3行目: |
3行目: |
| *分類:特殊作戦用[[モビルスーツ]] | | *分類:特殊作戦用[[モビルスーツ]] |
| *型式番号:XXXG-01D | | *型式番号:XXXG-01D |
− | *全高:16.3m | + | *[[全長一覧|全高]]:16.3m |
| *重量:7.2t | | *重量:7.2t |
| *装甲材質:ガンダニュウム合金 | | *装甲材質:ガンダニュウム合金 |
27行目: |
27行目: |
| | | |
| === EW版 === | | === EW版 === |
− | 『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』の世界観における本機の役割の機体として、カトキハジメ氏によってデザインされた。漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』に登場する以前は「アーリータイプ」「Ver.Ka」と呼ばれていた。SRWには未参戦。 | + | 『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』の世界観における本機の役割の機体として、カトキハジメ氏によってデザインされた。[[漫画]]『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』に登場する以前は「アーリータイプ」「Ver.Ka」と呼ばれていた。SRWには未参戦。 |
| | | |
| 大河原氏の手がけたTV版の基本的なコンセプトや性能を踏襲しているが、ビームサイズは[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|ガンダムデスサイズヘル (EW版)]]のビーム・シザースと同形状になり、バスターシールドは大型化されている。外見はアクティブ・クロークのないEW版デスサイズヘルで、カラーリングはTV版とほぼ同じ配色だが、頭部やフロントアーマーのカラーリングが白系統の色へ変更された為、見た目の印象は大分異なる。『敗者たちの栄光』では大気圏内飛行用ユニット「ルーセット装備」が登場する。 | | 大河原氏の手がけたTV版の基本的なコンセプトや性能を踏襲しているが、ビームサイズは[[ガンダムデスサイズヘルカスタム|ガンダムデスサイズヘル (EW版)]]のビーム・シザースと同形状になり、バスターシールドは大型化されている。外見はアクティブ・クロークのないEW版デスサイズヘルで、カラーリングはTV版とほぼ同じ配色だが、頭部やフロントアーマーのカラーリングが白系統の色へ変更された為、見た目の印象は大分異なる。『敗者たちの栄光』では大気圏内飛行用ユニット「ルーセット装備」が登場する。 |
36行目: |
36行目: |
| 自軍参戦時もバスターシールドが扱いやすいため重宝する。ただし、バスターシールドは物語が進んで最終形態[[ガンダムデスサイズヘルカスタム]]になると無くなってしまうので注意。 | | 自軍参戦時もバスターシールドが扱いやすいため重宝する。ただし、バスターシールドは物語が進んで最終形態[[ガンダムデスサイズヘルカスタム]]になると無くなってしまうので注意。 |
| | | |
− | 原作で海中での戦闘場面が多く、ビームサイズが水中でも威力を損なわない設定から、水中での適応が高い事が多い。リアル系で海中戦が得意な機体は貴重なので活用しよう。
| + | 原作で海中での戦闘場面が多く、ビームサイズが[[水|水中]]でも威力を損なわない設定から、水中での適応が高い事が多い。リアル系で海中戦が得意な機体は貴重なので活用しよう。 |
| | | |
| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
42行目: |
42行目: |
| :初登場作品。今回は敵として登場。回避率と装甲が高く、この頃はバスターシールドが主力(無消費で自軍のそれよりも長いP兵器)であったため移動後の射程も長い厄介な敵である。スーパー系の必殺技で一気に倒してしまおう。 | | :初登場作品。今回は敵として登場。回避率と装甲が高く、この頃はバスターシールドが主力(無消費で自軍のそれよりも長いP兵器)であったため移動後の射程も長い厄介な敵である。スーパー系の必殺技で一気に倒してしまおう。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | :[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]の[[説得]]で味方ユニットとなる。本来、宇宙空間での戦闘が考慮されていない設定なのだが、何故か[[宇宙]]A(仲間になるマップも全て宇宙)。バスターシールドのおかげで、[[ガンダムサンドロック]]よりは使えるユニットだが、[[ヒイロ・ユイ]]以外のW系パイロットでは、命中系の[[精神コマンド]]がないため当てるのに苦慮する。使いたければ[[運動性]]を上げるため、[[サイコフレーム]]や[[ファティマ]]を優先してつける必要がある。中盤で離脱する。 | + | :[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]の[[説得]]で味方ユニットとなる。本来、宇宙空間での戦闘が考慮されていない設定なのだが、何故か[[宇宙]]A(仲間になるマップも全て宇宙)。 |
