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| === αシリーズ === | | === αシリーズ === |
− | ==== PS版α ====
| + | '''PS版α''' |
− | ;(……)<br />「まあ、いい。だが、イングラムよ……これだけは忘れるな」<br />「宇宙で漂流していたお前を救い、新たな命と知識、力を与えたのはこのユーゼス=ゴッツォだという事をな」 | + | ;「まあ、いい。だが、イングラムよ……これだけは忘れるな」<br />「宇宙で漂流していたお前を救い、新たな命と知識、力を与えたのはこのユーゼス=ゴッツォだという事をな」 |
| :α第42話「アクシズからの使者」におけるイングラムとの会話にて。第3次αでイングラムが語った話と合わせると「SHO」エンディング後のイングラムは因果律の歪みに気付いて原因を探して様々な平行世界を巡り、ついにケイサル・エフェスが居るこの世界を探り当てたものの、それを察知したケイサル・エフェスも行動を起こし、イングラムが単身で宇宙を漂流してユーゼスが捕獲するよう手を回したということらしい。 | | :α第42話「アクシズからの使者」におけるイングラムとの会話にて。第3次αでイングラムが語った話と合わせると「SHO」エンディング後のイングラムは因果律の歪みに気付いて原因を探して様々な平行世界を巡り、ついにケイサル・エフェスが居るこの世界を探り当てたものの、それを察知したケイサル・エフェスも行動を起こし、イングラムが単身で宇宙を漂流してユーゼスが捕獲するよう手を回したということらしい。 |
| ;「メガノイド計画…そうか、お前が破嵐創造の…」<br />「我が帝国監察軍が地球圏を制圧したあかつきには、私がお前の父親の遺志を継ぎ地球人をメガノイド化するも良かろう」 | | ;「メガノイド計画…そうか、お前が破嵐創造の…」<br />「我が帝国監察軍が地球圏を制圧したあかつきには、私がお前の父親の遺志を継ぎ地球人をメガノイド化するも良かろう」 |
| :α第59話「クロス・ターゲット」で[[破嵐万丈]]と初対面した時の台詞。αにおけるユーゼスの性格(3万人のサイキッカーに対し、作戦に必要な脳髄だけ取り出して保管する)を考えると、本当に実行しそうで怖い。 | | :α第59話「クロス・ターゲット」で[[破嵐万丈]]と初対面した時の台詞。αにおけるユーゼスの性格(3万人のサイキッカーに対し、作戦に必要な脳髄だけ取り出して保管する)を考えると、本当に実行しそうで怖い。 |
| ;(…STMCによってあの忌々しい本星の連中が消滅すれば、私の計画にとって都合は良いが…)<br />(奴らは50万年前に我が帝国とほぼ同等の規模を持ったプロトカルチャーを全滅させているのだ…)<br />(もっとも、その事実を知っているのはバルマー本星にあった外典を解読した私と…霊帝しかいないはず…) | | ;(…STMCによってあの忌々しい本星の連中が消滅すれば、私の計画にとって都合は良いが…)<br />(奴らは50万年前に我が帝国とほぼ同等の規模を持ったプロトカルチャーを全滅させているのだ…)<br />(もっとも、その事実を知っているのはバルマー本星にあった外典を解読した私と…霊帝しかいないはず…) |
− | :α第65話「ギア・オブ・デスティニー」にて、ラオデキヤが[[宇宙怪獣|STMC]]を甘く見過ぎている事についての彼のモノローグで。ユーゼスはバルマーに現存する外典を解読した事で、仮にズフィルードを出そうとそう簡単に勝てはしないと思っていた。彼によると、この事実を知っているのは自身と霊帝だけで、これは事実である([[シヴァー・ゴッツォ|シヴァー]]を始めとする十二氏族の当主達すら知らない)。 | + | :α第65話「ギア・オブ・デスティニー」にて、ラオデキヤが[[宇宙怪獣|STMC]]を甘く見過ぎている事についての彼のモノローグで。ユーゼスはバルマーに現存する外典を解読した事で、仮にズフィルードを出そうとそう簡単に勝てはしないと思っていた。 |
