差分

編集の要約なし
34行目: 34行目:     
なお、ロウはアストレイシリーズにおいて様々な陣営に関わり、それらの技術を譲り受けるか独自に再現する事があり、結果的にそれらのノウハウが組み込まれたレッドフレームは各陣営の軍事機密の塊と言うとんでもない状態になっている。
 
なお、ロウはアストレイシリーズにおいて様々な陣営に関わり、それらの技術を譲り受けるか独自に再現する事があり、結果的にそれらのノウハウが組み込まれたレッドフレームは各陣営の軍事機密の塊と言うとんでもない状態になっている。
  −
余談だが、SEED本編に出番はない代わり1期OPでは本機の一枚絵が挿入されている(HDリマスター版では[[ミゲル専用ジン]]に差し替えられている)。また、主人公機であるストライクガンダムより先に、SEEDシリーズで一番最初にガンプラとして発売された(1/144、300円のもの)。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
46行目: 44行目:  
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== 射撃兵装 ====
   
;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
 
;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
 
:頭部に2門内蔵された近接防御火器。連合のGAT-Xシリーズの物と同じ。作中の使用機会は少ない。
 
:頭部に2門内蔵された近接防御火器。連合のGAT-Xシリーズの物と同じ。作中の使用機会は少ない。
53行目: 50行目:  
:また、アストレイのものは手の平にあるコネクタをグリップの差込口に填めることで、本体から直接エネルギー供給される。同時に機体照合もしており、敵に奪われても使えないようになっている。ゲーム中でもビームライフルにしては珍しくENを消費する。
 
:また、アストレイのものは手の平にあるコネクタをグリップの差込口に填めることで、本体から直接エネルギー供給される。同時に機体照合もしており、敵に奪われても使えないようになっている。ゲーム中でもビームライフルにしては珍しくENを消費する。
 
:Wではビームライフルを正確に狙って撃つ機体が多い中、本機はやたらめったらに乱射するように撃つ演出となっており、「軍事訓練をうけていない者(=ロウ)が乗っている」感じが再現されている。
 
:Wではビームライフルを正確に狙って撃つ機体が多い中、本機はやたらめったらに乱射するように撃つ演出となっており、「軍事訓練をうけていない者(=ロウ)が乗っている」感じが再現されている。
  −
==== 格闘兵装 ====
   
;[[ビームサーベル]]
 
;[[ビームサーベル]]
 
:バックパックに二本装備。こちらも連合の技術を盗用して造った武装。威力はあるがエネルギー消費が激しいことを問題視したロウは別の武装を模索し、ガーベラを入手してからは使われなくなった。設定を反映してか、ゲームでもビームサーベルにしては珍しくENを消費する。
 
:バックパックに二本装備。こちらも連合の技術を盗用して造った武装。威力はあるがエネルギー消費が激しいことを問題視したロウは別の武装を模索し、ガーベラを入手してからは使われなくなった。設定を反映してか、ゲームでもビームサーベルにしては珍しくENを消費する。
;ガーベラ・ストレート
  −
:グレイブヤードに残されていた、MS用の巨大な日本刀。破損した状態で安置されていたものをロウが修復し、レッドフレームで鍛え直した。エネルギーの消費が激しいビームサーベルに代わり、本機の主兵装となった機体を象徴する武装である。ロウが[[蘊・奥]]から学んだ剣術と相まって凄まじいほどの切れ味を誇り、なんと[[ビーム兵器|ビーム]]も切り裂いて拡散させてしまう(明言されてはいないがファンの間では耐ビームコーティングがされているのではないかと推測されている)。
  −
:元ネタは沖田総司の愛刀として知られる「菊一文字」(厳密には日本で菊といわれている「イエギク」はガーベラではないが)で、茎(なかご)にも「菊一文字」の銘が刻まれている。
   
;光雷球(光電球)
 
;光雷球(光電球)
 
:本来ビームライフル用のコネクタからエネルギーを球状に帯電させ、敵機に投擲したり、ぶつけたりして直接攻撃する。[[ジュリ・ウー・ニェン|マリーン]]が無理矢理レッドフレームを動かしたトラブル(上記のガーベラ・ストレートを対艦刀と勘違いしてエネルギー供給を行った際のコネクタのショート)から偶然生まれた、8曰く「新必殺技」。
 
:本来ビームライフル用のコネクタからエネルギーを球状に帯電させ、敵機に投擲したり、ぶつけたりして直接攻撃する。[[ジュリ・ウー・ニェン|マリーン]]が無理矢理レッドフレームを動かしたトラブル(上記のガーベラ・ストレートを対艦刀と勘違いしてエネルギー供給を行った際のコネクタのショート)から偶然生まれた、8曰く「新必殺技」。
 
