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646 バイト追加 、 2013年10月9日 (水) 03:17
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ちなみに、蘇生したことについては、世界規模の混乱を防ぐべく、厳重に秘匿されているため、一般的には全く知られてはいない。また、身体はホログラムとなっている。
 
ちなみに、蘇生したことについては、世界規模の混乱を防ぐべく、厳重に秘匿されているため、一般的には全く知られてはいない。また、身体はホログラムとなっている。
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ナチュラル、コーディネイター問わず高いカリスマを持っているが、実際の性格は一般の見解とは裏腹に極めて陽気かつお調子者であり、尊敬していた[[山吹樹里|樹里]]と[[リーアム・ガーフィールド|リーアム]]を失望させてしまっている。
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ナチュラル、コーディネイター問わず高いカリスマを持っているが、'''実際のジョージ・グレンの[[性格]]は、一般の見解とは裏腹に極めて陽気かつお調子者'''であり、尊敬していた[[山吹樹里|樹里]]と[[リーアム・ガーフィールド|リーアム]]を失望させてしまっている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
:直接の関係はないが、『SEED』14話では彼の生い立ちをモノローグで語った。
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:直接の関係はないが、TV版『SEED』第14話では彼の生い立ちをモノローグで語った。
 
;[[ロウ・ギュール]]
 
;[[ロウ・ギュール]]
 
:ジョージ・グレン曰く『真のコーディネイター』(後述)。
 
:ジョージ・グレン曰く『真のコーディネイター』(後述)。
 
;[[山吹樹里]]
 
;[[山吹樹里]]
:熱烈なファンだったが、グレンのはっちゃけぶりを見て大きく失望。「グレン様じゃない」とまで言い出してしまった。
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:熱烈なファンだったが、グレンのはっちゃけぶりを見て大きく失望。'''「グレン様じゃない」'''とまで言い出してしまった。
 
;[[リーアム・ガーフィールド]]
 
;[[リーアム・ガーフィールド]]
 
:尊敬していたが、やはりはっちゃけぶりを見て幻滅してしまっている。
 
:尊敬していたが、やはりはっちゃけぶりを見て幻滅してしまっている。
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:[[W]]では彼が『友の会』の人物(モンドなのかは不明)からG・Gユニットを預かっていた。
 
:[[W]]では彼が『友の会』の人物(モンドなのかは不明)からG・Gユニットを預かっていた。
 
;[[パトリック・ザラ]]
 
;[[パトリック・ザラ]]
:直接の関わりは無いが、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では、自分達コーディネイターをナチュラルに代わる新人類と豪語する姿勢に呆れ、コーディネイターのメンタリティにまるで進化が見られていないと、増長したコーディネイターの代表格として扱われた。もっとも、コーディネーターの技術を理想論だけで無思慮にバラ撒いたのがナチュラル・コーディネーター差別の遠因なので、「お前が言うな」と言う面もある。
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:直接の関わりは無いが、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では、自分達コーディネイターをナチュラルに代わる新人類と豪語するパトリックの姿勢に呆れており、「コーディネイターのメンタリティにまるで進化が見られていない」と、増長したコーディネイターの代表格として扱われた。
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:もっとも、コーディネーターの技術を理想論だけで無思慮にバラ撒いたのがナチュラル・コーディネーター差別の遠因なので、「お前が言うな」という側面もあるのだが…。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[タカスギ・サブロウタ]]
 
;[[タカスギ・サブロウタ]]
:[[W]]では[[木連]]の人間である彼はジョージの事を偉大な人間で堅物の人格者であったと教わってきたため、その本人と出会って教わっていた彼の像とのギャップに驚いていた。
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:[[W]]では[[木連]]の人間である彼は、ジョージの事を「偉大な人間で堅物の人格者であった」と教わってきたため、その本人と出会って教わっていた彼の像とのギャップに驚いていた。
 
;[[ダイゴウジ・ガイ]]
 
;[[ダイゴウジ・ガイ]]
 
:[[W]]では[[ゲキ・ガンガー3]]を「ガキ・ゲンガ」と呼ぶジョージに対して訂正を求めるが、逆にジョージに「ダキ・パンダ」と寒いギャグで返されてしまう。
 
:[[W]]では[[ゲキ・ガンガー3]]を「ガキ・ゲンガ」と呼ぶジョージに対して訂正を求めるが、逆にジョージに「ダキ・パンダ」と寒いギャグで返されてしまう。
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:『[[Z]]』では彼の発見した化石が切っ掛けで[[イオ]]の開拓団に参加していることを語った。
 
