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| 百年戦争の末期、ギルガメス軍の一員として戦っていた[[AT]]乗り。かつて最強の部隊と恐れられた'''[[レッドショルダー|レッドショルダー隊]]'''に所属していた過去を持つが、幼少時の記憶などを失っている。 | | 百年戦争の末期、ギルガメス軍の一員として戦っていた[[AT]]乗り。かつて最強の部隊と恐れられた'''[[レッドショルダー|レッドショルダー隊]]'''に所属していた過去を持つが、幼少時の記憶などを失っている。 |
| | | |
− | キリコの最大の特徴は、'''他者から干渉されることや支配されることを徹底的に嫌う'''ということであり、人付き合いは良いとはいえない。その一方で支配欲や出世欲なども希薄であり、誰にも邪魔されずただ静かに暮らせればそれでよいという老成した雰囲気をかもしだしている(この様子からかなり大人びて見えるが、設定年齢上はまだ18歳である)。このような性格になったのには彼が少年の頃から兵士として戦い続け、人生に一種の諦観を得てしまっていることが大きい。 | + | キリコの最大の特徴は、'''他者から干渉されることや支配されることを徹底的に嫌う'''ということであり、人付き合いは良いとはいえない。その一方で、支配欲や出世欲なども希薄であり、誰にも邪魔されずただ静かに暮らせればそれで良いという老成した雰囲気をかもしだしている(この様子からかなり大人びて見えるが、設定年齢上はまだ18歳である)。このような[[性格]]になったのには、キリコが少年の頃から兵士として戦い続け、人生に一種の諦観を得てしまっていることが大きい。 |
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− | 優れた操縦技術と戦闘能力を持つ「戦士」であるが、命令系統のしっかりした縦型の社会では生きていけないことを示すなど「軍人」としての資質はまったくない。なお、『ペールゼン・ファイルズ』の小説版においては、同僚のザキに「敵が憎いから軍にいるのか」と問われた際「敵に怨みはない」と否定している。
| + | 優れた操縦技術と戦闘能力を持つ「戦士」であるが、命令系統のしっかりした縦型の社会では生きていけないことを示すなど「軍人」としての資質はまったく無い。なお、『ペールゼン・ファイルズ』の[[小説|小説版]]においては、同僚のザキに「敵が憎いから軍にいるのか」と問われた際「敵に怨みはない」と否定している。 |
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| キリコ自身は静かに暮らしたいのに、彼の「異能」(後述)を狙う様々な組織が執拗に干渉を続け、彼は火の粉を払うために戦い続ける、というのが[[ボトムズシリーズ]]の基本的な骨子である。 | | キリコ自身は静かに暮らしたいのに、彼の「異能」(後述)を狙う様々な組織が執拗に干渉を続け、彼は火の粉を払うために戦い続ける、というのが[[ボトムズシリーズ]]の基本的な骨子である。 |
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| という台詞がある。このことから考えるとキリコは元々は愛国心ゆえに志願した少年兵だったのだが、戦争の中で戦う意義を失っていったのかもしれない。 | | という台詞がある。このことから考えるとキリコは元々は愛国心ゆえに志願した少年兵だったのだが、戦争の中で戦う意義を失っていったのかもしれない。 |
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− | なお戦場に身を置き続けてきた経験からか、キリコは映像作品中では何時如何なる時も赤色の「耐圧服」というATの[[パイロットスーツ]]を着用しており、いわゆる「私服」と呼べるような服を着用しているシーンはほとんど確認出来ない。あとはせいぜい変装のために敵の制服を拝借して着用した程度で、彼の衣類に対する無頓着さが垣間見える。また、『孤影再び』では「赤い耐圧服を着た男」という情報から兵士がキリコの正体に気づくというシーンがあるが、これはTVシリーズから30年以上が経過した世界で赤い耐圧服が時代遅れになって(手に入らないわけではないようである、後述参照)いる事と、常にそれを着用し数々の戦果を上げたキリコの姿から「赤いかく乱」というあだ名が付けられているという設定から来るものである(『孤影再び』OVAコメンタリーより)。なおTV版ラストで全裸のままコールドスリープに入ったキリコは、『赫奕たる異端』冒頭では耐圧服を持ち合わせていなかったものの物語中盤から着用している。
| + | なお、戦場に身を置き続けてきた経験からか、キリコは映像作品中では何時如何なる時も赤色の「耐圧服」というATの[[パイロットスーツ]]を着用しており、いわゆる「私服」と呼べるような服を着用しているシーンは、ほとんど確認出来ない。あとはせいぜい変装のために敵の制服を拝借して着用した程度で、彼の衣類に対する無頓着さが垣間見える。また、『孤影再び』では「赤い耐圧服を着た男」という情報から兵士がキリコの正体に気づくというシーンがあるが、これはTVシリーズから30年以上が経過した世界で赤い耐圧服が時代遅れになって(手に入らないわけではないようである、後述参照)いる事と、常にそれを着用し数々の戦果を上げたキリコの姿から「赤いかく乱」というあだ名が付けられているという設定から来るものである(『孤影再び』OVAコメンタリーより)。なおTV版ラストで全裸のままコールドスリープに入ったキリコは、『赫奕たる異端』冒頭では耐圧服を持ち合わせていなかったものの物語中盤から着用している。 |
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| ちなみに自称'''糞真面目な男'''である。 | | ちなみに自称'''糞真面目な男'''である。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | :初登場作品。担当声優の郷田ほづみ氏もスパロボ初出演となった。ソレスタルビーイング追跡ルートの第4話でレッドショルダー隊の面々と共に敵として登場。次にエリア11ルートを通れば[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の協力者として自軍に加入する。乗機の[[スコープドッグ]]は少々頼りない性能だが、キリコの能力が高いため十分一線を張れる。最初からいきなり最高レベルに達している[[底力]]や、最初から持っている専用の特殊技能の一つ「[[異能生存体|?????]]」によって、'''シナリオ序盤でも'''HPが10%以下に減少すると大幅なパワーアップ'''(命中率・回避率+45% 装甲値+90% クリティカル率+72% 命中・回避+30 格闘・射撃・防御・技量+20)'''をする。というか強すぎて原作通りどれだけ絶望的な状況でもまず生き残ってしまう。ちなみに「?????」は当初は「???」扱いとなっている[[飛鷹葵|葵]]の[[野生化|野性化]]とは違って、'''「?????」という名前の技能'''である事に注意(技能が封印されているのではなく、この状態のまま効果を発揮できる)。またCB追跡ルート第4話で敵として登場する時も発動するので、うっかり瀕死にさせないように注意。さらに言えば[[連続ターゲット補正]]の前にはさすがに無力なので、使い倒すなら機体の強化もお忘れなく。 | + | :初登場作品。担当声優の郷田ほづみ氏もスパロボ初出演となった。[[ソレスタルビーイング]]追跡ルートの第4話でレッドショルダー隊の面々と共に敵として登場。次にエリア11ルートを通れば[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の協力者として自軍に加入する。乗機の[[スコープドッグ]]は少々頼りない性能だが、キリコの能力が高いため十分一線を張れる。最初からいきなり最高レベルに達している[[底力]]や、最初から持っている専用の特殊技能の一つ「[[異能生存体|?????]]」によって、'''シナリオ序盤でも'''HPが10%以下に減少すると大幅なパワーアップ'''(命中率・回避率+45%、装甲値+90%、クリティカル率+72%、命中・回避+30、格闘・射撃・防御・技量+20)'''をする。というか強すぎて原作通りどれだけ絶望的な状況でもまず生き残ってしまう。ちなみに「?????」は当初は「???」扱いとなっている[[飛鷹葵|葵]]の[[野生化|野性化]]とは違って、'''「?????」という名前の技能'''である事に注意(技能が封印されているのではなく、この状態のまま効果を発揮できる)。またCB追跡ルート第4話で敵として登場する時も発動するので、うっかり瀕死にさせないように注意。さらに言えば[[連続ターゲット補正]]の前にはさすがに無力なので、使い倒すなら機体の強化もお忘れなく。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :序盤のクメンルートにて初登場し、以降はそのままカレン達と共に[[ソレスタルビーイング]]をはじめとした[[ZEXIS]]の面々と合流する。本作では「サンサ編」の再現こそないもののクメン篇とクエント篇の物語が再現されており、クメン篇とクエント篇は分岐ルートだが、共通ルートでも宿敵である[[イプシロン]]との対決が幾度となく描かれている。原作同様に、『ラストレッドショルダー』までの再現だった前作よりも人間味を見せる場面が多くなり、基本的に自分から他の作品のキャラクターと殆ど関わらなかった前作と異なり、自分から他の作品のキャラクターと絡む場面が多くなっている。 | + | :序盤のクメンルートにて初登場し、以降はそのままカレン達と共に[[ソレスタルビーイング]]をはじめとした[[ZEXIS]]の面々と合流する。本作では「サンサ編」の再現こそないもののクメン編とクエント編の物語が再現されており、クメン編とクエント編は分岐ルートだが、共通ルートでも宿敵である[[イプシロン]]との対決が幾度となく描かれている。原作同様に、『ラストレッドショルダー』までの再現だった前作よりも人間味を見せる場面が多くなり、基本的に自分から他の作品のキャラクターと殆ど関わらなかった前作と異なり、自分から他の作品のキャラクターと絡む場面が多くなっている。 |