:しかし、あくまで想定外の運用法であり、[[アストレイゴールドフレーム|ゴールドフレーム]]と交戦した際に頭部をこれで破壊したが、多大な負荷がかかり、右腕が破損してしまった(ときた版のみの描写)。ちなみにその後、右腕は回収していたゴールドフレームの物を移植して修復した。
 
:しかし、あくまで想定外の運用法であり、[[アストレイゴールドフレーム|ゴールドフレーム]]と交戦した際に頭部をこれで破壊したが、多大な負荷がかかり、右腕が破損してしまった(ときた版のみの描写)。ちなみにその後、右腕は回収していたゴールドフレームの物を移植して修復した。
 
:Wでは運動性半減の特殊効果があり、震脚や鉄山靠等、八極拳の動き(これらの動作は設定資料にあったもの)から最後に光雷球を叩き込むという演出になっている。
 
:Wでは運動性半減の特殊効果があり、震脚や鉄山靠等、八極拳の動き(これらの動作は設定資料にあったもの)から最後に光雷球を叩き込むという演出になっている。
 +
;ガーベラ・ストレート
 +
:グレイブヤードに残されていた、MS用の巨大な日本刀。破損した状態で安置されていたものをロウが修復し、レッドフレームで鍛え直した。エネルギーの消費が激しいビームサーベルに代わり、本機の主兵装となった機体を象徴する武装である。ロウが[[蘊・奥]]から学んだ剣術と相まって凄まじいほどの切れ味を誇り、なんと[[ビーム兵器|ビーム]]も切り裂いて拡散させてしまう(明言されてはいないがファンの間では耐ビームコーティングがされているのではないかと推測されている)。
 +
:元ネタは沖田総司の愛刀として知られる「菊一文字」(厳密には日本で菊といわれている「イエギク」はガーベラではないが)で、茎(なかご)にも「菊一文字」の銘が刻まれている。
    
=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
87行目: 82行目:  
;「ジャンク屋:赤い一撃」
 
;「ジャンク屋:赤い一撃」
 
:
 
:
<!-- == 対決・名場面など == -->
      
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
96行目: 90行目:  
;[[パワードレッド|ガンダムアストレイ レッドフレーム パワードレッド]]
 
;[[パワードレッド|ガンダムアストレイ レッドフレーム パワードレッド]]
 
:[[ジャン・キャリー]]が開発したパーツを譲り受けて機体を強化したもの。パワーローダーなしで150mガーベラを振るうことができる。
 
:[[ジャン・キャリー]]が開発したパーツを譲り受けて機体を強化したもの。パワーローダーなしで150mガーベラを振るうことができる。
 +
;ガンダムアストレイ レッドフレーム サルベージタイプ
 +
:[[グーン]]の装甲を利用して作った水中用装備。被るような形で装着するが、簡単に脱着できない(後に簡単に脱着可能になるよう改良された)。SRW未登場。
 +
;ガンダムアストレイ レッドフレームMJ
 +
:『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』(未参戦)で登場した換装形態。MJは「マーズ・ジャケット」の略。その名の通り、[[火星]]での運用を目的としていて、全身に追加装甲を付けている。この状態で単独での大気圏突入も可能。通常はモノアイを装備したザフト系のMS(というか[[ゲルググ]])に似た外見をしているが、追加装甲をパージする事でガンダムの姿になる。戦闘能力も高い。その後、MJはシビリアンアストレイJGカスタムに付け替えられ、マーシャン(火星居住者)のディアゴ・ローウェルに譲られた。
 +
;ガンダムアストレイ レッドフレーム改
 +
:『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』(未参戦)で初登場した形態。[[ブリッツガンダム|ネブラブリッツ]]との戦いで破損したレッドフレームに、初めて本格的な改修を行った機体である。使わなくなっていたビームサーベルはオミットし、新たに[[蘊・奥]](カーボンヒューマン)が乗っていたレッドフレーム(レプリカ機)の武装であったMS用日本刀「タイガーピアス」(要するに「虎徹」)を右腰に装備。背中にブルーフレーム セカンドリバイに搭載されているロウ開発の「タクティカルアームズII」のレッドフレーム仕様「タクティカルアームズIIL」を装備している。ブルーフレームの物と違い、ガトリングフォームはアローフォームという弓に似た形態になるよう変更されているほか、デルタアストレイに装備されたヴォワチュール・リュミエールを使用できるデルタフォームやV字型に変形させたVフォーム、作業用アームとビームトーチガンに分離させたワークフォームへの変形を可能としている。 今までのノウハウを全てつぎ込んだ、所謂「全乗せ」機体である。
 +
;ガンダムアストレイ レッドフレーム(レプリカ機)
 +
:『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』(未参戦)で登場。ライブラリアンが再生産した機体で、単純な再生産ではなく自身が持っているデータから製作された完全なレッドフレームのコピーといえる機体で、パワーシリンダーの内蔵などロウが自身のレッドフレームに施していた改造も施されている上、機体の形式番号も同じである。ライブラリアンのカーボンヒューマンとして壮年時の姿で復活した[[蘊・奥]]が搭乗しており、武装としてMS用日本刀「タイガーピアス」を装備している。このタイガーピアスはウン・ノウ専用[[ジン (SEED)|ジン]]に装備していたものではなく、復活後に蘊・奥が新たに鍛え直したものである。ロウと同じ機体同士で互角の戦いを繰り広げるものの、最終的に機体の整備の差でロウに敗れる。その後本来の目的の為[[ストライクガンダム|ゲイルストライク]]に自爆特攻を仕掛けるが失敗。機体はライブラリアンが回収しそれ以降未登場である。なお上記のレッドフレーム改に装備されているタイガーピアスはこの時に回収したものを使っている。
 
