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2,148 バイト追加 、 2015年9月23日 (水) 19:55
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:初登場作品。本作ではシナリオの都合上、第3部の姿での登場となるが、第41話で一度だけ少年時代の姿が見られる。
 
:初登場作品。本作ではシナリオの都合上、第3部の姿での登場となるが、第41話で一度だけ少年時代の姿が見られる。
 
:序盤から自軍部隊に同行し、[[ブライティクス]]の首脳陣の一人として活躍する。自軍の中でも屈指の老齢であり、後述にもあるように『ガンダムAGE』のみならず[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]や『ガンダム00』、[[マクロスシリーズ]]の[[世界観/BX|歴史を内包した世界観を持つ本作の世界]]で長きにわたる戦いを生き続け、十分なまでの勇名を馳せている為その存在感は非常に大きい。また、その年齢と経歴ゆえ、物語開始以前から幾人もの他作品のキャラクターと面識を持っている。
 
:序盤から自軍部隊に同行し、[[ブライティクス]]の首脳陣の一人として活躍する。自軍の中でも屈指の老齢であり、後述にもあるように『ガンダムAGE』のみならず[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]や『ガンダム00』、[[マクロスシリーズ]]の[[世界観/BX|歴史を内包した世界観を持つ本作の世界]]で長きにわたる戦いを生き続け、十分なまでの勇名を馳せている為その存在感は非常に大きい。また、その年齢と経歴ゆえ、物語開始以前から幾人もの他作品のキャラクターと面識を持っている。
:原作同様[[ヴェイガン]]に対して強い憎悪を向ける場面では周囲に戸惑いを与える事もあるが、同時に優れた人格者である面も多々描写され、BXのメンバーからも強く信頼されている。終盤には原作同様、地球連邦軍の総司令に復帰する。
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:原作同様[[ヴェイガン]]に対して強い憎悪を向ける場面では周囲に戸惑いを与える事もあるが、同時に優れた人格者である面も多々描写され、BXのメンバーからも強く信頼されている。終盤には原作同様、地球連邦軍の総司令に復帰する。精神世界でのユリンとの邂逅、そこから続く戦場全域への協力要請イベントはしっかり再現されているが、この時'''全域の注目を集めるため何もない地点にプラズマダイバーミサイルを撃ち込んでいる'''。
 
:当初は[[ディーヴァ]]の[[サブパイロット]]として参入し、終盤でAGE-1 グランサのパイロットに転向する。恐ろしいまでの火力を誇るAGE-1のお陰ですぐ1軍になれるだけの能力はあるのだが、'''ディーヴァを使っていないと低レベルで加入する事になる'''のが最大の難点。そのディーヴァも比較的性能が低く、他の戦艦に押され気味で出番が少ない。
 
:当初は[[ディーヴァ]]の[[サブパイロット]]として参入し、終盤でAGE-1 グランサのパイロットに転向する。恐ろしいまでの火力を誇るAGE-1のお陰ですぐ1軍になれるだけの能力はあるのだが、'''ディーヴァを使っていないと低レベルで加入する事になる'''のが最大の難点。そのディーヴァも比較的性能が低く、他の戦艦に押され気味で出番が少ない。
 
:また、サブパイロットとして自軍に参入済みである(自身で出撃していないので撃墜数を稼げるわけがない)ためか、あるいは退役して長かったことを表しているのか、参入時の'''撃墜数が0である。'''……乗機がトンデモ性能のMAP兵器を持っていることも一因と思われるが。
 
:また、サブパイロットとして自軍に参入済みである(自身で出撃していないので撃墜数を稼げるわけがない)ためか、あるいは退役して長かったことを表しているのか、参入時の'''撃墜数が0である。'''……乗機がトンデモ性能のMAP兵器を持っていることも一因と思われるが。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
<!-- === [[能力]]値 === -->
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=== [[能力]]値 ===
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老齢かつブランクが長いとは思えないエース級能力の持ち主で、防御以外の全能力が平均的に高い。AGE-1は射撃特化なのだがフリットのパイロット特性は「格闘」なので、キオや刹那、撃龍神、フラグが立っていればゼハートやジラードなど、「長射程の格闘武器」持ちと組むと良い。
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
:[[集中]]、[[直感]]、[[闘志]]、[[魂]]、[[覚醒]]
 
