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| == エリア11(Area 11) == | | == エリア11(Area 11) == |
− | 『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』世界における[[日本]]。[[神聖ブリタニア帝国]]の侵略戦争に伴い、敗北。11番目の属領と化した(これらの出来事は劇中では『極東事変』と呼ばれている)。世界有数の[[サクラダイト]]産出国であり、ブリタニア侵攻はこの利権を巡る対立が原因とされている。 | + | 『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』世界における[[日本]]。[[神聖ブリタニア帝国]]の侵略戦争に伴い、敗北。11番目の属領と化した(これらの出来事は、劇中では『極東事変』と呼ばれている)。世界有数の[[サクラダイト]]産出国であり、ブリタニア侵攻はこの利権を巡る対立が原因とされている。 |
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| === 本編前 === | | === 本編前 === |
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| しかし、クロヴィスが総督だった時は、日本が余力を残したまま降伏し「[[藤堂鏡志朗|厳島の奇跡]]」による希望を捨てきれなかったこと、クロヴィス自身の内政能力が不足している事、更には一部のブリタニア貴族が私利私欲に走ってキョウト(NAC)に物資等を隠れて援助していたことから、日本軍残党やレジスタンスの抵抗が十年近くに亘って活発に続いていた。当然治安は極めて悪くなっており、クロヴィスは暗殺され、やがて[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]率いるレジスタンス組織「[[黒の騎士団]]」とブリタニア軍の大規模な戦いが勃発する事になる。 | | しかし、クロヴィスが総督だった時は、日本が余力を残したまま降伏し「[[藤堂鏡志朗|厳島の奇跡]]」による希望を捨てきれなかったこと、クロヴィス自身の内政能力が不足している事、更には一部のブリタニア貴族が私利私欲に走ってキョウト(NAC)に物資等を隠れて援助していたことから、日本軍残党やレジスタンスの抵抗が十年近くに亘って活発に続いていた。当然治安は極めて悪くなっており、クロヴィスは暗殺され、やがて[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]率いるレジスタンス組織「[[黒の騎士団]]」とブリタニア軍の大規模な戦いが勃発する事になる。 |
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− | 後に、副総督であるユーフェミアによって、日本人とブリタニア人が対等な立場で共存出来る「[[行政特区日本]]」の設立が宣言されるも、式典当日にユーフェミアによる日本人虐殺宣言が行われ、ブリタニア軍が無差別に日本人を虐殺するという、ブリタニア側にとっても一大不祥事となる事件が発生。日本人達のブリタニアへの不満は一気に爆発し、黒の騎士団を中心とした反ブリタニア勢力による、トウキョウ租界の攻防戦「[[ブラックリベリオン]]」が勃発する。<br />黒の騎士団のゼロが所有する銃砲撃KMF[[ガウェイン]]の圧倒的な攻撃力によって、当初は反ブリタニア勢力側が有利となっていたが、総指揮を取っていたゼロが突如戦線を離脱してしまったのを機に、形勢が逆転。戦いはブリタニア軍の勝利で終わり、黒の騎士団の主要人物達のは逮捕され、他に捕らわれた黒の騎士団のメンバーやそれに協力したレジスタンス達も逮捕後に次々と処刑された。また、ゼロもブリタニア軍に捕らわれ、処刑された事がブリタニア側によって報道されている。 | + | 後に、副総督であるユーフェミアによって、日本人とブリタニア人が対等な立場で共存出来る「[[行政特区日本]]」の設立が宣言されるも、式典当日にユーフェミアによる日本人虐殺宣言が行われ、ブリタニア軍が無差別に日本人を虐殺するという、ブリタニア側にとっても一大不祥事となる事件が発生。日本人達のブリタニアへの不満は一気に爆発し、黒の騎士団を中心とした反ブリタニア勢力による、トウキョウ租界の攻防戦「[[ブラックリベリオン]]」(『第一次トウキョウ決戦』とも言う)が勃発する。<br />黒の騎士団のゼロが所有する銃砲撃KMF[[ガウェイン]]の圧倒的な攻撃力によって、当初は反ブリタニア勢力側が有利となっていたが、総指揮を取っていたゼロが突如戦線を離脱してしまったのを機に、形勢が逆転。戦いはブリタニア軍の勝利で終わり、黒の騎士団の主要人物達のは逮捕され、他に捕らわれた黒の騎士団のメンバーやそれに協力したレジスタンス達も逮捕後に次々と処刑された。また、ゼロもブリタニア軍に捕らわれ、処刑された事がブリタニア側によって報道されている。 |
