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*所属:[[バラル]]
 
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*キャラクターデザイン:富士原昌幸
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サトー・スズキ、アラン・ハリスなど孫光龍を含めて8つ以上の偽名を持ち、それらの名を使って20世紀初頭などに「[[バラル]]」のエージェントとしてグリムズ財団を始めとした全世界の戦争屋の間で暗躍していた。本名は「アクラヴ・アヴォット」。本名を呼んでいい人物は[[ナシム・ガンエデン]]の巫女の[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]と[[V・B]]の二人のみ。[[ガンエデン]]により[[不老不死]]に近い身体と、[[念動力]]を身につけた。性格は飄々とした紳士で、自分の能力に見合った人物に忠誠を尽くす。白い紳士服の胸のポシェットに白い百合を飾っている
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サトー・スズキ、アラン・ハリスなど孫光龍を含めて8つ以上の偽名を持ち、それらの名を使って20世紀初頭などに「[[バラル]]」のエージェントとしてグリムズ財団を始めとした全世界の戦争屋の間で暗躍していた。本名は「アクラヴ・アヴォット」。本名を呼んでいい人物は[[ナシム・ガンエデン]]の巫女の[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]と[[V・B]]の二人のみ。[[ガンエデン]]により[[不老不死]]に近い身体(「限りある命」という点は普通の人間と同じらしい)と[[念動力]]を身につけた。性格は飄々とした紳士で、自分の能力に見合った人物に忠誠を尽くす。ゲーム出演の際は白い紳士服の胸のポシェットに白い百合を飾っている
    
[[第3次スーパーロボット大戦α]]・[[第2次スーパーロボット大戦OG]]では白いスーツに青いシャツ、黄色のネクタイという出で立ちだが、原点である龍虎王伝奇ではスーツもシャツもネクタイも全て白で統一していて、胸元に百合の花も無い。また、顔立ちも微妙に異なっている。
 
[[第3次スーパーロボット大戦α]]・[[第2次スーパーロボット大戦OG]]では白いスーツに青いシャツ、黄色のネクタイという出で立ちだが、原点である龍虎王伝奇ではスーツもシャツもネクタイも全て白で統一していて、胸元に百合の花も無い。また、顔立ちも微妙に異なっている。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[イルイ・ガンエデン]]
 
;[[イルイ・ガンエデン]]
:かつては僕だったが、彼女に[[ガンエデン]]としての能力がないとわかると、彼のほうから縁を断ち切る。イルイは彼を頼っていたようだが最終的に彼を見限ったことがクスハ編以外の最終話でレーツェルの口から語られている。光龍の本名を呼んでいい数少ない人物の1人。
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:かつては僕だったが、[[ガンエデン]]が既に力を失っていると知ると、光龍のほうから縁を断ち切る。当初はイルイも光龍を頼っていたようだが、最終的に彼を見限ったことがクスハ編以外の最終話でレーツェルの口から語られている。光龍の本名を呼んでいい数少ない人物の1人。<br>第2次OGでは彼女の動向を見守っていたが、直接対面することは無かった。
 
;[[クスハ・ミズハ]]
 
;[[クスハ・ミズハ]]
:クスハの[[主人公]]における巨悪。他の[[トウマ・カノウ|主]][[クォヴレー・ゴードン|人]][[セレーナ・レシタール|公]]とは違い、決着は最終話まで持ち越しとなる。[[超機人]]「[[龍王機]]」に選ばれた宿命として、彼女に戦いを強制する。
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:第3次αのクスハルートにおけるライバルポジション。他の[[トウマ・カノウ|主]][[クォヴレー・ゴードン|人]][[セレーナ・レシタール|公]]とは違い、決着は最終話まで持ち越しとなる。[[超機人]]「[[龍王機]]」に選ばれた宿命として、彼女に戦いを強制する。
 
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]
 
;[[ブルックリン・ラックフィールド]]
 
:同じく[[超機人]]「[[虎王機]]」に選ばれた宿命として戦う。光龍の興味はクスハに向けられており、ブリットを敢えて入念に傷つけることによって、クスハの怒りを掻き立て[[サイコドライバー]]としての力を発揮させた。
 
:同じく[[超機人]]「[[虎王機]]」に選ばれた宿命として戦う。光龍の興味はクスハに向けられており、ブリットを敢えて入念に傷つけることによって、クスハの怒りを掻き立て[[サイコドライバー]]としての力を発揮させた。
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;[[エドワード・グリムズ]]
 
;[[エドワード・グリムズ]]
 
:ジェイベズの孫であるが、彼との因縁は描かれなかった。
 
:ジェイベズの孫であるが、彼との因縁は描かれなかった。
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;[[稲郷兵馬]]、[[アリッサ・グリムズ]]
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:それぞれ飛麗とエドワードの曾孫。直接の面識はないが、第2次OGでは彼らの名も口にしていた。
 
;[[夏喃潤]]、[[泰北三太遊]]
 
;[[夏喃潤]]、[[泰北三太遊]]
:ともにバラルの同士。
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:共にバラルの同志。
    
== 版権作品の人間関係 ==
 
== 版権作品の人間関係 ==
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;「ふふ…V・B…君は実にいい女だね……。もう離さないよ…」
 
;「ふふ…V・B…君は実にいい女だね……。もう離さないよ…」
 
:デヴォラの殺害直後、気を抜いていた光龍の顔面にV・Bのチャクラムが叩きこまれる。さしもの光龍もこれには動揺していたが、V・Bに声を掛けられると、微笑みを浮かべてこの言葉を贈った。暑苦しいのは嫌いらしいが、本人は中々に情熱的な人物である。
 
:デヴォラの殺害直後、気を抜いていた光龍の顔面にV・Bのチャクラムが叩きこまれる。さしもの光龍もこれには動揺していたが、V・Bに声を掛けられると、微笑みを浮かべてこの言葉を贈った。暑苦しいのは嫌いらしいが、本人は中々に情熱的な人物である。
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;「フフ…君達が四神の龍王機と虎王機に選ばれた者か…」<br />「僕の名前は孫光龍」<br />「ついでだ。君達が最も知りたいであろうことも答えてあげよう」<br />「こいつは龍王機…。お察しの通り、超機人の一体だ」<br />「教えてあげるよ、クスハ・ミズハ」<br />「君の龍王機は『青龍』の超機人…。そして、僕の龍王機は『応龍』の超機人。言わば真の龍王機なんだ」<br />「そう…。超機人には幾つかのランクがあってね」<br />「君達の龍王機と虎王機、そして、過去に失われた雀王機、武王機で『四神』の超機人」<br />「他にも『四凶』や『四罪』なんてのもある。中でも最上位に君臨するのが…」<br />「この応龍を始めとする『四霊』の超機人なのさ」
 
;「フフ…君達が四神の龍王機と虎王機に選ばれた者か…」<br />「僕の名前は孫光龍」<br />「ついでだ。君達が最も知りたいであろうことも答えてあげよう」<br />「こいつは龍王機…。お察しの通り、超機人の一体だ」<br />「教えてあげるよ、クスハ・ミズハ」<br />「君の龍王機は『青龍』の超機人…。そして、僕の龍王機は『応龍』の超機人。言わば真の龍王機なんだ」<br />「そう…。超機人には幾つかのランクがあってね」<br />「君達の龍王機と虎王機、そして、過去に失われた雀王機、武王機で『四神』の超機人」<br />「他にも『四凶』や『四罪』なんてのもある。中でも最上位に君臨するのが…」<br />「この応龍を始めとする『四霊』の超機人なのさ」
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== もう一つの結末~『スーパーロボット大戦嵐-龍王逆襲-』~ ==
 
== もう一つの結末~『スーパーロボット大戦嵐-龍王逆襲-』~ ==
第3次αでは最終話であっけない最期を遂げた孫だが、そんな彼にはもう一つの結末が存在する。それが『超機人 龍虎王伝奇』の作者であり光龍と真・龍王機の産みの親である富士原昌幸氏によって描かれた同人誌・『'''スーパーロボット大戦嵐-龍王逆襲-'''』である。
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第3次αでは最終話であっけない最期を遂げた光龍だが、そんな彼にはもう一つの結末が存在する。それが『超機人 龍虎王伝奇』の作者であり光龍と真・龍王機の産みの親である富士原昌幸氏によって描かれた同人誌・『'''スーパーロボット大戦嵐-龍王逆襲-'''』である。
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同作において光龍が戦いに加わっていた目的は、真・龍王機の力の源である『龍玉』の力を取り戻す事であり、その為にバルマーやケイサル・エフェスに加担していた。αナンバーズとケイサル・エフェスの最終決戦においてイデオンガンの直撃を受けるも生き延び、ついに龍玉の力を完全に取り戻した孫は、地球圏に帰還したαナンバーズの前に現れ、自らの真意を明かし、真・龍王機改め'''応龍王'''と共に、αナンバーズに真の最終決戦を挑む。
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同作において光龍が戦いに加わっていた目的は、真・龍王機の力の源である『竜玉』の力を取り戻す事であり、その為にバルマーやケイサル・エフェスに加担していた。αナンバーズとケイサル・エフェスの最終決戦においてイデオンガンの直撃を受けるも生き延び、ついに竜玉の力を完全に取り戻した光龍は、地球圏に帰還したαナンバーズの前に現れ、自らの真意を明かし、真・龍王機改め'''応龍王'''と共に、αナンバーズに真の最終決戦を挑む。
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龍玉の真の力は[[イデ]]にも匹敵するあまりにも強大な[[無限力]]であり、その圧倒的な力でαナンバーズを圧倒するが、αナンバーズの窮地にある人物の導きによって未来世界から[[ロラン・セアック|ロラン]]や[[ガロード・ラン|ガロード]]や[[ジロン・アモス|ジロン]]、そして未来世界のゼンガー・ゾンボルト達が、[[地球]]・[[バイストン・ウェル]]・[[ラ・ギアス]]からは[[J9]]や[[草間大作|大作]]や[[ショウ・ザマ|ショウ]]や[[マサキ・アンドー|マサキ]]や[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]や[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]や[[キンケドゥ・ナウ|シーブック]]や[[トビア・アロナクス|トビア]]や[[伊佐未勇|勇]]達、かつてαナンバーズの面々と共に戦った仲間達が次々と駆けつける。
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竜玉とは[[イデ]]にも匹敵する[[無限力]]を発生させる超大型五行器であり、その圧倒的な力でαナンバーズを窮地に立たせるが、αナンバーズの窮地にある人物の導きによって未来世界から[[ロラン・セアック|ロラン]]や[[ガロード・ラン|ガロード]]や[[ジロン・アモス|ジロン]]、そして未来世界のゼンガー・ゾンボルト達が、[[地球]]・[[バイストン・ウェル]]・[[ラ・ギアス]]からは[[J9]]や[[草間大作|大作]]や[[ショウ・ザマ|ショウ]]や[[マサキ・アンドー|マサキ]]や[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]や[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]や[[キンケドゥ・ナウ|シーブック]]や[[トビア・アロナクス|トビア]]や[[伊佐未勇|勇]]達、かつてαナンバーズの面々と共に戦った仲間達が次々と駆けつける。
    
かつてない壮絶な死闘の末、光龍と応龍王は敗北。己の敗北を、自らの運命を受け入れ、その生涯に幕を下ろすのだった。
 
かつてない壮絶な死闘の末、光龍と応龍王は敗北。己の敗北を、自らの運命を受け入れ、その生涯に幕を下ろすのだった。
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=== 龍王逆襲の台詞 ===
 