| + | :バスターシールドのおかげで、[[ガンダムサンドロック]]よりは使えるユニットだが、[[ヒイロ・ユイ]]以外のW系パイロットでは、命中系の[[精神コマンド]]がないため当てるのに苦慮する。 |
| + | :使いたければ[[運動性]]を上げるため、[[サイコフレーム]]や[[ファティマ]]を優先してつける必要がある。中盤で離脱する。 |
| | | |
| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :[[アーガマ]]に所属するが、加入後10話足らずで部隊から離れてしまう。MSにしては射程が短めだが序盤では問題なく戦える。改造するなら先を見越してビームサイズ一本に絞って改造するのがよいが、長期離脱するためこの時点で資金を投入するのは考えもの。なおスーパー系主人公の場合、1度だけ敵として出現するのだが、[[兜甲児]]と[[巴武蔵]]に'''[[機械獣]]みたいなガンダム'''と評された。[[マクロス]]に潜入後にデュオの自前改造で[[ガンダムデスサイズヘル]]となる。 | + | :[[アーガマ]]に所属するが、加入後10話足らずで部隊から離れてしまう。MSにしては射程が短めだが序盤では問題なく戦える。[[改造]]するなら先を見越してビームサイズ一本に絞って改造するのがよいが、長期離脱するためこの時点で[[資金]]を投入するのは考えもの。 |
| + | :なお、スーパー系主人公の場合、1度だけ敵として出現するのだが、[[兜甲児]]と[[巴武蔵]]に'''[[機械獣]]みたいなガンダム'''と評された。[[マクロス]]に潜入後にデュオの自前改造で[[ガンダムデスサイズヘル]]となる。 |
| ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
| :PS版とほぼ同様。機体性能が海Aになった。 | | :PS版とほぼ同様。機体性能が海Aになった。 |
52行目: |
55行目: |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | :α以来、久々の登場。序盤から使用可能。主力兵器のビームサイズの射程が1-3となり扱いやすい。[[ジャミング機能]]により周囲の味方へ命中・回避に補正を与えらるのも良い。火力不足を懸念されたか、燃費はやや悪いものの「ハイパージャマー・スラッシュ」と言う必殺技が追加されている。デュオが[[エース]]になればクリティカルを頻繁に出せるので強力。なお、初登場時に[[GN粒子]]による通信障害を無理矢理解除するという荒業を披露している。安心の海Aで頼りになる。 | + | :α以来、久々の登場。序盤から使用可能。主力兵器のビームサイズの射程が1-3となり扱いやすい。[[ジャミング機能]]により周囲の味方へ命中・回避に補正を与えらるのも良い。 |
| + | :火力不足を懸念されたか、燃費はやや悪いものの「ハイパージャマー・スラッシュ」と言う必殺技が追加されている。[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]が[[エース]]になればクリティカルを頻繁に出せるので強力。なお、'''初登場時に[[GN粒子]]による通信障害を無理矢理解除するという荒業を披露している'''。安心の[[海]]Aで頼りになる。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :前作同様序盤から登場。必殺技が「ハイパージャマー攻撃」に名称が変更された。前作同様、海Aとジャミング機能にお世話になる。 | + | :前作同様序盤から登場。必殺技が「ハイパージャマー攻撃」に名称が変更された。前作同様、海Aと[[ジャミング機能]]にお世話になる。 |
| | | |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
73行目: |
77行目: |
| :EW版ではオミットされている。 | | :EW版ではオミットされている。 |
| ;ビームサイズ | | ;ビームサイズ |
− | :本機の名称に由来する、長い柄から鎌状のビーム刃を形成する主力武器。出力が非常に高く、水中でもその威力は衰えない。また、ビーム発生器は角度変更が可能で、槍や薙刀としても使用可能である。柄は伸縮自在で、不使用時は腰部ラックにマウントされている。 | + | :本機の名称に由来する、長い柄から鎌状のビーム刃を形成する主力武器。出力が非常に高く、[[海|水中]]でもその威力は衰えない。また、ビーム発生器は角度変更が可能で、槍や薙刀としても使用可能である。柄は伸縮自在で、不使用時は腰部ラックにマウントされている。 |
| :EW版ではデスサイズヘル(EW)のビーム・シザースと同形状で、ビーム発生器の角度調整機能や柄の伸縮機能はオミットされている。不使用時はバックパックに背負う様にして装着する。 | | :EW版ではデスサイズヘル(EW)のビーム・シザースと同形状で、ビーム発生器の角度調整機能や柄の伸縮機能はオミットされている。不使用時はバックパックに背負う様にして装着する。 |
| :スパロボでは当初メイン兵装ではなかったが、シリーズを経る毎に性能が強化され、P属性有射程でCT率の高いメイン兵装となっていった。 | | :スパロボでは当初メイン兵装ではなかったが、シリーズを経る毎に性能が強化され、P属性有射程でCT率の高いメイン兵装となっていった。 |
| ;バスターシールド | | ;バスターシールド |
