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39 バイト追加 、 2016年6月11日 (土) 19:58
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*所属:[[GGG]]機動部隊
 
*所属:[[GGG]]機動部隊
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GGG機動部隊所属マルチロボ。
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[[GGG]]機動部隊所属マルチロボ。
    
ヘルアンドヘヴン使用時の[[獅子王凱]]への負担を軽減するために開発されたゴルディオンハンマーだったが、ハンマーを使用した際の反動が今度は[[ガオガイガー]]の右半身を半壊させてしまう事態になった。そこでハンマーの機動的運用とガオガイガーの保護を目的として、急遽開発された[[AI]]搭載型ビークルロボである。
 
ヘルアンドヘヴン使用時の[[獅子王凱]]への負担を軽減するために開発されたゴルディオンハンマーだったが、ハンマーを使用した際の反動が今度は[[ガオガイガー]]の右半身を半壊させてしまう事態になった。そこでハンマーの機動的運用とガオガイガーの保護を目的として、急遽開発された[[AI]]搭載型ビークルロボである。
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胴体が衝撃波から守る為のマーグハンドに、[[AI]]を搭載した頭部を含めた部分がハンマーに[[変形]]する。またこれらツール形態に変形する他に、[[炎竜]]、[[氷竜]]と同じくビークル形態に変形可能なことからマルチロボに分類される。
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胴体が衝撃波から守る為のマーグハンドに、AIを搭載した頭部を含めた部分がハンマーに[[変形]]する。またこれらツール形態に変形する他に、[[炎竜]]、[[氷竜]]と同じくビークル形態に変形可能なことからマルチロボに分類される。
    
その頭脳である超[[人工知能]]システムは新世代AIシステムとして作られたが、ゾンダーとの戦闘激化で開発に時間が割けず、急場しのぎで[[火麻激]]の人格をほぼそのまま移植した。その為、使命感は忘れていないが、大雑把な性格。自分でもいささか気にしているようで、本編では自分の欠点としてAIの出来を挙げ、CDドラマでは、自分の性格が他の勇者ロボとあまりにも違う点を若干コンプレックスに感じている描写がある。しかし、火麻の持つ直感力と機転もしっかり受け継いでおり、それが部隊を救ったことも多い。
 
その頭脳である超[[人工知能]]システムは新世代AIシステムとして作られたが、ゾンダーとの戦闘激化で開発に時間が割けず、急場しのぎで[[火麻激]]の人格をほぼそのまま移植した。その為、使命感は忘れていないが、大雑把な性格。自分でもいささか気にしているようで、本編では自分の欠点としてAIの出来を挙げ、CDドラマでは、自分の性格が他の勇者ロボとあまりにも違う点を若干コンプレックスに感じている描写がある。しかし、火麻の持つ直感力と機転もしっかり受け継いでおり、それが部隊を救ったことも多い。
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=== ゴルディオンハンマー ===
 
=== ゴルディオンハンマー ===
ヘルアンドヘヴンの反動による凱のダメージを憂慮したGGGにより開発されたハイパーツールで、開発コード「Gツール」、正式名称「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール(重力衝撃波発生装置)」。
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ヘルアンドヘヴンの反動による[[獅子王凱]]のダメージを憂慮した[[GGG]]により開発された[[ハイパーツール]]で、開発コード「Gツール」、正式名称「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール(重力衝撃波発生装置)」。
    
超重力を外向きに発生させる装置であり、その名の通り巨大なハンマーの形をしている。これを叩きつける事で、対象は凄まじい加速を受けて光速に達してしまう事になり、光になってしまう。つまり、凱の「光になれぇ!」は比喩ではなく、文字通り'''本当に光にしている。'''
 
