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[[記憶喪失|自分の名前以外の全ての記憶を失い]]、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。
 
[[記憶喪失|自分の名前以外の全ての記憶を失い]]、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。
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[[正義|正義感]]の強い[[性格]]で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物だが、言い換えれば'''あまりにも完成され過ぎた人格を持つ、ある意味「出来過ぎた」人物'''でもある<ref>コミックボンボン連載のほしの竜一氏の漫画版では一人称が「おれ」で、ややワイルドな言動が目立つが、慈悲深く勇敢な王道ヒーローという本質は変わらない。</ref>。その理由は、彼の失われた記憶が関わっているのだが…。
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[[正義|正義感]]の強い[[性格]]で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物だが、言い換えれば'''あまりにも完成され過ぎた人格を持つ、ある意味「出来過ぎた」人物'''でもある<ref>コミックボンボン連載のほしの竜一氏の漫画版では一人称が「俺」で、ややワイルドな言動が目立つが、慈悲深く勇敢な王道ヒーローという本質は変わらない。</ref>。その理由は、彼の失われた記憶が関わっているのだが…。
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一方、コミックワールドでは礼儀正しい卑怯キャラ(ある意味で、「知的」であるとも言えるが…)として描かれている。礼儀正しさもギャグとして消化され、「アラレちゃん」のような相手の空気を読まずに自分のペースに巻き込むタイプのキャラクターになっている。ナイトサザビーを彼の肩に[[合体]]しているグリフォンを餌付けして撃退する等、まともに戦ったことは殆どない<ref>コミックワールドは『SD戦国伝』が中心となって展開されており、『SDガンダム外伝』は1話完結にせざるを得ないという事情もある。</ref>。
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一方、コミックワールドでは礼儀正しい卑怯なキャラ(ある意味で「知的」であるとも言えるが…)として描かれている。礼儀正しさもギャグとして消化され、相手の空気を読まずに自分のペースに巻き込むタイプのキャラクターになっている。ナイトサザビーを彼の肩に[[合体]]しているグリフォンを餌付けして撃退する等、まともに戦ったことは殆どない<ref>コミックワールドは『SD戦国伝』が中心となって展開されており、『SDガンダム外伝』は1話完結にせざるを得ないという事情もある。</ref>。
    
カードダスでのHPは500<ref>SDガンダム外伝のカードダスにおける「HP」は耐久力というよりそのキャラ自身の強さの目安のようなものであり(HPもしくはMP以外の能力数値設定はない)、さすがにスパロボで騎士ガンダムのHPが500なんて事はないだろう…たぶん。</ref>。
 
カードダスでのHPは500<ref>SDガンダム外伝のカードダスにおける「HP」は耐久力というよりそのキャラ自身の強さの目安のようなものであり(HPもしくはMP以外の能力数値設定はない)、さすがにスパロボで騎士ガンダムのHPが500なんて事はないだろう…たぶん。</ref>。
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作中での正式名称というわけではなく(大元であるカードダスではこの形態でも「騎士ガンダム」表記のままである)あくまでも[[俗語・俗称|俗称]]なのだが、このネーミングで商品化された玩具も多い。
 
作中での正式名称というわけではなく(大元であるカードダスではこの形態でも「騎士ガンダム」表記のままである)あくまでも[[俗語・俗称|俗称]]なのだが、このネーミングで商品化された玩具も多い。
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カードダスでのHPは10000<ref>ゲーム『SDガンダムGジェネレーションOVER WORLD』では騎士ガンダムの武装「三種の神器」が攻撃力10000となっており、旧来のファンをニヤリとさせた。さすがにスパロボでは攻撃力(やHP)10000というわけにはいかないだろうが…。</ref>。後に炎の剣を失った状態では800<ref>数値上は大幅に低下したが、このため体への負荷も減ったのか、当初は必要に応じて下記の呪文で神器を召喚・装着していたのがこれ以後(第2章「伝説の巨人」編)は常時この姿でいるようになった。</ref>。
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カードダスでのHPは10000<ref>ゲーム『SDガンダムGジェネレーションOVER WORLD』では騎士ガンダムの武装「三種の神器」が攻撃力10000となっており、旧来のファンをニヤリとさせた。さすがにスパロボでは攻撃力(やHP)10000というわけにはいかないだろうが…。</ref>。後に炎の剣を失った状態では800<ref>数値上は大幅に低下したものの、体への負荷も減ったことから石版の呪文で神器を召喚・装着する必要がなくなり、第2章以降は常時この姿でいるようになった。</ref>。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:プロローグにてアルガス騎士団と共にジオン族の本拠地への突入を敢行するも時空転移に巻き込まれ(原典と違い三種の神器を纏ったままだが巻き込まれた際に消えている)、アルガス騎士団と離れ離れになりながら地球に漂着。第11話で自軍に参入し、以降分岐以外での離脱はせず最後まで同行する。その完全無欠の勇者ぶりは異世界でも変わらず、ストーリーでの活躍場面は多く、大きな存在感を放っている。
 
