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*所属:[[JUDA]](⇒[[加藤機関]])
 
*所属:[[JUDA]](⇒[[加藤機関]])
 
*意匠:左三つ巴
 
*意匠:左三つ巴
*[[ファクター]]:[[早瀬浩一]][[城崎絵美]][[城崎天児]]
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*[[ファクター]]:[[早瀬浩一]][[城崎絵美]][[城崎天児]]
 
*メカニックデザイン:清水栄一
 
*メカニックデザイン:清水栄一
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[[鉄のラインバレル]]の主人公機。2本の角と牙のような顔面という「鬼」を想起させる外見が特徴。
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[[鉄のラインバレル]]』の主人公機。2本の角と牙のような顔面という「鬼」を想起させる外見が特徴。
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城崎天児によって造られた[[マキナ]]の1つで、本編の世界に転移した際、落下地点にいた浩一を死なせてしまう。その際、[[ファクター]]である城崎絵美の願いによって浩一をファクターとして蘇生させ、己が主とした。
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[[城崎天児]]によって造られた[[マキナ]]の1つで、本編の世界に転移した際、落下地点にいた浩一を死なせてしまう。その際、[[ファクター]]である[[城崎絵美]]の願いによって浩一をファクターとして蘇生させ、己が主とした。<br/>
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当初は本来のファクターである絵美による外部制御が優先されており、新たなファクターである浩一はラインバレルを動かすためだけの存在、という側面が強かった。しかし、彼が友人である[[矢島英明|矢島]]の死をきっかけにファクターとして完全に覚醒した瞬間、絵美の制御を離れた上に封印されていた武器を解放、名実ともに浩一の半身となった。
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当初は本来のファクターである絵美による外部制御が優先されており、新たなファクターである浩一はラインバレルを動かすためだけの存在、という側面が強かった。しかし、彼が友人である矢島の死をきっかけにファクターとして完全に覚醒した瞬間、絵美の制御を離れた上に封印されていた武器を解放、名実ともに浩一の半身となった。
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両腕に装着した二振りの太刀と光学兵器「エグゼキューター」を武器に戦い、強力な戦闘能力を持つ。その存在の性質から「マキナ殺し」と呼ばれることもある。基本的に地上戦特化だが、テールスタビライザーを展開することで15分前後なら飛行可能。<br/>
 
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なお、テールスタビライザーは後付けの装備であり、ナノマシンによる修復の対象にならない。
両腕に装着した二振りの太刀と光学兵器「エグゼキューター」を武器に戦い、強力な戦闘能力を持つ。その存在の性質から「マキナ殺し」と呼ばれることもある。基本的に地上戦特化だが、テールスタビライザーを展開することで15分前後なら飛行可能。
      
[[マキナ]]には遵守すべきある一定の原則が在るのだが、ラインバレルはその悉くに当てはまらない。具体的には、既にファクターが存在するのに新たなファクターを選んだため唯一であるべきファクターが二人存在する、無人にも関わらず敵機を攻撃する、自己修復能力が他機と比べて桁違いに早いなどの点など。
 
[[マキナ]]には遵守すべきある一定の原則が在るのだが、ラインバレルはその悉くに当てはまらない。具体的には、既にファクターが存在するのに新たなファクターを選んだため唯一であるべきファクターが二人存在する、無人にも関わらず敵機を攻撃する、自己修復能力が他機と比べて桁違いに早いなどの点など。
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なお、テールスタビライザーは後付けの装備であり、ナノマシンによる修復の対象にならない。
      
=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
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前述の通りファクターは二人存在するが、基本的に搭乗・操縦が可能なのは浩一のみであり、絵美は乗る事も動かす事も通常出来ない。これは、ラインバレルの存在原理の一つに「城崎絵美を守る」という事項があり、ラインバレルはこれを最優先かつ恒常的に実践するため、絵美の搭乗を拒否するのである。ただし、マキナとしてファクターである浩一の生命維持も並行して実践するため、彼の生命に危険が迫り、なおかつ自身でのDソイル循環が困難になった場合のみ、緊急措置として絵美を搭乗させ、mode-Bを起動して戦闘を行う事で生命維持を続行する。
 
