差分

479 バイト追加 、 2015年11月13日 (金) 05:32
編集の要約なし
9行目: 9行目:  
『第2次α』に参戦した際に、その独特の作風と[[主人公]]・宙のCVを担当した古谷徹氏の熱演がネットで大きな話題となった。特に、嘗て古谷氏が担当した熱血キャラの代表格である『巨人の星』の星飛雄馬や、『聖闘士星矢』のペガサス星矢ともベクトルが異なるバイオレンス度全開な宙の戦闘台詞の数々は、原作を知らない世代に多大な衝撃を与えた。ネット上の掲示板などでは現在も愛されている。
 
『第2次α』に参戦した際に、その独特の作風と[[主人公]]・宙のCVを担当した古谷徹氏の熱演がネットで大きな話題となった。特に、嘗て古谷氏が担当した熱血キャラの代表格である『巨人の星』の星飛雄馬や、『聖闘士星矢』のペガサス星矢ともベクトルが異なるバイオレンス度全開な宙の戦闘台詞の数々は、原作を知らない世代に多大な衝撃を与えた。ネット上の掲示板などでは現在も愛されている。
   −
2007年に製作された『[[鋼鉄神ジーグ]]』は安田達也の漫画版『鋼鉄ジーグ』の続篇であり、TVアニメの『鋼鉄ジーグ』とは直接のつながりはない。詳細は下記の漫画版の項で後述。
+
2007年に製作された『[[鋼鉄神ジーグ]]』は安田達矢の漫画版『鋼鉄ジーグ』の続篇であり、TVアニメの『鋼鉄ジーグ』とは直接のつながりはない。詳細は下記の漫画版の項で後述。
 +
 
 +
ちなみに原作者の代表作『闇にうごめくドクロ蜘蛛』には司馬宙というキャラクターが出てくる。
    
=== 漫画版について ===
 
=== 漫画版について ===
『鋼鉄ジーグ』は本放送の放映時に漫画版が2つ連載されている。
+
『鋼鉄ジーグ』は本放送の放映時に漫画版が連載されている。
   −
一つは「テレビマガジン」誌上で連載されたもので、作者は安田達也。彼はTVアニメ版『鋼鉄ジーグ』では原作者としてクレジットされている。安田版では、宙の父親への反抗心などはあまり強調されず、一方で邪魔大王国の残酷さがより強調されており、ストレートな勧善懲悪ヒーローものとして描かれていた。
+
「テレビマガジン」誌上で連載されたもので、作者は安田達矢。彼はTVアニメ版『鋼鉄ジーグ』では原作者としてクレジットされている。安田版では、宙の父親への反抗心などはあまり強調されず、一方で邪魔大王国の残酷さがより強調されており、ストレートな勧善懲悪ヒーローものとして描かれていた。氏のデビュー作である。本作の戦闘シーンの一部はアニメ版で採用されている。
   −
もう一つは「冒険王」誌上に連鎖されたもので、作者は松本めぐむ。後に『夏子の酒』などで有名になる尾瀬あきらの旧ペンネームである。社会批判を織り込みアニメとは全く異なる内容が展開されていた。洞窟の中で乳母と共に生き残っていたヒミカの赤ん坊を宙が虐殺するという過激なシーンが有名。
+
この他にマジンガー三部作のコミカライズで有名な桜多吾作(「テレビランド」連載)、安田と同様に今作がデビュー作の噂がある小野誠(「おともだち」連載)、ガイキングの漫画も手掛けた松本めぐむ(「冒険王」連載)も執筆している。
 +
松本めぐむは、後に『夏子の酒』などで有名になる尾瀬あきらの旧ペンネームである。社会批判を織り込みアニメとは全く異なる内容が展開されていた。洞窟の中で乳母と共に生き残っていたヒミカの赤ん坊を宙が虐殺するという過激なシーンが有名。
 
<!-- 単行本を読んだ限り、赤ん坊を殺したのはヒミカ戦より前です。 -->
 
<!-- 単行本を読んだ限り、赤ん坊を殺したのはヒミカ戦より前です。 -->
   −
2007年に放映された『[[鋼鉄神ジーグ]]』は安田版の続篇として作られている。松本版との混同には注意が必要である。
+
2007年に放映された『[[鋼鉄神ジーグ]]』は安田版の続篇として作られている。他との混同には注意が必要である。
    
== [[登場人物]] ==
 
== [[登場人物]] ==
匿名利用者