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| 黒の騎士団によって起こされた様々な事件を未然に防ぐ事の出来なかったコーネリアは、エリア11総督の地位を返上し、また、ブリタニアの暴挙によって起こされたとも言える日本人虐殺事件や、ブラックリベリオンは、エリア11以外の国家でも大きな影響を与える事になり、世界中の反ブリタニア勢力が積極的に抵抗活動をとる様になっている。 | | 黒の騎士団によって起こされた様々な事件を未然に防ぐ事の出来なかったコーネリアは、エリア11総督の地位を返上し、また、ブリタニアの暴挙によって起こされたとも言える日本人虐殺事件や、ブラックリベリオンは、エリア11以外の国家でも大きな影響を与える事になり、世界中の反ブリタニア勢力が積極的に抵抗活動をとる様になっている。 |
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| === R2編 === | | === R2編 === |
− | 『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』では、ブラックリベリオンの影響により、「途上エリア」から「矯正エリア」にまで格下げされている。また、ブリタニア至上主義である新総督[[カラレス]]によって、さらなる圧政を強いられるようになり、イレヴンを使った人身売買や殺し合いを見世物にしたショー等が、半ば公然と行われる様になっていた。<br />しかし、バベルタワーで起きたテロ事件を機に、かつて黒の騎士団の指導者であったゼロの復活と合衆国日本の再度建国宣言が行われる。<br />この事件にて、圧政を強いていたカラレス総督は、ゼロの策によって天誅を下される事になり、一時的に[[ギルバート・G・P・ギルフォード]]が、総督府の[[指揮官|指揮]]を執る事になった。しかし、ゼロの手によって逮捕されていた黒の騎士団メンバーは奪回されてしまう。そして、新総督として[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー・ヴィ・ブリタニア]]が就任することになる。 | + | 『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』では、ブラックリベリオンの影響により、「途上エリア」から「矯正エリア」にまで格下げされている。また、ブリタニア至上主義である新総督[[カラレス]]によって、さらなる圧政を強いられるようになり、イレヴンを使った人身売買や殺し合いを見世物にしたショー等が、半ば公然と行われる様になっていた。<br />しかし、バベルタワーで起きたテロ事件を機に、かつて黒の騎士団の指導者であったゼロの復活と合衆国日本の再度建国宣言が行われる。この事件にて、圧政を強いていたカラレス総督は、ゼロの策によって天誅を下される事になり、一時的に[[ギルバート・G・P・ギルフォード]]が、総督府の[[指揮官|指揮]]を執る事になった。しかし、ゼロの手によって逮捕されていた黒の騎士団メンバーは奪回されてしまう。そして、新総督として[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー・ヴィ・ブリタニア]]が就任することになる。<br /> |
| + | 新総督ナナリーは、亡き姉ユーフェミアの遺志を継いで「行政特区日本」の再建を宣言するが、1年前の虐殺事件が日本人達の記憶に残っていたために参加する者は一人もいなかった。それどころか、ゼロ率いる黒の騎士団の日本脱出に従う日本人が多かったのである。「行政特区日本」の2度目の失敗後、ナナリーは日本人にとって不利益にならない政策等を推し進めた。彼女の統治によってエリア11の治安は安定し、「矯正エリア」から「途上エリア」へと昇格を果たす。 |
| + | これまで日本人に対して圧政のみしか行ってこなかった総督達と比較して、日本人に対して差別意識を持たない新総督ナナリーによる宥和政策は日本人達からは歓迎された。<br /> |
| + | しかし、日本のブリタニアからの独立を目指すゼロにとっては、ナナリーが行った宥和政策の成功は「日本人のブリタニアからの独立の気概を失わせかねない」と憂慮されていた。 |
| + | それを阻止するべく、[[超合集国]]を結成させ黒の騎士団を再編成・強化したゼロはエリア11に上陸。黒の騎士団vsブリタニア軍の再激突、いわゆる『第二次トウキョウ決戦』が迫っていた。 |
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| == 主な都市・施設など == | | == 主な都市・施設など == |