| ;「それに、2年間の偵察でお前達は銀河系の中でも危険な存在になりつつあることが判明している」<br />「…一定の文明レベルに到達していながらも、未だに自分達の母星を汚染し続け…」<br />「数多くの勢力は戦いを広げており、それらが統一される兆しも見られない」<br />「さらに、ゲッター線、オーラ力、EVA、トロニウム、サイコドライバーといった危険な力を有しながらも…」<br />「それらを自らの手で制御できていない」<br />「お前達は兵器としては優秀だが、知的生命体としてのレベルは低いのだよ」<br />「このまま、お前達を放置すれば、ゼントラーディのような戦闘集団に成長する恐れがある」<br />「そして、それはこの銀河系の秩序を乱す要因となるのだ」 | | ;「それに、2年間の偵察でお前達は銀河系の中でも危険な存在になりつつあることが判明している」<br />「…一定の文明レベルに到達していながらも、未だに自分達の母星を汚染し続け…」<br />「数多くの勢力は戦いを広げており、それらが統一される兆しも見られない」<br />「さらに、ゲッター線、オーラ力、EVA、トロニウム、サイコドライバーといった危険な力を有しながらも…」<br />「それらを自らの手で制御できていない」<br />「お前達は兵器としては優秀だが、知的生命体としてのレベルは低いのだよ」<br />「このまま、お前達を放置すれば、ゼントラーディのような戦闘集団に成長する恐れがある」<br />「そして、それはこの銀河系の秩序を乱す要因となるのだ」 |
| :α第66話より。[[ウェンドロ・ボルクェーデ|ウェンドロ]]と似たような言いまわしであるが、αシリーズは地球由来の技術が大半のOGや旧シリーズと異なり、本当に宇宙を滅ぼしかねない機体やエネルギーが揃っているため、一概に詭弁とは言えない。 | | :α第66話より。[[ウェンドロ・ボルクェーデ|ウェンドロ]]と似たような言いまわしであるが、αシリーズは地球由来の技術が大半のOGや旧シリーズと異なり、本当に宇宙を滅ぼしかねない機体やエネルギーが揃っているため、一概に詭弁とは言えない。 |
| ;「それも私だ」 | | ;「それも私だ」 |
− | :α最終話、劇中で起こった様々な事象への干渉を認めて。ユーゼスを象徴するあまりにも有名な台詞。αの作中に起こったいくつもの事件の多くがユーゼスが黒幕として動いた結果だったという設定なのだが、どう干渉したかについて具体的なことは特に明かさず、プレイヤ-部隊からの「これもお前のせいなのか」という質問攻めに対して「私がやった」「それも私だ」という一言のみで済ませていた。このことがご都合主義かつ強引なシナリオだとα発売時は批判的な意味でやり玉に挙げられていた。<br />現在では批判も沈静化し、もっぱらネット上では「拾うことが難しいような伏線もこの一言で全ての辻褄が合い、どんな大きな風呂敷も畳むことができる魔法の言葉」というようなネタとして使われており、公式でも[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]で[[シヴァー・ゴッツォ|シヴァー]]も発言し、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]もアレンジして使っている。<br />第2次OGでも似たようなやりとりが行われている。 | + | :α最終話、劇中で起こった様々な事象への干渉を認めて。ユーゼスを象徴するあまりにも有名な台詞。:αの作中に起こったいくつもの事件の多くがユーゼスが黒幕として動いた結果だったという設定なのだが、どう干渉したかについて具体的なことは特に明かさず、プレイヤ-部隊からの「これもお前のせいなのか」という質問攻めに対して「私がやった」「それも私だ」という一言のみで済ませていた。このことがご都合主義かつ強引なシナリオだとα発売時は批判的な意味でやり玉に挙げられていた。<br />現在では批判も沈静化し、もっぱらネット上では「拾うことが難しいような伏線もこの一言で全ての辻褄が合い、どんな大きな風呂敷も畳むことができる魔法の言葉」というようなネタとして使われており、公式でも[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]で[[シヴァー・ゴッツォ|シヴァー]]も発言し、[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]もアレンジして使っている。<br />第2次OGでも似たようなやりとりが行われている。 |