:[[集中]]、[[直感]]、[[闘志]]、[[魂]]、[[覚醒]]
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:「ガンダムAGE」の初代主役だけに、息子も孫も持っていない「魂」と「覚醒」を所持。
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
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;反撃時の攻撃力上昇、[[ヴェイガン]]に対する攻撃力・防御力上昇、連続ターゲット補正無効
 
;反撃時の攻撃力上昇、[[ヴェイガン]]に対する攻撃力・防御力上昇、連続ターゲット補正無効
 
:ガンダムでヴェイガンを殲滅しろと言わんばかりの効果。決着がつく第41話以降も反撃無双に大きく貢献してくれる。
 
:ガンダムでヴェイガンを殲滅しろと言わんばかりの効果。決着がつく第41話以降も反撃無双に大きく貢献してくれる。
<!-- == パイロット[[BGM]] == -->
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== パイロット[[BGM]] ==
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;「ガンダムAGE-3~覚醒」
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;イワーク・ブライア
 
;イワーク・ブライア
:フリット編においてファーデーンへ立ち寄った際に彼の世話になっている。
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:フリット編においてファーデーンへ立ち寄った際に彼の世話になっている。その際のやり取りは現在でも語り草である(後述)。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では旧知の戦友でかつては同じ部隊で共に戦った過去を持つ。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では旧知の戦友でかつては同じ部隊で共に戦った過去を持つ。
 
;[[アズベス]]
 
;[[アズベス]]
:『BX』では歴戦の戦士であると共に、「孫」の成長を見守る者同士であり、関わる場面も多く、互いに敬意を表している。
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:『BX』では関わる場面も多く、互いに敬意を表している。実は「一線を退いた歴戦の勇士」「現在は立場ある存在」「孫がいる」「その孫は『[[ガリアン|救世主と]][[ガンダムAGE-3|呼ばれる機体]]』に乗って戦っている」「大切なものを奪った[[マーダル|敵]]がおり、その[[ヴェイガン|敵]]を倒すために戦っている」とかなりの点で似たもの同士。
 
;[[ジョルディ・ボーダー]]
 
;[[ジョルディ・ボーダー]]
 
:アズベスの見守る「孫」であり、『BX』ではフリットも彼の成長を見守っていくことになる。
 
:アズベスの見守る「孫」であり、『BX』ではフリットも彼の成長を見守っていくことになる。
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;フリット「そんなの意味が無いですよ!」<BR/>イワーク「そうさ、意味なんてない。上の奴らは裕福な生活を送りながら下らない思想をぶつけ合って戦闘に明け暮れている。俺達はそのしわ寄せで、こんな生活を強いられているんだ!!」
 
;フリット「そんなの意味が無いですよ!」<BR/>イワーク「そうさ、意味なんてない。上の奴らは裕福な生活を送りながら下らない思想をぶつけ合って戦闘に明け暮れている。俺達はそのしわ寄せで、こんな生活を強いられているんだ!!」
 
:第6話でのイワーク・ブライア(CV:乃村健次氏)とのやり取り。[[スペースコロニー|コロニー]]・ファーデーンではザラムとエウバの確執が未だに続いている事を聞き思わず反応するが、ほとんど八つ当たり気味に怒鳴り返される。
 
:第6話でのイワーク・ブライア(CV:乃村健次氏)とのやり取り。[[スペースコロニー|コロニー]]・ファーデーンではザラムとエウバの確執が未だに続いている事を聞き思わず反応するが、ほとんど八つ当たり気味に怒鳴り返される。
:余談だが、'''「強いられているんだ!!」'''というイワークの名(迷?)台詞は、彼の濃い顔が集中線付きでアップされるという演出が為された故に、ネット界隈で予想外の人気を呼んだ。
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:余談だが、'''「強いられているんだ!!」'''というイワークの名(迷?)台詞は、彼の濃い顔が集中線付きでアップされるという演出が為された故に、ネット界隈で予想外の人気を呼んだ。なので、「ガンダムAGEは知らないがこのフレーズは知っている」という人も多い。
 
:さらに、『[[機動戦士ガンダムAGE]]』が参戦する以前に発売された『[[スーパーロボット大戦UX]]』において、イワークと[[声優ネタ|声優が同じ]]である[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]が「強いられている」という言葉を発する場面が存在する。
 
