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38 バイト除去 、 2015年11月2日 (月) 19:37
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設定や作品の作風などまで考慮に入れた上でのリアル・スーパー区分は、前述の通り議論が込み入りがちである(詳細は前述の通り別記事を参照)。下記によく話題に上る作品を一部例示する。下記の例では[[スーパーロボット|スーパー系かどうかの判断が難しい作品・機体]]に対して、作品内で主役メカが非常に高い特別性・機体性能を持っている事で判断を困難にしている場合が多い。
 
設定や作品の作風などまで考慮に入れた上でのリアル・スーパー区分は、前述の通り議論が込み入りがちである(詳細は前述の通り別記事を参照)。下記によく話題に上る作品を一部例示する。下記の例では[[スーパーロボット|スーパー系かどうかの判断が難しい作品・機体]]に対して、作品内で主役メカが非常に高い特別性・機体性能を持っている事で判断を困難にしている場合が多い。
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]([[モビルファイター]])
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]([[モビルファイター]])
:元々が『[[ガンダムシリーズ]]』に登場する機体なので、この観点から見るとリアル系だが、戦闘描写のノリはスーパー系に近い。ユニット性能的にも気力制限のある高火力必殺技を標準装備しており(代わりにリアル系御用達の[[魂]]を覚えないことが多い)、前述のノリの影響か装甲も高めに設定されていた。しかし近年では(リアル系としては)高目の装甲値とバランスをとるためか運動性を低めに設定される傾向があり、中でも[[J]]においては、「避けない・装甲薄い」とスーパーとリアルの欠点だけが際立った性能に設定され([[ゴッドガンダム]]及び[[ドラゴンガンダム]]は比較的マシ。あくまで比較的だが)、作中最大のお荷物機体扱いで[[二軍|万年ベンチ]]にしたプレイヤーも多い。なお同作には普通のMSも登場するが、スパロボにはそれらは未登場である。
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:元々が『[[ガンダムシリーズ]]』に登場する機体なので、この観点から見るとリアル系だが、戦闘描写のノリはスーパー系に近い。ユニット性能的にも気力制限のある高火力必殺技を標準装備しており(代わりにリアル系御用達の[[魂]]を覚えないことが多い)、前述のノリの影響か装甲も高めに設定されていた。しかし近年では(リアル系としては)高目の装甲値とバランスをとるためか運動性を低めに設定される傾向があり、中でも『[[J]]』においては、「避けない・装甲薄い」とスーパーとリアルの欠点だけが際立った性能に設定され([[ゴッドガンダム]]及び[[ドラゴンガンダム]]は比較的マシ。あくまで比較的だが)、作中最大のお荷物機体扱いで[[二軍|万年ベンチ]]にしたプレイヤーも多い。なお同作には普通のMSも登場するが、スパロボにはそれらは未登場である。
<!-- ガンダムと言うくくりの中で考えても疑う余地はある気がする… -->
   
;[[戦闘メカ ザブングル]]([[ウォーカーマシン]])
 
;[[戦闘メカ ザブングル]]([[ウォーカーマシン]])
 
:機体の造形はリアル系だが、原作のノリや、『装甲が厚く、外見ほど避けない』という機体性能はスーパー系に近い。
 
:機体の造形はリアル系だが、原作のノリや、『装甲が厚く、外見ほど避けない』という機体性能はスーパー系に近い。
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:世界観はリアル系だが、[[エヴァンゲリオン]]などと同じく生命体である。また、「チャクラ」や「[[バイタルジャンプ]]」など、設定のいくつかにスーパー系の要素がある。
 
:世界観はリアル系だが、[[エヴァンゲリオン]]などと同じく生命体である。また、「チャクラ」や「[[バイタルジャンプ]]」など、設定のいくつかにスーパー系の要素がある。
 
;[[機甲界ガリアン]]([[機甲兵]])
 