| ;「惜しいな。ゲッターの力を使えば全宇宙を支配する事すら可能だというものを…」 | | ;「惜しいな。ゲッターの力を使えば全宇宙を支配する事すら可能だというものを…」 |
| :[[ゲッターチーム]]と戦闘する時の台詞。[[ゲッター線]]と[[ゲッターエンペラー]]の存在の事を言っていると思われる。 | | :[[ゲッターチーム]]と戦闘する時の台詞。[[ゲッター線]]と[[ゲッターエンペラー]]の存在の事を言っていると思われる。 |
− | ;「ここまでの抵抗は全て予想通りだ。私の計算が正しいか、諸君らがそれ以上の力を発揮するか。二つに一つ…」 「互いに己の運命を見極めようではないか」<br />「フフフ…どうした? お前達がその程度なら…まだ私も終わるわけにはいかぬ」<br />「まだまだだな…この期に及んで私を失望させるな。全力でかかってくるのだ…」<br />「そうだ…その力だ。では、もう一度だけその力を出し切る機会を与えてやろう…フフフ」 | + | ;「ここまでの抵抗は全て予想通りだ。私の計算が正しいか、諸君らがそれ以上の力を発揮するか。二つに一つ…互いに己の運命を見極めようではないか」<br />「フフフ…どうした? お前達がその程度なら…まだ私も終わるわけにはいかぬ」<br />「まだまだだな…この期に及んで私を失望させるな。全力でかかってくるのだ…」<br />「そうだ…その力だ。では、もう一度だけその力を出し切る機会を与えてやろう…フフフ」 |
| :精神コマンド「[[ド根性]]」使用時の台詞。[[ケイサル・エフェス (人物)|真の霊帝]]を倒せそうな見込みがあるなら、自分が死んでもそれはそれで良しということだろうか。なお、アストラナガンを撃破した場合の呪縛から解放されたイングラムの最期の言葉も「…そうだ。その力だ…」。 | | :精神コマンド「[[ド根性]]」使用時の台詞。[[ケイサル・エフェス (人物)|真の霊帝]]を倒せそうな見込みがあるなら、自分が死んでもそれはそれで良しということだろうか。なお、アストラナガンを撃破した場合の呪縛から解放されたイングラムの最期の言葉も「…そうだ。その力だ…」。 |
| ;「死ぬと分かっていながら立ち向かう…悲しい性だな」 | | ;「死ぬと分かっていながら立ち向かう…悲しい性だな」 |
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| :PS版α最終話で倒された時の台詞。途中に入る沈黙や、「'''この宇宙でも'''」という言葉の意味だが、第2次OGの動向を見る限り、全ての世界において「ユーゼス・ゴッツォ」として[[虚億]]を引き継いでいるようだが、そこからすると、どうやらαのユーゼスは無駄と知りつつCPSを使い、調停者になろうとしていたらしい。ちなみに「計画」というのは[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]打倒のことで、調停者となれたなら自分が、叶わぬならばロンド・ベルがそれを果たすということになる。この台詞からすると、こちらのユーゼスは解脱の方はあくまでついでであり、むしろ霊帝打倒の方を重要視していた節がある。なお、この時点でのバルマー帝国はユーゼスの言った通りに強大な力を持った軍隊であったが、第3次αでは版権絡みの大幅なシナリオ変更によって、滅亡寸前まで衰退しているという驚愕の事態に陥った事が実に残念である。 | | :PS版α最終話で倒された時の台詞。途中に入る沈黙や、「'''この宇宙でも'''」という言葉の意味だが、第2次OGの動向を見る限り、全ての世界において「ユーゼス・ゴッツォ」として[[虚億]]を引き継いでいるようだが、そこからすると、どうやらαのユーゼスは無駄と知りつつCPSを使い、調停者になろうとしていたらしい。ちなみに「計画」というのは[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]打倒のことで、調停者となれたなら自分が、叶わぬならばロンド・ベルがそれを果たすということになる。この台詞からすると、こちらのユーゼスは解脱の方はあくまでついでであり、むしろ霊帝打倒の方を重要視していた節がある。なお、この時点でのバルマー帝国はユーゼスの言った通りに強大な力を持った軍隊であったが、第3次αでは版権絡みの大幅なシナリオ変更によって、滅亡寸前まで衰退しているという驚愕の事態に陥った事が実に残念である。 |