:さらに、『[[機動戦士ガンダムAGE]]』が参戦する以前に発売された『[[スーパーロボット大戦UX]]』において、イワークと[[声優ネタ|声優が同じ]]である[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]]が「強いられている」という言葉を発する場面が存在する。
 
;「昨日のケンカを今日に引きずるなんて、男らしくないよ!」
 
;「昨日のケンカを今日に引きずるなんて、男らしくないよ!」
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:しかし、直後に'''「お前さんだって、昔を引きずって戦っているんだろうが! そのガンダムで!」'''と返されてしまい、フリットも言葉を濁してしまう。
 
:しかし、直後に'''「お前さんだって、昔を引きずって戦っているんだろうが! そのガンダムで!」'''と返されてしまい、フリットも言葉を濁してしまう。
 
:事実、フリットは幼少・少年期の[[トラウマイベント|トラウマ]]を以降も引きずってしまっている点が皮肉である。
 
:事実、フリットは幼少・少年期の[[トラウマイベント|トラウマ]]を以降も引きずってしまっている点が皮肉である。
;「命はオモチャじゃないんだぞおおおおおっ!!」
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;「命は……オモチャじゃないんだぞおおおおおっ!!」
 
:第14話より。ユリンを死に追いやったデシルへ対して激昂。圧倒的な力でデシルを撃破へと追い詰める。
 
:第14話より。ユリンを死に追いやったデシルへ対して激昂。圧倒的な力でデシルを撃破へと追い詰める。
 
;「何が救世主だ! ユリンさえ救えないなんて…。僕は…僕はああああああああっ!!」
 
;「何が救世主だ! ユリンさえ救えないなんて…。僕は…僕はああああああああっ!!」
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:キオ、アセム、そして仲間達や失った者達の励ましや叱咤を受け、過去の憎しみと自責の念から解放されたフリット。セカンドムーンを救うため、地球軍もヴェイガンもなく全ての戦士達に呼びかける。君たちの力を貸してくれと。
 
:キオ、アセム、そして仲間達や失った者達の励ましや叱咤を受け、過去の憎しみと自責の念から解放されたフリット。セカンドムーンを救うため、地球軍もヴェイガンもなく全ての戦士達に呼びかける。君たちの力を貸してくれと。
 
:それは、フリットが少年時代から目指していたもの、即ち真の救世主となった瞬間でもあった。
 
:それは、フリットが少年時代から目指していたもの、即ち真の救世主となった瞬間でもあった。
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:BXでは木連がいるのと、セカンドムーンが崩壊するのではなく地球に落下するという状況のため、若干アレンジを加えた上で採用。最後の一言はDVEになっている。
 
;「ああ……。あれが、キオ・アスノ……私の孫だ」
 
;「ああ……。あれが、キオ・アスノ……私の孫だ」
 
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;「家や血筋からは自由になれないものだ。大きく、強ければなおさらな…」
 
;「家や血筋からは自由になれないものだ。大きく、強ければなおさらな…」
 
:荒んだ雰囲気の[[リディ・マーセナス|リディ]]を評して。「モビルスーツ鍛冶」として有名なアスノ家の出身であるフリットにとっても、他人事とはとらえられないのだろう…。
 
:荒んだ雰囲気の[[リディ・マーセナス|リディ]]を評して。「モビルスーツ鍛冶」として有名なアスノ家の出身であるフリットにとっても、他人事とはとらえられないのだろう…。
;「他の者達もすぐに出撃しろ! 一分一秒でも早く原種を撃退するのだ! このコロニーを…この地を…これ以上戦火にさらしてはならんッ!」<BR/>「各機、目標は合体原種だ! 奴さえ倒せば他のゾンダーも無力化する! 問題は合体原種の再生能力だが、全火力を集中して一気に破壊、同時に原種核を回収する! 全機、戦闘を開始しろッ!!」
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;「他の者達もすぐに出撃しろ! 一分一秒でも早く原種を撃退するのだ! このコロニーを…この地を…これ以上戦火にさらしてはならんッ!」<BR/>「各機、目標は合体原種だ! 奴さえ倒せば他のゾンダーは大した脅威にはならん! 問題は合体原種の再生能力だが、全火力を集中して一気に破壊、すぐさま原種核を回収する! 全機、戦闘を開始しろッ!!」
 
