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公式設定年齢は17歳(16歳の誕生日はラ・ギアスで迎えている)。親しいラングランの王女セニアとは同い年。マサキを篤く慕う少女リューネのひとつ上、深い惹かれあいをみせた練金学士のウェンディとは11歳ほど離れている。バンプレストオリジナルのなかで最古の歴史をもつキャラクターの一人だが、私生活面の多くで彼の対となるライバル([[シュウ・シラカワ]])よりも謎に包まれている。自己紹介で多くを語らないため、拳闘及び剣などの武道に没頭していたこと、召喚当時の年齢は若干15歳、料理の味付けには執着しないが食べ方には口うるさい凝り性であること、気に入った服にしか袖を通さない(ジャケット・赤いTシャツ・ジーンズ・革のグローブとブーツ)、亡き両親との仲は疎遠であったことくらいしかわからない。
 
公式設定年齢は17歳(16歳の誕生日はラ・ギアスで迎えている)。親しいラングランの王女セニアとは同い年。マサキを篤く慕う少女リューネのひとつ上、深い惹かれあいをみせた練金学士のウェンディとは11歳ほど離れている。バンプレストオリジナルのなかで最古の歴史をもつキャラクターの一人だが、私生活面の多くで彼の対となるライバル([[シュウ・シラカワ]])よりも謎に包まれている。自己紹介で多くを語らないため、拳闘及び剣などの武道に没頭していたこと、召喚当時の年齢は若干15歳、料理の味付けには執着しないが食べ方には口うるさい凝り性であること、気に入った服にしか袖を通さない(ジャケット・赤いTシャツ・ジーンズ・革のグローブとブーツ)、亡き両親との仲は疎遠であったことくらいしかわからない。
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実の父母と上手く折り合いがつかなかったためか、ラ・ギアスで彼を養子として迎え入れてくれた義父ゼオルートに強い感謝と恩情の念を感じており、養父から託された義妹プレシアに対して非常に過保護で見境がない。そのためマサキの視点からみたシュウは、好敵手というよりも尊敬する義父を殺害した仇敵に近い存在。シュウとの間にある埋め難い溝と対立は、大恩ある養父を奪われた影響が色濃い。深く事情を知らぬ第三者から見た場合、徹底してシュウを付け狙う彼の姿勢は猪突猛進なものにしかみえないだろう。修好不可能にもみえた亀裂は、「三國戦争」の終盤、事情通のセニアの口からシュウの身にふりかかった複雑な不幸の経緯を教わることでおさまりをみせ、以後は猜疑の目を向けることはあっても憎悪の感情は収めている。
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実の父母と上手く折り合いがつかなかったためか、ラ・ギアスで彼を養子として迎え入れてくれた義父ゼオルートに強い感謝と恩情の念を感じており、養父から託された義妹プレシアに対して非常に過保護で見境がない。そのためマサキの視点からみたシュウは、好敵手というよりも尊敬する義父を殺害した仇敵に近い存在ともいえる。しかし、シュウとの間にある埋め難い溝と対立には、大恩ある養父を奪われた影響よりも、彼が『予言の魔神』であるという私怨の境を超えた魔装機神操者としての使命感が色濃い。魔装機神操者に課せられた使命、シュウとグランゾンがラングランを滅ぼすといわれた予言の魔神であることなど、そういった深い事情を知らぬ第三者から見た場合、徹底してシュウを付け狙う彼の姿勢は猪突猛進なものにしかみえない。
    
マサキの強みのひとつに尽きぬ金運というものがあり、金の方から彼の懐に潜り込んでくる傾向がある。言動自体にも金にあくせくしたところは見受けられず、一企業の取締役の娘(お嬢様)だったテュッティ同様、案外どこかの大尽様の御曹子だったのかもしれない。最も金にまつわる「幸運」が災いするのか妙に怠惰なところがあり、魔法の習得はからきし(才能はあるがその努力をしない)、剣の修行も養父にして師父にあたるゼオルートの見様見真似(流派は一応「[[神祇無窮流]]」)のまま。なまじ天賦に恵まれているだけ周囲の人間をやきもきとさせており、時折厳しくたしなめられる。こうしたマサキの細かいところを気にしない大雑把さの瑕疵は、収集した情報の分析と記憶を苦手とするところによく現れており、頼れる人間が傍にいないときは二匹のファミリアに頼る事で対処している。
 
マサキの強みのひとつに尽きぬ金運というものがあり、金の方から彼の懐に潜り込んでくる傾向がある。言動自体にも金にあくせくしたところは見受けられず、一企業の取締役の娘(お嬢様)だったテュッティ同様、案外どこかの大尽様の御曹子だったのかもしれない。最も金にまつわる「幸運」が災いするのか妙に怠惰なところがあり、魔法の習得はからきし(才能はあるがその努力をしない)、剣の修行も養父にして師父にあたるゼオルートの見様見真似(流派は一応「[[神祇無窮流]]」)のまま。なまじ天賦に恵まれているだけ周囲の人間をやきもきとさせており、時折厳しくたしなめられる。こうしたマサキの細かいところを気にしない大雑把さの瑕疵は、収集した情報の分析と記憶を苦手とするところによく現れており、頼れる人間が傍にいないときは二匹のファミリアに頼る事で対処している。
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:ネコ型の[[ファミリア]]でシロがオス、クロがメス。レーダー係とハイファミリアの操作を受け持つ。
 
:ネコ型の[[ファミリア]]でシロがオス、クロがメス。レーダー係とハイファミリアの操作を受け持つ。
 
;[[シュウ・シラカワ]]
 
;[[シュウ・シラカワ]]
:仇敵にして宿敵。養父を殺害され、王都で起きた大規模テロ「魔力弾事件」の首謀者(事実としては間違っていない)と認識しているため好印象は持っていない。舞台をかえた地上の戦乱では遭遇するたびに何度も手を組んでいるが、水に流すにはあまりにも深すぎる個人的な因縁から、その都度「妙な真似をしやがったら…このままてめえを撃つ!」と背後からの不意打ちに手を染めるほどの覚悟を宣言する。LOE第2章以降はシュウ側の事情を知った事もあってか態度を軟化させており、時に敵対する事があっても一定の信頼関係は保っている。
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:宿敵。養父ゼオルートを殺害した男でもあるが、個人的な感情を抜きにした立場からも打倒を決意しており(マサキは彼こそ『予言の魔神』と認識しているため)、その仲は険悪である。
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:舞台をかえた地上の戦乱でも、遭遇するたびに何度も手を組んでいるが、シュウの援護時に「妙な真似をしやがったら…このままてめえを撃つ!」と背後からの不意打ちも辞さない覚悟をみせる。
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:魔神の予言の時代が終わり、シュウの複雑な出生とヴォルクルス教徒にならざるを得なかった経緯を知った「第二章」以降でも、警戒の念を解いてはいない(信用はすれども信頼はしない)。
 
;[[リューネ・ゾルダーク]]
 
;[[リューネ・ゾルダーク]]
 
:マサキに真剣交際を求めるビアンの娘。ウェンディを通じて三角関係を構成しているが、いまだ決着を見ていない。
 
:マサキに真剣交際を求めるビアンの娘。ウェンディを通じて三角関係を構成しているが、いまだ決着を見ていない。
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