:プロローグにてアルガス騎士団と共にジオン族の本拠地への突入を敢行するも時空転移に巻き込まれ(原典と違い三種の神器を纏ったままだが巻き込まれた際に消えている)、アルガス騎士団と離れ離れになりながら地球に漂着。第11話で自軍に参入し、以降分岐以外での離脱はせず最後まで同行する。その完全無欠の勇者ぶりは異世界でも変わらず、ストーリーでの活躍場面は多く、大きな存在感を放っている。
 
:ステータスは高くアタッカーとしても優秀で、回避力を生かした切り込み役が適任。反面途中で追加される変身攻撃以外にサイズ差補正無視がないが、本人の専用スキルで気力130を越えるとサイズ差補正が消える為早めに気力を上げるべし。
 
:ステータスは高くアタッカーとしても優秀で、回避力を生かした切り込み役が適任。反面途中で追加される変身攻撃以外にサイズ差補正無視がないが、本人の専用スキルで気力130を越えるとサイズ差補正が消える為早めに気力を上げるべし。
:中盤終わり頃に炎の剣を失い、次のステージでバーサルにパワーアップする。
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:中盤終わり頃に炎の剣を失い、次のステージで[[バーサル騎士ガンダム]]にパワーアップする。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
=== 武装・[[必殺武器]](騎士ガンダム) ===
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=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;ナイトソード
 
;ナイトソード
 
:メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している。
 
:メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している。
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;三種の神器
 
;三種の神器
 
:「炎の剣」「力の盾」「霞の鎧」と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。
 
:「炎の剣」「力の盾」「霞の鎧」と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。
:かつて伝説の勇者ガンダムが身にまとっていたとされる装備で、「全て身に付けたものは『10の分身』を生み出し、地を治めることも、覆すことも、星を動かすことすら出来た」という伝説の武具。
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:かつて伝説の勇者ガンダムが身にまとっていたとされる装備で「全て身に付けたものは『10の分身』を生み出し、地を治めることも、覆すことも、星を動かすことすら出来た」という伝説の武具。
 
:アニメ版では石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。
 
:アニメ版では石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。
 
:騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。ただし、第一章ラストにて炎の剣が失われてからは負担は消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。
 
:騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。ただし、第一章ラストにて炎の剣が失われてからは負担は消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。
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== パイロット[[BGM]] ==
 
== パイロット[[BGM]] ==
 
;「巨人との戦い」
 
;「巨人との戦い」
:
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:通常戦闘BGM。
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;「大決戦」
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:必殺技(三種の神器)使用時のBGM。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「ラクロアの仇はきっととる!」
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;「オーノホ…ティムサコ…タラーキー!」 / 「オーノホ・ティムサコ・タラーキィィィィ!」([[スーパーロボット大戦BX|BX]]での表記)
:カードダス第2弾『伝説の巨人』でのセリフ。第1弾のカードでは台詞が無かったので、これが彼のカードダスにおける初のセリフとなる。
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;「オーノホ…ティムサコ…タラーキー!」/「オーノホ・ティムサコ・タラーキィィィィ!」([[スーパーロボット大戦BX|BX]]での表記)
   
:[[OVA]]『第一章 ラクロアの勇者』にて「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚するために唱えた呪文。これにより、騎士ガンダムはフルアーマー騎士ガンダムへと進化する。
 
:[[OVA]]『第一章 ラクロアの勇者』にて「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚するために唱えた呪文。これにより、騎士ガンダムはフルアーマー騎士ガンダムへと進化する。
 
:なお、この呪文はアナグラムであり、'''ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる'''。
 
:なお、この呪文はアナグラムであり、'''ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる'''。
 
:(この台詞に限らないが)後に『ガンダム無双3』や『Gジェネレーション OVERWORLD』で再び松本氏の声で収録されているが、'''松本氏の熱演によって凄みが増している。'''
 