:『BX』第28話「友」より。ミンスリーに襲来した原種を前に怒りを滲ませながら部隊の出撃を命じる。ミンスリーはフリットにとって、かつてユリンと再会し、束の間の幸せな時間を過ごした思い出の場所。その地を穢そうとする原種に、フリットが怒りを抑えられるはずがなかった。その剣幕には[[弓さやか|さやか]]も「荒れてる」と漏らし、ナトーラも気圧されながら「普段より気合が入っている」と言うほどで、キオも不安を覚えた。
 
:『BX』第28話「友」より。ミンスリーに襲来した原種を前に怒りを滲ませながら部隊の出撃を命じる。ミンスリーはフリットにとって、かつてユリンと再会し、束の間の幸せな時間を過ごした思い出の場所。その地を穢そうとする原種に、フリットが怒りを抑えられるはずがなかった。その剣幕には[[弓さやか|さやか]]も「荒れてる」と漏らし、ナトーラも気圧されながら「普段より気合が入っている」と言うほどで、キオも不安を覚えた。
 
;「わ、忘れるはずが…ない…。あの機体はユリンの…」<br />「ヴェイガン、貴様らはどこまでッ!」
 
;「わ、忘れるはずが…ない…。あの機体はユリンの…」<br />「ヴェイガン、貴様らはどこまでッ!」
 
:『BX』第29話「再会、そして別れ」より。戦場に現れた[[フォーンファルシア]]を見て。かつてユリンが『パーツ』として乗せられ、そして散った因縁の機体・ファルシアと全く同じ姿を見たフリット。フリットにとって忘れられない悲しい記憶を蘇らせる機体を見せられて、怒りに震えないはずがなかった。
 
:『BX』第29話「再会、そして別れ」より。戦場に現れた[[フォーンファルシア]]を見て。かつてユリンが『パーツ』として乗せられ、そして散った因縁の機体・ファルシアと全く同じ姿を見たフリット。フリットにとって忘れられない悲しい記憶を蘇らせる機体を見せられて、怒りに震えないはずがなかった。
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;「何をしている!? そこをどけ! 地球が駄目になるかどうかの瀬戸際なのだぞ!」
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:『BX』第41話「君の中の英雄」にて、[[ヴェイガンギア・シド]]のハッキングを受けセカンドムーンごと地球に落下するラ・グラミスに対し、もろともヴェイガンを殲滅すべくプラズマダイバーミサイルを放とうとし、割り込んできたキオに対して。
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:「逆襲のシャア」にてアクシズを止めに来たネオ・ジオン兵士の台詞が元ネタだが、やっていることが正反対なのが悲しい。
 
;「あの機体に乗せられているのは、ひとりの人間のエゴによって、生き方を歪められた存在……私の息子や孫が歩むかも知れなかった、もう一つの道だ」
 
;「あの機体に乗せられているのは、ひとりの人間のエゴによって、生き方を歪められた存在……私の息子や孫が歩むかも知れなかった、もう一つの道だ」
 
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== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
;「物心つかぬ頃に父親の[[キャプテン・アッシュ|アセム]]を亡くし、その上に母親の[[ロマリー・アスノ|ロマリー]]とも離れて暮らさせ今まで[[キオ・アスノ|キオ]]には心苦しい思いをさせてきた…」<br />「にも関わらず、本当に良い孫に育ってくれた! う、うぅぅ…」
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;「物心つかぬ頃に父親の[[キャプテン・アッシュ|アセム]]を亡くし、その上に母親の[[ロマリー・アスノ|ロマリー]]とも離れて暮らさせ、今まで[[キオ・アスノ|キオ]]には心苦しい思いをさせてきた…」<br />「にも関わらず、本当に良い孫に育ってくれた! う、うぅぅ…」
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第26話「三つの星が集う時」より。[[機動戦艦ナデシコ|一番星コンテスト]]の最中でのボヤき。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第26話「三つの星が集う時」より。[[機動戦艦ナデシコ|一番星コンテスト]]の最中でのボヤき。
 
:元総司令の威厳はどこへやら、完全に孫バカなお爺ちゃんであるが、キオへの深い[[愛|愛情]]をも感じさせる台詞である。
 
:元総司令の威厳はどこへやら、完全に孫バカなお爺ちゃんであるが、キオへの深い[[愛|愛情]]をも感じさせる台詞である。
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