− | :左腕に装備するシールド。攻撃にも使用可能で、シールド尖端部からビーム刃を展開し射出する。[[ガンダム]]のシールドのようなマークが付いているのはデザイナーの大河原氏が「ガンダムの記号」としてつけたもの。 | + | :左腕に装備するシールド。攻撃にも使用可能で、シールド尖端部からビーム刃を展開し射出する。 |
| + | :[[ガンダム]]のシールドのようなマークが付いているのは、デザイナーの大河原邦男氏が「ガンダムの記号」として付けたもの。ちなみに、デザイン初期稿では棺桶であった。詳しくは、[[#余談|余談]]を参照。 |
| :過去シリーズではP属性で有射程の武器だったが、現在は足を止めて使用する中距離仕様になっている。 | | :過去シリーズではP属性で有射程の武器だったが、現在は足を止めて使用する中距離仕様になっている。 |
| :SFCの格闘ゲーム『ENDLESS DUEL』では「射出したシールドがヒットするとデスサイズが'''相手の眼前に移動する'''」という仕様なため、これを連続技に組み込めば'''小技一発刺さればそこから永パ'''という世紀末死神っぷりを見せてくれる。 | | :SFCの格闘ゲーム『ENDLESS DUEL』では「射出したシールドがヒットするとデスサイズが'''相手の眼前に移動する'''」という仕様なため、これを連続技に組み込めば'''小技一発刺さればそこから永パ'''という世紀末死神っぷりを見せてくれる。 |
86行目: |
91行目: |
| ==== 必殺技 ==== | | ==== 必殺技 ==== |
| ;ハイパージャマー・スラッシュ / ハイパージャマー攻撃 | | ;ハイパージャマー・スラッシュ / ハイパージャマー攻撃 |
− | :第2次Zにて追加された。ハイパージャマーにより敵機のセンサーから姿を消し、その隙に背後から迫りビームサイズで両断する技。[[サイズ差補正無視]]・[[バリア貫通]]・[[照準値]]ダウン・P属性・射程1-4という本機の必殺技と言える武装。ただし、消費ENが大きく連発には向かない。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]にて追加された。ハイパージャマーにより敵機のセンサーから姿を消し、その隙に背後から迫りビームサイズで両断する技。 |
| + | :[[サイズ差補正無視]]・[[バリア貫通]]・[[照準値]]ダウン・P属性・射程1-4という本機の必殺技と言える武装。ただし、消費ENが大きく連発には向かない。 |
| | | |
| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
94行目: |
100行目: |
| :ハイパージャマーの効力により姿を隠す。ゲームではほぼ[[分身]]扱い。 | | :ハイパージャマーの効力により姿を隠す。ゲームではほぼ[[分身]]扱い。 |
| ;[[ジャミング機能]] | | ;[[ジャミング機能]] |
− | :第2次Zにて実装。ハイパージャマーの周囲への効果を表現している。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]にて実装。ハイパージャマーの周囲への効果を表現している。 |
| ;[[ビームコート]] | | ;[[ビームコート]] |
| :[[α]]にて装備されていたが、原作ではデスサイズヘルに強化されるまでデスサイズには特にビームに対する特段の備えはない。 | | :[[α]]にて装備されていたが、原作ではデスサイズヘルに強化されるまでデスサイズには特にビームに対する特段の備えはない。 |
123行目: |
129行目: |
| :全ての「ガンダム」の母体となった機体。 | | :全ての「ガンダム」の母体となった機体。 |
| ;魔法使い(ワーロック) | | ;魔法使い(ワーロック) |
− | :小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(SRW未参戦)に登場。ナノマシンを駆使した隠密戦闘を得意とし、二振りのビームサイズを持つ本機の系列機。4足歩行のガルムモードへの変形機能も有している。全身を覆う特殊ステルスマントのために現時点では外見の詳細は不明。パイロットは二代目デュオ・マックスウェル。 | + | :[[小説]]『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(SRW未参戦)に登場。[[ナノマシン]]を駆使した隠密戦闘を得意とし、二振りのビームサイズを持つ本機の系列機。4足歩行のガルムモードへの変形機能も有している。 |
| + | :なお、全身を覆う特殊ステルスマントのために、現時点では外見の詳細は不明。パイロットは二代目デュオ・マックスウェル。 |
| + | |
| + | == 余談 == |
| + | *ガンダムデスサイズのデザイン初期稿では[[死神]]のイメージを反映させて、左腕に所持しているシールドのデザインが棺桶になっている(これは池田成監督のアイディアによるもの)。 |
| + | **しかし、玩具メーカーから「棺桶(のシールド)は止めましょう」と言われた結果ボツになった、という経緯がある。 |
| + | **なお、ガンダムデスサイズのデザイン第2稿では、右腕に[[グフ #武装・必殺武器|ヒートロッド]]らしき鞭状の武器が付いていた。 |
| | | |
| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |