差分

49 バイト追加 、 2016年2月10日 (水) 21:29
18行目: 18行目:  
偶然、遭遇した人型機動兵器「[[ジェニオン]]」に搭乗する事になり、その事件を契機に[[並行世界]]間で活動する[[企業]]「[[DEMコーポレーション]]」のエージェントロボ「[[AG]]」の依頼を受け、自らの目的のために同機のテストパイロットとなる。
 
偶然、遭遇した人型機動兵器「[[ジェニオン]]」に搭乗する事になり、その事件を契機に[[並行世界]]間で活動する[[企業]]「[[DEMコーポレーション]]」のエージェントロボ「[[AG]]」の依頼を受け、自らの目的のために同機のテストパイロットとなる。
   −
===人物===
+
=== 人物 ===
 
無愛想でクールな雰囲気をまとっており、自らの目的の遂行のためなら全てを捨てる覚悟を秘めている。それなりに周囲とコミュニケーションを取る事は出来る為「人嫌い」というわけではないが、心の奥底では他人と距離を置いている。
 
無愛想でクールな雰囲気をまとっており、自らの目的の遂行のためなら全てを捨てる覚悟を秘めている。それなりに周囲とコミュニケーションを取る事は出来る為「人嫌い」というわけではないが、心の奥底では他人と距離を置いている。
   25行目: 25行目:  
学生ながら退役軍人であった父より教わったジークンドーを扱い、これまで3桁以上の人間を殺害してきた歴戦のベテラン兵士である[[相良宗介|宗介]]や特殊工作員であるプリベンターの5人を相手に互角に渡り合えるほどの実力の持ち主。他にもトラップの敷設や野草の知識といったサバイバル技能に長けており、特にトラップに関してはトラップ制作や爆弾処理に長けている宗介に感付かれない程の腕前を持ち、16歳の誕生日の時には最強のディメンションビーストであるディメンショングリズリーを仕留めたことがある(このため最強の[[ビーストハンター]]「Gハンター」の称号を持つ)。さらに後述のブースト能力もあり、'''生身での戦闘能力はスパロボシリーズ歴代の主人公の中でも間違いなく上位には食い込む'''(尤も[[ハーケン・ブロウニング|ムゲ]][[アレディ・ナアシュ|フロ勢]]や[[ラミア・ラヴレス|人造人間]]を除外したとしても、[[アクセル・アルマー|ヒビキ以上に]][[ゼンガー・ゾンボルト|トンデモな]][[セレーナ・レシタール|連中がいる]][[フォルカ・アルバーク|のが恐ろしいところだが]])。
 
学生ながら退役軍人であった父より教わったジークンドーを扱い、これまで3桁以上の人間を殺害してきた歴戦のベテラン兵士である[[相良宗介|宗介]]や特殊工作員であるプリベンターの5人を相手に互角に渡り合えるほどの実力の持ち主。他にもトラップの敷設や野草の知識といったサバイバル技能に長けており、特にトラップに関してはトラップ制作や爆弾処理に長けている宗介に感付かれない程の腕前を持ち、16歳の誕生日の時には最強のディメンションビーストであるディメンショングリズリーを仕留めたことがある(このため最強の[[ビーストハンター]]「Gハンター」の称号を持つ)。さらに後述のブースト能力もあり、'''生身での戦闘能力はスパロボシリーズ歴代の主人公の中でも間違いなく上位には食い込む'''(尤も[[ハーケン・ブロウニング|ムゲ]][[アレディ・ナアシュ|フロ勢]]や[[ラミア・ラヴレス|人造人間]]を除外したとしても、[[アクセル・アルマー|ヒビキ以上に]][[ゼンガー・ゾンボルト|トンデモな]][[セレーナ・レシタール|連中がいる]][[フォルカ・アルバーク|のが恐ろしいところだが]])。
   −
反面、機動兵器に乗る経験が無かったためにパイロットとしての腕前は(物語の開始時点では)高いものとは言い難く、周囲の人間や[[FB隊員]]との実力差に愕然としている。本編中は目的を果たすため必死の努力を惜しまず訓練に励むものの、天才肌と言うわけではなく、後から参加する民間人出身パイロットにシミュレータ結果で後れを取ることもあるが、着実に腕前を上げていく。ただ、その伸び率は、ニュータイプであり以前から訓練をしていたバナージと同等という高いもので、素質の高さをうかがわせる。
+
反面、機動兵器に乗る経験が無かったためにパイロットとしての腕前は(物語の開始時点では)高いものとは言い難く、周囲の人間や[[FB隊員]]との実力差に愕然としている。本編中は目的を果たすため必死の努力を惜しまず訓練に励むものの、天才肌と言うわけではなく、後から参加する[[民間人]]出身パイロットにシミュレータ結果で後れを取ることもあるが、着実に腕前を上げていく。ただ、その伸び率は、[[ニュータイプ]]であり以前から訓練をしていた[[バナージ・リンクス|バナージ]]と同等という高いもので、素質の高さをうかがわせる。
    
シミュレーションの戦績は、[[天獄戦争]]末期の時点で224勝387敗と大きく負け越しているが、これは[[時獄戦役]]当初は完全な素人であったことによる連敗が原因。時獄戦役終了時の戦績は68勝242敗、天獄戦争時の戦績は156勝154敗である。
 
