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| ジェネレーターの常軌を逸した大出力により膨大な熱が発生するため、後頭部よりポニーテール状の放熱索(コダールタイプと同じもの)が飛び出し、機体冷却をカバーする。この時、莫大な余剰エネルギーの余波から、放熱索に白い光の粒子が発生する。 | | ジェネレーターの常軌を逸した大出力により膨大な熱が発生するため、後頭部よりポニーテール状の放熱索(コダールタイプと同じもの)が飛び出し、機体冷却をカバーする。この時、莫大な余剰エネルギーの余波から、放熱索に白い光の粒子が発生する。 |
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− | M9やアーバレストと同様に第3世代ASに属する機体ではあり、根本的な操縦系統などに大きな変化は無いもの、PRX3000の出力が4800kwに達しており、ASというカテゴリーから外れた出力を有する。
| + | 第3世代ASに属する機体ではあるものの、ASというカテゴリーから外れた出力を有する。 |
− | ラムダ・ドライバ無しでも80m近い高度まで跳躍するジャンプ力を持ち、跳躍での瞬間的な重力加速度は30G(航空機事故に近い程の衝撃)を超える。そのため、'''宗介は跳躍だけで意識を失いかけた'''。また足払いだけで敵ASを一回転させた上、敵ラムダドライバ搭載ASを素手で破壊してしまうほどのパワーを持ち、'''アルによって操作される2本の隠し補助腕'''すら装備しているなど、その戦闘スタイルはASの領域から半ば逸脱している。さらにラムダ・ドライバの補助により、10t級の兵器では到底扱う事のできない165mm多目的破砕榴弾砲(デモリッション・ガン)の使用が可能であり、機体性能や搭載兵装に関しては従来の第三世代ASを大きく凌駕する。初陣では試運転無しにも関わらず、3機の[[プラン1501 ベヘモス|ベヘモス]]と3機の[[コダール]]を6分足らずで撃破した。
| + | ラムダ・ドライバ無しでも80mのジャンプ力を持ち、跳躍での瞬間的な重力加速度は30G(航空機事故に近い程の衝撃)を超える。そのため、'''宗介は跳躍だけで意識を失いかけた'''。 |
| + | また足払いだけで敵ASを一回転させた上、敵ラムダドライバ搭載ASを素手で破壊してしまうほどのパワーを持ち、'''アルによって操作される2本の隠し腕'''すら装備しているなど、その戦闘スタイルはASの領域から半ば逸脱している。さらにラムダ・ドライバの補助により、10t級の兵器では扱う事のできない165mm多目的破砕榴弾砲(デモリッション・ガン)の使用が可能であり、機体性能や搭載兵装に関しては従来の第三世代ASを大きく凌駕する。初陣では試運転無しにも関わらず、3機の[[プラン1501 ベヘモス|ベヘモス]]と3機の[[コダール]]を6分足らずで撃破した。 |
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− | 反面、これらの圧倒的な能力を実現するために、試作型の大出力ジェネレータや駆動系、そこから発生する膨大な熱を処理するための大容量冷却システム、そしてラムダ・ドライバを搭載したしわ寄せが稼働時間と電子兵装の面に現れている。最大作戦行動時間がM9の5分の1(約30時間)と極端に短く、[[ECS]]を搭載しておらず、その他の電子兵装も最低限(アル曰く「[[Rk-92 サベージ|サベージ]]よりはマシだが、M6に毛が生えたような程度」)となっている。これらの欠点を補うためにはデータリンク等、電子兵装を備えた僚機との連携が不可欠で、「世界で二番目に強い機体」と称されるほどの絶大な攻撃能力を誇りながらも行動が制限されてしまっている。
| + | 反面、これらの為にしわ寄せが稼働時間の低下と電子兵装の弱体化を招いている。 |
− | 更に、レーバテインでの戦闘機動は数秒事に自動車事故並みの負担がオペレーターに掛かり、負担も相当な物となっている。
| + | 最大作戦行動時間がM9の5分の1(約30時間)と極端に短く、[[ECS]]を搭載しておらず、更にレーバテインでの戦闘機動は数秒事に自動車事故並みの負担がオペレーターに掛かり、負担も相当な物となっている。 |
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| また、この圧倒的戦闘力に対する敵の警戒も当然相当に高いものとなる為、まず正面から堂々とぶつかってくる相手も居ないという問題もある(実際、初陣でそのあまりの戦闘力を見た'''ベヘモス'''1機が逃走するほど)。その為、劇中ではECS未搭載や稼働時間の問題もあってECS搭載のヘリに待機させておき、僚機で敵戦力のあぶり出し、および削りを行った後の最後の詰め的に投入される運用がなされていた。 | | また、この圧倒的戦闘力に対する敵の警戒も当然相当に高いものとなる為、まず正面から堂々とぶつかってくる相手も居ないという問題もある(実際、初陣でそのあまりの戦闘力を見た'''ベヘモス'''1機が逃走するほど)。その為、劇中ではECS未搭載や稼働時間の問題もあってECS搭載のヘリに待機させておき、僚機で敵戦力のあぶり出し、および削りを行った後の最後の詰め的に投入される運用がなされていた。 |
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− | 機体強度の面でも問題を抱えており、M9ベースの骨格がジェネレータやパラジウムリアクターのパワーを受け止めきれておらず、作戦を重ねるごとに骨格への疲労が通常のASよりも早いペースで蓄積されている。このため、幾度かの作戦に投入された後には、実戦投入された直後のような激しい機動は出来ないであろうことが示唆されている。しかも補給が満足にできない困窮した状況のため、パーツの替えが無いに等しく、戦闘時間は極力短時間に限られている。
| + | しかも補給が満足にできない困窮した状況のため、パーツの替えが無いに等しく、戦闘時間は極力短時間に限られている。 |
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| なお、この機体とは別にダミーのARX-8も開発されていた。こちらは簡単に言えばアーバレストに毛が生えたような性能で接収したレナードからも「つまらない機体」と評され、解体された。 | | なお、この機体とは別にダミーのARX-8も開発されていた。こちらは簡単に言えばアーバレストに毛が生えたような性能で接収したレナードからも「つまらない機体」と評され、解体された。 |
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| + | === 強化装備形態 === |
| + | ;[[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備]] |
| + | :XL-3緊急展開ブースターを装備した本機。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
− | ;[[ARX-8 レーバテイン 緊急展開ブースターXL-3装備]]
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− | :XL-3緊急展開ブースターを装備した本機。
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| ;[[ARX-7 アーバレスト]] | | ;[[ARX-7 アーバレスト]] |
| :レーバテインの先行機。 | | :レーバテインの先行機。 |