;[[アストレイブルーフレーム|ガンダムアストレイ ブルーフレーム]]、[[アストレイゴールドフレーム|ガンダムアストレイ ゴールドフレーム]]
 
;[[アストレイブルーフレーム|ガンダムアストレイ ブルーフレーム]]、[[アストレイゴールドフレーム|ガンダムアストレイ ゴールドフレーム]]
 
:兄弟機。それぞれに開発用途は違うがフレームおよびパーツには互換性がある。
 
:兄弟機。それぞれに開発用途は違うがフレームおよびパーツには互換性がある。
104行目: 106行目:  
;[[M1アストレイ]]
 
;[[M1アストレイ]]
 
:本機の量産型。
 
:本機の量産型。
;ガンダムアストレイ レッドフレーム サルベージタイプ
+
 
:[[グーン]]の装甲を利用して作った水中用装備。被るような形で装着するが、簡単に脱着できない(後に簡単に脱着可能になるよう改良された)。SRW未登場。
+
== 余談 ==
;ガンダムアストレイ レッドフレームMJ
+
*SEED本編に出番はない代わり1期OPでは本機の一枚絵が挿入されている(HDリマスター版では[[ミゲル専用ジン]]に差し替えられている)。また、主人公機であるストライクガンダムより先に、SEEDシリーズで一番最初にガンプラとして発売された(1/144、300円のもの)。
:『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』(未参戦)で登場した換装形態。MJは「マーズ・ジャケット」の略。その名の通り、[[火星]]での運用を目的としていて、全身に追加装甲を付けている。この状態で単独での大気圏突入も可能。通常はモノアイを装備したザフト系のMS(というか[[ゲルググ]])に似た外見をしているが、追加装甲をパージする事でガンダムの姿になる。戦闘能力も高い。その後、MJはシビリアンアストレイJGカスタムに付け替えられ、マーシャン(火星居住者)のディアゴ・ローウェルに譲られた。
  −
;ガンダムアストレイ レッドフレーム改
  −
:『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』(未参戦)で初登場した形態。[[ブリッツガンダム|ネブラブリッツ]]との戦いで破損したレッドフレームに、初めて本格的な改修を行った機体である。使わなくなっていたビームサーベルはオミットし、新たに[[蘊・奥]](カーボンヒューマン)が乗っていたレッドフレーム(レプリカ機)の武装であったMS用日本刀「タイガーピアス」(要するに「虎徹」)を右腰に装備。背中にブルーフレーム セカンドリバイに搭載されているロウ開発の「タクティカルアームズII」のレッドフレーム仕様「タクティカルアームズIIL」を装備している。ブルーフレームの物と違い、ガトリングフォームはアローフォームという弓に似た形態になるよう変更されているほか、デルタアストレイに装備されたヴォワチュール・リュミエールを使用できるデルタフォームやV字型に変形させたVフォーム、作業用アームとビームトーチガンに分離させたワークフォームへの変形を可能としている。 今までのノウハウを全てつぎ込んだ、所謂「全乗せ」機体である。
  −
;ガンダムアストレイ レッドフレーム(レプリカ機)
  −
:『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』(未参戦)で登場。ライブラリアンが再生産した機体で、単純な再生産ではなく自身が持っているデータから製作された完全なレッドフレームのコピーといえる機体で、パワーシリンダーの内蔵などロウが自身のレッドフレームに施していた改造も施されている上、機体の形式番号も同じである。ライブラリアンのカーボンヒューマンとして壮年時の姿で復活した[[蘊・奥]]が搭乗しており、武装としてMS用日本刀「タイガーピアス」を装備している。このタイガーピアスはウン・ノウ専用[[ジン (SEED)|ジン]]に装備していたものではなく、復活後に蘊・奥が新たに鍛え直したものである。ロウと同じ機体同士で互角の戦いを繰り広げるものの、最終的に機体の整備の差でロウに敗れる。その後本来の目的の為[[ストライクガンダム|ゲイルストライク]]に自爆特攻を仕掛けるが失敗。機体はライブラリアンが回収しそれ以降未登場である。なお上記のレッドフレーム改に装備されているタイガーピアスはこの時に回収したものを使っている。
      
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
匿名利用者