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| OVA『MEMORY OF EDEN』では、プロジェクト・エデンを実行することが即ち「'''同胞の犠牲を無駄にしないために同胞の犠牲を無駄にする'''」という矛盾であることに気づき、しかしそれをやめることも引き返すことも出来なくなって追い詰められていく過程が描かれている。さらに最終決戦前の連邦との戦いでは敵のモビルスーツを次々と撃破しながらも次第に精神が壊れ始め、イゼルカント曰くの「真のXラウンダー」='''理性なき野獣'''へと目覚めていく様子が克明に描写されている。 | | OVA『MEMORY OF EDEN』では、プロジェクト・エデンを実行することが即ち「'''同胞の犠牲を無駄にしないために同胞の犠牲を無駄にする'''」という矛盾であることに気づき、しかしそれをやめることも引き返すことも出来なくなって追い詰められていく過程が描かれている。さらに最終決戦前の連邦との戦いでは敵のモビルスーツを次々と撃破しながらも次第に精神が壊れ始め、イゼルカント曰くの「真のXラウンダー」='''理性なき野獣'''へと目覚めていく様子が克明に描写されている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
− | ;[[Xラウンダー]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[全体攻撃]]、[[カウンター]]、[[見切り]] | + | ;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] |
| + | :[[Xラウンダー]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[全体攻撃]]、[[カウンター]]、[[見切り]] |
| :Xラウンダーは普通に進めればまず間違いなく敵・味方両方でLv9になっているので、かなり当てて避けてくれる。 | | :Xラウンダーは普通に進めればまず間違いなく敵・味方両方でLv9になっているので、かなり当てて避けてくれる。 |
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| === [[戦術指揮]] === | | === [[戦術指揮]] === |
| ;回避率上昇、全体攻撃時の攻撃力上昇、移動力1上昇 | | ;回避率上昇、全体攻撃時の攻撃力上昇、移動力1上昇 |
| + | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で採用。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :[[コロニー]]・トルディアにて潜入した頃からの奇妙な友情で結ばれた親友にして[[ライバル]]と言うべき存在。ゼハート自身の正体がアセムに知れ渡ってからは、彼と戦場で度々交戦した。 | | :[[コロニー]]・トルディアにて潜入した頃からの奇妙な友情で結ばれた親友にして[[ライバル]]と言うべき存在。ゼハート自身の正体がアセムに知れ渡ってからは、彼と戦場で度々交戦した。 |
| :しかしながら、ゼハートはアセムの[[性格]]を「優しすぎる」と評して、戦いから遠ざけようとするなど非情になりきれない面を見せる事が多かった。 | | :しかしながら、ゼハートはアセムの[[性格]]を「優しすぎる」と評して、戦いから遠ざけようとするなど非情になりきれない面を見せる事が多かった。 |
− | :BXで条件を満たして生存した場合は、決戦後、バロノークで学生時代にはできなかった酒の酌み交わしを行った。 | + | :『BX』で条件を満たして生存した場合は、決戦後、バロノークで学生時代にはできなかった酒の酌み交わしを行った。 |
| ;[[ロマリー・ストーン]] | | ;[[ロマリー・ストーン]] |