− | :本作でも『コードギアス』のキャラクター達との絡みが多く、騎士団ルートへのフラグが成立した場合はゼロの正体が暴かれる前に、彼自身に素顔を明かされる事になる。<br />終盤のクエント篇の再現エピソードにおいては[[ワイズマン]]の後継者となる(フリをする)為に一時的に敵になるが、居合わせたZEXISメンバーの殆どが(キリコが本性を現した際の会話から疑問には思っていたようだが)キリコの演技に騙されており、殆どの主人公キャラからは「先に撃たなければこっちが確実に殺られる」、「キリコ一人に部隊を全滅させられる」と恐れられる。また、この時ヒイロ、カレン、ゼロからの特殊戦闘台詞が用意されている。なお、この時もしっかりと「?????」と底力Lv9を持っているうえ、搭乗機のHPが50000を超えているため異様に硬い。 | + | :本作でも『コードギアス』のキャラクター達との絡みが多く、騎士団ルートへのフラグが成立した場合はゼロの正体が暴かれる前に、彼自身に素顔を明かされる事になる。 |
− | :エンディング後は原作のようにフィアナとコールドスリープする事は無く、彼女と旅に出る事に。また、本作ではストーリー中に[[異能生存体]]の設定が判明してからは「?????」が「異能生存体」と明記される。 | + | :終盤のクエント編の再現エピソードにおいては[[ワイズマン]]の後継者となる(フリをする)為に一時的に敵になるが、居合わせたZEXISメンバーの殆どが(キリコが本性を現した際の会話から疑問には思っていたようだが)キリコの演技に騙されており、殆どの主人公キャラからは「先に撃たなければこっちが確実に殺られる」、「キリコ一人に部隊を全滅させられる」と恐れられる。また、この時[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]、[[紅月カレン|カレン]]、ゼロからの特殊戦闘台詞が用意されている。なお、この時もしっかりと「?????」と底力Lv9を持っているうえ、搭乗機のHPが50000を超えているため異様に硬い。 |
| + | :エンディング後は原作のように[[フィアナ]]とコールドスリープする事は無く、彼女と旅に出る事に。また、本作ではストーリー中に[[異能生存体]]の設定が判明してからは「?????」が「異能生存体」と明記される。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
− | :8話でミスリルの傭兵として参入。ミスリル内のコールサインは「ドッグ1」。「ビッグバトル」「赫奕たる異端」序盤~終盤の原作再現があるためかなり目立つ。その一方、ボン太くんを着込んで現れたりなどコミカルな面も。 | + | :第8話で[[ミスリル]]の[[傭兵]]として参入。ミスリル内のコールサインは「ドッグ1」。「ビッグバトル」「赫奕たる異端」序盤~終盤の原作再現があるためかなり目立つ。その一方、[[ボン太くん]]を着込んで現れたりなどコミカルな面も。 |
− | :ステータス的には破界篇・再世篇から大きく変わってはいないが、[[闘志]]の採用により任意でクリティカルを出せるため、闘志持ちをタッグにすることで[[精密攻撃]]を最大限に活かせるようになった。最終的に2つの全体攻撃武器を持つため[[集束攻撃|マルチターゲット]]を習得させればタッグキラーとして活躍する。また、異能生存体+底力L9の関係上ダメージアベンジャーとの相性も抜群。 | + | :ステータス的には破界篇・再世篇から大きく変わってはいないが、[[闘志]]の採用により任意でクリティカルを出せるため、闘志持ちをタッグにすることで[[精密攻撃]]を最大限に活かせるようになった。最終的に2つの全体攻撃武器を持つため[[集束攻撃|マルチターゲット]]を習得させればタッグキラーとして活躍する。また、異能生存体+底力L9の関係上ダメージアベンジャーとの相性も抜群。 |
| :適任タッグは互いの穴を補える[[相良宗介|宗介]]か、[[エースボーナス|AB]]で毎ターンノーコスト闘志が使える[[キタン・バチカ|キタン]]辺りか。 | | :適任タッグは互いの穴を補える[[相良宗介|宗介]]か、[[エースボーナス|AB]]で毎ターンノーコスト闘志が使える[[キタン・バチカ|キタン]]辺りか。 |
| :顔グラも一新されており、今回は前2作にあった笑顔のグラが消えている。境遇を考えれば笑っている場合ではないだろうが。なお、データに存在する顔グラフィックは今作トップクラスの14枚であるが、この中には今回使われなかった包帯顔、フード姿、軍人バージョン(髪と目の色が違う別パターンあり)が存在している。 | | :顔グラも一新されており、今回は前2作にあった笑顔のグラが消えている。境遇を考えれば笑っている場合ではないだろうが。なお、データに存在する顔グラフィックは今作トップクラスの14枚であるが、この中には今回使われなかった包帯顔、フード姿、軍人バージョン(髪と目の色が違う別パターンあり)が存在している。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
− | :地球がサイデリアルによって制圧されてからは[[黒の騎士団]]とともに[[エリア11|新日本]]を新地球皇国の魔の手から守るために戦っていた。 | + | :地球が[[サイデリアル]]によって制圧されてからは[[黒の騎士団]]とともに[[エリア11|新日本]]を[[新地球皇国]]の魔の手から守るために戦っていた。 |
| :後にワイズマンの手によって蘇生されたフィアナと再会し彼女を取り戻すことに成功する。 | | :後にワイズマンの手によって蘇生されたフィアナと再会し彼女を取り戻すことに成功する。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
− | :第1章クリア後のサブミッション「野望のルーツ」でスポット参戦後、第2章サブミッション「レッドショルダー」クリア後に正式加入。ギルガメス連合と協力関係にある[[コネクト・フォース]]への出向という形で参戦する。 | + | :第1章クリア後のサブミッション「野望のルーツ」で[[スポット参戦]]後、第2章サブミッション「レッドショルダー」クリア後に正式加入。ギルガメス連合と協力関係にある[[コネクト・フォース]]への出向という形で参戦する。 |
| :所属はレッドショルダー隊のままなので、ギルガメス軍の都合によりしばしば[[アストラギウス銀河]]へと呼び戻されることになる。出向した直後にも、すぐさまサンサ攻略戦のために呼び戻されている。同じく出向組である[[ホワイトベース隊]]なども元組織に召還されることがあるが、それにしてもキリコたちのその頻度と間隔は短いらしい。 | | :所属はレッドショルダー隊のままなので、ギルガメス軍の都合によりしばしば[[アストラギウス銀河]]へと呼び戻されることになる。出向した直後にも、すぐさまサンサ攻略戦のために呼び戻されている。同じく出向組である[[ホワイトベース隊]]なども元組織に召還されることがあるが、それにしてもキリコたちのその頻度と間隔は短いらしい。 |
| :乗機は第1章からは[[スコープドッグ・ターボカスタム|スコープドッグTC・RS]]。[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]、[[バイマン・ハガード|バイマン]]、[[ムーザ・メリメ|ムーザ]]らと共にグループを組む。高い能力と必殺技を所持するので主にキリコを中心に運用することになるだろう。 | | :乗機は第1章からは[[スコープドッグ・ターボカスタム|スコープドッグTC・RS]]。[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]、[[バイマン・ハガード|バイマン]]、[[ムーザ・メリメ|ムーザ]]らと共にグループを組む。高い能力と必殺技を所持するので主にキリコを中心に運用することになるだろう。 |
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| ;[[第2次Z]]、[[第3次Z]] | | ;[[第2次Z]]、[[第3次Z]] |
| :[[異能生存体]]、[[精密攻撃]]、[[底力]]L9 | | :[[異能生存体]]、[[精密攻撃]]、[[底力]]L9 |
− | :固有技能と最初からカンストの底力が強い。瀕死時の強さは凄まじいが機体が脆い上にキリコ自身の防御が高くないため、HPを調整するのは意外と難しい。なお最終命中率に影響を及ぼさないので、[[見切り]]等を習得している敵からの攻撃を躱しきれない事もありうるため過信は禁物。また、[[連続ターゲット補正]]もあるので単機で無双するのは考えもの(防御も上がるが、ATの装甲では焼石に水状態である)。再世篇終盤では異能生存体発動状態かつ乗機の運動性フル改造ですら当てられる事があるのでいざと言う時は集中や直感でのフォローも必要。精密攻撃はクリティカル時の与ダメージが更に1.5倍になるというものだが、養成による習得が不可な上に自軍では実質キリコとフィアナのみが所持([[ノル・バーコフ|バーコフ]]も持つが1ステージ限りのゲスト参戦)するレアスキル。キリコ自身の素の技量が高い上に異能生存体でさらに技量が上がることも手伝って、クリティカルを連発し数値以上の強さを発揮する。技量を思いきり高め、再攻撃とカウンターと見切りを取得させれば最強クラスの切り込み役に変貌するが、技量を高めるという事は[[てかげん]]MAPWによる異能生存体発動が難しくなるという事でもあるので、てかげん役の技量と要相談。なお異能生存体は破界篇全編及び再世篇後半までは「?????」表記だがちゃんと機能する。 | + | :固有技能と最初からカンストの底力が強い。瀕死時の強さは凄まじいが機体が脆い上にキリコ自身の防御が高くないため、HPを調整するのは意外と難しい。なお最終命中率に影響を及ぼさないので、[[見切り]]等を習得している敵からの攻撃を躱しきれない事もありうるため過信は禁物。また、[[連続ターゲット補正]]もあるので単機で無双するのは考えもの(防御も上がるが、ATの装甲では焼石に水状態である)。再世篇終盤では異能生存体発動状態かつ乗機の運動性フル改造ですら当てられる事があるのでいざと言う時は集中や直感でのフォローも必要。 |
− | :なお、破界篇序盤と再世篇後半の敵対時も特殊技能のラインナップは変わらない。前者はともかく、後者でも後半のボスキャラ扱いなのに所持技能が追加されないというのは内心では仲間を裏切っていないという事を表現したものだろうか。 | + | :精密攻撃はクリティカル時の与ダメージが更に1.5倍になるというものだが、養成による習得が不可な上に自軍では実質キリコとフィアナのみが所持([[ノル・バーコフ|バーコフ]]も持つが1ステージ限りのゲスト参戦)するレアスキル。キリコ自身の素の技量が高い上に異能生存体でさらに技量が上がることも手伝って、クリティカルを連発し数値以上の強さを発揮する。技量を思いきり高め、再攻撃とカウンターと見切りを取得させれば最強クラスの切り込み役に変貌するが、技量を高めるという事は[[てかげん]]MAPWによる異能生存体発動が難しくなるという事でもあるので、てかげん役の技量と要相談。なお異能生存体は破界篇全編及び再世篇後半までは「?????」表記だがちゃんと機能する。 |
| + | :余談だが、破界篇序盤と再世篇後半の敵対時も特殊技能のラインナップは変わらない。前者はともかく、後者でも後半のボスキャラ扱いなのに所持技能が追加されないというのは内心では仲間を裏切っていないという事を表現したものだろうか。 |
| ;[[OE]] | | ;[[OE]] |
| :[[底力]]:異能、[[異能生存体|異能の力]](異能生存体)、[[無頼 (特殊技能)]] | | :[[底力]]:異能、[[異能生存体|異能の力]](異能生存体)、[[無頼 (特殊技能)]] |
− | :精密攻撃が無くなったが、異能の力が最大レベルで『HPが20%で90%の確率でCT率+100%、CTダメージ+40%』となり底力:異能との相乗効果で'''CTが毎回発動する'''事になる(これは[[バーコフ分隊]]隊員全員に言えるが)。更に第7章『パーフェクトソルジャー』で異能の力が[[異能生存体]]に変化すると最大レベルで『HPが20%で90%の確率でCT率+100%、CTダメージ+50%、完全回避』となる。 | + | :精密攻撃が無くなったが、異能の力が最大レベルで『HPが20%で90%の確率でCT率+100%、CTダメージ+40%』となり底力:異能との相乗効果で'''CTが毎回発動する'''事になる(これは[[バーコフ分隊]]隊員全員に言えるが)。 |
| + | :更に第7章『パーフェクトソルジャー』で異能の力が[[異能生存体]]に変化すると最大レベルで『HPが20%で90%の確率でCT率+100%、CTダメージ+50%、完全回避』となる。 |
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| === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === | | === [[エースボーナス|固有エースボーナス]] === |
| ;気力130以上で、全ての武器の攻撃力+300 | | ;気力130以上で、全ての武器の攻撃力+300 |
− | :[[第2次Z]]。機体の火力を補う強力なボーナス。能力的に切り込み隊長的な運用が多くなるため取得・発動共に容易であろう。しかもキリコが同行するルートには[[R-ダイガン|無限復活をするユニット]]が登場するのでなおさら取得は楽(結果として、CB同行ルートのみを通っていても取得しやすい)。再世篇でも[[シェンロンガンダム|無限復活するユニット]]が出てくるのでやろうと思えば前半で習得できてしまう。 | + | :[[第2次Z]]。機体の火力を補う強力なボーナス。能力的に切り込み隊長的な運用が多くなるため取得・発動共に容易であろう。 |
| + | :しかもキリコが同行するルートには[[R-ダイガン|無限復活をするユニット]]が登場するのでなおさら取得は楽(結果として、CB同行ルートのみを通っていても取得しやすい)。 |
| + | :再世篇でも[[シェンロンガンダム|無限復活するユニット]]が出てくるのでやろうと思えば前半で習得できてしまう。 |
| ;HP30%以下で特殊スキル『異能生存体』が発動する | | ;HP30%以下で特殊スキル『異能生存体』が発動する |
| :第3次Zではこちら。原作での立ち位置を再現したようなものとなっているが、この条件で発動すると底力L9の最大効果を受けられない。 | | :第3次Zではこちら。原作での立ち位置を再現したようなものとなっているが、この条件で発動すると底力L9の最大効果を受けられない。 |
− | ;攻撃(気力130以上で攻撃+20%) | + | ;攻撃(気力130以上で攻撃+20%) |
| :[[OE]]。 | | :[[OE]]。 |
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| == [[BGM|パイロットBGM]] == | | == [[BGM|パイロットBGM]] == |
| ;「炎のさだめ」 | | ;「炎のさだめ」 |
− | :[[装甲騎兵ボトムズ|TVシリーズ]]OPテーマ。[[ボトムズシリーズ]]の[[主人公]]であるキリコ・キュービィーの心情を巧みに表現した曲である。 | + | :[[装甲騎兵ボトムズ|TVシリーズ]]OPテーマ。[[ボトムズシリーズ]]の[[主人公]]であるキリコ・キュービィーの心情を巧みに表現した名曲である。 |
| ;「鉄のララバイ」 | | ;「鉄のララバイ」 |
| :『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』OPテーマ。[[スコープドッグTC・ISS|ISS]]に[[乗り換え]]ると、これになる。 | | :『[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ|ペールゼン・ファイルズ]]』OPテーマ。[[スコープドッグTC・ISS|ISS]]に[[乗り換え]]ると、これになる。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[フィアナ]] | | ;[[フィアナ]] |
− | :「素体」、「ファンタム・レディ」、「プロト・ワン」などの別称を持つ。ギルガメス軍が創った[[パーフェクトソルジャー|PS]]だが、教育を施される前の「空白の状態」でキリコと出会い、彼を慕うようになる。<br />『赫奕たる異端』最終話予告ではキリコのささやかな望みが彼女であるとされており、「'''この腕に掻き抱けるだけの夢'''」「'''この胸に収まるだけの真実'''」「'''フィアナこそ我が命、フィアナこそ我がさだめ'''」とまで言われている。 | + | :「素体」、「ファンタム・レディ」、「プロト・ワン」などの別称を持つ。ギルガメス軍が創った[[パーフェクトソルジャー|PS]]だが、教育を施される前の「空白の状態」でキリコと出会い、彼を慕うようになる。 |
| + | :『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]』最終話予告ではキリコのささやかな望みが彼女であるとされており、「'''この腕に掻き抱けるだけの夢'''」「'''この胸に収まるだけの真実'''」「'''フィアナこそ我が命、フィアナこそ我がさだめ'''」とまで言われている。 |
| ;[[ブールーズ・ゴウト]] | | ;[[ブールーズ・ゴウト]] |
| :ウドの街に逃げ込んだキリコと出会い、金づるにしようとするが、後に彼から「とっつぁん」と呼ばれるほどの親しい仲に。武器商人としての人脈を活かし、ATの調達等でキリコを支える。 | | :ウドの街に逃げ込んだキリコと出会い、金づるにしようとするが、後に彼から「とっつぁん」と呼ばれるほどの親しい仲に。武器商人としての人脈を活かし、ATの調達等でキリコを支える。 |
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| :クエント人。巨体で凶相だが性格は穏やかで義理堅い。クメン内乱でキリコと共に戦い、後に互いに信頼する仲間となった。 | | :クエント人。巨体で凶相だが性格は穏やかで義理堅い。クメン内乱でキリコと共に戦い、後に互いに信頼する仲間となった。 |
| ;[[イプシロン]] | | ;[[イプシロン]] |
− | :宿敵の[[PS]]。フィアナを巡るライバルでもあった。なお、第40話予告ではキリコとイプシロンは似た者同士であると語られ、その回のタイトルは「'''仲間'''」である。 | + | :[[ライバル|宿敵]]であるPS。フィアナを巡るライバルでもあった。なお、第40話予告ではキリコとイプシロンは似た者同士であると語られ、その回のタイトルは「'''仲間'''」である。 |
| ;[[ポル・ポタリア]]、[[ブリ・キデーラ]] | | ;[[ポル・ポタリア]]、[[ブリ・キデーラ]] |
| :クメン内乱で所属したアッセンブルEX-10における傭兵仲間で同部隊のエース格。理知的なポタリアと短気なキデーラと性格は両極端だが、どちらもキリコの能力や人格を信頼しており、キリコの方も彼らに友情を感じている。 | | :クメン内乱で所属したアッセンブルEX-10における傭兵仲間で同部隊のエース格。理知的なポタリアと短気なキデーラと性格は両極端だが、どちらもキリコの能力や人格を信頼しており、キリコの方も彼らに友情を感じている。 |
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| :『赫奕たる異端』に登場したキリコの新たな相棒。マナウラ軍の軍医長で、かつてはマーティアルの総本山「アレギウム」にいたが、「キリコに一切手を出してはならない」とした法皇テオ8世の決定に医学的見地から異を唱えたために破門された。 | | :『赫奕たる異端』に登場したキリコの新たな相棒。マナウラ軍の軍医長で、かつてはマーティアルの総本山「アレギウム」にいたが、「キリコに一切手を出してはならない」とした法皇テオ8世の決定に医学的見地から異を唱えたために破門された。 |
| ;ステビア・バートラー | | ;ステビア・バートラー |
− | :『孤影再び』に登場。バニラとココナの間に生まれた長女であり、3人の兄と共に商人となったバニラを手伝う。冒頭、空港にてキリコと遭遇、結果的に生死の危機に陥ってしまいキリコを疎んじるが、彼のグルフェーを守る姿を見て考えを改める。 | + | :『[[装甲騎兵ボトムズ 孤影再び|孤影再び]]』に登場。バニラとココナの間に生まれた長女であり、3人の兄と共に商人となったバニラを手伝う。冒頭、空港にてキリコと遭遇、結果的に生死の危機に陥ってしまいキリコを疎んじるが、彼のグルフェーを守る姿を見て考えを改める。 |
| ;[[ヨラン・ペールゼン]] | | ;[[ヨラン・ペールゼン]] |
| :キリコの不死性に最初に目を着けた人物。配下に置こうとしたが、支配される事を拒むキリコの姿に次第に恐怖を覚える事に。 | | :キリコの不死性に最初に目を着けた人物。配下に置こうとしたが、支配される事を拒むキリコの姿に次第に恐怖を覚える事に。 |
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| :立場を変えながらキリコを監視し続ける。物語の狂言回し。ちなみに現状唯一、'''キリコを敵に回し、さらに危害を加えて生き残った人物'''。 | | :立場を変えながらキリコを監視し続ける。物語の狂言回し。ちなみに現状唯一、'''キリコを敵に回し、さらに危害を加えて生き残った人物'''。 |
| ;[[ワイズマン]] | | ;[[ワイズマン]] |
− | :自らの運命を弄んだ黒幕。向こうは全て計画通りに事を運んでいたつもりだったが、最大の過ちを犯してしまっていたことに気づいていなかった。支配される事を拒むキリコにとっては例え神であってもその例外ではなかった。 | + | :自らの運命を弄んだ黒幕。向こうは全て計画通りに事を運んでいたつもりだったが、最大の過ちを犯してしまっていたことに気づいていなかった。 |
| + | :支配される事を拒むキリコにとっては、たとえ[[神]]であってもその例外ではなかった。 |
| ;神の子 | | ;神の子 |
− | :『幻影篇』終盤に登場。ル・シャッコが属するクエント人の部族で誕生した、「神の後継者」と目される謎の赤ん坊。<br />キリコはこの赤ん坊と共に姿を消し、彼にまつわる一連の物語は幕を下ろす。 | + | :『[[装甲騎兵ボトムズ 幻影篇|幻影篇]]』終盤に登場。ル・シャッコが属するクエント人の部族で誕生した、「神の後継者」と目される謎の赤ん坊。 |
| + | :キリコはこの赤ん坊と共に姿を消し、彼にまつわる一連の物語は幕を下ろす。 |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
− | :第2次Z 破界篇では、特にガンダムWやコードギアスのキャラクターと深い関わりを持つ。続編の第2次Z 再世篇では、さらにより多くのキャラクターと交流を持つことになる。 | + | :[[第2次Z破界篇]]では、特にガンダムWやコードギアスのキャラクターと深い関わりを持つ。[[続編]]の[[第2次Z再世篇]]では、さらにより多くのキャラクターと交流を持つことになる。 |
| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
| ;[[ヒイロ・ユイ]]、[[刹那・F・セイエイ]] | | ;[[ヒイロ・ユイ]]、[[刹那・F・セイエイ]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]の無口仲間(?)。同作の[[中断メッセージ]]画面でもキリコ・刹那・ヒイロの三人が登場するものがある。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]の無口仲間(?)。同作の[[中断メッセージ]]画面でもキリコ・刹那・ヒイロの三人が登場するものがある。 |
− | :なお、ヒイロ・ユイのモデルはキリコである(さらに偶然にも、近年の作品ではヒイロもコールドスリープした)。キリコとの戦闘で戦闘中のボイスが用意されているキャラの一人。ちなみに、ヒイロも劇中の頑健さをネタ的な意味で異能生存体と呼ばれることもある。 | + | :なお、ヒイロ・ユイのモデルはキリコである(さらに偶然にも、近年の作品ではヒイロもコールドスリープした)。キリコとの戦闘で戦闘中のボイスが用意されているキャラの一人。ちなみに、ヒイロも劇中の頑健さをネタ的な意味で「[[異能生存体]]」と呼ばれることもある。 |
| ;[[デュオ・マックスウェル]] | | ;[[デュオ・マックスウェル]] |
− | :破界篇でカレンとのバトリング中に治安警察らに襲われるキリコらを援護、その後も行動を共にする。これが縁になったのか、Wの面子はキリコとの絡みが多め。量産機でありながら高いポテンシャルを持つATの兵器としての有用性とそれを引き出すキリコには一目置いている。 | + | :第2次Z破界篇でカレンとのバトリング中に治安警察らに襲われるキリコらを援護、その後も行動を共にする。これが縁になったのか、Wの面子はキリコとの絡みが多め。量産機でありながら高いポテンシャルを持つATの兵器としての有用性とそれを引き出すキリコには一目置いている。 |
− | :デュオが再世篇にて語ったキリコとの初対面時の印象は'''「俺が言うのも何だが[[死神]]かと思った」'''とのこと(キリコを敵にまわした者にとっては、よく当てはまるコメントである)。また、ヒイロの同類と見ているのか「手がかかる奴ほど放っておけない」と語る。なお破界・再世篇ともに感謝の言葉を口にするキリコに驚くシーンがある。 | + | :デュオが第2次Z再世篇にて語ったキリコとの初対面時の印象は'''「俺が言うのも何だが[[死神]]かと思った」'''とのこと(キリコを敵にまわした者にとっては、よく当てはまるコメントである)。 |
| + | :また、ヒイロの同類と見ているのか「手がかかる奴ほど放っておけない」と語る。ついでに、第2次Zでは感謝の言葉を口にするキリコに驚くシーンがある。 |
| ;[[パトリック・コーラサワー]] | | ;[[パトリック・コーラサワー]] |
− | :第2次Z 破界篇序盤では彼の[[指揮]]下に入り、[[ソレスタルビーイング]]と対峙するも敗北を喫する。ちなみに、彼は何度も撃墜されたり宇宙を彷徨ってたりしても、本人は'''無傷'''で帰還してくる。そのため「コーラサワーは本家以上の異能生存体」とネタ的に言われることもある。 | + | :第2次Z破界篇序盤では彼の[[指揮]]下に入り、[[ソレスタルビーイング]]と対峙するも敗北を喫する。 |
| + | :ちなみに、彼は何度も撃墜されたり[[宇宙]]を彷徨ってたりしても、本人は'''無傷'''で帰還してくる。そのため「コーラサワーは本家以上の異能生存体」とネタ的に言われることもある。 |
| ;[[トロワ・バートン]] | | ;[[トロワ・バートン]] |
− | :第2次Z 破界篇第31話にてギシン星軍の兵員輸送機を撃ち落としたキリコの所持していた銃(バハウザーM571 アーマーマグナム)に「いい銃だ」と感心していた。再世篇ではキリコをボトムズ[[次回予告]]のフレーズを用いた例えで評し、クロウから詩人扱いされる。 | + | :第2次Z破界篇第31話にてギシン星軍の兵員輸送機を撃ち落としたキリコの所持していた銃(バハウザーM571 アーマーマグナム)に「いい銃だ」と感心していた。 |
| + | :第2次Z再世篇ではキリコをボトムズ[[次回予告]]のフレーズを用いた譬えで評し、クロウから詩人扱いされる。 |
| ;[[アレルヤ・ハプティズム]] | | ;[[アレルヤ・ハプティズム]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]では、共に大切な女性を救う為にも戦っている事もあり、お互いに共感を覚える。また、ワイズマンと接触して豹変したキリコを最後まで信じていた数少ない人物でもあった。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]では、共に大切な女性を救う為にも戦っている事もあり、お互いに共感を覚える。また、ワイズマンと接触して豹変したキリコを最後まで信じていた数少ない人物でもあった。 |
− | :再世篇序盤の彼の救出作戦の際は、彼の救出はキリコが担当している。お互いイプシロンに縁があったり、騎士団ルートでは出て行こうとしたところを彼に呼び止められるなど、何かと縁がある。 | + | :再世篇序盤の彼の救出作戦の際は、彼の救出はキリコが担当している。お互いイプシロンに縁があったり、[[黒の騎士団]]ルートでは出て行こうとしたところを彼に呼び止められるなど、何かと縁がある。 |
| ;[[ソーマ・ピーリス]] | | ;[[ソーマ・ピーリス]] |
