12行目: |
12行目: |
| | | |
| === 来歴 === | | === 来歴 === |
− | [[並行世界|全ての宇宙]]で最初に[[次元力|オリジン・ロー]]に触れ、それによって1億2000万年前に転生した[[惑星エス・テラン]]に生まれしモノ。エス・テランの全ての[[霊子]]がひとつに融合し、そこから人間の基本感情である「喜怒哀楽」を象徴する4人に分離したことで誕生した。 | + | 全ての[[並行世界|並行宇宙]]で最初に[[次元力|オリジン・ロー]]に触れ、それによって1億2000万年前に転生した[[惑星エス・テラン]]に生まれしモノ。エス・テランの全ての[[霊子]]がひとつに融合し、そこから人間の基本感情である「喜怒哀楽」を象徴する4人に分離したことで誕生した。 |
| | | |
| 真化を果たした当初は、自らの責務として、いずれ真化を遂げて高次元生命体となるだろう種を導く役目を課した。しかし、彼らの行為は徐々に[[神]]の傲慢さを伴った行為へと変わっていった。 | | 真化を果たした当初は、自らの責務として、いずれ真化を遂げて高次元生命体となるだろう種を導く役目を課した。しかし、彼らの行為は徐々に[[神]]の傲慢さを伴った行為へと変わっていった。 |
20行目: |
20行目: |
| 従来通りの宇宙の管理に関しては既に至高神抜きでも問題ないレベルまでその力を高めていたものの、1億2000万年に一度の大崩壊を逃れるにはソルの力が必要であり、そのために[[スフィア・リアクター]]を求め、自省の行動として主導をとった[[アドヴェント]]を追放した。なお、宇宙で起きる出来事が、地球の時間である「年」で計算されていたこと、スフィアの名が[[地球]]から見える星座([[黄道十二星座]]に限らず、星座は全て'''地球から見える星の配列につけられた名'''である)の名を冠していたのは、彼らも元は地球人だからであった。 | | 従来通りの宇宙の管理に関しては既に至高神抜きでも問題ないレベルまでその力を高めていたものの、1億2000万年に一度の大崩壊を逃れるにはソルの力が必要であり、そのために[[スフィア・リアクター]]を求め、自省の行動として主導をとった[[アドヴェント]]を追放した。なお、宇宙で起きる出来事が、地球の時間である「年」で計算されていたこと、スフィアの名が[[地球]]から見える星座([[黄道十二星座]]に限らず、星座は全て'''地球から見える星の配列につけられた名'''である)の名を冠していたのは、彼らも元は地球人だからであった。 |
| | | |
− | [[Zシリーズ]]の世界の破界と再世は、生命の力=「存在しようとする力」と死の力=「消滅しようとする力」のぶつかり合いによって起き、事象制御の抵抗となる生命を滅ぼすことは、『'''存在しようとする力を削る⇒消滅しようとする力を強める⇒宇宙の崩壊を進める'''』ことに他ならない。そのため、並行世界に満ちる命を次々と抹殺し、銀河を破壊し、存在しようとする力を削り続ける御使いこそが、宇宙の崩壊を呼ぶ原因である。「'''根源的'''災厄」とはそのような意味である。その為「'''命ある者全ての敵'''」「'''真の[[バアル]]'''」とも呼ばれる。 | + | [[Zシリーズ]]の世界の破界と再世は、生命の力=「存在しようとする力」と死の力=「消滅しようとする力」のぶつかり合いによって起き、事象制御の抵抗となる生命を滅ぼすことは、『'''存在しようとする力を削る⇒消滅しようとする力を強める⇒宇宙の崩壊を進める'''』ことに他ならない。そのため、並行世界に満ちる命を次々と抹殺し、銀河を破壊し、存在しようとする力を削り続ける御使いこそが、宇宙の崩壊を呼ぶ原因である。「'''根源的'''災厄」とはそのような意味である。その為「'''命ある者全ての敵'''」「'''真の[[バアル]]'''」とも呼ばれる。本人たちは上記通りの傲慢さ故に自分達がバアルの、しかも最上位の立場になってしまっている事に気付いておらず、敗北直後にその事を指摘されて激しく動揺した。 |
