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=== 共通設定 ===
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=== 第2次スーパーロボット大戦α以降の共通設定 ===
 
元々は地球連邦軍所属のパイロットで、[[エルザム・V・ブランシュタイン]]、[[カイ・キタムラ]]、[[ギリアム・イェーガー]]と共に[[特殊戦技教導隊]]の一員であった。作品の展開によって[[ディバイン・クルセイダーズ]](以降、[[DC]]と略)、またはDCにおいて立案された種の保存計画「[[プロジェクト・アーク]]」に協力することになるが、最終的には盟友である[[レーツェル・ファインシュメッカー]]と共に巨悪に戦う道を選ぶ。示現流剣術の達人で、大剣「'''[[斬艦刀]]'''」を用いた機体(主に[[グルンガストシリーズ|グルンガスト]]系列)を乗機とする事が多い。また、「'''[[悪を断つ剣]]'''」と自称しており(「悪を断つ」以外にも複数のバリエーションが存在)、大剣を自在に操る豪胆な彼を象徴するものとなっている。なお、ゲーム中ではイベント以外では特機にしか乗り換えが出来ないが、旧特殊戦技教導隊に選抜されたほどの人物である事から、本来は[[パーソナルトルーパー]]([[PT]])の操縦技術も超一流のパイロットである。なのだが、ゲーム中ではイベント・回想・会話シーンを含め一度もPTに乗る場面がない。
 
元々は地球連邦軍所属のパイロットで、[[エルザム・V・ブランシュタイン]]、[[カイ・キタムラ]]、[[ギリアム・イェーガー]]と共に[[特殊戦技教導隊]]の一員であった。作品の展開によって[[ディバイン・クルセイダーズ]](以降、[[DC]]と略)、またはDCにおいて立案された種の保存計画「[[プロジェクト・アーク]]」に協力することになるが、最終的には盟友である[[レーツェル・ファインシュメッカー]]と共に巨悪に戦う道を選ぶ。示現流剣術の達人で、大剣「'''[[斬艦刀]]'''」を用いた機体(主に[[グルンガストシリーズ|グルンガスト]]系列)を乗機とする事が多い。また、「'''[[悪を断つ剣]]'''」と自称しており(「悪を断つ」以外にも複数のバリエーションが存在)、大剣を自在に操る豪胆な彼を象徴するものとなっている。なお、ゲーム中ではイベント以外では特機にしか乗り換えが出来ないが、旧特殊戦技教導隊に選抜されたほどの人物である事から、本来は[[パーソナルトルーパー]]([[PT]])の操縦技術も超一流のパイロットである。なのだが、ゲーム中ではイベント・回想・会話シーンを含め一度もPTに乗る場面がない。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
第2次αでは主人公ゆえに大半のステージで使用可能。それ以外の多くの作品の場合、彼の参戦するタイミングは能力の高さゆえに中盤以降になることが多く、序盤戦から使えることは少ない。その分だけ絶大な格闘能力を生かした最強のアタッカーとして活躍する。幹部クラスに対して専用セリフがあり、返しのセリフは彼の振う「[[斬艦刀]]」に恐れ驚く。また、多くの[[ライバル]]が登場しては激しい対決を演じることが恒例となっている。
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第2次αでは主人公ゆえに大半のステージで使用可能。それ以外の多くの作品の場合、彼の参戦するタイミングは能力の高さゆえに中盤以降になることが多く、序盤戦から使えることは少ない。その分だけ絶大な格闘能力を生かした最強のアタッカーとして活躍する。幹部クラスに対して専用セリフがあり、返しのセリフは彼の振う「[[斬艦刀]]」に恐れ驚く。また、多くの[[ライバル]]が登場しては激しい対決を演じることが恒例となっている。過去の作品では敵として登場する事も何度かあり、彼の高い能力と優秀な特殊スキルに苦しめられる。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:初出演作品。[[アンセスター]]の一兵士であるが、パイロット能力及び搭乗機である[[スレードゲルミル]]の性能共に大ボス級で、同機の戦闘アニメの迫力もあり、圧倒的な存在感を誇る。ハードルートのみ仲間にすることが可能だが、敵の時に持っていた指揮技能はなくなる。しかしそれでもその戦闘能力は味方機の中では別格で、演出や彼の豪胆なキャラクターも併せて多くのファンを獲得。次回作の第2次αでは主人公に抜擢された。
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:初出演作品。[[アンセスター]]の一兵士であるが、パイロット能力及び搭乗機である[[スレードゲルミル]]の性能共に大ボス級で、同機の戦闘アニメの迫力もあり、圧倒的な存在感を誇る。ハードルートのみ仲間にすることが可能だが、敵の時に持っていた指揮技能はなくなる。しかしそれでもその戦闘能力は味方機の中では別格で、演出や彼の豪胆なキャラクターも併せて多くのファンを獲得。次回作の第2次αでは主人公に抜擢された。この頃のゼンガーは現在のシリーズのゼンガーとはかなり異なっている。他の作品のゼンガーを知ってからα外伝のゼンガーを知ったプレイヤーはそのギャップに驚くだろう。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:スーパー系男[[主人公]]。主役としては珍しく序盤数話はスポット参戦扱い。格闘能力は最強クラスで、[[小隊長能力]]「格闘武器の攻撃力20%アップ」により対ボス戦闘の要となる。ただ後継機のダイゼンガーには全体攻撃がなく、武器の命中補正が低いため雑魚戦は苦手。
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:スーパー系男[[主人公]]。主役としては珍しく序盤数話はスポット参戦扱い。格闘能力は最強クラスで、[[小隊長能力]]「格闘武器の攻撃力20%アップ」により対ボス戦闘の要となる。ただ後継機のダイゼンガーには全体攻撃がなく、武器の命中補正が低いため雑魚戦は苦手。この作品からゼンガーの基本設定が固められ、以降の作品では第2次αのゼンガーを基準に性格が形成されている。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
:トウマ編以外では前作には登場せず眠っていた設定、トウマ編では前作より続投という扱いで登場。その為、PS2版αシリーズのゼンガーシリーズ(いわゆるスーパー系男主人公)はスーパー系男ルートにもかかわらず登場をしていなかった初代[[スーパーロボット大戦α|α]]のリアル系ルート(PS2版αシリーズでスーパー系に設定されたクスハとブリットを除く。ただし前作第2次αのクスハ編でも[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]が乗っていた[[ヒュッケバインMk-III]]際の「本来の持ち主」の言葉も存在する。)の正史の続編となっている。トウマ編以外では[[バラン・ドバン]]のライバルは彼になり、タイマンで戦うイベントが数度ある(大半は熱血+必殺技で終了可能ではある)。OG2で初採用となった[[アウセンザイター]]との[[合体攻撃]]は本作でも健在で、やはりボス戦で頼りになる。その合体攻撃の関係で全主人公に登場。参戦は第44話途中から。
 
:トウマ編以外では前作には登場せず眠っていた設定、トウマ編では前作より続投という扱いで登場。その為、PS2版αシリーズのゼンガーシリーズ(いわゆるスーパー系男主人公)はスーパー系男ルートにもかかわらず登場をしていなかった初代[[スーパーロボット大戦α|α]]のリアル系ルート(PS2版αシリーズでスーパー系に設定されたクスハとブリットを除く。ただし前作第2次αのクスハ編でも[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]が乗っていた[[ヒュッケバインMk-III]]際の「本来の持ち主」の言葉も存在する。)の正史の続編となっている。トウマ編以外では[[バラン・ドバン]]のライバルは彼になり、タイマンで戦うイベントが数度ある(大半は熱血+必殺技で終了可能ではある)。OG2で初採用となった[[アウセンザイター]]との[[合体攻撃]]は本作でも健在で、やはりボス戦で頼りになる。その合体攻撃の関係で全主人公に登場。参戦は第44話途中から。
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<!-- ※台詞の登録量が多いので、絞ってください。 -->
 
<!-- ※台詞の登録量が多いので、絞ってください。 -->
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=== 共通 ===
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=== 共通(第2次α以降) ===
 
;「黙れ! そして聞け!」
 
;「黙れ! そして聞け!」
 
:相手が前口上を滔滔と流そうとすると、これで黙らせる。
 
:相手が前口上を滔滔と流そうとすると、これで黙らせる。
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;「我はゼンガー・ゾンボルト!メイガスの剣なり!」
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;「我はゼンガー・ゾンボルト。メイガスの剣なり!」
:斬艦刀使用時の台詞。秀逸な戦闘アニメも合わさってとにかく怖い。
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:斬艦刀使用時の台詞。秀逸な戦闘アニメも合わさってとにかく怖い。味方の時と違って声にドスが利いており、途轍もない強敵を演出している。
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;「我が拳に貫けぬものなど、存在せん!」
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:ドリルブーストナックル使用時の台詞。この言葉に偽りはなく並のユニットでは言葉通り一撃で貫かれてしまう。
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;「お前では俺の長き戦いの年月に終止符を打つことはできん!」<br />「お前にこのスレードゲルミルを止めることはできん!」<br />「この俺に命中させたか…」<br />「そうだ…その気迫でなければこの俺は倒せんぞ!」<br />「どうやらこちらも全力で仕掛けなければならんようだな」<br />「ならば、貴様を我が敵として認めよう!行くぞ!!」
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:全て敵ゼンガー専用の台詞。敵サイドのパイロットだけあって現在のゼンガーとは雰囲気の違う台詞が多い事が分かるだろう。勿論、声にも異様な迫力が出ている。尚、一部の台詞は多少改変が加えられ続編に採用されている。
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;「貴様らをメイガスの下へ行かせるわけにはいかん……」<br />「このゼンガー=ゾンボルト…メイガスの剣となり、盾となって果てる覚悟は出来ている!!」<br />「さあ、命が惜しくない者からかかって来るがいい!!我が斬艦刀で一刀両断にしてくれる!!」
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:アースクレイドルにおけるゼンガーとの最終決戦時の台詞。アースクレイドルのメイガスを守る為に、鬼神と化したゼンガーは「メイガスの剣」としてプリベンターを迎え撃つ。プリベンターにも守るべきものがあるように、ゼンガーにも守らねばならないものがあるのだ。
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;「………」<br />「…メイガスよ…」<br />「どうやら、俺の死に場所はここと決まったようだ…」<br />「だが…このゼンガー、ただでは死なん!一人でも多くの者を道連れに冥府魔道へ堕ちるのみ!!」
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:最終決戦時の台詞2。プリベンターの激しい猛攻の前に、追い詰められたゼンガーは自身の死を覚悟したが、メイガスの為に一人でも多くのものを道連れにしようとする。台詞後の怒涛の精神コマンドによる連撃は非常に脅威である。「ド根性」「ひらめき」「必中」「鉄壁」「気合」x2に加えて、なんと「'''魂'''」までも使用する。ゼンガーの覚悟の強さが良く分かる場面である。
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;「お…俺は………」<br />「…俺は……そうか……あの時…イーグレット=フェフに……」<br />「俺は…俺が生まれた時代の……機動兵器と……戦っていたのか…ならば…俺達は……マシンセルによって…暴走…」<br />「……俺を…止めてくれたのは…お前達か……フ、フフフ…礼を言うぞ……」<br />「そ、そして……その力なら……ソフィアを……メイガスとマシンセルの…‥呪縛から……」<br />「……ソ・フィ・ア………」
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:易・普ルート専用の戦死時の台詞。プリベンターとの接触により過去の記憶を微かに思い出していたゼンガーだがスレードゲルミルの損傷と同時にメイガスの精神操作が解け、遂に過去の記憶を取り戻した。しかし、時既に遅くプリベンターの攻撃により蓄積した激しい損傷にマシンセルの修復能力が追いつかず機体は限界を向かえていた。自分の死期を悟ったゼンガーはプリベンター達に自分の暴走を止めてくれた礼を告げ、メイガスとマシンセルの暴走を止める望みを託す。そして、ゼンガーはソフィアの名を口にし冥府へと旅立った。大地の守護神…メイガスの剣等の異名を持ち、何千年も地球の脅威と戦い続けたアースクレイドルの騎士ゼンガーもプリベンター達のお陰で漸く眠る事を許されたのだ。
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;(ソフィア……俺はここに戻って来た………俺達が未来に望みを託し、果てなき眠りについたこの地に………俺達は道を誤ってしまったが……人類は幾度の危機を乗り越え…未来を手にすることが出来た……だから……だから、この地で安らかに眠ってくれ………永遠に…………)
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:α外伝・難ルートのエンディングの、憂愁を感じさせるラストシーン。
 
;「アンセスターは地球の後継者ではない!」
 
;「アンセスターは地球の後継者ではない!」
 
:α外伝、キャラクター事典より。実は味方に合流する伏線だったり。
 
:α外伝、キャラクター事典より。実は味方に合流する伏線だったり。
 
;「ダイゼンガー、見参!」
 
;「ダイゼンガー、見参!」
 
:戦闘開始台詞の一つ。第3次αでは開始台詞の汎用バリエーションが極端に少なく、これか「武神装攻、見参!」しかない。
 
:戦闘開始台詞の一つ。第3次αでは開始台詞の汎用バリエーションが極端に少なく、これか「武神装攻、見参!」しかない。
;(ソフィア……俺はここに戻って来た………俺達が未来に望みを託し、果てなき眠りについたこの地に………俺達は道を誤ってしまったが……人類は幾度の危機を乗り越え…未来を手にすることが出来た……だから……だから、この地で安らかに眠ってくれ………永遠に…………)
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:α外伝・難ルートのエンディングの、憂愁を感じさせるラストシーン。
   
;「黙れ! そして聞け! 我が名はゼンガー! ゼンガー・ゾンボルト! 我こそは!」<br />『'''神を断つ剣なり'''』
 
;「黙れ! そして聞け! 我が名はゼンガー! ゼンガー・ゾンボルト! 我こそは!」<br />『'''神を断つ剣なり'''』
 
:第2次α最終話より台詞からタイトルへと繋がる。第一話でも同様に『悪を断つ剣なり』と演出しており、対になっていると言える。
 
:第2次α最終話より台詞からタイトルへと繋がる。第一話でも同様に『悪を断つ剣なり』と演出しており、対になっていると言える。
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