるゴジラは身長が55mと初代及び二代目に近くなっているが、これはゴジラの愛称で知られる野球選手・松井秀喜氏の読売巨人軍所属時代の背番号から取られたものである<ref>後に氏は『ゴジラ×メカゴジラ』にてカメオ出演している。</ref>。
    
=== ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 ===
 
=== ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 ===
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1954年に人類の前に現れた最初のゴジラ。名前は孤島「大戸島」に伝わる伝説の怪物「'''呉爾羅'''」から取られている<ref>東宝公認のアンソロジー『THEゴジラCOMIC』に収録された近藤豊(現:近藤ゆたか)の短編漫画『元禄大戸島異聞』において、江戸時代を舞台に芹沢博士の先祖である浪人が「呉爾羅」と戦うエピソードが描かれたことも。</ref>。海底に潜んでいた太古の怪獣であり、水爆実験の影響により目覚め大戸島へと現れる。その後、東京湾へ現れ日本本土へ上陸。防衛隊の攻撃をものともせず東京銀座一帯を蹂躙し尽し、焦土へと変える。
 
1954年に人類の前に現れた最初のゴジラ。名前は孤島「大戸島」に伝わる伝説の怪物「'''呉爾羅'''」から取られている<ref>東宝公認のアンソロジー『THEゴジラCOMIC』に収録された近藤豊(現:近藤ゆたか)の短編漫画『元禄大戸島異聞』において、江戸時代を舞台に芹沢博士の先祖である浪人が「呉爾羅」と戦うエピソードが描かれたことも。</ref>。海底に潜んでいた太古の怪獣であり、水爆実験の影響により目覚め大戸島へと現れる。その後、東京湾へ現れ日本本土へ上陸。防衛隊の攻撃をものともせず東京銀座一帯を蹂躙し尽し、焦土へと変える。
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ゴジラによる被害に心を痛めていた芹沢大助博士は周囲の人物の説得により、自身が開発した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決意。海底に潜伏している際に「オキシジェン・デストロイヤー」を使用され、身体を溶かされ死亡する。
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ゴジラによる被害に心を痛めていた科学者・芹沢大助博士は周囲の人物の説得により、自身が開発した水中酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」の使用を決意。海底に潜伏している際に「オキシジェン・デストロイヤー」を使用され、身体を溶かされ死亡する。
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最後に古生物学者である山根恭平博士の「'''あのゴジラが最後の一匹とは思えない。もし水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかに現れてくるかもしれない…'''」という言葉で映画は締めくくられる。そしてその言葉通り、様々な世界(後のシリーズ作品)において新たなゴジラが現れる事となった<ref>中には約40年後の1995年にオキシジェン・デストロイヤーの影響により、新たな怪獣が生まれた事もある。</ref>。
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最後に古生物学者である山根恭平博士の「'''あのゴジラが最後の一匹とは思えない。もし水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかに現れてくるかもしれない…'''」という言葉で映画は締めくくられる。そしてその言葉通り、様々な世界(後のシリーズ作品)において新たなゴジラが現れる事となった<ref>中には約40年後の1995年にオキシジェン・デストロイヤーの影響により、新たな怪獣『デストロイア』が生まれた事もある。</ref>。
    
なお、この頃は白黒映画という事もあってか青い放射火炎ではなく、あくまで高温の息という設定であり「白熱光」と呼ばれていた。
 
なお、この頃は白黒映画という事もあってか青い放射火炎ではなく、あくまで高温の息という設定であり「白熱光」と呼ばれていた。
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
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;格闘
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:生身の怪獣のため、必然的に肉弾戦を行う事が多い。主にパンチや尻尾を使う。
 
;放射熱線
 
;放射熱線
 
:ゴジラの最大の特徴といえる攻撃方法。口から十万度を超える熱線を放射する。放射の際に背びれが発光することが有名。
 
:ゴジラの最大の特徴といえる攻撃方法。口から十万度を超える熱線を放射する。放射の際に背びれが発光することが有名。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;芹沢大助
 
;芹沢大助
:『ゴジラ』(1954年)に登場する[[科学者・技術者|科学者]]。最初のゴジラを自身が開発した「オキシジェン・デストロイヤー」により抹殺。しかし博士はオキシジェン・デストロイヤーが核兵器に代わる新たな兵器として利用される事を恐れ、ゴジラと運命を共にした。
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:『ゴジラ』(1954年)に登場する[[科学者・技術者|科学者]]。最初のゴジラを自身が開発した「オキシジェン・デストロイヤー」により抹殺。しかし博士はオキシジェン・デストロイヤーが核兵器に代わる新たな兵器として利用される事を恐れ設計図など関連する資料を全て破棄、最期はゴジラと運命を共にした事で「オキシジェン・デストロイヤー」に関する全ての情報を闇へと葬るのであった。
 
;[[家城茜]]
 
;[[家城茜]]
 
:『ゴジラ×メカゴジラ』に登場する[[自衛隊|特生自衛隊員]]。彼女が操作する[[3式機龍|メカゴジラ]]と戦いを繰り広げた。
 
:『ゴジラ×メカゴジラ』に登場する[[自衛隊|特生自衛隊員]]。彼女が操作する[[3式機龍|メカゴジラ]]と戦いを繰り広げた。
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