差分

15行目: 15行目:  
『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の[[主人公]]。
 
『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の[[主人公]]。
   −
14歳の若さながら、サイド1のコロニー・シャングリラで学校に行かず仲間と共にジャンク屋を営みつつ、出稼ぎに行って行方不明の両親に代って妹の[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を養う、陽気で楽天的な性格の少年。<br />
+
14歳の若さながら、サイド1のコロニー・シャングリラで学校に行かず仲間と共にジャンク屋を営みつつ、出稼ぎに行って行方不明の両親に代って妹の[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を養う、陽気で楽天的な性格の少年。
 +
 
 
リィナの学費を稼ぐ為、偶然助けた[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]にそそのかされ、入港した[[アーガマ]]に忍び込み[[Ζガンダム]]を盗もうとする。しかし、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との出会いや、ヤザンの非情な行為に反発し乗り込んだΖガンダムでヤザンを退けた事がきっかけで、[[ブライト・ノア|ブライト]]にスカウトされ、アーガマ所属のパイロットになる。
 
リィナの学費を稼ぐ為、偶然助けた[[ヤザン・ゲーブル|ヤザン]]にそそのかされ、入港した[[アーガマ]]に忍び込み[[Ζガンダム]]を盗もうとする。しかし、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との出会いや、ヤザンの非情な行為に反発し乗り込んだΖガンダムでヤザンを退けた事がきっかけで、[[ブライト・ノア|ブライト]]にスカウトされ、アーガマ所属のパイロットになる。
    
アーガマに乗り込んだ当初は、あくまでリィナの為に、何の思慮も持たずに戦っていたが、仲間やリィナが戦いに巻き込まれていく中で多くの人々との出会いと別れを経て、特にリィナを失った(と思い込んだ)ことをきっかけに、戦いの意味を自分なりに理解し、戦争を終わらせる為に戦う明確な意思を持つに至る。
 
アーガマに乗り込んだ当初は、あくまでリィナの為に、何の思慮も持たずに戦っていたが、仲間やリィナが戦いに巻き込まれていく中で多くの人々との出会いと別れを経て、特にリィナを失った(と思い込んだ)ことをきっかけに、戦いの意味を自分なりに理解し、戦争を終わらせる為に戦う明確な意思を持つに至る。
   −
[[ニュータイプ]]としても高い資質を持ち、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]や[[エルピー・プル|プル]]達と心を通わせた。またニュータイプによる感覚に押しつぶされず、強靭なメンタル面でそれを乗り越えていた。<br />
+
[[ニュータイプ]]としても高い資質を持ち、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]や[[エルピー・プル|プル]]達と心を通わせた。またニュータイプによる感覚に押しつぶされず、強靭なメンタル面でそれを乗り越えていた。
事実、富野監督はアムロ、カミーユ、ジュドーを比較した場合、精神面が一番強いのはジュドーと評している。これは他の2人と違って、当初から信頼出来る仲間がいた事と、リィナという守るべき存在がいた事が大きい。<br />
+
事実、富野監督はアムロ、カミーユ、ジュドーを比較した場合、精神面が一番強いのはジュドーと評している。これは他の2人と違って、当初から信頼出来る仲間がいた事と、リィナという守るべき存在がいた事が大きい。
準[[サイコミュ]]ともいえる[[バイオセンサー]]を搭載した[[ΖΖガンダム]]との相性も良く、驚異的な戦闘力を発揮した。<br />
+
準[[サイコミュ]]ともいえる[[バイオセンサー]]を搭載した[[ΖΖガンダム]]との相性も良く、驚異的な戦闘力を発揮した。
 +
 
 
ハマーンとの決戦に勝利した後はリィナと再会し、更なる成長の為に[[ルー・ルカ|ルー]]と共に[[木星]]船団に参加した。
 
ハマーンとの決戦に勝利した後はリィナと再会し、更なる成長の為に[[ルー・ルカ|ルー]]と共に[[木星]]船団に参加した。
   30行目: 32行目:  
映像作品『GUNDAM EVOLVE』では木星に向かう途中の彼が登場し、[[ネオ・ジオン]]残党からの亡命希望者を助けるためにその追っ手と戦う姿が描かれており、漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』にも木星船団の一員として少しだけ登場している。
 
映像作品『GUNDAM EVOLVE』では木星に向かう途中の彼が登場し、[[ネオ・ジオン]]残党からの亡命希望者を助けるためにその追っ手と戦う姿が描かれており、漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』にも木星船団の一員として少しだけ登場している。
   −
『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』を富野氏と共に手がけた漫画家・長谷川裕一氏は幾つかの作品で、その後のジュドーや彼らしき人物を描いている。<br />
+
『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』を富野氏と共に手がけた漫画家・長谷川裕一氏は幾つかの作品で、その後のジュドーや彼らしき人物を描いている。
例えば『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[アムロ・レイ]]と共演、更にクロスオーバーで「[[イデオン|血まみれの巨神]]」とも共演し、[[ユウキ・コスモ]]の生まれ変わりとされていた。<br />
+
例えば『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[アムロ・レイ]]と共演、更にクロスオーバーで「[[イデオン|血まみれの巨神]]」とも共演し、[[ユウキ・コスモ]]の生まれ変わりとされていた。
 
更に『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』及び『鋼鉄の7人』には木星船団のリーダーで「'''木星じいさん'''」の通称で呼ばれる'''グレイ・ストーク'''という人物が登場するが、小説「ターザン」の主人公の家族が持つ爵位「グレイストーク卿」そのままの名前(劇中人物には実際に「グレイストーク卿」と呼ばれるシーンがある)は本名ではないらしく、自身で明らかにしている経歴やその風貌、さらに彼が愛着を持って乗っている大型[[モビルスーツ]]「ガンプ」が明らかに[[ΖΖ]]を修復したものであるなど、ジュドーである可能性が示唆されている。
 
更に『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』及び『鋼鉄の7人』には木星船団のリーダーで「'''木星じいさん'''」の通称で呼ばれる'''グレイ・ストーク'''という人物が登場するが、小説「ターザン」の主人公の家族が持つ爵位「グレイストーク卿」そのままの名前(劇中人物には実際に「グレイストーク卿」と呼ばれるシーンがある)は本名ではないらしく、自身で明らかにしている経歴やその風貌、さらに彼が愛着を持って乗っている大型[[モビルスーツ]]「ガンプ」が明らかに[[ΖΖ]]を修復したものであるなど、ジュドーである可能性が示唆されている。
   −
ガンプとグレイ・ストークはカードゲームやGジェネレーションシリーズに登場しており、前者では同一人物として扱われている。Gジェネではあくまでも「別ユニット」の扱いだが、グレイ・ストークを演じているのは初登場時からジュドー役の矢尾氏である。<br />
+
ガンプとグレイ・ストークはカードゲームやGジェネレーションシリーズに登場しており、前者では同一人物として扱われている。Gジェネではあくまでも「別ユニット」の扱いだが、グレイ・ストークを演じているのは初登場時からジュドー役の矢尾氏である。
 
なお、ジュドーとグレイ・ストークが同一人物だった場合、年齢は「クロスボーン・ガンダム スカルハート」の時点で約60歳、「[[機動戦士Vガンダム]]」の時点では80歳目前となる。
 
なお、ジュドーとグレイ・ストークが同一人物だった場合、年齢は「クロスボーン・ガンダム スカルハート」の時点で約60歳、「[[機動戦士Vガンダム]]」の時点では80歳目前となる。