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− | ==== DC版α ====
| + | '''DC版α''' |
| ;「…何故だ? 何故、お前が復活している…?」 | | ;「…何故だ? 何故、お前が復活している…?」 |
− | :ユーゼスのジュデッカが再登場して、ズフィルードを起動させたラオデキヤ(オリジナル)に驚く。前ステージでジュデッカを破壊したとき「手応えがなさすぎる」「まだ念が感じられる」とみな口々に言っていていかにもまだ生きていそうな前振りではあったが、それでも、むしろお前こそ何故復活していると感じる場面。 | + | :ズフィルードを起動させたラオデキヤに驚く。前ステージでジュデッカを破壊したとき「手応えがなさすぎる」「まだ念が感じられる」とみな口々に言っていていかにもまだ生きていそうな前振りではあったが、それでも、むしろお前こそ何故復活していると感じる場面。 |
− | ;「…フ、フフフ……」<br />「こ、この私が…操り人形…」<br />「私が作り出したイングラム=プリスケン、そしてヴィレッタ=バディムと同等の存在に過ぎなかったというのか…!」 | + | ;「…フ、フフフ……」<br />「こ、この私が…操り人形…」<br />「私が作り出したイングラム=プリスケン、そしてヴィレッタ=バディムと同等の存在に過ぎなかったというのか…!」<br/>「ならば…残りの因子を全て集め、クロスゲート・パラダイム・システムを以って貴様と霊帝の存在を消し去ってくれる!」 |
− | :DC版αにてオリジナルのラオデキヤによって野心を全て見透かされ、「所詮は霊帝の操り人形」と切って捨てられた際の台詞。
| + | :DC版αにてオリジナルのラオデキヤによって野心を全て見透かされ、「所詮は霊帝の操り人形」と切って捨てられた際の台詞。最後の「因子を集める」というのがどういう意味なのか不明だが、直後の展開を見るとどうやら因子が足りなかったようだ。 |
− | ;「ならば…残りの因子を全て集め、クロスゲート・パラダイム・システムを以って貴様と霊帝の存在を消し去ってくれる!」
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− | :因子を集めるというのがどういう意味なのか不明だが、直後にズフィルードに接近して放った最終地獄ジュデッカは回避され、反撃のジーベン・ゲバウトで直撃を受ける。どうやら因子が足りなかったようだ。 | |
| ;「…ば、馬鹿な…この私が…全能なる調停者たる…このユーゼス=ゴッツォが…!」<br />「…このユーゼス=ゴッツォが…! 地球人や人造人間…ごときに…倒されるはずがない…!」<br />「わ、私は…全ての因果律を操作して……この宇…宙…を……」<br />「そ…して…今度…こそ…」<br />「今度こ…そ…… 我が……う…ん…めい……を……」 | | ;「…ば、馬鹿な…この私が…全能なる調停者たる…このユーゼス=ゴッツォが…!」<br />「…このユーゼス=ゴッツォが…! 地球人や人造人間…ごときに…倒されるはずがない…!」<br />「わ、私は…全ての因果律を操作して……この宇…宙…を……」<br />「そ…して…今度…こそ…」<br />「今度こ…そ…… 我が……う…ん…めい……を……」 |
| :上記の台詞の後、ラオデキヤに粛清されて。PS版αの面影など全くない。ある意味プレイヤーの溜飲が下がる瞬間かもしれない。こちらにも意味深なフレーズがあるが、真相は闇の中である。ユーゼスもイングラム同様、何かに執念を燃やしてはその直前に散る、という結末を背負っているのだろうか。果たしてユーゼスの「運命」とは……。 | | :上記の台詞の後、ラオデキヤに粛清されて。PS版αの面影など全くない。ある意味プレイヤーの溜飲が下がる瞬間かもしれない。こちらにも意味深なフレーズがあるが、真相は闇の中である。ユーゼスもイングラム同様、何かに執念を燃やしてはその直前に散る、という結末を背負っているのだろうか。果たしてユーゼスの「運命」とは……。 |