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→‎名台詞: 28話より
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:その後オズマがバクーフから離れて手を組むよう熱く説得するもディーゴはそれを断り、シュテッケンも彼が他の新惑星連合の連中には黙って来たことを聞いた上で「聞かなかったことにしよう」と返答するや否や、このやり取り。シュテッケンもあくまで意趣返しのつもりだったのだろうが、[[暗殺|図らずもこの言葉は実現することとなってしまう]]。
 
:その後オズマがバクーフから離れて手を組むよう熱く説得するもディーゴはそれを断り、シュテッケンも彼が他の新惑星連合の連中には黙って来たことを聞いた上で「聞かなかったことにしよう」と返答するや否や、このやり取り。シュテッケンもあくまで意趣返しのつもりだったのだろうが、[[暗殺|図らずもこの言葉は実現することとなってしまう]]。
 
;ディーゴ「二・三日したら改めて返事を聞きに来ると言っていたが、あいつの心は読めん。だが、稀に見る男だ…」<br />「勿体ねえ男さ…あいつがトルサ星のはみ出しもんじゃなく、アステロイドの男なら共に騒ぎたいところだ」<br />ディーゴ「ああ、実は俺もそう思っていた…」
 
;ディーゴ「二・三日したら改めて返事を聞きに来ると言っていたが、あいつの心は読めん。だが、稀に見る男だ…」<br />「勿体ねえ男さ…あいつがトルサ星のはみ出しもんじゃなく、アステロイドの男なら共に騒ぎたいところだ」<br />ディーゴ「ああ、実は俺もそう思っていた…」
:それから出直してくると帰っていったオズマを評して。立場の違いはあれど彼を二人して認め合っていた。
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:それから出直してくると帰っていったオズマを評して。敵同士という立場の違いはあれど、彼を二人して認め合っていた。
 
;「惜しい男だった。オズマ……お前は、時の流れに殺されたのだ……」
 
;「惜しい男だった。オズマ……お前は、時の流れに殺されたのだ……」
:同話ラスト。ジル・クロードの一派と殺し屋に襲撃され、目の前で事切れたオズマ。それを見届け、彼もまた時代に殺されたと嘆く。彼と共に殺されたナーカの遺体は、烈風隊自らバクシンガーで宇宙葬にして見送られた。
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:同話ラスト。ジル・クロードの一派と殺し屋に襲撃され、目の前で事切れたオズマ。それを見届け、彼もまた時代に殺されたと嘆く。彼の遺体は共に殺されたナーカ共々、烈風隊自らバクシンガーで宇宙葬にして見送られた。
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;佐馬「…戦っているのは、俺たちだけじゃねえだろ?」<br />「持ち場に戻らねえか。もうすぐディーゴも帰ってくる…だがな、あの部屋は使わせるわけにはいかねえぞ」
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:第28話より。新惑星連合とバクーフ軍の会戦を前に隊士達以外の非戦闘員をバクシンバードから降ろそうとするが、言っても無駄なことと士郎達に止められる。現に艦内の食堂を覗くと、リリィやキャシー達が即席の野戦病院に仕立てている真っ最中。彼女達もここを使うことがないのが一番だと思いつつ、覚悟を決めて自分達の戦いを進めていたことを知り、シュテッケンは何を言わず食堂を後にする。自分達にできることは可能な限り、隊士達の身を無事に戦いを終わらせることだといつもの硬い態度で士郎達に言い渡した。
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;「ディーゴ、さあこれからが俺たちの見せどころだ。コントロール衛星を撃ち落とすなんざ序の口だ。トーバ隕石要塞の下を突破して、敵のトーバ本星の喉元に噛み付くんだ!」<br />ディーゴ「シュテッケン!お前…」<br />「ディーゴ、その代わり命がけだ。あんたを太陽系の歴史のヒーローにしてみせる!それが俺の夢だ…いや、現実にしてみせるぜ!」
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:同上。バクーフ軍が新惑星連合の戦力であるコントロール衛星に苦戦するさなか、スリーJがそれを妨害できる撹乱衛星アルバトロスを調達して形勢逆転の手が導かれる。その勢いのままに新惑星連合の本隊を叩き、成り上がりをものにしてみせようとシュテッケンは意気込む。
 
;「烈風……ここにありィィィッ!!」
 
;「烈風……ここにありィィィッ!!」
 
:最期。敵機の攻撃にハリケーンごと吹き飛ばされ、死に際に叫ぶ。最期までシュテッケンは「烈」と共にあり、「烈」に殉じて散った。その戦いが報われることなく……。
 
:最期。敵機の攻撃にハリケーンごと吹き飛ばされ、死に際に叫ぶ。最期までシュテッケンは「烈」と共にあり、「烈」に殉じて散った。その戦いが報われることなく……。
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