前述の通りファクターは二人存在するが、基本的に搭乗・操縦が可能なのは浩一のみであり、絵美は乗る事も動かす事も通常出来ない。これは、ラインバレルの存在原理の一つに「城崎絵美を守る」という事項があり、ラインバレルはこれを最優先かつ恒常的に実践するため、絵美の搭乗を拒否するのである。ただし、マキナとしてファクターである浩一の生命維持も並行して実践するため、彼の生命に危険が迫り、なおかつ自身でのDソイル循環が困難になった場合のみ、緊急措置として絵美を搭乗させ、mode-Bを起動して戦闘を行う事で生命維持を続行する。
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テルミノ・クレメンティア終了後は、ヴァーダントを除く他のマキナ同様、[[ファイナルフェイズ]]の反動でDソイルが枯渇して機能を停止していた。だが、後に現れたラインバレル・エコーに対し、浩一が素手で立ち向かおうとした際に突如再起動。10分という制限つきだったが「マキナ殺し」の異名は伊達ではなく、すべてのエコーを一蹴する大活躍を見せた。
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テルミノ・クレメンティア終了後は、[[ヴァーダント]]を除く他のマキナ同様、[[ファイナルフェイズ]]の反動でDソイルが枯渇して機能を停止していた。だが、後に現れたラインバレル・エコーに対し、浩一が素手で立ち向かおうとした際に突如再起動。10分という制限つきだったが「マキナ殺し」の異名は伊達ではなく、すべてのエコーを一蹴する大活躍を見せた。
    
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
マキナの原則を無視した行動について、中盤で衝撃の事実が明かされている。それは、ラインバレルには電脳が存在せず、代わりに開発者である[[城崎天児]]の脳が組み込まれ、その意志によって制御されていたということである。よってラインバレルはマキナの原則を無視した、「人間的」な行動を取ることが出来たのである。
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マキナの原則を無視した行動について、中盤で衝撃の事実が明かされている。それは、ラインバレルには電脳が存在せず、代わりに開発者である天児の脳が組み込まれ、その意志によって制御されていたということである。よってラインバレルはマキナの原則を無視した、「人間的」な行動を取ることが出来たのである。<br/>
 
   
電脳を失うということはマキナとしての、そしてファクターの死を意味するのだが、天児はこれに対し、機体の制御系統を電脳からファクターの脳へと設定し直し、限界を迎えた自らの肉体から脳髄を移植することでこれを解決した。
 
電脳を失うということはマキナとしての、そしてファクターの死を意味するのだが、天児はこれに対し、機体の制御系統を電脳からファクターの脳へと設定し直し、限界を迎えた自らの肉体から脳髄を移植することでこれを解決した。
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この、ラインバレルの制御系統を受け持つファクターを特に「真のファクター」と呼称する。本来マキナとは、電脳による自立思考・行動を行う一種の機械生物なのだが、電脳の無いラインバレルは純然たる機械。そのため、他のマキナが限定的ながら自ら思考・行動できるのに対し、ファクター=電脳のラインバレルは意思決定・行動内容の全てをファクターに依存する。いわばラインバレルとは、ファクターとなった人間の戦闘用ボディ、あるいは「マキナの特性を備えただけの機械」であるとも言える。これは、後に登場したヒトマキナ・真来梓とラヴバレルの関係に似ている。またこれにより、ラインバレルはコクピットからの操縦のみならず、ファクターの思考をノータイムで反映して行動を補正するため、他のマキナ・アルマに比べて極めて柔軟かつ的確<ref>無論、ファクターの熟練度にもよる</ref>な動きを可能としている。
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この、ラインバレルの制御系統を受け持つファクターを特に「真のファクター」と呼称する。本来マキナとは、電脳による自立思考・行動を行う一種の機械生物なのだが、電脳の無いラインバレルは純然たる機械。そのため、他のマキナが限定的ながら自ら思考・行動できるのに対し、ファクター=電脳のラインバレルは意思決定・行動内容の全てをファクターに依存する。いわばラインバレルとは、ファクターとなった人間の戦闘用ボディ、あるいは「マキナの特性を備えただけの機械」であるとも言える。これは、後に登場した[[ヒトマキナ]]・[[大場真来梓‎|真来梓]]と[[ラヴバレル]]の関係に似ている。またこれにより、ラインバレルはコクピットからの操縦のみならず、ファクターの思考をノータイムで反映して行動を補正するため、他のマキナ・アルマに比べて極めて柔軟かつ的確<ref>無論、ファクターの熟練度にもよる。</ref>な動きを可能としている。
 