− | 本人たちは上記通りの傲慢さ故に自分達がバアルの、しかも最上位の立場になってしまっている事に気付いておらず、敗北直後にその事を指摘されて激しく動揺した。
| |
| | | |
| 最終的に3人の御使いは[[至高神Z]]誕生の為にアドヴェントに取り込まれ消滅し、[[Z-BLUE]]に敗れたアドヴェントも自分達の過ちを認め、残った「消滅しようとする力」の余剰を抱え、[[AG]]と共に[[因果地平|因果地平の彼方]]へと去っていった。 | | 最終的に3人の御使いは[[至高神Z]]誕生の為にアドヴェントに取り込まれ消滅し、[[Z-BLUE]]に敗れたアドヴェントも自分達の過ちを認め、残った「消滅しようとする力」の余剰を抱え、[[AG]]と共に[[因果地平|因果地平の彼方]]へと去っていった。 |
41行目: |
40行目: |
| :終盤[[アンチスパイラル]]により、「根源的災厄」の正体は「'''[[スパイラルネメシス]]を恐れる神の怒りによる宇宙の滅亡'''」である事が語られる。 | | :終盤[[アンチスパイラル]]により、「根源的災厄」の正体は「'''[[スパイラルネメシス]]を恐れる神の怒りによる宇宙の滅亡'''」である事が語られる。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] |
− | :アドヴェントが実質的な[[主人公]]を務める。[[翠の地球]]に飛ばされていた[[セツコ・オハラ|スフィア]][[ランド・トラビス|・リアク]][[クロウ・ブルースト|ター達]]と接触している。 | + | :アドヴェントが実質的な[[主人公]]を務める。[[翠の地球]]に転移していた[[セツコ・オハラ|スフィア]][[ランド・トラビス|・リアク]][[クロウ・ブルースト|ター達]]と接触している。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
| :[[第一次多元戦争|これ]][[破界事変|まで]][[再世戦争|の戦]][[時獄戦役|いの裏]]に存在した全ての黒幕であり、[[多元世界]]最大にして最後の敵として、遂に表舞台に姿を現す。 | | :[[第一次多元戦争|これ]][[破界事変|まで]][[再世戦争|の戦]][[時獄戦役|いの裏]]に存在した全ての黒幕であり、[[多元世界]]最大にして最後の敵として、遂に表舞台に姿を現す。 |
− | :マップ上のユニットアイコンでは、アドヴェントは白い球体、他の3人は黒い球体で表示される。ちなみにアドヴェントが力を行使する際のサウンドエフェクトは「テンシの笑い声」と「御使いの啓示」の二種類があるが、後者の方には第3次αの[[ゲベル・ガンエデン]]の声を加工したものが使われている。 | + | :マップ上のユニットアイコンでは、アドヴェントは白い球体、他の3人は黒い球体で表示される。ちなみにアドヴェントが力を行使する際のサウンドエフェクトは「テンシの笑い声」と「御使いの啓示」の二種類がある。 |
| | | |
| == 人物 == | | == 人物 == |
105行目: |
104行目: |
| *本来「御使い」とは、使者を意味する語であり、[[宗教 #実在の宗教|キリスト教]]における[[天使・悪魔|主の使い]]である。 | | *本来「御使い」とは、使者を意味する語であり、[[宗教 #実在の宗教|キリスト教]]における[[天使・悪魔|主の使い]]である。 |
| *前述のとおり、読みは「みつかい」であり「おつかい」ではない。「おつかい」にも「使者」という意味があるので、こちらの読みでも厳密には間違っていないが。 | | *前述のとおり、読みは「みつかい」であり「おつかい」ではない。「おつかい」にも「使者」という意味があるので、こちらの読みでも厳密には間違っていないが。 |
| + | *設定画を見てみると、全員に腰に丸い宝石のような装飾がある。 |
| | | |
| {{バンプレストオリジナル}} | | {{バンプレストオリジナル}} |