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− | == サンクキングダム(Sank Kingdom) == | + | == サンクキングダム(Cinq Kingdom) == |
− | 『[[新機動戦記ガンダムW]]』に登場する、完全平和を謳う王制国家。 | + | 『[[新機動戦記ガンダムW]]』に登場する、完全平和を謳う王制国家。地球圏統一連合によって滅ぼされ、一部の王族と臣下が生き残った。 |
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− | 地球圏統一連合によって滅ぼされ、一部の王族と臣下が生き残った。15年後[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ・ピースクラフト]]が復興させるが、やはり[[ロームフェラ財団]]に侵攻されるとリリーナはサンクキングダムの平和主義こそが火種になると国家を解体。歴史から姿を消す。
| + | サンクキングダム滅亡から15年後に[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ・ピースクラフト]]が復興させるが、やはり[[ロームフェラ財団]]に侵攻されると、彼女は「サンクキングダムの完全平和主義こそが火種になる」として、国家を解体。歴史から姿を消した。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦F]] | | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
− | :一コロニーとして登場。[[エゥーゴ]]の支援を受けて復興を進めている段階。 | + | :一[[スペースコロニー|コロニー]]として登場。[[エゥーゴ]]の支援を受けて復興を進めている段階。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
| :危険な思想として[[ティターンズ]]からも[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]からも狙われる立場。 | | :危険な思想として[[ティターンズ]]からも[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]からも狙われる立場。 |
| :DCルートでは[[ソーラ・レイ]]で消されそうになるが[[ロンド・ベル]]の活躍により阻止される。 | | :DCルートでは[[ソーラ・レイ]]で消されそうになるが[[ロンド・ベル]]の活躍により阻止される。 |
− | :一方ポセイダルルートでは指導者がリリーナから[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]に変わり、DCの半分を壊滅させ、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]ら残り半分とともに「負ける戦い」を演じた。 | + | :一方、ポセイダルルートでは指導者がリリーナから[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]に変わり、DCの半分を壊滅させ、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]ら残り半分とともに「負ける戦い」を演じた。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | :ガンダムWのストーリーがほとんど進まなかったので復興はされないが、「反撃の狼煙」では旧サンクキングダム王国にて[[ZEXIS]]と[[新帝国インペリウム|インペリウム]]が激しい戦闘を行い、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]がスポット参戦する。 | + | :『機動新世紀ガンダムW』のストーリーがほとんど進まなかったので復興はされないが、第29話「反撃の狼煙」では旧サンクキングダムにて[[ZEXIS]]と[[新帝国インペリウム|インペリウム]]が激しい戦闘を行い、[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]が[[スポット参戦]]する。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :おおむね原作通り。[[グレイス・オコナー|グレイス]]の策略によって消滅されかけるがZEXISによって阻止。 | + | :おおむね原作通り。[[グレイス・オコナー|グレイス]]の策略によって消滅されかけるが、ZEXISによって阻止される。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦64]] | | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
− | :おおむね原作通り。[[マーチウィンド]]が[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]の要請でサンクキングダムに留まる完全平和ルートがある。元々光子力もゲッター線も平和利用を目的に研究していたのこともあり、完全平和主義もいけるのでは思われた矢先、ロームフェラ財団の策略でそれらを狙う百鬼・ミケーネ連合に情報を流され、侵攻(威力偵察)を受ける。その後に財団の本格的な侵攻を受け、原作通りリリーナが国家を解体する。 | + | :おおむね原作通り。[[マーチウィンド]]が[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]の要請で、サンクキングダムに留まる「完全平和ルート」が存在する。 |
| + | :元々[[光子力エネルギー]]も[[ゲッター線]]も平和利用を目的に研究していたのこともあり、完全平和主義も順調に行くのでは思われた矢先、ロームフェラ財団の策略でそれらを狙う[[百鬼帝国|百鬼・]][[ミケーネ帝国|ミケーネ連合]]に情報を流され、侵攻(威力偵察)を受ける。その後に財団の本格的な侵攻を受け、原作通りリリーナが国家を解体する。 |
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| == 人物 == | | == 人物 == |
| + | ;ピースクラフト王、ピースクラフト王妃 |
| + | :サンクキングダムの国王および王妃。ミリアルドおよびリリーナ兄妹の両親でもある。『[[新機動戦記ガンダムW]]』本編では、既に故人。SRW未登場。 |
| + | :なお、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』の[[続編]]となる[[小説]]『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(SRW未参戦)にて、彼等の意外な過去が明かされている。 |
| + | ;[[ミリアルド・ピースクラフト]] |
| + | :サンクキングダムの王子。王国滅亡後は、[[スペシャルズ]](後の[[OZ]])に入隊して「ゼクス・マーキス」という[[偽名]]を名乗る。 |
| + | :後に、本名を名乗って「真の完全平和主義」実現のための[[リーブラ|行動に出る]]。 |
| ;[[リリーナ・ドーリアン]] | | ;[[リリーナ・ドーリアン]] |
− | : | + | :サンクキングダムの王女。王国滅亡後はドーリアンに引き取られていたが、後に己自身の素性を知り「完全平和主義」の実現のためにサンクキングダムを復興させた。 |
| ;[[ドーリアン外務次官]] | | ;[[ドーリアン外務次官]] |
− | : | + | :サンクキングダムの重臣。王国滅亡後は地球圏統一連合の外務次官となり、リリーナの育ての親となる。後に、[[OZ]]の[[テロリスト|テロ]]で致命傷を負った際にリリーナに対して彼女自身の素性を伝えた。 |
| ;[[パーガン]] | | ;[[パーガン]] |
− | : | + | :サンクキングダム以来、リリーナに仕えている執事。 |
| ;[[ルクレツィア・ノイン]] | | ;[[ルクレツィア・ノイン]] |
− | : | + | :ゼクス(ミリアルド)の依頼によって、サンクキングダムを復興させたリリーナの護衛となる。 |
| ;[[ドロシー・カタロニア]] | | ;[[ドロシー・カタロニア]] |
− | :留学生。 | + | :サンクキングダムへの留学生。リリーナの学友で、彼女のファンを称する。 |
− | ;[[ミリアルド・ピースクラフト]]
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| + | == 余談 == |
| + | *サンクキングダムの「サンク(Cinq)」とは、[[フランス語]]で「5」の意である。 |
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