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元々広報課の運搬係的な意味合いで[[ダイ・ガード]]のパイロットではあったのだが、[[ヘテロダイン]]襲来の際、これを撃退した事からなし崩し的にそのまま操縦と戦闘を請け負う形になってしまった。しかし、元々国連安全保障軍極東司令部付属・国際防衛大学卒業という経歴を有しており、ただの素人な訳ではない。当時の成績に関しては、恩師の[[飯塚]]からは『アカテン(赤点)』という不名誉なあだ名で呼ばれるほどだった様だが、実技応用の一点においては、その飯塚からも一目置かれるほどで、これが劇中のダイ・ガードの操縦にも活かされている。
元々広報課の運搬係的な意味合いで[[ダイ・ガード]]のパイロットではあったのだが、[[ヘテロダイン]]襲来の際、これを撃退した事からなし崩し的にそのまま操縦と戦闘を請け負う形になってしまった。しかし、元々国連安全保障軍極東司令部付属・国際防衛大学卒業という経歴を有しており、ただの素人な訳ではない。当時の成績に関しては、恩師の[[飯塚]]からは『アカテン(赤点)』という不名誉なあだ名で呼ばれるほどだった様だが、実技応用の一点においては、その飯塚からも一目置かれるほどで、これが劇中のダイ・ガードの操縦にも活かされている。
21世紀警備保障入社の際の面接で大杉課長に飯塚が送った書類には実直さと責任感の強さを強調する旨が書かれていた。またこの際、飯塚は「通常の[[企業]]としての組織形態の中に置かれると赤木の美点を殺すことになる」という旨の一文を書き添えている。
21世紀警備保障入社の際の面接で大杉課長に飯塚が送った書類には実直さと責任感の強さを強調する旨が書かれていた。またこの際、飯塚は「通常の[[企業]]としての組織形態の中に置かれると赤木の美点を殺すことになる」という旨の一文を書き添えている。サラリーマンとしての通常業務における能力は高くは無いが、その気になればきちんとこなす事が出来る。ただし、先述の通りの[[性格]]なので、問題を起こす事もしばしば。ダイ・ガードに同乗する[[桃井いぶき|いぶき]]や[[青山圭一郎|青山]]、戦術アドバイザーの[[城田志郎|城田]]など、周囲の人間の意表を突くような大胆な発想を思いつき、それが非効率であろうともあっさりと選択する[[直感]]を持ち、チームの危機を救い、勝利に貢献している。その非効率さは最初、城田との対立の原因になっていたが、'''人命は勿論、人が生きる『街』そのものを守る'''という熱い正義感を貫く姿勢を見せ、城田との[[信頼]]を深めていった。
ただのロボット好きではない事が劇中にて語られており、中学2年の時からダイ・ガードに乗ると言っていた。そして、そのまま一直線に直立型特殊車両の運転免許を取得する事になる。赤木が21世紀警備保障へ入社した時にはすでにダイガードは無用の長物、お荷物扱いされており、採用面接ではあえて大杉はそのあたりを意地悪く聞いたが赤木は「本来は実際に使われることがないほうがいいもの」と答え、この答えを別室で聞いていた大河内社長(直立型特殊車両免許所持者の入社試験ということで臨席していた)によって入社が決まった。
主人公でありながら、プライベートは殆ど描かれず、過去も極めて限定的にしか明かされていない。漫画版では過去、最初に出現したヘテロダインが襲来した際、'''撃退するために使用されたOE兵器によって家族と友人を失う'''という壮絶な過去に見舞われていたことが明らかになる。
主人公でありながら、プライベートは殆ど描かれず、過去も極めて限定的にしか明かされていない。漫画版では過去、最初に出現したヘテロダインが襲来した際、'''撃退するために使用されたOE兵器によって家族と友人を失う'''という壮絶な過去に見舞われていたことが明らかになる。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
実戦経験の少なさからか、全体的に能力は低め。ただ、[[サラリーマン]]により成長が早くエースボーナスも強力なので、使えば使うほど加速度的に強くなっていく晩成型。
実戦経験の少なさからか、全体的に能力は低め。ただ、[[サラリーマン]]により成長が早くエースボーナスも強力なので、使えば使うほど加速度的に強くなっていく晩成型。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
=== スーパー系 ===
=== スーパー系 ===
;[[竹尾ワッ太]]
;[[竹尾ワッ太]]
== スパロボシリーズの名台詞 ==