:『[[Z]]』では彼の発見した化石が切っ掛けで[[イオ]]の開拓団に参加していることを語った。
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== 名台詞 ==
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== 名(迷)台詞 ==
 
;「僕はこの母なる星と、未知の闇が広がる広大な宇宙との架け橋。そして、人の今と未来の間に立つ者。調整者。コーディネイター」<br />「僕に続いてくれる者が居てくれることを、切に願う」
 
;「僕はこの母なる星と、未知の闇が広がる広大な宇宙との架け橋。そして、人の今と未来の間に立つ者。調整者。コーディネイター」<br />「僕に続いてくれる者が居てくれることを、切に願う」
:木星出発の際に地上に向けて発した言葉。しかし、結果として地上には混乱と長きに渡る戦乱を招いてしまうこととなった。
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:TV版『SEED』第14話より。[[木星]]出発の際に地上に向けて発した言葉。だが、ジョージ・グレンの「[[コーディネイター]]=新人類と人類との架け橋となる者」という真意は、多くの人には伝わらなかった。結果として、地上には混乱と長きに渡る戦乱を招いてしまうこととなる…。
;「そうだ!! キミも真の『コーディネイター』だよ!!」
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;「そうだ!! キミも真の『コーディネイター』だよ!!」
:『ASTRAY』において、自身は上記の発言を自分と同じ人類と新人類との架け橋となる仲間が増えてほしいと思ったために発言。しかし[[ロウ・ギュール|ロウ]]を見ていて、架け橋となる『コーディネイター』は遺伝子調整された人間だけに付けられるものではないことを悟る。
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:『ASTRAY』において、自身は上記の発言を自分と同じ人類と新人類との架け橋となる仲間が増えてほしいと思ったために発言。
;「生前の私に唯一欠けていたモノ、それが「笑い」のセンスだ」<br />「今度の旅ではそれをマスターしようと思っている」
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:しかし[[ロウ・ギュール|ロウ]]を見ていて、架け橋となる『コーディネイター』とは遺伝子調整された人間だけに付けられるものではないことを悟る。
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;「生前の私に唯一欠けていたモノ、それが『笑い』のセンスだ」<br />「今度の旅ではそれをマスターしようと思っている」
 
:進路を木星だと発言した後の迷言。何というか、無茶苦茶ノリがいい。
 
:進路を木星だと発言した後の迷言。何というか、無茶苦茶ノリがいい。
;「暗殺されたが脳だけ生き残り ホログラムで復活した私が新たに獲得したポリシーとは…」<br />「『笑い』だ!!」
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;「暗殺されたが脳だけ生き残り ホログラムで復活した私が新たに獲得したポリシーとは…」<br />「『笑い』だ!!」
:『ASTRAY R』での同様の一幕。こちらでは鼻眼鏡姿で鼻から吹き戻しは吹くわハトも飛ばすわともうメチャクチャである。
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:『ASTRAY R』での同様の一幕。こちらでは鼻眼鏡姿で鼻から吹き戻しは吹くわ、鳩も飛ばすわともうメチャクチャである。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
;「木星で地球を追放された人達と出会った時には、私も随分と緊張していてねえ…気が動転して、彼らに間違えて『ガキ・ゲンガ』とかいうアニメのディスクを渡してしまったよ」
 
;「木星で地球を追放された人達と出会った時には、私も随分と緊張していてねえ…気が動転して、彼らに間違えて『ガキ・ゲンガ』とかいうアニメのディスクを渡してしまったよ」
:[[W]]にて。本人の口から明かされる「[[ゲキ・ガンガー3]]伝道」の「真相」。何ともあんまりなその真相に、皆はショックを隠せなかったのであった…。…というか、何故そんなものを持ち歩いていたのか。
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:[[W]]にて。本人の口から明かされる「[[ゲキ・ガンガー3]]伝道」の「真相」。何ともあんまりなその真相に、皆はショックを隠せなかったのであった。…というか、何故そんなものを持ち歩いていたのか。
 