=== 龍王逆襲の台詞 ===
;「そんな時君たちはこう思うのさ。『本当の力はこんなもんじゃない、あれさえあれば』ってね」
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;「よけそこねてイデオンガンをまともに食らった時は死ぬかと思ったけどね」
:「龍王逆襲」にてキラに対して。詭弁でしかないのだが、ロボットどころか大抵のバトルものにこの台詞が当てはまってしまう。さらに言えば、言われた当人であるキラは「DESTINY」序盤にて全くこの通りの状況に陥ってしまう。
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:ある意味、全ての事の発端。どういうことかというと、富士原昌幸氏は前書きでこの作品を執筆した切っ掛けの1つとして『ケイサル・エフェスにMAP兵器のイデオンガンを連射していて、'''気付いたら真・龍王機をついでに撃墜していた'''』というエピソードを上げているのだ。
;「僕はね……暑苦しい奴が嫌いなんだよ」<br />「そんな奴らが群れをなしているのを見るとね、踏みにじってやりたくなるのさ! どんな手を使ってでもね!」
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;「例えば、フリーダムに乗っているキミと…生身のキミとでは、戦闘力にどれだけの差があるかな?」<br />「他の諸君も、そう…たとえ何かの理由で愛する機体を失ってもなお、君達は死物狂いで戦うだろう。だけど、挙げられる戦果は知れたものだ」<br />「そんな時君たちはこう思うのさ。『本当の力はこんなもんじゃない、あれさえあれば』ってね」
:応龍王顕現時に吐露した本音。
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:「龍王逆襲」にて、竜玉の力を取り戻すためだけに暗躍を繰り返していたことへの怒りに対して、キラを始めαナンバーズの全員への問いかけ。詭弁でしかないのだが、ロボットどころか大抵のバトルものにこの台詞が当てはまってしまうもので、実際、αナンバーズの誰一人としてこの言葉に反論できなかった。更に言えば、最初に言われた当人であるキラは「DESTINY」序盤にて全くこの通りの状況に陥ってしまう。
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;「ボランティア活動をするにせよ、まわりがサルばっかりってのがどうもね」
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:クスハからの「その力を平和の為に使ってください」という呼び掛けへの返答。人を徹底的に見下した高慢な物言いにもクスハは尚も説得を試みるが、最強の挑戦者として最強のチャンピオンとの戦いを望む光龍は、プラント4基を消滅させ、火星やボアザンやキャンベル、あまつさえ地球すらも狙うと脅し、αナンバーズに戦いを強要する。
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;「百邪の駆滅とか、超機人の宿命とか、さっき言った最強の座なんてのも、正直どうでもいいんだ」<br />「そう……色々口から出まかせを言ったけど、たったひとつ真実があるからさ」<br />「僕はね……暑苦しい奴が嫌いなんだよ」<br />「そんな奴らが群れをなしているのを見るとね、踏みにじってやりたくなるのさ! どんな手を使ってでもね!」
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:応龍王顕現時に、イルイからの再度の説得を拒絶して吐露した本音。この時、悪役らしい非常にいい笑顔をしている。ただ、これもまた口から出まかせであり、たったひとつの真実は別にあった。
 
;(全ての始まりたる者……この世界にまだ未練を残していたとはね)<br />(いいだろう。今度こそ決着をつけてやるよ)
 
;(全ての始まりたる者……この世界にまだ未練を残していたとはね)<br />(いいだろう。今度こそ決着をつけてやるよ)
 
:α外伝・第2次αのメンバー達が駆け付けたのを眺めて、再会の叶わなかった永年の宿敵の姿を見出す。
 
:α外伝・第2次αのメンバー達が駆け付けたのを眺めて、再会の叶わなかった永年の宿敵の姿を見出す。
 
;(困ったな……そんなんじゃないってのに)<br />(そういう暑苦しいのは、嫌いなんだけどな)
 
;(困ったな……そんなんじゃないってのに)<br />(そういう暑苦しいのは、嫌いなんだけどな)
:応龍王撃破直後、超機人達の魂からの語りかけを受けて、帽子で隠した目の下に涙を浮かべながら。
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:応龍王撃破直後、戦さに倒れた全ての超機人の魂からの語りかけを受けて。言葉では否定しつつも、帽子で隠した目の下には涙を浮かべていた。
 
;「あの日……キミに遅れを取った日から、僕はついにキミに勝てなかった」<br />「ったく……それならそれで最期までいてくれれば……まあ、いいか」<br />「'''今は閉ざされた……他の世界の僕は、まだ諦めてないからね'''」<br />「'''あそこにはキミはもちろん、彼らのほとんどがいない。'''ねえ、ビッグ・ファイア……」
 
;「あの日……キミに遅れを取った日から、僕はついにキミに勝てなかった」<br />「ったく……それならそれで最期までいてくれれば……まあ、いいか」<br />「'''今は閉ざされた……他の世界の僕は、まだ諦めてないからね'''」<br />「'''あそこにはキミはもちろん、彼らのほとんどがいない。'''ねえ、ビッグ・ファイア……」
 
:「龍王逆襲」での散り際の台詞。「αナンバーズのほとんどがいない、(αシリーズの終結時点では)閉ざされた世界」とは、もしや……[[OGシリーズ|?]]
 
:「龍王逆襲」での散り際の台詞。「αナンバーズのほとんどがいない、(αシリーズの終結時点では)閉ざされた世界」とは、もしや……[[OGシリーズ|?]]
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