== スパロボシリーズの名台詞 ==
===第2次Z===
=== 第2次Z ===
;「甲児…お前は筋はいいけど、マジンガーの性能に頼っちゃってるな」
;「甲児…お前は筋はいいけど、マジンガーの性能に頼っちゃってるな」
:序盤で[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]の操縦技術について発したダメ出しだが、後の城田との邂逅や[[飯塚]]との模擬戦で自身の発言がブーメランとなって返ってくる事に…。
:序盤で[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]の操縦技術について発したダメ出しだが、後の城田との邂逅や[[飯塚]]との模擬戦で自身の発言がブーメランとなって返ってくる事に。
;「当然! ハンドルを回したり、レバーを引いたりするには腕力が必要だ」<br />「そして、何より根性が無ければ土壇場で戦えないからな」
;「当然! ハンドルを回したり、レバーを引いたりするには腕力が必要だ」<br />「そして、何より根性が無ければ土壇場で戦えないからな」
:甲児に強いた筋トレメニューが、ロボットの操縦技術に本当に必要なのかを訊ねられ、得意気に持論を展開する。
:甲児に強いた筋トレメニューが、ロボットの操縦技術に本当に必要なのかを訊ねられ、得意気に持論を展開する。
:第2次Z再世篇第50話の、黒の騎士団ルート分岐直後より。[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]の揺さぶりによる[[黒の騎士団]]破綻の危機を乗り越えた後、己の正体とこれまでゼロとしてやってきたこと全てを[[ZEXIS]]に明かした[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に対して、上述の破界篇での一件を引き合いに出しての一言。
:第2次Z再世篇第50話の、黒の騎士団ルート分岐直後より。[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]の揺さぶりによる[[黒の騎士団]]破綻の危機を乗り越えた後、己の正体とこれまでゼロとしてやってきたこと全てを[[ZEXIS]]に明かした[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に対して、上述の破界篇での一件を引き合いに出しての一言。
:己の所業に対する罪悪感と正体バレにより、素の少年ルルーシュとしての地が出てつい赤木に『さん付け』してしまったルルーシュに、それでも自分はこれまで通り『自分たちの仲間・ゼロ』として付き合っていくという、ある意味年長者としての信頼を匂わせるセリフである。
:己の所業に対する罪悪感と正体バレにより、素の少年ルルーシュとしての地が出てつい赤木に『さん付け』してしまったルルーシュに、それでも自分はこれまで通り『自分たちの仲間・ゼロ』として付き合っていくという、ある意味年長者としての信頼を匂わせるセリフである。
===第3次Z===
=== 第3次Z ===
;赤木「な~んだ! ちゃんと戦う理由があるじゃないか」<br />シンジ「え…」<br />赤木「お前の戦う理由は親父さんの期待に応えたいからだろ? それでいいじゃないか」<br />シンジ「…そんな理由でいいんですか?」<br />赤木「そういうのは人それぞれだ。俺の知り合いなんて借金の…いて…!」
;赤木「な~んだ! ちゃんと戦う理由があるじゃないか」<br />シンジ「え…」<br />赤木「お前の戦う理由は親父さんの期待に応えたいからだろ? それでいいじゃないか」<br />シンジ「…そんな理由でいいんですか?」<br />赤木「そういうのは人それぞれだ。俺の知り合いなんて借金の…いて…!」
:第3次Z時獄篇第12話のIMにて、[[碇シンジ|シンジ]]に対して「なんで[[コスモクラッシャー隊|クラッシャー隊]]にいるんだ」と問いかけ、「[[碇ゲンドウ|父さん]]が望んだから」と答えた彼に対しての返答。
:第3次Z時獄篇第12話のIMにて、[[碇シンジ|シンジ]]に対して「なんで[[コスモクラッシャー隊|クラッシャー隊]]にいるんだ」と問いかけ、「[[碇ゲンドウ|父さん]]が望んだから」と答えた彼に対しての返答。
;赤木「宇宙の終わりがどうのと言われても俺は絶対にあんたのやる事をを止めて見せる!」<br/>アンチスパイラル「目先の小事に囚われた愚か者が、この私を否定しようと言うのか!」<br/>赤木「目先の小事じゃない! 俺達が守ろうとする生命は未来へと繋がるんだ!その生命がお前の言うスパイラルネメシスてのを乗り越える何かをやってくれるかも知れない! そもそも、そんな事を起こさないそうにするかも知れない!お前のやろうとしている事はそういう可能性の一切合切を根こそぎ奪う事だ!」<br/>いぶき「赤木君にしては筋の通った理屈を言うじゃない」<br/>青山「スパイラルネメシスの可能性を恐れるなら、それを乗り越える可能性を信じるのも同じだ。 だったら、俺も後者に賭けたいな」<br/>アンチスパイラル「そんな希望的な観測が通じるものか!」<br/>赤木「じゃあ、お前も絶望的な観測をするな! お前の頭でっかちな理屈は俺達が止めてやる!行くぞ! サラリーマンだって平和を守れるんだ!」
;赤木「宇宙の終わりがどうのと言われても俺は絶対にあんたのやる事をを止めて見せる!」<br/>アンチスパイラル「目先の小事に囚われた愚か者が、この私を否定しようと言うのか!」<br/>赤木「目先の小事じゃない! 俺達が守ろうとする生命は未来へと繋がるんだ!その生命がお前の言うスパイラルネメシスてのを乗り越える何かをやってくれるかも知れない! そもそも、そんな事を起こさないそうにするかも知れない!お前のやろうとしている事はそういう可能性の一切合切を根こそぎ奪う事だ!」<br/>いぶき「赤木君にしては筋の通った理屈を言うじゃない」<br/>青山「スパイラルネメシスの可能性を恐れるなら、それを乗り越える可能性を信じるのも同じだ。 だったら、俺も後者に賭けたいな」<br/>アンチスパイラル「そんな希望的な観測が通じるものか!」<br/>赤木「じゃあ、お前も絶望的な観測をするな! お前の頭でっかちな理屈は俺達が止めてやる!行くぞ! サラリーマンだって平和を守れるんだ!」
:第3次Z時獄篇最終話での[[アンチスパイラル]]との戦闘前会話。
:第3次Z時獄篇最終話での[[アンチスパイラル]]との戦闘前会話。
:自分達が[[スパイラルネメシス]]を起こしてしまうのならば、逆にそれに打ち勝つ可能性もあるのかもしれないと考え、その命と可能性を守るために悲しき宇宙の守護者へ立ち向かう。
:自分達が[[スパイラルネメシス]]を起こしてしまうのならば、逆にそれに打ち勝つ可能性もあるのかもしれないと考え、その命と可能性を守るために悲しき宇宙の守護者へ立ち向かう。結果が出るまで勝負は分からないし、やってみなければ全ては分からないのだから。
:なお、[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|別の可能性]]では先駆けてスパイラルネメシスが発生するが、[[カイルス|その世界を守る守護者達]]の起こした[[サイコフレーム|奇跡]]により食い止めることができた。
:なお、[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|別の可能性]]では先駆けてスパイラルネメシスが発生するが、[[カイルス|その世界を守る守護者達]]の起こした[[サイコフレーム|奇跡]]により食い止めることができた。
== 余談 ==
== 余談 ==
*カプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズの2代目主人公・王泥喜法介は赤木に似ている(『逆転裁判4』は'''2007年発売'''、ダイガードより後である)。なお、奇しくも初参戦作品である[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z]]には[[ロジャー・スミス|初代主人公に似た男]]も参戦している。
*カプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズの2代目主人公・王泥喜法介は赤木に似ている(『逆転裁判4』は'''2007年発売'''、ダイガードより後である)。なお、奇しくも初参戦作品である[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z]]には[[ロジャー・スミス|初代主人公に似た男]]も参戦している。
{{DEFAULTSORT:あかき しゆんすけ}}
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[[Category:登場人物あ行]]
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[[Category:地球防衛企業ダイ・ガード]]
[[Category:地球防衛企業ダイ・ガード]]