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ファクターが通常一人なのは「そのようにプログラムされているから」であり、ファクターの思考=自身の思考であるラインバレルはこれを無視出来る。絵美をファクターとしたのは彼女を生かすためであり、浩一をファクターとしたのは絵美の願いに応えたことと、長時間戦えない絵美、休眠状態の天児<ref>彼が目覚めると「アマガツ」が起動し消耗が激しくなる</ref>の代わりにラインバレルを動かす存在が必要だったためである。カウンターナノマシンを絵美だけが使えたのは天児の意向によるものであり、浩一の時に起動しなかったのは天児に取って彼はあくまで「間に合わせの操縦者」であったため。
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ファクターが通常一人なのは「そのようにプログラムされているから」であり、ファクターの思考=自身の思考であるラインバレルはこれを無視出来る。絵美をファクターとしたのは彼女を生かすためであり、浩一をファクターとしたのは絵美の願いに応えたことと、長時間戦えない絵美、休眠状態の天児<ref>彼が目覚めると「アマガツ」が起動し消耗が激しくなる</ref>の代わりにラインバレルを動かす存在が必要だったためである。カウンターナノマシンを絵美だけが使えたのは天児の意向によるものであり、浩一の時に起動しなかったのは天児に取って彼はあくまで「間に合わせの操縦者」であったため。<br/>
 
後に天児が死を迎えた際、「真のファクター」は彼の意志により、天児から現在のファクターである浩一へと再設定されている。ただ、浩一自身はこの事実を知らない。これにより、ラインバレルの制御系統は浩一が自ら担うこととなり、カウンターナノマシンによる「オーバーライドモード」の発動も自力で可能となった。
 
後に天児が死を迎えた際、「真のファクター」は彼の意志により、天児から現在のファクターである浩一へと再設定されている。ただ、浩一自身はこの事実を知らない。これにより、ラインバレルの制御系統は浩一が自ら担うこととなり、カウンターナノマシンによる「オーバーライドモード」の発動も自力で可能となった。
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これに付随し、最終章に突入した今もなお明かされていない謎が存在する。それは、「ラインバレルを現在の姿に改造したのは何者であるか」「肉体を失った天児の脳を誰がラインバレルに搭載したのか」ということである。この中には、ラインバレルのさらに原型となった機体の存在がわずかに記されていたが、これは後にロストバレルであったことが判明する。
 
これに付随し、最終章に突入した今もなお明かされていない謎が存在する。それは、「ラインバレルを現在の姿に改造したのは何者であるか」「肉体を失った天児の脳を誰がラインバレルに搭載したのか」ということである。この中には、ラインバレルのさらに原型となった機体の存在がわずかに記されていたが、これは後にロストバレルであったことが判明する。
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他に常のマキナと異なる点は、目。ファクターアイを象った「瞳」を持っている場面がところどころで確認できる。これは「真のファクター」の意志に同調しているらしく、8巻では「ここに在る以上既に俺のモノ」と言った桐山を睨みつけるシーンがあった<ref>この時浩一は森次に意識が向いていた</ref>他、16巻の冒頭では対峙した浩一を目線だけで見下ろしていた。ただ、この瞳は常時見えるわけではなく、普段は通常のマキナ同様のカメラアイに見える。ちなみにアニメ版ではmode-C発動時に確認できる。
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他に常のマキナと異なる点は、目。ファクターアイを象った「瞳」を持っている場面がところどころで確認できる。これは「真のファクター」の意志に同調しているらしく、8巻では「ここに在る以上既に俺のモノ」と言った桐山を睨みつけるシーンがあった<ref>この時浩一は森次に意識が向いていた。</ref>他、16巻の冒頭では対峙した浩一を目線だけで見下ろしていた。ただ、この瞳は常時見えるわけではなく、普段は通常のマキナ同様のカメラアイに見える。ちなみにアニメ版ではmode-C発動時に確認できる。
    
ちなみに、「ラインバレル」とは「境界・可能性の枝」を意味する「Line」と「多くの」を意味する「Barrel」を合わせた造語である。また、アニメ版のファイナルフェイズ発動時にモニターに表示された文字列は、上部に「LINE~」、下部に「'''B'''iogenous '''A'''rmament '''R'''evivity '''R'''avager '''E'''nergized '''L'''ifeform Sustainer」となっている。
 
ちなみに、「ラインバレル」とは「境界・可能性の枝」を意味する「Line」と「多くの」を意味する「Barrel」を合わせた造語である。また、アニメ版のファイナルフェイズ発動時にモニターに表示された文字列は、上部に「LINE~」、下部に「'''B'''iogenous '''A'''rmament '''R'''evivity '''R'''avager '''E'''nergized '''L'''ifeform Sustainer」となっている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:アニメ版設定で登場。当初は原作の展開を反映して浩一ともども[[NPC]]扱いと言う異例の展開。正式参戦後はファクター技能による自動回復と高い攻撃力を生かし、ボスキラーとして活躍してくれる。その一方でザコ集団相手への継戦能力は他のマキナ勢と比べると低めで、強制出撃されるマップも多いことからある程度の改造を意識しないとそのマップのボスユニットと対峙する前に落とされがちでもある。
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:アニメ版設定で登場。当初は原作の展開を反映して浩一共々[[NPC]]扱いと言う異例の展開。正式参戦後はファクター技能による自動回復と高い攻撃力を生かし、ボスキラーとして活躍してくれる。その一方でザコ集団相手への継戦能力は他のマキナ勢と比べると低めで、強制出撃されるマップも多いことからある程度の改造を意識しないとそのマップのボスユニットと対峙する前に落とされがちでもある。
 