| :同級生。淡い想いを寄せられていたが、ゼハート本人はアセムとの仲を後押しする事が多く、ゼハートがヴェイガンへと戻ってからも度々気に掛けていた。 | | :同級生。淡い想いを寄せられていたが、ゼハート本人はアセムとの仲を後押しする事が多く、ゼハートがヴェイガンへと戻ってからも度々気に掛けていた。 |
| :一方でゼハートは後ろめたさもあったのか、ロマリーの事はあまり気にかけていない様子ではあった。 | | :一方でゼハートは後ろめたさもあったのか、ロマリーの事はあまり気にかけていない様子ではあった。 |
− | :BXでは、原作ではなかった、妻となり母となった彼女との再会を果たす。 | + | :『BX』では、原作ではなかった、妻となり母となった彼女との再会を果たす。 |
| ;シャーウィー・ベルトン、マシル・ボイド | | ;シャーウィー・ベルトン、マシル・ボイド |
| :潜入時の同級生。彼らと同じMSクラブに所属。今際の際の回想では彼らMSクラブとの楽しかった日々を思い起こしており、その友情は本物だった。 | | :潜入時の同級生。彼らと同じMSクラブに所属。今際の際の回想では彼らMSクラブとの楽しかった日々を思い起こしており、その友情は本物だった。 |
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| ;デシル・ガレット | | ;デシル・ガレット |
| :実兄だが、彼の苛烈な[[性格]]も相まってか仲は良くない。自身が地球攻撃の司令官に抜擢されたときは強い嫉妬を向けられていた。最終的には見殺しにしたが、その事に少なからず罪悪感を覚えていた。 | | :実兄だが、彼の苛烈な[[性格]]も相まってか仲は良くない。自身が地球攻撃の司令官に抜擢されたときは強い嫉妬を向けられていた。最終的には見殺しにしたが、その事に少なからず罪悪感を覚えていた。 |
− | :小説版ではかつて[[ユリン・ルシェル|民間人の少女]]を利用した卑劣な作戦をとった彼を明確に軽蔑しており、最終的にはヴェイガンの要塞を地球に落下させようとするという凶行に奔った彼をアセムと一時的に共闘して阻止している。 | + | :小説版では、かつて[[ユリン・ルシェル|民間人の少女]]を利用した卑劣な作戦をとった彼を明確に軽蔑しており、最終的にはヴェイガンの要塞を地球に落下させようとするという凶行に奔った彼をアセムと一時的に共闘して阻止している。 |
| ;メデル・ザント | | ;メデル・ザント |
| :アセム編での副司令。 | | :アセム編での副司令。 |
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| :ヴェイガンの[[指揮官]]。ゼハートを疎んでいる。最終的には自身に叛旗を翻した彼を粛清する。 | | :ヴェイガンの[[指揮官]]。ゼハートを疎んでいる。最終的には自身に叛旗を翻した彼を粛清する。 |
| :小説版では決定的な対立は無く、自身の亡き後にヴェイガンの未来を託す者として、彼の事も認めていた。 | | :小説版では決定的な対立は無く、自身の亡き後にヴェイガンの未来を託す者として、彼の事も認めていた。 |
− | :BXでは生存フラグを満たしていない場合、彼のけしかけた[[ヴェイガンギア・シド]]の攻撃からアセムと法術士ニューを庇う形で死亡するが、生存フラグを満たしていた場合は逆にアセムとの連携で彼に引導を渡す。 | + | :『BX』では生存フラグを満たしていない場合、彼のけしかけた[[ヴェイガンギア・シド]]の攻撃からアセムと法術士ニューを庇う形で死亡するが、生存フラグを満たしていた場合は逆にアセムとの連携で彼に引導を渡す。 |
| ;[[フェザール・イゼルカント]] | | ;[[フェザール・イゼルカント]] |
| :幼少期より彼を信奉していた。アセムとの交流もあってか、三世代編では懐疑的に見るようにもなったが、最終的に彼の後継者となった。 | | :幼少期より彼を信奉していた。アセムとの交流もあってか、三世代編では懐疑的に見るようにもなったが、最終的に彼の後継者となった。 |
