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;「フリット・アスノ! あなたは、間違っているッ!!」
 
;「フリット・アスノ! あなたは、間違っているッ!!」
 
:記憶の彼方に消えたはずの声が響き、グランサの前に白いモビルスーツが現れる。全ての始まりとなった懐かしき姿、ガンダムAGE-1ノーマル。それを駆り、フリットを否定したのは、他でもない少年時代の彼自身だった。
 
:記憶の彼方に消えたはずの声が響き、グランサの前に白いモビルスーツが現れる。全ての始まりとなった懐かしき姿、ガンダムAGE-1ノーマル。それを駆り、フリットを否定したのは、他でもない少年時代の彼自身だった。
;「自分の過ちを認めて、他人の過ちを許して―――戦争を終わらせることが、『僕の勝利条件』じゃなかったのか、フリット・アスノ! 僕は、僕が、救世主になることをあきらめるなんて、決して許さないぞ!」
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;「覚悟があればそれでいいのか? イゼルカントとどこが違うんだ! 応えろ、フリット・アスノ! 自分の命を賭け金にすれば、どんなテロリズムも許されるのか!? あなたとデシルのどこに違いがある!!」<BR/>「自分の過ちを認めて、他人の過ちを許して―――戦争を終わらせることが、『僕の勝利条件』じゃなかったのか、フリット・アスノ! 僕は……僕が、救世主になることをあきらめるなんて、決して許さないぞ!」
:精神世界で激突する2機のAGE-1。少年時代のフリットは、老いた自分自身に叫ぶ。「罪に殉ずる覚悟があるのならば、虐殺を行ってもいいのか」と。「それは、イゼルカントのエゴと、デシルの凶行と、思考を止めたヴェイガンと何が違うのか」と。
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:精神世界で激突する2機のAGE-1。少年時代のフリットは、老いた自分自身に叫ぶ。お前のやっていることは、イゼルカントやデシルと何も変わらないと。
 
:仇敵たちの行いと、まさに今自分がやろうとしていたことが何も変わらないという事実、そして己の業を憎き敵と己自身を断罪することで清算しようとした……言い換えれば、逃げ出そうとした弱さを突きつけられる。
 
:仇敵たちの行いと、まさに今自分がやろうとしていたことが何も変わらないという事実、そして己の業を憎き敵と己自身を断罪することで清算しようとした……言い換えれば、逃げ出そうとした弱さを突きつけられる。
 
:直後、AGE-1ノーマルの放った怒りの一閃にAGE-1グランサは両断され、現実へ立ち返った老フリットは今まで自分が生き延びて来られた理由を知る。
 
:直後、AGE-1ノーマルの放った怒りの一閃にAGE-1グランサは両断され、現実へ立ち返った老フリットは今まで自分が生き延びて来られた理由を知る。
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