;[[機甲界ガリアン]]([[機甲兵]])
:高橋良輔監督作品であるため、『[[ボトムズシリーズ|ボトムズ]]』『[[蒼き流星SPTレイズナー|レイズナー]]』と同じくリアル系と見られる向きも強いが、現在の技術では製造できない古代の発掘兵器であるなどスーパーロボット的な要素も持ち合わせている。特にBXではスーパー系寄りの『[[巨神ゴーグ]]』と密接な関係にあるクロスオーバーがなされたため、より判断に迷いかねない。なお性能の方は当てて避けるリアル系らしいものである。
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:[[ボトムズシリーズ|ボトムズ]]』や『[[蒼き流星SPTレイズナー|レイズナー]]』と同じ高橋良輔監督作品であることもあり、リアル系と見られる向きも強いが、現在の技術では製造できない古代の発掘兵器であるなどスーパーロボット的な要素も持ち合わせている。特に『BX』ではスーパー系寄りの『[[巨神ゴーグ]]』と密接な関係にあるクロスオーバーがなされたため、より判断に迷いかねない。なお性能の方は当てて避けるリアル系らしいものである。
 
;[[機動戦艦ナデシコ]]([[ジンシリーズ]])
 
;[[機動戦艦ナデシコ]]([[ジンシリーズ]])
:リアル系の世界観にも拘らず、明らかにスーパー系である『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』がモデルのため、これらの機体もスーパーロボット的な性能である。また同じく『ゲキ・ガンガー』に感化された[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]も、[[エステバリス]]のパイロットながら能力値はともかく[[精神コマンド]]は完全にスーパー系寄りである。
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:リアル系の世界観にも拘らず、設定上からも明らかにスーパー系な『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』をモデルとしているため、これらの機体もスーパーロボット的な性能である。また同じく『ゲキ・ガンガー』に感化された[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]も、[[エステバリス]]のパイロットながら能力値はともかく[[精神コマンド]]は完全にスーパー系寄りである。
 
;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]、[[宇宙の騎士テッカマンブレードII]]([[テッカマン]])<br />[[デトネイター・オーガン]]([[ソリッドアーマー]])
 
;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]、[[宇宙の騎士テッカマンブレードII]]([[テッカマン]])<br />[[デトネイター・オーガン]]([[ソリッドアーマー]])
:ユニット性能としてはリアル系的だが、これらは'70年代のSFヒーロー物作品『宇宙の騎士テッカマン』を原点としており、特に前者は「名乗り」や「必殺技名を叫ぶ」といったスーパー系の要素を色濃く残している(一方、[[ソルテッカマン]]や[[バードマン]]等のエクテアーマーは描写的にもリアル系と言って差し支えない)。またこれらのユニットはそもそもロボットではなく強化外骨格やパワードスーツの類であり(テッカマンに至っては[[生身ユニット|装甲に覆われる兵士そのもの]]を指す)、スーパー・リアルといった区分以前の問題ともいえる。
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:ユニット性能としてはリアル系的だが、これらは'70年代のSFヒーロー物作品『宇宙の騎士テッカマン』を原点としており、特に前者は「名乗り」や「必殺技名を叫ぶ」といったスーパー系の要素を色濃く残している(一方、[[ソルテッカマン]]や[[バードマン]]等のエクテアーマーは描写的にもリアル系と言って差し支えない)。
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:またこれらのユニットはそもそもロボットではなく強化外骨格やパワードスーツの類であり(テッカマンに至っては[[生身ユニット|装甲に覆われる兵士そのもの]]を指す)、スーパー・リアルといった区分以前の問題ともいえる。
 
;[[蒼穹のファフナー]]([[ファフナー]])
 
;[[蒼穹のファフナー]]([[ファフナー]])
 
:世界観と組織はリアル系そのもの。しかし機体の方は武装こそリアル系だが「[[フェストゥム]]の「読心」能力に'''唯一対抗し得る兵器'''」「'''搭乗者は限定的'''(ある程度は[[乗り換え]]可能)」「'''搭乗すると身体を蝕まれ'''、最終的に[[同化|廃人化・死亡する]]」というスーパーロボットの側面を強く併せ持っている。サイズもリアルロボットにしてはかなり大型で、その大半は全長が30m以上もある。特に主人公機は作中で明確に[[マークザイン|救世主]]・決戦兵器として建造されており、他のファフナーとは完全に別次元の性能を持つ。
 