| :小説版では「プロジェクト・エデン」の真相を知った事で、表向きは彼の後継者として振舞いながらも、彼の計画に叛旗を翻す。 | | :小説版では「プロジェクト・エデン」の真相を知った事で、表向きは彼の後継者として振舞いながらも、彼の計画に叛旗を翻す。 |
− | :BXにおいても彼への懐疑がアニメ版よりやや強くなっており、「プロジェクト・エデン」に本心では反対していた。そのため決戦直前で法術士ニューに、イゼルカントの処遇についてある命令を下す。フラグが成立した場合、彼から「お前の目指したものこそが真のエデン」と伝えられ、ようやく重荷から解放されることに。 | + | :『BX』においても彼への懐疑がアニメ版よりやや強くなっており、「プロジェクト・エデン」に本心では反対していた。そのため決戦直前で法術士ニューに、イゼルカントの処遇についてある命令を下す。フラグが成立した場合、彼から「お前の目指したものこそが真のエデン」と伝えられ、ようやく重荷から解放されることに。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
| ;[[法術士ニュー]] | | ;[[法術士ニュー]] |
− | :[[BX]]では異世界からの来訪者であり、プロジェクト・エデンを引き継いだゼハートの参謀役となる。彼を信頼し、[[ブライティクス]]と地球連邦軍との最終決戦の際には彼に[[暗殺|ある密命]]を与える。参戦フラグを満たした場合、間一髪のところを彼の転移魔法に救われる。エンディングでは人知れずスダ・ドアカワールドに帰ろうとしていた彼をフラムやレイルと共に見送る。 | + | :『[[BX]]』では異世界からの来訪者であり、プロジェクト・エデンを引き継いだゼハートの参謀役となる。彼を信頼し、[[ブライティクス]]と地球連邦軍との最終決戦の際には彼に[[暗殺|ある密命]]を与える。参戦フラグを満たした場合、間一髪のところを彼の転移魔法に救われる。エンディングでは人知れずスダ・ドアカワールドに帰ろうとしていた彼をフラムやレイルと共に見送る。 |
| ;[[ロニ・ガーベイ]] | | ;[[ロニ・ガーベイ]] |
− | :[[BX]]では[[ブライティクス]]に敗北した彼女を救い、ロストロウラン攻略作戦へ参加させる。彼女の生存フラグが成立した場合、彼女をセカンドムーンに保護する。 | + | :『[[BX]]』では[[ブライティクス]]に敗北した彼女を救い、ロストロウラン攻略作戦へ参加させる。彼女の生存フラグが成立した場合、彼女をセカンドムーンに保護する。 |
| ;[[白鳥九十九]]、[[月臣元一朗]]、[[タカスギ・サブロウタ|高杉三郎太]]、[[秋山源八郎]] | | ;[[白鳥九十九]]、[[月臣元一朗]]、[[タカスギ・サブロウタ|高杉三郎太]]、[[秋山源八郎]] |
− | :[[BX]]では[[木連|同盟組織]]の将である彼らと何度も共同戦線をとる。 | + | :『[[BX]]』では[[木連|同盟組織]]の将である彼らと何度も共同戦線をとる。 |
| ;[[草壁春樹]] | | ;[[草壁春樹]] |
− | :[[BX]]では同盟組織の司令官同士の関係。互いに共同歩調をとり地球連邦とBXに対抗するが… | + | :『[[BX]]』では同盟組織の司令官同士の関係。互いに共同歩調をとり地球連邦とBXに対抗するが… |
| ;[[ハリケーン]]、[[フラッシュ (マジンガー)|フラッシュ]]、[[ミスティ]] | | ;[[ハリケーン]]、[[フラッシュ (マジンガー)|フラッシュ]]、[[ミスティ]] |
− | :[[BX]]ではオリバーノーツでの戦いで彼女達を一蹴するが、彼女達の決死の反撃もあって撤退に追い込まれる結果に。 | + | :『[[BX]]』ではオリバーノーツでの戦いで彼女達を一蹴するが、彼女達の決死の反撃もあって撤退に追い込まれる結果に。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| ;「…甘いな、ロマリー・『アスノ』」<br/>「私はヴェイガンだ。若き日にお前達と共にいた男ではない。イゼルカント様の理想を実現する為なら、お前も、アセムの息子も慈悲なく殺す」 | | ;「…甘いな、ロマリー・『アスノ』」<br/>「私はヴェイガンだ。若き日にお前達と共にいた男ではない。イゼルカント様の理想を実現する為なら、お前も、アセムの息子も慈悲なく殺す」 |
