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195 バイト追加 、 2015年8月15日 (土) 10:17
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*キャラクターデザイン:後藤圭二
 
*キャラクターデザイン:後藤圭二
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『[[機動戦艦ナデシコ]]』の熱い漢。ダイゴウジ・ガイと名乗るがこれは本人曰く「魂の名前」ということで[[偽名]]、本名はいたって地味な「'''山田次郎'''」。本名で呼ぶと熱い叫びで訂正する。
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『[[機動戦艦ナデシコ]]』の熱い漢。ダイゴウジ・ガイと名乗るがこれは本人曰く「魂の名前」ということで[[偽名]]、本名はいたって地味な「'''山田次郎'''」。本名で呼ぶと熱い叫びで訂正する。ナデシコの[[劇中劇|劇中アニメ]]『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』を信奉する重度のアニメオタク。[[エステバリス]]の操縦中にもアニメのセリフを乱発していた。[[テンカワ・アキト|アキト]]に「戦い」のカッコ良さを教え、良い友人になりかけたが、第3話にして、脱走した[[ムネタケ・サダアキ|ムネタケ]]に'''通りすがり同然に撃たれてあっけなく死亡する'''。彼の死は、戦争にカッコいいドラマなど存在しないことをアキトに教えた。また、死後もアキトの回想などによって度々登場した。
 
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ナデシコの[[劇中劇|劇中アニメ]]『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』を信奉する重度のアニメオタク。[[エステバリス]]の操縦中にもアニメのセリフを乱発していた。
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[[テンカワ・アキト|アキト]]に「戦い」のカッコ良さを教え、良い友人になりかけたが、第3話にして、脱走した[[ムネタケ・サダアキ|ムネタケ]]に'''通りすがり同然に撃たれてあっけなく死亡する'''。彼の死は、戦争にカッコいいドラマなど存在しないことをアキトに教えた。また、死後もアキトの回想などによって度々登場した。
      
操縦技術は非常に高く、第3話においては射撃武器もなしに敵陣に一人突っ込んで1機撃破、その後も数機を落とし、最後は銃弾の雨あられの中、宇宙で空戦エステバリスに搭乗していたにもかかわらず、見事に避けて被弾しなかった。この辺りを鑑みると、この男も他のナデシコクルー同様、「性格に問題はあるが腕は確か」だといえる。実は元・連合宇宙軍の軍人で、[[エリナ・キンジョウ・ウォン|エリナ]]も彼のことを「ヤマダ少尉」と呼んでいた。ロボットに乗りたくて軍まで辞めたのは想像に難くない。
 
操縦技術は非常に高く、第3話においては射撃武器もなしに敵陣に一人突っ込んで1機撃破、その後も数機を落とし、最後は銃弾の雨あられの中、宇宙で空戦エステバリスに搭乗していたにもかかわらず、見事に避けて被弾しなかった。この辺りを鑑みると、この男も他のナデシコクルー同様、「性格に問題はあるが腕は確か」だといえる。実は元・連合宇宙軍の軍人で、[[エリナ・キンジョウ・ウォン|エリナ]]も彼のことを「ヤマダ少尉」と呼んでいた。ロボットに乗りたくて軍まで辞めたのは想像に難くない。
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なお、アキト以外の[[ナデシコ]]クルーからは多少ウザがられていたのか、原作・スパロボシリーズにおいても彼の死をアキト以外は気にしていないような描写がある(原作では皆これからどうするのかを気にしていたり、すぐさまガイの部屋を荷物屋に片付けさせたり、艦長のユリカに至っては頭から爪先までアキトの心配しかしていないなど)。尤も邪慳に扱われていたのではなく、単に交流期間が短く、これといって親しい人物はアキトしかいなかった実情もあるとは思われるが。
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なお、アキト以外の[[ナデシコ]]クルーからは多少ウザがられていたのか、原作・スパロボシリーズにおいても彼の死をアキト以外は気にしていないような描写がある(原作では皆これからどうするのかを気にしていたり、すぐさまガイの部屋を荷物屋に片付けさせたり、艦長のユリカに至っては頭から爪先までアキトの心配しかしていないなど)。尤も邪慳に扱われていたのではなく、単に交流期間が短く、これといって親しい人物はアキトしかいなかった実情もあるとは思われるが。ただ、彼がナデシコに遺したゲキガンガーのビデオは破棄される事はなく、アキトやメグミ達が視聴している事がある。また、木連側では欠番となっている3つの話がメグミから若手将校の白鳥九十九達の手に渡って複製されている。
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余談だが、彼がナデシコに遺したゲキガンガーのビデオは破棄される事はなく、アキトやメグミ達が視聴している事がある。また、木連側では欠番となっている3つの話がメグミから若手将校の白鳥九十九達の手に渡って複製されている。
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[[漫画]]『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』(TV版と設定が色々と違う)では、あっさりと死亡したTV版とは対照的に、[[ナデシコ]]を守るために体調不良の状態で無理やり出撃、囮となって集中攻撃を受け死亡した。その後、彼のエステの頭部はアキトのエグザバイトに形見として受け継がれる。また、後に登場する[[平行世界]]での彼は[[宇宙海賊]]キャプテン・ガバメントとして活躍しており、本名が大豪寺凱(ダイゴウジ・ガイ)となっているなど、ある意味元の世界での彼の理想像とも呼べる人物となっている。
 