:世界観と組織はリアル系そのもの。しかし機体の方は武装こそリアル系だが「[[フェストゥム]]の「読心」能力に'''唯一対抗し得る兵器'''」「'''搭乗者は限定的'''(ある程度は[[乗り換え]]可能)」「'''搭乗すると身体を蝕まれ'''、最終的に[[同化|廃人化・死亡する]]」というスーパーロボットの側面を強く併せ持っている。サイズもリアルロボットにしてはかなり大型で、その大半は全長が30m以上もある。特に主人公機は作中で明確に[[マークザイン|救世主]]・決戦兵器として建造されており、他のファフナーとは完全に別次元の性能を持つ。
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:ゾイド自体が生命体であり自我を持ち、自己修復能力があるなど、ロボット自体はスーパー系の要素も持つが、世界観などはリアル系寄りである。アニメ第1作『[[ゾイド -ZOIDS-]]』の下敷きになったバトルストーリーもリアルロボット全盛の'80年代に展開されており、その影響下にあることが伺える。しかしアニメではシリーズを経るにつれ、よりスーパー系然とした演出や設定も目立つようになり、厳密な区分は難しくなっている。
 
:ゾイド自体が生命体であり自我を持ち、自己修復能力があるなど、ロボット自体はスーパー系の要素も持つが、世界観などはリアル系寄りである。アニメ第1作『[[ゾイド -ZOIDS-]]』の下敷きになったバトルストーリーもリアルロボット全盛の'80年代に展開されており、その影響下にあることが伺える。しかしアニメではシリーズを経るにつれ、よりスーパー系然とした演出や設定も目立つようになり、厳密な区分は難しくなっている。
 
;[[鉄のラインバレル]]([[マキナ]])
 
;[[鉄のラインバレル]]([[マキナ]])
:本作はコミックスの裏表紙でも銘打たれているようにリアルロボット作品であり、主人公機である[[ラインバレル]]をはじめとしてデザインも設定もリアル系寄りなのだが、作風がスーパー的な要素もあることからスーパー系だと思っている人も多く、本Wikiでもスーパー系として扱われることが多い。初登場したLではまだ「HP回復のあるリアル系」と呼べる性能だったが、UXではリカバーによる耐久力の大幅な上昇、他のリアル系と比較して命中回避が大きく劣る、[[集中]]持ちが希少な事などから、スーパー系の色が濃くなっている。逆に、脇役の[[アルマ]]や[[迅雷]]は紛うことなくリアル系である。
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:本作はコミックスの裏表紙でも銘打たれているようにリアルロボット作品であり、主人公機である[[ラインバレル]]をはじめとしてデザインも設定もリアル系寄りなのだが、作風がスーパー的な要素もあることからスーパー系だと思っている人も多く、本Wikiでもスーパー系として扱われることが多い。初参戦した『L』ではまだ「HP回復のあるリアル系」と呼べる性能だったが、『UX』では即時回復による耐久力の大幅な上昇、他のリアル系と比較して命中回避が大きく劣る、[[集中]]持ちが希少な事などから、スーパー系の色が濃くなっている。逆に、脇役の[[アルマ]]や[[迅雷]]は紛うことなくリアル系である。
 
;[[魔装機神シリーズ]]([[魔装機]])
 
;[[魔装機神シリーズ]]([[魔装機]])
 
:世界観や設定こそファンタジー調であるが軍事的運用や量産機の存在などそのメカニックはリアル系のカラーを強く持つ。ただし一部のワンオフ機や上位機である[[魔装機神]]はスーパーロボットそのものである。
 
:世界観や設定こそファンタジー調であるが軍事的運用や量産機の存在などそのメカニックはリアル系のカラーを強く持つ。ただし一部のワンオフ機や上位機である[[魔装機神]]はスーパーロボットそのものである。
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