;「私はそのような意味で君達に『コーディネイター』になって欲しいと言ったわけではない」<br />「間違いは正せばいい。そして、私は君達にこの世界の調整役となってもらえたいと考え…『コーディネイター』の言葉を送ったはずだ」<br />「世界はゆっくりとだが変わっていこうとしている。焦る事はないんだ、みんな」
 
;「私はそのような意味で君達に『コーディネイター』になって欲しいと言ったわけではない」<br />「間違いは正せばいい。そして、私は君達にこの世界の調整役となってもらえたいと考え…『コーディネイター』の言葉を送ったはずだ」<br />「世界はゆっくりとだが変わっていこうとしている。焦る事はないんだ、みんな」
:[[W]]の終盤、新・国連本部を急襲した[[火星の後継者]]達に対しての説得の台詞。ジョージからの説得の言葉は、ジョージを尊敬している彼らに本当の「正義」を思い出させ、間違いを正させるには十分すぎるものだった。ちなみに、さすがに[[火星の後継者]]の面々は遠い昔の先人であるジョージがまさか現代に蘇生したとは思ってもいないので、自分達に語りかけるジョージを彼の子孫だと思っていた。
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:[[W]]の終盤、新・国連本部を急襲した[[火星の後継者]]達に対しての説得の台詞。ジョージからの説得の言葉は、ジョージを尊敬している彼らに本当の「正義」を思い出させ、間違いを正させるには十分すぎるものだった。
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:ちなみに、さすがに[[火星の後継者]]の面々は遠い昔の先人であるジョージがまさか現代に蘇生したとは思ってもいないので、自分達に語りかけるジョージを彼の子孫だと思っていた。
 
;「新たなる人類ね…。メンタリティはこの100年でまるで進化は見られないが」
 
;「新たなる人類ね…。メンタリティはこの100年でまるで進化は見られないが」
:[[W]]のヤキン・ドゥーエ攻防戦にて。[[ジェネシス]]で[[ナチュラル]]を滅して今日この日を新たな人類たる自分達[[コーディネイター]]の輝かしい歴史の始まりにせんと意気込む[[パトリック・ザラ|パトリック]]の演説に呆れ果て口にした、皮肉や失望のこもった台詞。だが、メンタリティの進化が起こらなかったのは、コーディネーターの技術を無思慮にばら撒いた彼にも大きな責任があると思われるのだが……。
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:[[W]]のヤキン・ドゥーエ攻防戦にて。[[ジェネシス]]で[[ナチュラル]]を滅して今日この日を新たな人類たる自分達[[コーディネイター]]の輝かしい歴史の始まりにせんと意気込む[[パトリック・ザラ|パトリック]]の演説に呆れ果て口にした、皮肉や失望のこもった台詞。
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:だが、メンタリティの進化が起こらなかったのは、コーディネーターの技術を無思慮にばら撒いた彼にも大きな責任があると思われるのだが……。
 
;「いや…私はもう死んだ人間だ。自分にも責任のあった木連相手ならともかく…もう彼らは彼らの意志で進んだ道の先を探すべきだろうね」
 
;「いや…私はもう死んだ人間だ。自分にも責任のあった木連相手ならともかく…もう彼らは彼らの意志で進んだ道の先を探すべきだろうね」
:上記の台詞の後、[[プロフェッサー]]に「名乗り出て正体を明かして戦いを止めてみたら」と勧められての返答。ファーストコーディネイターであるジョージ自身のの言葉故、非常に重みがある。ちなみに「進んだ道の先」は同ステージのサブタイトルや『SEED』の最後のED曲である「FIND THE WAY」の歌詞の一節にもかかっている。
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:上記の台詞の後、[[プロフェッサー]]に「名乗り出て正体を明かして戦いを止めてみたら」と勧められての返答。ファーストコーディネイターであるジョージ自身のの言葉故、非常に重みがある。
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:ちなみに「進んだ道の先」は同ステージのサブタイトルや『SEED』の最後のED曲である「FIND THE WAY」の歌詞の一節にもかかっている。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[リ・ホーム]]
 
;[[リ・ホーム]]
 
:操縦コントロールを担当。
 
:操縦コントロールを担当。
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== 余談 ==
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*ジョージ・グレン役の[[声優]]の堀秀行氏は、[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|次回作]]にて反[[コーディネイター]]団体[[ブルーコスモス]]盟主兼[[ロゴス]]代表を務める[[ロード・ジブリール]]を演じている。
    
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