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漫画版『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』(TV版と設定が色々と違う)では、あっさりと死亡したTV版とは対照的に、[[ナデシコ]]を守るために体調不良の状態で無理やり出撃、囮となって集中攻撃を受け死亡した。その後、彼のエステの頭部はアキトのエグザバイトに形見として受け継がれる。また、後に登場する[[平行世界]]での彼は[[宇宙海賊]]キャプテン・ガバメントとして活躍しており、本名が大豪寺凱(ダイゴウジ・ガイ)となっているなど、ある意味元の世界での彼の理想像とも呼べる人物となっている。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
スパロボでは一貫して魂の名前である「'''ダイゴウジ・ガイ'''」名義で登録されている。
 
スパロボでは一貫して魂の名前である「'''ダイゴウジ・ガイ'''」名義で登録されている。
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ガイ専用エステバリスは武器名がゲキ・ガンガーにちなんだものになっている。ただし原作で行った「ガイ・スーパー・アッパー」を除き、全てスパロボオリジナルの命名である。
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ガイ専用エステバリスは武器名がゲキ・ガンガーにちなんだものになっている。ただし原作で行った「ガイ・スーパー・アッパー」を除き、全てスパロボオリジナルの命名である。搭乗機体の性能はリアル系だが、[[スーパーロボット]]であるゲキ・ガンガー3を愛する熱い性格ゆえ、自分の能力や[[精神コマンド]]はスーパー系寄りになっている。アキトとの[[合体攻撃]]「ダブルゲキガンフレア」はかなり強力なため、主人公であるアキトの存在意義を左右するといっても過言ではない存在。
 
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搭乗機体の性能はリアル系だが、[[スーパーロボット]]であるゲキ・ガンガー3を愛する熱い性格ゆえ、自分の能力や[[精神コマンド]]はスーパー系寄りになっている。アキトとの[[合体攻撃]]「ダブルゲキガンフレア」はかなり強力なため、主人公であるアキトの存在意義を左右するといっても過言ではない存在。
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TV版がストーリーに絡んでいる作品ではほとんどが死亡フラグなし、または簡単な条件で回避可能なため、最後まで生存していることが多い。その意味では彼も[[シン・アスカ]]や[[スーパーロボット大戦D|D]]の[[ギュネイ・ガス]]と同様にスパロボで救われた人である。[[スーパーロボット大戦MX|MX]]は劇場版のみが参戦作品で、[[スーパーロボット大戦W|W]]のような劇場版設定のガイもまだ作られていないために不参加。
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原作であっさり死んだ彼にスパロボでほぼ毎回生存イベントが用意されている理由の一つは、ファンに愛されたキャラクターだからと見て間違いない(実際、ナデシコフィルムブックvol. 1には、「ガイの人気は予想外だった」という監督のコメントが記載されている)。また、前述のダブルゲキガンフレアの存在も大きい。ただし特定ルートでのみ復帰する場合、別ルートの方に強烈な性能の隠し味方ユニットが存在することが多く、プレイヤーを悩ませる。
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TV版がストーリーに絡んでいる作品ではほとんどが死亡フラグなし、または簡単な条件で回避可能なため、最後まで生存していることが多い。その意味では彼も[[シン・アスカ]]や[[スーパーロボット大戦D|D]]の[[ギュネイ・ガス]]と同様にスパロボで救われた人である([[スーパーロボット大戦MX|MX]]は劇場版のみが参戦作品で、[[スーパーロボット大戦W|W]]のような劇場版設定のガイもまだ作られていないために不参加)。原作であっさり死んだ彼にスパロボでほぼ毎回生存イベントが用意されている理由の一つは、ファンに愛されたキャラクターだからと見て間違いない(実際、ナデシコフィルムブックvol.1には、「ガイの人気は予想外だった」という監督のコメントが記載されている)。また、前述のダブルゲキガンフレアの存在も大きい。ただし特定ルートでのみ復帰する場合、別ルートの方に強烈な性能の隠し味方ユニットが存在することが多く、プレイヤーを悩ませる。
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またガイの死は、アキトに強い衝撃を与えてその成長を促し、同時に視聴者に『ナデシコ』の明るい雰囲気にカモフラージュされたハードさを伝える役目も負っていた(後の作品だが、[[カミナ]]にも近い)。スパロボにおける『ナデシコ』TV版が、明るい部分をクローズアップされ暗い部分があまり描かれない扱いを受けているのは、彼の死とアキトへの影響が描かれないと言うのも大きな理由の一つだろう。
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またガイの死は、アキトに強い衝撃を与えてその成長を促し、同時に視聴者に『ナデシコ』の明るい雰囲気にカモフラージュされたハードさを伝える役目も負っていた(後の作品だが、[[カミナ]]にも近い)。スパロボにおける『ナデシコ』TV版が、明るい部分をクローズアップされ暗い部分があまり描かれない扱いを受けているのは、彼の死とアキトへの影響が描かれないと言うのも大きな理由の一つだろう。作品によっては、本来「死後のガイ」が担っていた役目を生存した彼に割り当てられていることも。
    