− | :第2次Z 再世篇では、アレルヤが救出して連れ帰った彼女にゼロが[[ZEXIS]]として共に戦うよう要請した際、彼女の身を案じてそれを取り止めるようにゼロに進言する。 | + | :第2次Z再世篇では、アレルヤが救出して連れ帰った彼女にゼロが[[ZEXIS]]として共に戦うよう要請した際、彼女の身を案じてそれを取り止めるようにゼロに進言する。 |
| ;[[カミーユ・ビダン]]、[[シン・アスカ]] | | ;[[カミーユ・ビダン]]、[[シン・アスカ]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]では、ゼロのマリー(ピーリス)へのZEXIS参加要請を取り止めるようゼロに進言した際、真っ先にキリコに同意の意見を唱えた。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]では、ゼロのマリー(ピーリス)へのZEXIS参加要請を取り止めるようゼロに進言した際、真っ先にキリコに同意の意見を唱えた。 |
| :マリーや[[フィアナ]]と同じように、[[フォウ・ムラサメ|他者に無理やり戦う事を]][[ステラ・ルーシェ|強制された女性パイロット]]を知る二人が、キリコの意見に同意しないわけがなかった。 | | :マリーや[[フィアナ]]と同じように、[[フォウ・ムラサメ|他者に無理やり戦う事を]][[ステラ・ルーシェ|強制された女性パイロット]]を知る二人が、キリコの意見に同意しないわけがなかった。 |
| ;[[アリー・アル・サーシェス]] | | ;[[アリー・アル・サーシェス]] |
− | :第2次Z 破界篇では殆ど絡む場面はないが、[[レッドショルダー]]所属時にレッドショルダーが[[PMCトラスト]]に雇われていた為、リーマンと同格の立場であった彼は一時的にキリコの上司ともいえる立場にあった。また、彼からはキリコに対する[[特殊戦闘台詞]]が存在する。 | + | :第2次Z破界篇では殆ど絡む場面はないが、[[レッドショルダー]]所属時にレッドショルダーが[[PMCトラスト]]に雇われていた為、リーマンと同格の立場であった彼は一時的にキリコの上司ともいえる立場にあった。また、彼からはキリコに対する[[特殊戦闘台詞]]が存在する。 |
| :再世篇ではアザディスタンの王都を焼野原に変えた事で、本人が意図したわけではないがキリコのトラウマを抉っている。 | | :再世篇ではアザディスタンの王都を焼野原に変えた事で、本人が意図したわけではないがキリコのトラウマを抉っている。 |
| ;[[フラウ・ボゥ]]、[[カレン・ジョシュワ]] | | ;[[フラウ・ボゥ]]、[[カレン・ジョシュワ]] |
− | :OEにおいてキリコの不死身ぶりに驚愕した。 | + | :[[OE]]においてキリコの不死身ぶりに驚愕した。 |
| ;[[D.O.M.E.]] | | ;[[D.O.M.E.]] |
| :天獄篇では彼の内部に入った際に「ワイズマンに似ている」と感じた。 | | :天獄篇では彼の内部に入った際に「ワイズマンに似ている」と感じた。 |
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| === [[マクロスシリーズ]] === | | === [[マクロスシリーズ]] === |
| ;[[熱気バサラ]] | | ;[[熱気バサラ]] |
− | :第2次Z 再世篇の中盤に[[ワイズマン]]の策動によって幾度となく鳴り響くレッドショルダーのマーチに精神を追いつめられていくキリコの心情を看破し、彼なりの気遣いの言葉を送る。直後の[[バジュラ]]やアイムとの戦いで見せた彼のひたむきな歌への想いと、その歌に、キリコも感銘を受ける。 | + | :[[第2次Z再世篇]]の中盤に[[ワイズマン]]の策動によって幾度となく鳴り響くレッドショルダーのマーチに精神を追いつめられていくキリコの心情を看破し、彼なりの気遣いの言葉を送る。 |
| + | :直後の[[バジュラ]]やアイムとの戦いで見せた彼のひたむきな[[歌]]への想いと、その歌に、キリコも感銘を受ける。 |
| ;[[クラン・クラン]] | | ;[[クラン・クラン]] |
− | :第2次Z 破界篇では、周囲との雑談に加わることなく独り佇むキリコの様子を「常に周囲を警戒していて、殺気が身体を覆っているようだ」と評している。 | + | :[[第2次Z破界篇]]では、周囲との雑談に加わることなく独り佇むキリコの様子を「常に周囲を警戒していて、殺気が身体を覆っているようだ」と評している。 |
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| === その他リアル系 === | | === その他リアル系 === |
| ;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] | | ;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]にてキリコを傭兵として雇う。命令に忠実な兵士として重用する一方でキリコの本質を見抜き「この男は誰にも従わない」と危険視もしていた。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]にてキリコを[[傭兵]]として雇う。命令に忠実な兵士として重用する一方でキリコの本質を見抜き「この男は誰にも従わない」と危険視もしていた。 |
− | :しかし、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]ではお互いを信頼するようになり、展開次第ではキリコへの信頼の証として、彼の目の前で自ら仮面を外して[[ルルーシュ・ランペルージ|正体]]を明かす。その後、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]によってゼロの正体が明かされ、[[黒の騎士団]]の面々が怒りに駆られる中、キリコもヒイロや[[張五飛|五飛]]、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]達と同様に、ゼロの事をフォローし、仲間としての信頼の意思を示すなど、交わす言葉は少なくとも、彼とはよき信頼関係を結ぶ事になる。 | + | :しかし、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]ではお互いを信頼するようになり、展開次第ではキリコへの信頼の証として、彼の目の前で自ら仮面を外して[[ルルーシュ・ランペルージ|正体]]を明かす。 |
| + | :その後、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]によってゼロの正体が明かされ、[[黒の騎士団]]の面々が怒りに駆られる中、キリコもヒイロや[[張五飛|五飛]]、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]達と同様に、ゼロの事をフォローし、仲間としての信頼の意思を示すなど、交わす言葉は少なくとも、彼とはよき信頼関係を結ぶ事になる。 |
| :[[第3次Z時獄篇]]でも[[バーグラリードッグ]]の調整の際に仮面を外しており、以前も同じように外した事を話している。 | | :[[第3次Z時獄篇]]でも[[バーグラリードッグ]]の調整の際に仮面を外しており、以前も同じように外した事を話している。 |
| ;[[紅月カレン]] | | ;[[紅月カレン]] |
− | :Zシリーズにおける相方その2。第2次Z 破界篇序盤、彼女が駆る[[グラスゴー]]と[[バトリング]]で対決。以降、彼女は「戦友」として何かと気に掛けてくれる。第2次Z 再世篇でも作中最初に再会した[[ZEXIS]]のメンバーの一人であり、長い付き合いとなる。 | + | :[[Zシリーズ]]における相方その2。第2次Z破界篇序盤、彼女が駆る[[グラスゴー]]と[[バトリング]]で対決。以降、彼女は「戦友」として何かと気に掛けてくれる。 |
− | :他作品のキャラの中でも特にキリコを信頼している一人で、クエント篇の再現パートにおいてはフィアナの前で(異性としてではなく「仲間」としてだが)「あいつ(キリコ)が好きだから」と熱い台詞を叫んでいる。また、キリコもピーラーゲリラと黒の騎士団を重ねる彼女の心境を慮る言葉をかけたり、互いの不在時には互いが心配しあったりと強い戦友意識を共通している。 | + | :第2次Z再世篇でも作中最初に再会した[[ZEXIS]]のメンバーの一人であり、長い付き合いとなる。 |
| + | :他作品のキャラの中でも特にキリコを信頼している一人で、クエント編の再現パートにおいてはフィアナの前で(異性としてではなく「仲間」としてだが)「あいつ(キリコ)が好きだから」と熱い台詞を叫んでいる。 |
| + | :また、キリコもピーラーゲリラと黒の騎士団を重ねる彼女の心境を慮る言葉をかけたり、互いの不在時には互いが心配しあったりと強い戦友意識を共通している。 |
| ;[[C.C.]] | | ;[[C.C.]] |
− | :第2次Zで共演。それなりに親近感を感じているのか、彼女の方から色々とキリコに話しかける事がある。また、彼女に言わせればキリコの異能による不死身振りはコードに縛られている自分以上のものらしい。 | + | :[[第2次Z]]で共演。それなりに親近感を感じているのか、彼女の方から色々とキリコに話しかける事がある。また、彼女に言わせればキリコの異能による不死身振りはコードに縛られている自分以上のものらしい。 |
| ;[[ディートハルト・リート]] | | ;[[ディートハルト・リート]] |
− | :第2次Z 再世篇の中盤、後述にもあるように[[天子]]を日本人の誰かと結婚させようとする彼の策に不快感を示し、彼にダメ出しを喰らわせて絶句させる。 | + | :第2次Z再世篇の中盤、後述にもあるように[[天子]]を日本人の誰かと結婚させようとする彼の策に不快感を示し、彼にダメ出しを喰らわせて絶句させる。 |