:欠点は移動力が低い事、パイロットの精神コマンドと機体性能の方向がかみ合っていない事、最終的に[[ラインバレル mode-C|mode-C]]になるとエグゼキューターを多用せざるを得ないようになるのだがそうすると燃費がとても悪い事。PUを組む際はこの点を補完できるユニットを選ぼう。
 
:欠点は移動力が低い事、パイロットの精神コマンドと機体性能の方向がかみ合っていない事、最終的に[[ラインバレル mode-C|mode-C]]になるとエグゼキューターを多用せざるを得ないようになるのだがそうすると燃費がとても悪い事。PUを組む際はこの点を補完できるユニットを選ぼう。
 
:ストーリーの中核にある作品の主人公機だからか何かと強制出撃が多く、特に最初の分岐で地上ルートにいくと、何と5話連続で強制出撃となる(=[[小隊|PU]]が組めない)ので注意。また、強制出撃のうち終盤の第37話「鋼鉄の華」は、'''ラインバレルが[[ネイキッド]]目がけて[[覚醒|2回行動]]で突っ込んでいくNPCになるのに、ラインバレルが撃墜されると即ゲームオーバー'''となっている。この時のラインバレルは自動で[[鉄壁]]がかかる上パイロットが[[底力]]L8を持ち相当硬いのだが、それでも安心できない程にあっという間に敵陣に突っ込んで物凄い袋叩きにされる上、敵は敵で[[特殊効果|装甲ダウン]]のある武器を持つ機体がいるので、ラインバレルの強化に手をつけていない人はここで詰んでしまう可能性がある。ラインバレルが袋叩きにされるよりも早くネイキッドを撃墜してNPC化を解除するには周回プレイクラスの強化がないと難しいので、ラインバレルをメインで起用するつもりが無い人でも、ここのためにラインバレルの強化はある程度はしておかなければならない。
 
:ストーリーの中核にある作品の主人公機だからか何かと強制出撃が多く、特に最初の分岐で地上ルートにいくと、何と5話連続で強制出撃となる(=[[小隊|PU]]が組めない)ので注意。また、強制出撃のうち終盤の第37話「鋼鉄の華」は、'''ラインバレルが[[ネイキッド]]目がけて[[覚醒|2回行動]]で突っ込んでいくNPCになるのに、ラインバレルが撃墜されると即ゲームオーバー'''となっている。この時のラインバレルは自動で[[鉄壁]]がかかる上パイロットが[[底力]]L8を持ち相当硬いのだが、それでも安心できない程にあっという間に敵陣に突っ込んで物凄い袋叩きにされる上、敵は敵で[[特殊効果|装甲ダウン]]のある武器を持つ機体がいるので、ラインバレルの強化に手をつけていない人はここで詰んでしまう可能性がある。ラインバレルが袋叩きにされるよりも早くネイキッドを撃墜してNPC化を解除するには周回プレイクラスの強化がないと難しいので、ラインバレルをメインで起用するつもりが無い人でも、ここのためにラインバレルの強化はある程度はしておかなければならない。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:原作漫画版設定で登場。そのためmode-Cへの変化は無く、原作にあってアニメに登場しなかった圧縮転送フィールドなどが登場している。ファクター関連の仕様変更と浩一の高い活性率により、集中砲火にも強くなった。また、エグゼキューターにMAP兵器版が追加された。
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:原作漫画版設定で登場。そのためmode-Cへの変化は無く、原作にあってアニメに登場しなかった圧縮転送フィールドなどが登場している。ファクター関連の仕様変更と浩一の高い活性率により、集中砲火にも強くなった。また、エグゼキューターに[[マップ兵器]]版が追加された。
 