:(この台詞に限らないが)後に『ガンダム無双3』や『Gジェネレーション OVERWORLD』で再び松本氏の声で収録されているが、'''松本氏の熱演によって凄みが増している。'''
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;「いくぞ、ブラックドラゴン!」
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:『元祖!SDガンダム』で三種の神器を身につけた際の台詞。
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:また、2007年に発売された「SDガンダム外伝 コンプリートボックス Vol.1」の新規描き起こしカードではこの台詞が採用された。
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;「ラクロアの仇はきっととる!」
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:カードダス第2弾『伝説の巨人』でのセリフ。第1弾のカードでは台詞が無かったので、これが彼のカードダスにおける初のセリフとなる。
 
;「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」
 
;「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」
 
:OVA『第二章 伝説の巨人』にて、ジークジオンに対して。
 
:OVA『第二章 伝説の巨人』にて、ジークジオンに対して。
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;「いえばいい…モンスターといえど正義の心をもちつづけるなら…騎士ガンダムの弟となのるがいい…」  
 
;「いえばいい…モンスターといえど正義の心をもちつづけるなら…騎士ガンダムの弟となのるがいい…」  
 
:ほしの竜一版でのエピソード「妖精の聖水」においてアムロの弟・カムロを名乗っていたゴブリンザクに対し。
 
:ほしの竜一版でのエピソード「妖精の聖水」においてアムロの弟・カムロを名乗っていたゴブリンザクに対し。
;「貴方の心は既に答えを見た。後は正直に生きるだけだ!」
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;「あなたの心はすでに答えを見た。後は正直に生きるだけだ!」
 
:『ガンダム無双3』における賞賛台詞。由来は松本保典氏が演じた『[[疾風!アイアンリーガー]]』の主人公である[[マグナムエース]]、さらにアニメ版の監督も同じアミノテツロー氏である。
 
:『ガンダム無双3』における賞賛台詞。由来は松本保典氏が演じた『[[疾風!アイアンリーガー]]』の主人公である[[マグナムエース]]、さらにアニメ版の監督も同じアミノテツロー氏である。
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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:三種の神器の一つである「霞の鎧」の頭部形状のモチーフ。
 
:三種の神器の一つである「霞の鎧」の頭部形状のモチーフ。
 
;[[スーパーガンダム]]
 
;[[スーパーガンダム]]
:バーサル騎士ガンダムのモチーフ。肩周りの形状が[[Gディフェンサー]]との合体形状を、電磁ランスを持つ姿がロングライフルを構える姿を参考にされている。
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:[[バーサル騎士ガンダム]]のモチーフ。肩周りの形状が[[Gディフェンサー]]との合体形状を、電磁ランスを持つ姿がロングライフルを構える姿を参考にされている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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*『SDガンダムGジェネレーション オーバーワールド』のマイキャラクター製作機能で松本保典氏のボイスパターンが存在するが、その言動は'''騎士ガンダムそのもの'''と言ってもよく、このボイスパターンのマイキャラクターを真騎士ガンダムに搭乗させると三種の神器の演出が変わるという徹底ぶりである。そのため、往年のファン達はマイキャラの名前を「騎士ガンダム」にしたとか。
 
*『SDガンダムGジェネレーション オーバーワールド』のマイキャラクター製作機能で松本保典氏のボイスパターンが存在するが、その言動は'''騎士ガンダムそのもの'''と言ってもよく、このボイスパターンのマイキャラクターを真騎士ガンダムに搭乗させると三種の神器の演出が変わるという徹底ぶりである。そのため、往年のファン達はマイキャラの名前を「騎士ガンダム」にしたとか。
 
**ちなみにあろう事か、松本氏のボイスパターンは「'''少年タイプ'''」扱いである。
 
**ちなみにあろう事か、松本氏のボイスパターンは「'''少年タイプ'''」扱いである。
*『BB戦士』シリーズではトップクラスのプラモデル化を行われており、ジークジオン編の騎士ガンダム(三種の神器込み)とバーサル騎士ガンダム(左のセット込み)が通常版とDX版の2種類、SDガンダム英雄伝の英雄機版、そして先述のレジェンドBB版の2種類の合計6種類が発売され、レジェンドBB版のバーサル騎士ガンダムも発売が予定されている。
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*『BB戦士』シリーズではトップクラスのプラモデル化を行われており、ジークジオン編の騎士ガンダム(三種の神器込み)とバーサル騎士ガンダム(左のセット込み)が通常版とDX版の2種類、SDガンダム英雄伝の英雄機版、そして先述のレジェンドBB版の2種類の合計6種類が発売され、レジェンドBB版のバーサル騎士ガンダムも発売された。
    
== 商品情報 ==
 
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