| ;[[レントン・サーストン]] | | ;[[レントン・サーストン]] |
− | :第2次Z 破界篇では絡むことは無かったが、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]では、後半でただ1人クエントへ向かったキリコのことを想い、大事な人のために戦う彼を自分自身と重ねていた。 | + | :第2次Z破界篇では絡むことは無かったが、第2次Z再世篇では、後半でただ1人クエントへ向かったキリコのことを想い、大事な人のために戦う彼を自分自身と重ねていた。 |
| :そのため(演技とはいえ)彼がワイズマンの後継者となって敵になった際は彼に深く失望していた。和解後の[[エウレカ]]救出作戦では、生身での戦闘技術を持たず救出を他人に任せるしかない自分を不甲斐なく思うレントンに対して、フィアナと共に自分の手で助けるようにと同行を促した。 | | :そのため(演技とはいえ)彼がワイズマンの後継者となって敵になった際は彼に深く失望していた。和解後の[[エウレカ]]救出作戦では、生身での戦闘技術を持たず救出を他人に任せるしかない自分を不甲斐なく思うレントンに対して、フィアナと共に自分の手で助けるようにと同行を促した。 |
| ;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]] | | ;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]] |
− | :同じ高橋作品の主人公。OEで共演。'''谷口守泰氏が作画を担当した時のキリコはエイジと瓜二つの容姿になる'''のだが、残念ながら特に関わりは無い。 | + | :同じ高橋作品の主人公。[[OE]]で共演。'''谷口守泰氏が作画を担当した時のキリコはエイジと瓜二つの容姿になる'''のだが、残念ながら特に関わりは無い。 |
− | :しかしOEではグラドスとバララントが同盟を結んでいるため、戦闘前会話等からストーリー上での繋がりは伺える。 | + | :しかし、OEではグラドスとバララントが同盟を結んでいるため、戦闘前会話等からストーリー上での繋がりは伺える。 |
| ;[[ゴステロ]] | | ;[[ゴステロ]] |
| :上記のこともあってか「その取り澄ましたツラが気に食わねぇんだよ!」と敵意をむき出しにされる。 | | :上記のこともあってか「その取り澄ましたツラが気に食わねぇんだよ!」と敵意をむき出しにされる。 |
| ;[[相良宗介]] | | ;[[相良宗介]] |
| :宗介のキャラクター設定は、キリコをモデルにしている。 | | :宗介のキャラクター設定は、キリコをモデルにしている。 |
− | :第3次Zでは初邂逅時に互いに敵だと思い'''無言の膠着状態'''に陥る。また、[[ライト・スコープドッグ]]の調整の際に彼から干し肉を貰っている。天獄篇ではアマルガムとの決戦に挑む彼にアーマーマグナムを貸し、それを用いた戦術を教えている(機体で押さえ込んでパイロットがアーマーマグナムでトドメ)。 | + | :[[第3次Z時獄篇]]では初邂逅時に互いに敵だと思い'''無言の膠着状態'''に陥る。また、[[ライト・スコープドッグ]]の調整の際に彼から干し肉を貰っている。 |
| + | :[[第3次Z天獄篇]]では[[アマルガム]]との決戦に挑む彼にアーマーマグナムを貸し、それを用いた戦術を教えている(機体で押さえ込んでパイロットがアーマーマグナムでトドメ)。 |
| ;[[メリッサ・マオ]]、[[クルツ・ウェーバー]] | | ;[[メリッサ・マオ]]、[[クルツ・ウェーバー]] |
− | :第3次Z 時獄篇では彼らにミスリルへとスカウトされている。また、クルツは当初フィアナの名前をキリコだと思い込んでいたため、バニラ達との会話がややこしい事に。 | + | :第3次Z時獄篇では彼らにミスリルへとスカウトされている。また、クルツは当初フィアナの名前をキリコだと思い込んでいたため、バニラ達との会話がややこしい事に。 |
| | | |
| === スーパー系 === | | === スーパー系 === |
| ;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]] | | ;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]では初対面時に'''「相当の修羅場を括ってきたタマ」'''と評され、彼からも一目置かれている。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]では初対面時に'''「相当の修羅場を括ってきたタマ」'''と評され、彼からも一目置かれている。 |
| ;[[ズール皇帝]] | | ;[[ズール皇帝]] |
− | :第2次Z 破界篇における最終決戦では、因果律さえも超越するキリコを屠る事が己の力の糧になると嘯く彼を「下らん妄想に取り憑かれた哀れな亡者」と評する。 | + | :第2次Z破界篇における最終決戦では、因果律さえも超越するキリコを屠る事が己の力の糧になると嘯く彼を「下らん妄想に取り憑かれた哀れな亡者」と評する。 |
| ;[[飛鷹葵]] | | ;[[飛鷹葵]] |
− | :第2次Z 破界篇では、ただ選ばれたと漠然とした理由で戦っている彼女にとって、キリコが何のために戦っているのかと彼の考えに少し興味を示していた。 | + | :第2次Z破界篇では、ただ選ばれたと漠然とした理由で戦っている彼女にとって、キリコが何のために戦っているのかと彼の考えに少し興味を示していた。 |
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| === [[バンプレストオリジナル]] === | | === [[バンプレストオリジナル]] === |
| ;[[クロウ・ブルースト]] | | ;[[クロウ・ブルースト]] |
− | :上記のカレンの台詞を受けて「俺もアイツが好きだ」と発言、「まさか…!?」と驚くゴウトに「アンタ達も同じだろう?」と[[ZEXIS]]メンバーの総意をまとめる。それだけに、ワイズマンと接触して豹変した(ように見せかけた)キリコに対して「これ以上、俺達を幻滅させるな」と深い失望を示し、キリコがフィアナを撃った際には激高した。キリコのメンバー復帰後にはもちろん和解する。なお、この際にキリコの謝辞をネタにジョークを飛ばし、彼を笑顔にさせると言う快挙を成し遂げる。 | + | :上記のカレンの台詞を受けて「俺もアイツが好きだ」と発言、[[グエン・サード・ラインフォード|「まさか…!?」]]と驚くゴウトに「アンタ達も同じだろう?」と[[ZEXIS]]メンバーの総意をまとめる。 |
| + | :それだけに、ワイズマンと接触して豹変した(ように見せかけた)キリコに対して「これ以上、俺達を幻滅させるな」と深い失望を示し、キリコがフィアナを撃った際には激高した。 |
| + | :キリコのメンバー復帰後にはもちろん和解する。なお、この際にキリコの謝辞をネタにジョークを飛ばし、彼を笑顔にさせると言う快挙を成し遂げる。 |
| ;[[草薙征士郎]] | | ;[[草薙征士郎]] |
| :[[OE]]にて、ギルガメスやバララントの追撃により度々窮地に陥るキリコの元へ救援に駆け付けるため信頼しており、それ故に助けを見越して勝機の低い賭けに出ることも。 | | :[[OE]]にて、ギルガメスやバララントの追撃により度々窮地に陥るキリコの元へ救援に駆け付けるため信頼しており、それ故に助けを見越して勝機の低い賭けに出ることも。 |
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| :現状共演した事はないが、「支配される事を何より嫌う」という人間性がよく似た人物。 | | :現状共演した事はないが、「支配される事を何より嫌う」という人間性がよく似た人物。 |
| ;[[ユーサー・インサラウム]] | | ;[[ユーサー・インサラウム]] |
− | :ワイズマンの後継者の振りをした経験からか、終盤に対峙した際、暴君としての行動を演技と見切っている。 | + | :ワイズマンの後継者の振りをした経験からか、終盤に対峙した際には暴君としての行動を演技と見切っている。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| ;「なんでこんなものを、みんな美味そうに飲むんだ」 | | ;「なんでこんなものを、みんな美味そうに飲むんだ」 |
| :第29話、クメンを脱出したキリコとフィアナに訪れた束の間の平穏。二人はワインで祝杯を挙げるが、キリコは口にした途端むせてしまう。実はこれが彼にとっての飲酒初体験であった。そんな意外な一面が明らかになる、微笑ましいシーンだったが……。 | | :第29話、クメンを脱出したキリコとフィアナに訪れた束の間の平穏。二人はワインで祝杯を挙げるが、キリコは口にした途端むせてしまう。実はこれが彼にとっての飲酒初体験であった。そんな意外な一面が明らかになる、微笑ましいシーンだったが……。 |
− | :なお、これと同様の趣旨の発言をしたキャラクターには『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[アレルヤ・ハプティズム]]がいる。さらに、彼とは共演作の[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]にて心を通わせてもいる。 | + | :なお、これと同様の趣旨の発言をしたキャラクターには『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[アレルヤ・ハプティズム]]がいる。さらに、彼とは共演作の[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]にて心を通わせてもいる。 |