余談だが、最も波長の合いそうなスパロボオリジナルキャラの[[リュウセイ・ダテ]]および、最も波長の合いそうな版権キャラの[[タカヤノリコ]]とは今まで一度として競演したことがない。
 
余談だが、最も波長の合いそうなスパロボオリジナルキャラの[[リュウセイ・ダテ]]および、最も波長の合いそうな版権キャラの[[タカヤノリコ]]とは今まで一度として競演したことがない。
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:また『[[百獣王ゴライオン]]』の[[ダイ・バザール大帝王]]との決戦時に[[スーパーロボット|スーパー系]]の[[主人公]]に混じってヒーローらしい叫びを発し、[[アマノ・ヒカル]]から褒めとも呆れとも取れる発言を受けた。劇場版でのアキトとは本作で初めての共演(Rのエンディングは除く)となり、アキトが料理人の夢を断たれたことを嘆き、時にガイなりの言葉で励ます。Jでやり過ぎたためか、今回劇場版ナデシコ決着面での草壁との[[戦闘前会話]]が[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]共々用意されていないが、それを差し引いても今作の彼の扱いはファンも満足のゆく出来のはずである。
 
:また『[[百獣王ゴライオン]]』の[[ダイ・バザール大帝王]]との決戦時に[[スーパーロボット|スーパー系]]の[[主人公]]に混じってヒーローらしい叫びを発し、[[アマノ・ヒカル]]から褒めとも呆れとも取れる発言を受けた。劇場版でのアキトとは本作で初めての共演(Rのエンディングは除く)となり、アキトが料理人の夢を断たれたことを嘆き、時にガイなりの言葉で励ます。Jでやり過ぎたためか、今回劇場版ナデシコ決着面での草壁との[[戦闘前会話]]が[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]共々用意されていないが、それを差し引いても今作の彼の扱いはファンも満足のゆく出来のはずである。
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:ファミ通記事で名前が登場。
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:PVにおけるアキトの台詞で名前が挙がっている(本人が登場するかはまだ不明)。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;[[Another Century's Episode 2]]
 
;[[Another Century's Episode 2]]
:最初はナデシコを守るべく自軍と敵対するが、戦闘後に救難信号を発信していたところをアルビオンに拾われる為、原作での死亡フラグを見事にヘシ折る。その後はミンメイをフォッカーと共に助けようとするも逆にゼントラーディにつかまってしまう。その際に[[ゲキ・ガンガー3]]を通じて「物語」という文化を彼らに教えることとなる。
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:最初はナデシコを守るべく自軍と敵対するが、戦闘後に救難信号を発信していたところを[[アルビオン]]に拾われる為、原作での死亡フラグを見事にヘシ折る。その後はミンメイをフォッカーと共に助けようとするも逆にゼントラーディに捕まってしまう。その際に[[ゲキ・ガンガー3]]を通じて「物語」という文化を彼らに教えることとなる。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
アニメ『[[地球防衛企業ダイ・ガード]]』の23話に新入社員の山田としてゲスト出演している。23話の絵コンテは『機動戦艦ナデシコ』の監督である佐藤竜雄が務めている。
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*アニメ『[[地球防衛企業ダイ・ガード]]』の23話に新入社員の山田としてゲスト出演している。23話の絵コンテは『機動戦艦ナデシコ』の監督である佐藤竜雄が務めている。
 
{{DEFAULTSORT:たいこうし かい}}
 
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[[Category:登場人物た行]]
 
[[Category:登場人物た行]]
 
[[Category:機動戦艦ナデシコ]]
 
[[Category:機動戦艦ナデシコ]]
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