− | :BX29話「再開、そして別れ」にて、トルディアを訪れた際、ロマリーと再会して時の訣別のセリフ。 | + | :『BX』29話「再開、そして別れ」にて、トルディアを訪れた際、ロマリーと再会して時の訣別のセリフ。 |
| ;「皆、選んだのだ。ザナルド…。」<br />「復讐ではなく、人が人らしく生きる当たり前の行い、人を救うという道を」 | | ;「皆、選んだのだ。ザナルド…。」<br />「復讐ではなく、人が人らしく生きる当たり前の行い、人を救うという道を」 |
− | :BX41話「君の中の英雄」にて、生存フラグが成立した際の台詞。現れたのはザナルドの裏切りにより、死んだはずのアセム、そしてゼハート。だが、彼は参謀ニューの転移魔法で間一髪生きていた。本心を吐露し、「プロジェクト・エデン」とは違う真の楽園(エデン)を目指すことを決めたゼハート。復讐という魔物に取りつかれたザナルドを討つため、黒と白のガンダムが宇宙を駆ける。 | + | :『BX』41話「君の中の英雄」にて、生存フラグが成立した際の台詞。現れたのはザナルドの裏切りにより、死んだはずのアセム、そしてゼハート。だが、彼は参謀ニューの転移魔法で間一髪生きていた。本心を吐露し、「プロジェクト・エデン」とは違う真の楽園(エデン)を目指すことを決めたゼハート。復讐という魔物に取りつかれたザナルドを討つため、黒と白のガンダムが宇宙を駆ける。 |
| ;「必ずアセムと共に会いに行く。約束しよう、ロマリー」 | | ;「必ずアセムと共に会いに行く。約束しよう、ロマリー」 |
| :同じく41話にて、決戦後、アセムと二人で酒を酌み交わしていた時に入ってきたロマリーの通信を受けて。あの卒業式の日に断ち切ったはずの縁。しかし、それでもまだアセムとロマリーは縁を残してくれていたことに感謝しつつ、全てが終わってからの再会を約束した。 | | :同じく41話にて、決戦後、アセムと二人で酒を酌み交わしていた時に入ってきたロマリーの通信を受けて。あの卒業式の日に断ち切ったはずの縁。しかし、それでもまだアセムとロマリーは縁を残してくれていたことに感謝しつつ、全てが終わってからの再会を約束した。 |
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| :参入後の汎用戦闘台詞。ヴェイガンの未来という重荷も、もう一人だけで背負う必要はない。親友・アセムのみならず、今共に戦う仲間全てが、ヴェイガンだけでなく地球圏全ての未来を共に背負っている。自分もその一人として、ガンダムレギルスが新たな戦場を飛ぶ。 | | :参入後の汎用戦闘台詞。ヴェイガンの未来という重荷も、もう一人だけで背負う必要はない。親友・アセムのみならず、今共に戦う仲間全てが、ヴェイガンだけでなく地球圏全ての未来を共に背負っている。自分もその一人として、ガンダムレギルスが新たな戦場を飛ぶ。 |
| ;「わずかではあったが、私の下に仕え、そして戦った仲間達だ。見送りぐらいはさせてほしいものだな」 | | ;「わずかではあったが、私の下に仕え、そして戦った仲間達だ。見送りぐらいはさせてほしいものだな」 |
− | :BXエンディングにて、ひっそりとスダ・ドアカワールドに帰ろうとしていた法術士ニューを引き留めて。短い間だったが、共に楽園(エデン)を求め、駆け抜けた日々を忘れる事はない。 | + | :『BX』エンディングにて、ひっそりとスダ・ドアカワールドに帰ろうとしていた法術士ニューを引き留めて。短い間だったが、共に楽園(エデン)を求め、駆け抜けた日々を忘れる事はない。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
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