| ;「これは、レッドショルダー…俺は…」<br />「やめろっ、やめるんだ!」<br />「誰だ、俺が忘れようとしている古傷をわざわざ掘り起こすのは!」 | | ;「これは、レッドショルダー…俺は…」<br />「やめろっ、やめるんだ!」<br />「誰だ、俺が忘れようとしている古傷をわざわざ掘り起こすのは!」 |
| :同じく第29話、突如流れ出すレッドショルダーマーチ。何が起こったのかと二手に分かれて音楽の発信源を探すも、モニタールームに入ったキリコが目にしたのは燃え盛る街を走るAT部隊の姿…レッドショルダーの虐殺劇であった。映像を消そうとキリコは一心不乱にコンソールを操作するが、音楽も残虐な映像も消えない。必死で止めようとしていたキリコの横にはフィアナの姿があった…。 | | :同じく第29話、突如流れ出すレッドショルダーマーチ。何が起こったのかと二手に分かれて音楽の発信源を探すも、モニタールームに入ったキリコが目にしたのは燃え盛る街を走るAT部隊の姿…レッドショルダーの虐殺劇であった。映像を消そうとキリコは一心不乱にコンソールを操作するが、音楽も残虐な映像も消えない。必死で止めようとしていたキリコの横にはフィアナの姿があった…。 |
| ;「そんなに見つめて何が言いたい。そうだ、俺は無慈悲な人殺しだ。吸血鬼だ。」<br />「そうさ…俺こそ人を愛する資格なんかありはしない…。」 | | ;「そんなに見つめて何が言いたい。そうだ、俺は無慈悲な人殺しだ。吸血鬼だ。」<br />「そうさ…俺こそ人を愛する資格なんかありはしない…。」 |
− | :第29話、何者かによってフィアナに自分がレッドショルダーに所属していたこと、そしてそこでどんな任務に従事していたかが露見してしまい半ばヤケになって「こんなもの」呼ばわりした酒を煽りながらの言葉。 | + | :同じく第29話、何者かによってフィアナに自分がレッドショルダーに所属していたこと、そしてそこでどんな任務に従事していたかが露見してしまい半ばヤケになって「こんなもの」呼ばわりした酒を煽りながらの言葉。 |
| ;「冗談は無しだ。俺は、くそ真面目な男だ」 | | ;「冗談は無しだ。俺は、くそ真面目な男だ」 |
| :第35話、レッドショルダーに恨みを抱くゾフィーに命を狙われつつも、ゴウト達との合流を急ぐキリコとフィアナ。そんな中、生命維持に必要なヂヂリウムの欠乏によってフィアナが倒れてしまう。フィアナはキリコに、足手纏いになる自分を捨てるよう懇願するのだが……。 | | :第35話、レッドショルダーに恨みを抱くゾフィーに命を狙われつつも、ゴウト達との合流を急ぐキリコとフィアナ。そんな中、生命維持に必要なヂヂリウムの欠乏によってフィアナが倒れてしまう。フィアナはキリコに、足手纏いになる自分を捨てるよう懇願するのだが……。 |
312行目: |
330行目: |
| ;「俺は来た…来たぞ、ワイズマン! 万能の力を、その力を俺は存分に試したい! 全宇宙の全てのやつらに復讐するんだ! 果てしのない戦争と混乱、地獄を与えてやるんだ! この銀河の絶対支配、それが俺の望みだ! 生きたまま神になってやる!」 | | ;「俺は来た…来たぞ、ワイズマン! 万能の力を、その力を俺は存分に試したい! 全宇宙の全てのやつらに復讐するんだ! 果てしのない戦争と混乱、地獄を与えてやるんだ! この銀河の絶対支配、それが俺の望みだ! 生きたまま神になってやる!」 |
| :第50話ラスト、[[ラビドリードッグ]]を駆り、修羅の如く戦い続けるキリコがワイズマンに向けて言い放った台詞。 | | :第50話ラスト、[[ラビドリードッグ]]を駆り、修羅の如く戦い続けるキリコがワイズマンに向けて言い放った台詞。 |
− | ;「例え神にだって、俺は従わない」 | + | ;「たとえ[[神]]にだって、俺は従わない」 |
− | :最終話、真意を表し、今までの巡礼の記憶に苦悩しながらもワイズマンからの誘惑を切って捨てる(厳密には時系列では前になる『野望のルーツ』のラストでペールゼンに言い放った言葉)。支配される事を嫌う男キリコ、ここに極まる。そういう意味では[[シュウ・シラカワ|バンプレオリジナルで神の支配を拒否した彼]]はキリコと似ていると言える。 | + | :最終話、真意を表し、今までの巡礼の記憶に苦悩しながらもワイズマンからの誘惑を切って捨てる(厳密には時系列では前になる『野望のルーツ』のラストでペールゼンに言い放った言葉)。 |
| + | :支配される事を嫌う男キリコ、ここに極まる。そういう意味では[[シュウ・シラカワ|バンプレオリジナルで神の支配を拒否した彼]]はキリコと似ていると言える。 |
| + | :なお、この名台詞は[[第3次Z]]において[[ミケーネ神]]への[[特殊戦闘台詞]]としても採用されている。 |
| ;「許してくれ。最後までワイズマンを騙すためにああするしかなかった」 | | ;「許してくれ。最後までワイズマンを騙すためにああするしかなかった」 |
| :ワイズマンの機能を停止するキリコを手助けするフィアナに対して。 | | :ワイズマンの機能を停止するキリコを手助けするフィアナに対して。 |
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| :ロゼ率いる超能力者軍団とZEXISの生身での戦闘で、'''兵員輸送機を生身で撃ち落とした'''際の会話。トロワにアーマーマグナムを褒められてちょっと嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか。 | | :ロゼ率いる超能力者軍団とZEXISの生身での戦闘で、'''兵員輸送機を生身で撃ち落とした'''際の会話。トロワにアーマーマグナムを褒められてちょっと嬉しそうに見えるのは気のせいだろうか。 |
| :なお、時獄篇ではサベージを撃破したり、[[バーグラリードッグ|トドメ演出]]の都合上、実際に'''巨大な敵をアーマーマグナムで倒す姿'''が見れたりする。そして挙句の果てに'''キリコごと[[天元突破グレンラガン|天元突破する]]'''。 | | :なお、時獄篇ではサベージを撃破したり、[[バーグラリードッグ|トドメ演出]]の都合上、実際に'''巨大な敵をアーマーマグナムで倒す姿'''が見れたりする。そして挙句の果てに'''キリコごと[[天元突破グレンラガン|天元突破する]]'''。 |
− | :天獄篇ではネオ・アルカトラズ潜入作戦でしょっぱなサイボーグのバイオロイドを一発で倒してギルターを驚かせ、さらに中盤では[[相良宗介|宗介]]に貸して[[レナード・テスタロッサ|レナード]]に致命傷を与えた。 | + | :[[第3次Z天獄篇]]ではネオ・アルカトラズ潜入作戦でしょっぱな[[サイボーグ]]のバイオロイドを一発で倒して[[ギルター・ベローネ|ギルター]]を驚かせ、さらに中盤では[[相良宗介|宗介]]に貸して[[レナード・テスタロッサ|レナード]]に致命傷を与えた。 |
| ;「俺の戦う理由だ」 | | ;「俺の戦う理由だ」 |
| :ペールゼン殺害後、バイマンからフィアナの存在について訊ねられた事に対する返答。明確に断言したキリコの言葉に、バイマンは彼の人間的な成長を感じ取る。 | | :ペールゼン殺害後、バイマンからフィアナの存在について訊ねられた事に対する返答。明確に断言したキリコの言葉に、バイマンは彼の人間的な成長を感じ取る。 |
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| == スパロボシリーズの迷台詞 == | | == スパロボシリーズの迷台詞 == |
| ;「俺は戦うために生まれてきた。俺の安息は戦いの中にしかないんだ」 | | ;「俺は戦うために生まれてきた。俺の安息は戦いの中にしかないんだ」 |
− | :[[第2次Z]]の[[中断メッセージ]]での発言。この台詞だけなら別段普通なのだが、よりにもよって'''長時間ゲームをプレイしていてフィアナに止められた際の発言'''である。なので一転して廃人プレイヤーのようにになってしまっている。 | + | :[[第2次Z]]の[[中断メッセージ]]での発言。この台詞だけなら別段普通なのだが、よりにもよって'''長時間ゲームをプレイしていて[[フィアナ]]に止められた際の発言'''である。なので一転して廃人プレイヤーのようにになってしまっている。 |
− | :…この後、フィアナの説得が届いたのかゲームを中断した。しかし、彼のスパロボ熱は[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|続編]]でも変わらず…。 | + | :…この後、フィアナの[[説得]]が届いたのかゲームを中断した。しかし、彼のスパロボ熱は[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|続編]]でも変わらず…。 |
| :更に[[OE]]では「俺の安息は~」がレベルアップ時の台詞として採用されている。 | | :更に[[OE]]では「俺の安息は~」がレベルアップ時の台詞として採用されている。 |
| ;「………」<br />「…余計な事はするな、テイタニア」<br /> 「もう一度言うぞ。余計なことはするな。いいな」 | | ;「………」<br />「…余計な事はするな、テイタニア」<br /> 「もう一度言うぞ。余計なことはするな。いいな」 |
− | :こちらは時獄篇での中断メッセージ。スパロボをプレイする予定を立てていた彼に対し、あくまでキリコとの決着をつけようとするテイタニアは、逸る気持ちを抑えきれず、中断したままの状態にあったキリコのスパロボをクリアしてしまう。当然、キリコは無言の怒気を放つ事になった。何気に、原作中でのテイタニアを彷彿とさせる行動でもある。 | + | :こちらは第3次Z時獄篇での中断メッセージ。スパロボをプレイする予定を立てていた彼に対し、あくまでキリコとの決着をつけようとする[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|テイタニア]]は、逸る気持ちを抑えきれず、中断したままの状態にあったキリコのスパロボをクリアしてしまう。 |