超重力を外向きに発生させる装置であり、その名の通り巨大なハンマーの形をしている。これを叩きつける事で、対象は凄まじい加速を受けて光速に達してしまう事になり、光になってしまう。つまり、凱の「光になれぇ!」は比喩ではなく、文字通り'''本当に光にしている。'''
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この原理は、装甲強度や耐熱性といった一般的な防御力の概念が一切通用しないもので、物理法則的観点から見た場合の究極の矛の一つであると言える(しかも敵の攻撃も防げる為、防御も兼ねた万能武器。実際「汚されし空へ」では発動後、ゾンダーロボの攻撃を完全に弾いて突撃していた)。原作では重力制御や空間湾曲を用いる敵以外には炸裂後に防がれた事がない。
 
この原理は、装甲強度や耐熱性といった一般的な防御力の概念が一切通用しないもので、物理法則的観点から見た場合の究極の矛の一つであると言える(しかも敵の攻撃も防げる為、防御も兼ねた万能武器。実際「汚されし空へ」では発動後、ゾンダーロボの攻撃を完全に弾いて突撃していた)。原作では重力制御や空間湾曲を用いる敵以外には炸裂後に防がれた事がない。
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使用時にはGSライドをフルドライブし、重力波からガオガイガーを守るためのコートを施す。このコートが金色であるため、起動時のガオガイガーは全身が金色に輝く。
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使用時にはGSライドをフルドライブし、重力波から[[ガオガイガー]]を守るためのコートを施す。このコートが金色であるため、起動時のガオガイガーは全身が金色に輝く。
    
初使用時はプライヤーズによってガオガイガーの下まで輸送され、グランドノヴァとコアとなっていたEI-18をまとめて消し去ったが、その直下に巨大なクレーターを生成するなど威力の制御ができておらず、対衝撃コートも重力波にGSライドの出力が追いつかず、ガオガイガーが半壊(さらに自力飛行も不可能なほどの反動を食らっていた)するという結果になった。
 
初使用時はプライヤーズによってガオガイガーの下まで輸送され、グランドノヴァとコアとなっていたEI-18をまとめて消し去ったが、その直下に巨大なクレーターを生成するなど威力の制御ができておらず、対衝撃コートも重力波にGSライドの出力が追いつかず、ガオガイガーが半壊(さらに自力飛行も不可能なほどの反動を食らっていた)するという結果になった。
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二度目の使用は護たちの校舎を巻き込んでゾンダー化したEI-19に対して使用され(この時は護たちがコアの近くに囚われており、摘出と救出は超竜神とビッグボルフォッグの連携で行われた)、ハンマーをディメンジョンプライヤーで保持することで反動の緩和が試みられたが、ガオガイガーにもやはりダメージが少なからず及び、プライヤーズも機能停止寸前まで追い込まれると反動を消しきれなかった。
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二度目の使用は護たちの校舎を巻き込んでゾンダー化したEI-19に対して使用され(この時は天海護たちがコアの近くに囚われており、摘出と救出は[[超竜神]]と[[ビッグボルフォッグ]]の連携で行われた)、ハンマーをディメンジョンプライヤーで保持することで反動の緩和が試みられたが、ガオガイガーにもやはりダメージが少なからず及び、プライヤーズも機能停止寸前まで追い込まれると反動を消しきれなかった。
    
さらに、このツールはガオガイガーが手で保持することで使用されるため、使用時にはヘルアンドヘブンが使えない=コアの摘出が出来ないという欠点が存在(EI-18の場合はロボが地上に、コアは地下に分かれていた)。そのため、ガオガイガー防護のためのGSライドの出力増強とゾンダーコア摘出を両立すべく、ハンマーそのものを勇者ロボとして改造することが決定。結果誕生したのがゴルディーマーグである。
 
さらに、このツールはガオガイガーが手で保持することで使用されるため、使用時にはヘルアンドヘブンが使えない=コアの摘出が出来ないという欠点が存在(EI-18の場合はロボが地上に、コアは地下に分かれていた)。そのため、ガオガイガー防護のためのGSライドの出力増強とゾンダーコア摘出を両立すべく、ハンマーそのものを勇者ロボとして改造することが決定。結果誕生したのがゴルディーマーグである。