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| [[フェストゥム]]因子移植第一世代の生き残りで、その過酷な過去故にアルヴィスや[[竜宮島]]に不満を募らせ続けており、新国連の[[スパイ]]となっていた。 | | [[フェストゥム]]因子移植第一世代の生き残りで、その過酷な過去故にアルヴィスや[[竜宮島]]に不満を募らせ続けており、新国連の[[スパイ]]となっていた。 |
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− | 新国連に帰還後、愛する[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]のためにいつ死んでもおかしくないほどの無理な投薬をしてまで[[マークニヒト]]のパイロットとなったが、テスト中にフェストゥム・[[イドゥン]]に[[同化]]され、死亡。死ぬ直前に自らの手でミツヒロを殺害させられてしまい、フェストゥムに「憎しみ」を理解させることになってしまう。 | + | 新国連に帰還後、愛する[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]のためにいつ死んでもおかしくない程の無理な投薬をしてまで[[マークニヒト]]のパイロットとなったが、テスト中にフェストゥム・[[イドゥン]]に[[同化]]され、死亡。死ぬ直前に自らの手でミツヒロを殺害させられてしまい、フェストゥムに「憎しみ」を理解させることになってしまう。 |
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| 劇中における「自分よりも年下の少年少女に対しては冷淡(あるいは冷酷)な態度を取る」「主人公側の[[組織]]であるアルヴィスに対して不満を抱き、敵組織と内通した上に[[裏切りイベント|裏切る]]」という言動故に「悪女」のイメージがある由紀恵であるが、彼女の心が歪んでしまった最大の原因は「人類の敵」であるフェストゥムの脅威から生き残る為の「アーカディアン・プロジェクト」の一環として行われたフェストゥム因子を移植された事にあった。 | | 劇中における「自分よりも年下の少年少女に対しては冷淡(あるいは冷酷)な態度を取る」「主人公側の[[組織]]であるアルヴィスに対して不満を抱き、敵組織と内通した上に[[裏切りイベント|裏切る]]」という言動故に「悪女」のイメージがある由紀恵であるが、彼女の心が歪んでしまった最大の原因は「人類の敵」であるフェストゥムの脅威から生き残る為の「アーカディアン・プロジェクト」の一環として行われたフェストゥム因子を移植された事にあった。 |
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| :([[フェストゥム]]に対抗する為とはいえ)彼女らからフェストゥム因子を移植されたため、憎しみを抱く。 | | :([[フェストゥム]]に対抗する為とはいえ)彼女らからフェストゥム因子を移植されたため、憎しみを抱く。 |
| ;[[ミツヒロ・バートランド]] | | ;[[ミツヒロ・バートランド]] |
− | :彼を愛しており、身を犠牲にしてまで尽くす。 | + | :彼を愛しており、身を犠牲にしてまで尽くす。だが、ミツヒロ自身は「由紀恵に対してフェストゥム・ゲネを致死量まで投与し、まるで物を扱う程度の認識でしか見ていない」等、彼女を道具として利用しているに過ぎなかった。 |
− | :だが、ミツヒロ自身は「由紀恵に対してフェストゥム・ゲネを致死量まで投与し、まるで物を扱う程度の認識でしか見ていない」等、彼女を道具として利用しているに過ぎなかった。そもそも、由紀恵を含むフェストゥム因子移植第一世代がここまで少なくなってしまった一因として、ミツヒロが'''ティターン・モデルを使った無茶な訓練を繰り返したため'''であることが語られている。 | + | :そもそも、由紀恵を含むフェストゥム因子移植第一世代がここまで少なくなってしまった一因として、「ミツヒロが'''ティターン・モデルを使った無茶な訓練を繰り返したため'''である」ことが語られている。 |
| :最期はイドゥンに操られたことで、由紀恵自身の手で殺すことになってしまった(彼女を道具として利用していたミツヒロにとっては、自業自得であるが)。 | | :最期はイドゥンに操られたことで、由紀恵自身の手で殺すことになってしまった(彼女を道具として利用していたミツヒロにとっては、自業自得であるが)。 |
| ;[[イドゥン]] | | ;[[イドゥン]] |
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| :ここまでは、生徒からも親しみやすい教師としての狩谷由紀恵であった。 | | :ここまでは、生徒からも親しみやすい教師としての狩谷由紀恵であった。 |
| ;「子供は勉強だけしてればいいのよ」 | | ;「子供は勉強だけしてればいいのよ」 |