| + | :当然、キリコは無言の怒気を放つ事になった。何気に、原作中でのテイタニアを彷彿とさせる行動でもある。 |
| ;(あの動物……見た目に騙されると、痛い目では済まない)<BR/>(あれはもはや、小型のASだ) | | ;(あの動物……見た目に騙されると、痛い目では済まない)<BR/>(あれはもはや、小型のASだ) |
| :時獄篇第8話「戦うボーイ・ミーツ・ガール」より、[[ボン太くん]]を見ての独白。実際その通りなのだが、大真面目に観察しているのが何とも…。 | | :時獄篇第8話「戦うボーイ・ミーツ・ガール」より、[[ボン太くん]]を見ての独白。実際その通りなのだが、大真面目に観察しているのが何とも…。 |
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| :同じく「後の祭のフェスティバル」より、カン・ユーとの戦闘前会話。カン・ユーにボン太くんの中身であったことを指摘されると、'''鬼気迫る表情'''でこう返した。 | | :同じく「後の祭のフェスティバル」より、カン・ユーとの戦闘前会話。カン・ユーにボン太くんの中身であったことを指摘されると、'''鬼気迫る表情'''でこう返した。 |
| ;「…辞退する」 | | ;「…辞退する」 |
− | :時獄篇第30話「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」にて開かれたビンゴ大会にて。確率250億分の1の星の下に生まれた男にとってビンゴ等子供だましということか、なんと1等賞になってしまった。しかし場のノリを嫌ったか(+フィアナがいるからだろう)辞退を告げた。ビンゴにまだなっていなかった他の男性陣は非常に喜んだがそもそも'''なぜ参加自体はしていたのだろうか?'''(単に余興として参加しただけかもしれないが。そもそも'''[[シン・アスカ|彼女持ち]][[明神タケル|なのに]]率先して参加している連中もいるし'''。あるいは2等の『DGの牙』狙いだったのかもしれない)ちなみにビンゴはカレンが代わりに宣言してくれた(この点から、カレンに半ば強引に?誘われる形で参加していたとも考えられる)が、テッサにはキスを拒否された事を根に持たれた。 | + | :時獄篇第30話「揺れるイントゥ・ザ・ブルー」にて開かれたビンゴ大会にて。確率250億分の1の星の下に生まれた男にとってビンゴ等子供だましということか、なんと1等賞になってしまった。しかし、場のノリを嫌ったか(+フィアナがいるからだろう)辞退を告げた。ビンゴにまだなっていなかった他の男性陣は非常に喜んだがそもそも'''なぜ参加自体はしていたのだろうか?'''(単に余興として参加しただけかもしれないが。そもそも'''[[シン・アスカ|彼女持ち]][[明神タケル|なのに]]率先して参加している連中もいるし'''。あるいは2等の『DGの牙』狙いだったのかもしれない)ちなみにビンゴは[[紅月カレン|カレン]]が代わりに宣言してくれた(この点から、カレンに半ば強引に(?)誘われる形で参加していたとも考えられる)が、[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]には[[キスシーン|キス]]を拒否された事を根に持たれた。 |
| :しかし、[[ゲイル・マッカラン|マッカラン]]は原作でビンゴの1等賞になった直後に死亡した事を考えると、'''キリコが1等賞になったためにマッカランの[[死亡フラグ]]が[[異能生存体|クラッシュされた]]'''と言えなくもない。 | | :しかし、[[ゲイル・マッカラン|マッカラン]]は原作でビンゴの1等賞になった直後に死亡した事を考えると、'''キリコが1等賞になったためにマッカランの[[死亡フラグ]]が[[異能生存体|クラッシュされた]]'''と言えなくもない。 |
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| ***なお、塩山氏はTV版以降のキリコのデザインについて、谷口氏のテイストを取り入れてよりハードボイルド然としたキャラクターを意識していることを明言している。 | | ***なお、塩山氏はTV版以降のキリコのデザインについて、谷口氏のテイストを取り入れてよりハードボイルド然としたキャラクターを意識していることを明言している。 |
| *キリコの過去に深く関わってくる[[楽曲]]―通称「レッドショルダーマーチ」―は、元々イタリア映画『二人の水兵と一人の将軍』(1966年制作)のためにイタリアの作曲家ピエロ・ウミリアーニ氏(1926-2001)が作曲した「水兵の到着」という曲で、アニメオリジナルの曲ではない。 | | *キリコの過去に深く関わってくる[[楽曲]]―通称「レッドショルダーマーチ」―は、元々イタリア映画『二人の水兵と一人の将軍』(1966年制作)のためにイタリアの作曲家ピエロ・ウミリアーニ氏(1926-2001)が作曲した「水兵の到着」という曲で、アニメオリジナルの曲ではない。 |
− | **アニメのサウンドトラックにも収録されておらず、人気の高い曲でありながら、長らく正式な曲名すら不明のままであった。これは、急にマーチ調の曲が必要になり、コンポーザーに頼む時間すら無かった折、スタッフが見つけてきた曲をそのまま使ったのだという。そのため、高橋監督さえ曲名や出所を把握していなかった。出典元が判明したのは2007年、イタリア映画の愛好家が偶然見つけたものをネット掲示板にアップしてからである。著作権の問題があったのか、『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]』では代わりに「'''戦騎達の行進'''」という曲調の良く似たスパロボオリジナル曲が収録されて使われている。 | + | **アニメのサウンドトラックにも収録されておらず、人気の高い曲でありながら、長らく正式な曲名すら不明のままであった。これは、急にマーチ調の曲が必要になり、コンポーザーに頼む時間すら無かった折、スタッフが見つけてきた曲をそのまま使ったのだという。そのため、高橋監督さえ曲名や出所を把握していなかった。出典元が判明したのは2007年、イタリア映画の愛好家が偶然見つけたものをネット掲示板にアップしてからである。著作権の問題があったのか、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』では代わりに「'''戦騎達の行進'''」という曲調の良く似たスパロボオリジナル曲が収録されて使われている。 |
| *ちなみに郷田氏は『[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムス]]』本放送と同時期(から90年代まで)、放送開始直前に結成された'''お笑い芸人トリオ「怪物ランド」の一員として活動していた。'''かたやシリアスなアニメ主人公、かたや深夜番組でコントを見せる若手芸人…ギャップがありすぎである(元々演劇仲間で作ったトリオだったので3人ともバラエティより役者としての活動が殆どだが)。 | | *ちなみに郷田氏は『[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムス]]』本放送と同時期(から90年代まで)、放送開始直前に結成された'''お笑い芸人トリオ「怪物ランド」の一員として活動していた。'''かたやシリアスなアニメ主人公、かたや深夜番組でコントを見せる若手芸人…ギャップがありすぎである(元々演劇仲間で作ったトリオだったので3人ともバラエティより役者としての活動が殆どだが)。 |
| **本人としては声優業にやる気はあったが、タレントとして顔が売れてしまったために90年代中盤までは『ボトムズ』以外の声優仕事が殆ど無かったという(ドラマ等での脇役出演が多かった)。 | | **本人としては声優業にやる気はあったが、タレントとして顔が売れてしまったために90年代中盤までは『ボトムズ』以外の声優仕事が殆ど無かったという(ドラマ等での脇役出演が多かった)。 |
| **なお『ボトムズ』の頃の郷田氏は、[[声優]]としては前年にデビューしたてのまだ駆け出しの状態であり、そのため演技に拙い部分も多かったが、逆にそれが不器用なキリコのキャラクターに合っていて良いと評価されている。 | | **なお『ボトムズ』の頃の郷田氏は、[[声優]]としては前年にデビューしたてのまだ駆け出しの状態であり、そのため演技に拙い部分も多かったが、逆にそれが不器用なキリコのキャラクターに合っていて良いと評価されている。 |
| ***[[OVA]]『赫奕たる異端』の頃には、キャリアを積んで技量も大幅に高くなっていたのだが、あまりに演技力が高すぎたために高橋監督らから「ここまで上手いとキリコという感じがしない。もう少し当時のように下手にやってくれないか」という注文を付けられたそうだ。 | | ***[[OVA]]『赫奕たる異端』の頃には、キャリアを積んで技量も大幅に高くなっていたのだが、あまりに演技力が高すぎたために高橋監督らから「ここまで上手いとキリコという感じがしない。もう少し当時のように下手にやってくれないか」という注文を付けられたそうだ。 |
− | *放映当時、キリコを演じた郷田氏宛てのファンレターの中に、当時小学生の女の子から「自殺を考えていたがキリコの生き様を見て生きる元気をもらった」というものがあった。'''なんとリアルに死亡フラグをクラッシュしていた。 | + | *放映当時、キリコを演じた郷田氏宛てのファンレターの中に、当時小学生の女の子から「自殺を考えていたが、キリコの生き様を見て生きる元気をもらった」というものがあった。'''なんとリアルに死亡フラグをクラッシュしていた。''' |
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