:本作でも燃費の悪さと移動力の低さ、という弱点は健在のまま。ただし、機体ボーナスによって射程が伸びるとエグゼキューター(斬撃)の最大射程が10になり、太刀が5、二刀流が4となかなか使いやすくなる。さらに、ボーナスが2段階目に移行すると空適応がSになるため、どんな相手ともPUを組めるようになる。おすすめはENが増え「加速」が使える[[ペインキラー]]か、射程はやや短いものの同じくENが増え格闘武器と装甲も大幅に強化できる[[猛虎装孫権ガンダム]]。ちなみに、悪いと言ってもLに比べれば燃費は改善されており、セーブがつけばエグゼキューター(斬撃)が消費24で撃てる。
 
:本作でも燃費の悪さと移動力の低さ、という弱点は健在のまま。ただし、機体ボーナスによって射程が伸びるとエグゼキューター(斬撃)の最大射程が10になり、太刀が5、二刀流が4となかなか使いやすくなる。さらに、ボーナスが2段階目に移行すると空適応がSになるため、どんな相手ともPUを組めるようになる。おすすめはENが増え「加速」が使える[[ペインキラー]]か、射程はやや短いものの同じくENが増え格闘武器と装甲も大幅に強化できる[[猛虎装孫権ガンダム]]。ちなみに、悪いと言ってもLに比べれば燃費は改善されており、セーブがつけばエグゼキューター(斬撃)が消費24で撃てる。
:ちなみに本作では「真のファクター」に関する議論が浩一当人を含めたUX全体で行われており、彼もこの事実を知っている。レイチェルは「[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]と[[飛影]]の関係に近いかもしれない」と推測している。本作における飛影は「前」のジョウの魂を宿しているため、当たらずとも遠からずである。また、デウス戦がオリジナル展開で決着するため、漫画と違って行方不明にはならない。
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:本作では「真のファクター」に関する議論が浩一当人を含めたUX全体で行われており、彼もこの事実を知っている。レイチェルは「[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]と[[飛影]]の関係に近いかもしれない」と推測している。本作における飛影は「前」のジョウの魂を宿しているため、当たらずとも遠からずである。また、[[デウスエクスマキナ|デウス]]戦がオリジナル展開で決着するため、漫画と違って行方不明にはならない。
 
:また、名前に「幾つもの可能性というラインを重ね、具現したカタチ」という新たな意味が持たされている。
 
:また、名前に「幾つもの可能性というラインを重ね、具現したカタチ」という新たな意味が持たされている。
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=== 単独作品 ===
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;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:UXでは大きく流れが変わり、オーバードライブモードを起動した後相手目がけて突撃、圧縮転送フィールドをぶつけて空中に転移させた後オーバーライドで追撃、叩き落した敵をエグゼキューターで消滅させる。この内、圧縮転送フィールドから追撃までの流れは17巻25~30ページの真田に対して行ったコンボの再現だが追撃は蹴り飛ばしではなく頭部を掴んで建物に投げつけるものであるほか、'''オーバーライドは通常状態で行っている'''。これは、「真のファクター」となった浩一の熟練度によるものであることが後に示唆されている。
 
:UXでは大きく流れが変わり、オーバードライブモードを起動した後相手目がけて突撃、圧縮転送フィールドをぶつけて空中に転移させた後オーバーライドで追撃、叩き落した敵をエグゼキューターで消滅させる。この内、圧縮転送フィールドから追撃までの流れは17巻25~30ページの真田に対して行ったコンボの再現だが追撃は蹴り飛ばしではなく頭部を掴んで建物に投げつけるものであるほか、'''オーバーライドは通常状態で行っている'''。これは、「真のファクター」となった浩一の熟練度によるものであることが後に示唆されている。
 
;咆哮
 
;咆哮
:イベントシーンで使用される装備というか特殊能力。これを浴びたマキナはラインバレルに対し、破壊衝動を抱くほどの恐怖(=殺さないと殺される)を覚えることになる。また、コピーであるアルマはこれを受けると完全に機能がマヒしてしまう。
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:イベントシーンで使用される装備というか特殊能力。これを浴びたマキナはラインバレルに対し、破壊衝動を抱くほどの恐怖(=殺さないと殺される)を覚えることになる。また、コピーである[[アルマ]]はこれを受けると完全に機能がマヒしてしまう。
 
;大剣
 
;大剣
:デウスエクスマキナ破壊作戦の第一段階において、レイチェルが用意した専用のバスタードソード。丙型・乙型・終焉など、とにかく巨体揃いのヒトマキナに対抗すべく破壊力を重視した質量兵器。
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:デウスエクスマキナ破壊作戦の第一段階において、レイチェルが用意した専用のバスタードソード。[[ヒトマキナ丙型|丙型]]・[[ヒトマキナ乙型|乙型]]・[[終焉]]など、とにかく巨体揃いのヒトマキナに対抗すべく破壊力を重視した質量兵器。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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