− | :第3話「迷宮~しんじつ」より。[[ファフナー]]パイロット候補生達を[[アルヴィス]]の秘密基地に招き、[[羽佐間翔子|翔子]]から「どうして、私達に隠していたんですか? こんなすごい秘密基地を…」という素朴な疑問に対して。 | + | :第3話「迷宮~しんじつ」より。[[ファフナー]]パイロット候補生達を[[アルヴィス]]の秘密基地に招いた際に、[[羽佐間翔子|翔子]]からの「どうして、私達に隠していたんですか? こんなすごい秘密基地を…」という素朴な疑問に対して。 |
− | :冷徹に相手を突き放すような由紀恵の返答には、[[近藤剣司|剣司]]と[[小楯衛|衛]]が「何か、いつもの狩谷先生と感じが違う」と感想を抱いた。 | + | :冷徹に相手を突き放すような由紀恵の返答には、[[近藤剣司|剣司]]と[[小楯衛|衛]]が「何か、いつもの狩谷先生と感じが違う」と違和感を抱いている。 |
| ;「ここは学校じゃない!」 | | ;「ここは学校じゃない!」 |
| :第4話「逃航~ふなで」より。[[遠見真矢|真矢]]達からの質問に対し、業を煮やして声を荒げる。 | | :第4話「逃航~ふなで」より。[[遠見真矢|真矢]]達からの質問に対し、業を煮やして声を荒げる。 |
− | :なお、真矢曰く「狩谷先生は、いつも生徒からの質問には答えてくれる」教師であった模様。それだけに、真矢達は狩谷先生の豹変ぶりに絶句していた。 | + | :なお、真矢曰く「狩谷先生は、いつも生徒からの質問には答えてくれる」教師であった模様。それだけに、真矢達は狩谷先生の豹変ぶりに絶句した。 |
| ;「あなた、この計画で何人犠牲にしてきたの? 今更何を…」 | | ;「あなた、この計画で何人犠牲にしてきたの? 今更何を…」 |
| :第5話「約束~ちかい」より。「体調が思わしくない翔子を休養させて欲しい」と言う[[遠見千鶴|千鶴]]からの申し出を断って。 | | :第5話「約束~ちかい」より。「体調が思わしくない翔子を休養させて欲しい」と言う[[遠見千鶴|千鶴]]からの申し出を断って。 |
| ;「敵は消えたわ。貴重なマークゼクスと、一緒にね…」 | | ;「敵は消えたわ。貴重なマークゼクスと、一緒にね…」 |
| :第6話「翔空~ぎせい」より。翔子が[[マークゼクス]]の時限式自爆装置「フェンリル」を起動させて[[スフィンクス型|スフィンクス型のフェストゥム]]と相討ちした光景を見て。 | | :第6話「翔空~ぎせい」より。翔子が[[マークゼクス]]の時限式自爆装置「フェンリル」を起動させて[[スフィンクス型|スフィンクス型のフェストゥム]]と相討ちした光景を見て。 |
− | :(戦力面での視点で見れば間違いではないにしても)翔子の死に衝撃を受けている[[春日井甲洋|甲洋]]達の前で言うので、冷徹さを通り越して冷酷さを感じさせる心無い一言である。 | + | :翔子の死に衝撃を受けていた[[春日井甲洋|甲洋]]達の前で言うので、(戦力面での視点で見れば間違いではないにしても)冷徹さを通り越して冷酷さを感じさせる心無い一言である。 |
| ;「あなたはここにはいない。…いちゃいけないのよ」 | | ;「あなたはここにはいない。…いちゃいけないのよ」 |
− | :第10話「分解~すれちがい」より。[[皆城総士|総士]]に言われた「あなたはそこにいますか」を一人呟いていた[[真壁一騎|一騎]]の前に現れ続けた言葉。この後、彼に島からの脱走を持ちかける。 | + | :第10話「分解~すれちがい」より。[[皆城総士|総士]]に言われた「あなたはそこにいますか」を一人呟いていた[[真壁一騎|一騎]]の前に現れ続けた言葉。この後、彼に[[竜宮島]]からの脱走を持ちかける。 |
| ;「やっと手に入れた…幸せな時間…」 | | ;「やっと手に入れた…幸せな時間…」 |
| :第23話「劫掠~おとり」より。[[マークニヒト]]のコクピット内にて。愛する[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]の力となれる時を目前にして満足げに呟く。しかし…。 | | :第23話「劫掠~おとり」より。[[マークニヒト]]のコクピット内にて。愛する[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]の力となれる時を目前にして満足げに呟く。しかし…。 |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
− | ;「憎い…憎い…憎い憎い憎い憎いッ! あぁぁぁぁぁぁぁーっ…!」 | + | ;「憎い…憎い…憎い憎い憎い憎いッ! あぁぁぁぁぁぁぁーっ…!」 |
| :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』での断末魔。まるで、[[ガンダムシリーズ]]における[[強化人間]]の末路のような雰囲気である。 | | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』での断末魔。まるで、[[ガンダムシリーズ]]における[[強化人間]]の末路のような雰囲気である。 |
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