シミュレーションの戦績は、[[天獄戦争]]末期の時点で224勝387敗と大きく負け越しているが、これは[[時獄戦役]]当初は完全な素人であったことによる連敗が原因。時獄戦役終了時の戦績は68勝242敗、天獄戦争時の戦績は156勝154敗である。
   −
前述の通り、基本冷静な性格であるが年相応の青少年であるため、涼音がジェニオンに乗った際に露出度の高いパイロットスーツを着ていたのを目の当たりにした時には頭を抱えたり、ヒイロが「負けたらかなめが大変なことになる(意訳)」と聞いた際は'''あらぬ方向に想像してしまい'''スズネに怒られる一幕があった。
+
前述の通り、基本冷静な[[性格]]であるが年相応の青少年であるため、涼音がジェニオンに乗った際に露出度の高いパイロットスーツを着ていたのを目の当たりにした時には頭を抱えたり、ヒイロが「負けたらかなめが大変なことになる(意訳)」と聞いた際は'''あらぬ方向に想像してしまい'''スズネに怒られる一幕があった。また妙な厄介事に巻き込まれることが多く、覗きに向かうクルツたちに丸め込まれて何も知らないまま協力する、ジョニーによってエイーダ派に傾きかけるほどまで洗脳されかけるなど、あちこちで貧乏クジを引きまくっている。
また妙な厄介事に巻き込まれることが多く、覗きに向かうクルツたちに丸め込まれて何も知らないまま協力する、ジョニーによってエイーダ派に傾きかけるほどまで洗脳されかけるなど、あちこちで貧乏クジを引きまくっている。
      
オカルトへの造詣が深く、[[ミスリル]]の[[トゥアハー・デ・ダナン]]の名前を聞き名称の引用元をすぐに言い当てた他、[[ブロッケン伯爵]]をデュラハンと例えるなどその知識は豊富(後述の経歴にもある「テンシ」を探す過程で身につけたものであり、根っからのオカルトマニアというわけではない)。[[UN]]の匿名掲示板(オカルトフォーラム)にも時折書き込みをしており、その際のハンドルネームは「ナイト」。なお、このHNは姉が「誰かを守れる強い男になるように」と考案したもの。
 
オカルトへの造詣が深く、[[ミスリル]]の[[トゥアハー・デ・ダナン]]の名前を聞き名称の引用元をすぐに言い当てた他、[[ブロッケン伯爵]]をデュラハンと例えるなどその知識は豊富(後述の経歴にもある「テンシ」を探す過程で身につけたものであり、根っからのオカルトマニアというわけではない)。[[UN]]の匿名掲示板(オカルトフォーラム)にも時折書き込みをしており、その際のハンドルネームは「ナイト」。なお、このHNは姉が「誰かを守れる強い男になるように」と考案したもの。
55行目: 54行目:  
新地球皇国やネオ・ジオン、アマルガムを相手にZ-BLUEとして戦い続ける中、マキとの関係が自然消滅したこともあり、スズネとの仲が急接近。冗談とはいえ呼び捨てに出来るくらいになっていた。
 
新地球皇国やネオ・ジオン、アマルガムを相手にZ-BLUEとして戦い続ける中、マキとの関係が自然消滅したこともあり、スズネとの仲が急接近。冗談とはいえ呼び捨てに出来るくらいになっていた。
   −
サイデリアルのリアクター達と戦う中で徐々にリアクターとしても覚醒して行ったが、その矢先にスズネが「怨嗟の魔蠍」の力で裏人格に支配されて離反、さらにスフィアの反作用にも悩まされることになる。さらに翠の地球での戦いで、唐突に牙を剥いたアドヴェントと敵対。恩人であったはずの彼が敵であり、さらに父と姉を奪った「テンシ」であることを知らされ、自我が崩壊して戦闘不能に陥る。
+
[[サイデリアル]]のリアクター達と戦う中で徐々にリアクターとしても覚醒して行ったが、その矢先にスズネが「怨嗟の魔蠍」の力で裏人格に支配されて離反、さらにスフィアの反作用にも悩まされることになる。さらに翠の地球での戦いで、唐突に牙を剥いたアドヴェントと敵対。恩人であったはずの彼が敵であり、さらに父と姉を奪った「テンシ」であることを知らされ、自我が崩壊して戦闘不能に陥る。
    
しかし、その直前にAGに対し、「もしも俺が戦えなくなったら、どんな手を使ってでも俺を戦場に立たせろ」と頼んでおり、それに従ったAGと彼に頼まれたクロウによって直後の戦いで出撃させられ、AGに改造されたジェニオンを己とジェニオンの意志によりジェミニオン・レイへと進化。反作用を乗り越えて完全にスフィア・リアクターとして覚醒したヒビキは、希望にすがるのでも絶望に逃げるのでもない、ひたすらに己の意志を貫く覚悟とその境地により、「いがみ合う双子」を本当のサード・ステージへ押し上げることに成功した。
 
しかし、その直前にAGに対し、「もしも俺が戦えなくなったら、どんな手を使ってでも俺を戦場に立たせろ」と頼んでおり、それに従ったAGと彼に頼まれたクロウによって直後の戦いで出撃させられ、AGに改造されたジェニオンを己とジェニオンの意志によりジェミニオン・レイへと進化。反作用を乗り越えて完全にスフィア・リアクターとして覚醒したヒビキは、希望にすがるのでも絶望に逃げるのでもない、ひたすらに己の意志を貫く覚悟とその境地により、「いがみ合う双子」を本当のサード・ステージへ押し上げることに成功した。
7,859

回編集